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2012/3/1

★1月の手芸作品★

遅くなってしまいましたが、1月テーマの手芸作品2点をお見せいたしましょう。どちらも"のーくん"シリーズで、きめこみフレームとウォールポケットです。色味がけっこう似てますよね。久しぶりに立体のーくんを作ったんですが、まあまあうまく出来てると思います。

"立体のーくん"は、ウォールポケットシリーズにはキットひとつにつき1体付くことになってるんですけど、キットごとにポーズがいろいろ違います。前に作ったのは2007年6月のことで、その時、Ayapooにも載せましたから、かすか〜に覚えてらっしゃる方もあるかも知れません。下の写真がそれです。トリプルで並んでるのなんか、特に可愛さ倍増だと思いませんか?

実際、2007年と言えば既にもう5年も前の話になるわけで、月日の経つのは早いなあ、なんですが、この前ちょっと布引ハーブ園に行った時に作ったページにあるFlashの動画を見てたら、2002年ってロゴが出て来るんですも〜ん、これには参った。それって十年前ですよ。自分的には漠然と2〜3年から、いって5〜6年前のことだと思ってたのに十年ですもんね。Ayapoo自体もいつの間にかトップにある過去ログリンクが十段になってるし〜♪ そうするとやっぱり私も、あれから十才トシ取ってるっつーことなんですかね。昨今の世の中、アンチエイジングが当たり前になってて、あんまり外見変わらないから私みたいに自分でもトシ取ってるって事実を忘れてるヒトも多いかもしんないなあ。やはり、もうこれは人生100年時代ですよ。

話を元に戻しますが、写真のきめこみフレーム、これは今、12月と1月のを並べて飾ってあるんです。2点並ぶとまた色味が引き立てあって一段といいなあ、と眺めるたび思います。側に置いてある小さいランプの光を浴びると、ビーズとかの光りモノもキラキラして、すっごくキレイ。

1月のを作った後は2月のフレームも殆ど出来上がってるのに、仕上げしてる時間なくってテーマのバレンタインに間に合いませんでした。でも、そちらもまた、仕上がったらお見せします。きめこみも2つ、3つと作って来るとさすがに慣れて来て、それほど苦労せずに作れるようになってきたし、今年中には全12作、完成させたいと思ってます。

とゆーことで、既に3月に入ってしまったわけですが、ここ数日、寒さもかなりゆるんで、そろそろ春かなあ、という気候になりつつあるようです。早く暖かくなって欲しいですね。

       

2012/12/21

★手芸復活・その3★

前回の続き、今回はカントリードールのニーナちゃんです。こちらは、ホビーラ・ホビーレさんの人気シリーズで、ニーナの他にアンナ、エマ、それから男の子でルイくんというキャラがあって、本体はそんなに変わりませんけど、髪の毛の色やスタイル、顔立ちがそれぞれ違っています。

ニーナちゃんの設定は9才のパリジェンヌだそうで、そのイメージに合わせていろいろな着せ替えキットが出ているんですが、今回作ったのはちょうどクリスマスということでタイムリーなサンタ服。

赤いフエルトの帽子とお洋服、黒いフエルトのブーツ、白いフエルトのプレゼント袋、それに、なぜか細いモールを曲げて作るクマさんが付いています。ふつー、サンタ服とプレゼント袋まででセットとしては完結してるように思うので、どうもこのクマさんだけが妙な取り合わせという感じがしますけど、ニーナちゃんに持たせておくとアクセサリ的にそれなり可愛いから、まあいいでしょう。↓の写真の茶色いのがそれで、本当はこれに黒モールの目鼻を貼り付けて完成。でも、どーもそれ付けると可愛くなくなりそうで、それならいっそ何も付けない方がいいかなという気もして、まだ付けていません。

あと、プレゼント袋には、チェックのリボンが付いてますが、これ本当はブーツの方に付けるリボンで、ブーツに付けてるリボンがこっちに使う方だったらしい。つまり、逆に使っちゃったんです。ブーツに付けたのはもっと濃い赤と黒のチェックリボンなんですけど、私としては間違って付けた方が色バランスは良かったような気がする。だって、黒のブーツなんだから、黒赤チェックの方がマッチするような気がしませんか? それで私、疑いもせずに使って、後から間違ったと気づいたくらいなんです。まあ、自分が気に入ってるなら、それはそれでいいかと。

ところで、このキットでは黒のタイツもセットになってまして、実は一番苦労したのがそれだったんです。全身の写真を見て頂くと分かるように、足に黒いのはいてるでしょう? お人形の靴下だしスカートの下に入っちゃうんだから、筒状の長い靴下を2本作って両足それぞれにはかせとけば簡単なのに、これは人間がはくのと全く同じ造りの"タイツ"なんです。素材も本格的で、40デニールくらいの厚みかな?

なんで苦労したかというと、問題はヒップ部分の構造。型紙通りに布を切ったのはいいけど、図解を見てもどこをどう縫い合わせたらあの"タイツ"の形になるのかがなかなか理解できなかったのよ。結局、別の紙を型紙に合わせて切って、それでこーやって、あーやって、ここがこーなって、どーなってと延々シュミレーションしてやっとなんとか理解できた。一回作れば次からはスイスイだと思いますが、図解が理解できなくて悩むことってたまにあるんですよね。

で、↓の写真は制作途中のお洋服と後ろ姿です。お洋服の方はフエルトの本体にふわふわのファーと波型テープを縫い付けて、ウエスト部分には黒いフエルトのベルトが付きます(ベルトには、金のバックルまで付いている)。ミシンで縫ってもいいけど、なにしろ私は前にも書いたようにただひたすら、ちくちくちくちく細かく縫うのが好きという習性があるので全て手縫いしました。それもバックステッチの要領できっちり"返し縫い"したので、針目はまるでミシンで縫ったよーにキレイな状態。これは前回お見せしたウサギもそうで、ホビーラ・ホビーレさんのキットでは"ミシン推奨、手縫いなら細かい返し縫い"と指定してあるので、よーし、やったろーじゃんと思って頑張ったんです。こうなると殆ど人間ミシン状態ですから、細かい作業がキライな方がやったら気が狂うかもしれません♪ でも、私は"手作り"と言う限り、できるだけミシン使わずに作りたいヒトなのよね。

     

さて、このニーナちゃんの本体、買ったのは確か2年ほど前のことでした。キットではドールの身体だけは完成品が付いてるんですが、あとは髪の毛用の毛糸と下着になるキャミソール用の布地、それと顔用の刺繍糸がセットになってるので、顔とか髪とか服は作らなければなりません。それで、なかなか手をつけられなくて、完成が今になっちゃったんですね。

以前作ったカントリードールのアンちゃんの髪の毛は、人形によく使われている化繊のドールヘアというものだったので、まとまりにくくて非常に苦労しましたけど、こちらみたいに毛糸だとけっこうまとまりやすい。それで、今回はわりと楽に作り上げることができました。↓の写真、なかなかキレイに出来てるでしょ? 特に、後ろから見ると毛糸を縫い付けたラインがキレイに通っていて、櫛で両側に分けた感じが出ていると思います。

目は苦手なサテン・ステッチなんで、実は左右の大きさがビミョーに違っているものの、まあ、お顔全体としては見本に限りなく近い状態になったので満足してます。前髪の長さは絶妙というか、ちょうどいいラインで揃ってるしね。あと、キャミソールはパンツとお揃いのセットになってまして、こちらも先ほどのタイツ同様、人間が着るのと同じ構造になってます。パンツのスソには、レースも付いてるんですよ♪

とゆーことで、長いこと、顔なしのキットのままほったらかされてたから、見るたび"早く作ってあげなくちゃ〜"と思ってたんですが、とにかく完成できて良かったです。しかも、タイムリーなサンタ服のキットも手に入ったし。これ、あるかなあと思ってお店に見に行ったら、最初はキットを置いてあるとこになかったので諦めて他のものだけ買って帰ろうとしたんです。でも、ふと見るとレジの上の棚のところに見本が飾ってあった。それで、取り寄せきくかなと思って尋ねてみると、別の場所にまだあったようでめでたくゲット♪でも、しばらくして次に行った時は見本も見当たらなくなってたから、どうやら売り切れちゃったらしい。クリスマスものって季節モノだから数作らないのか、さっさと手に入れておかないと人気あるのはすぐ無くなっちゃうみたいですね。前回お見せしたウサギやオーナメント、それに三角ツリーのキットとかも、11月中に無くなってたもんなあ...。

ニーナちゃんは、ご覧の通り、着せ替え人形なので、そのうちまた別の衣装で登場すると思います。シリーズのアンナちゃんとかエマちゃんも、そのうち作るつもりです。

       

2012/12/15

★手芸復活・その2★

クリスマス近しということで、最近作った手芸作品でムードを盛り上げてみたいと思います。まずは、のーくんウザキシリーズから。

ウサギの"のーくん"は、ベルメゾンのマンスリークラブで数年に渡ってタペストリー、ウォールポケット、ポーチなど5シリーズが展開されたほどの人気者だったんですが、こちらはそのうちのひとつで"きめこみ歳時記"。どのシリーズも12カ月それぞれ季節のテーマが描かれているので、12作品揃ってやっと1シリーズ完成します。私は5シリーズ全て買ってあるから合計60キットが手元にあるわけですが、作り上げたのはせいぜい20キットくらいで、まだ40は手をつけていないのがあるんだな。ああ、大変だ〜♪

この"きめこみ"シリーズなんて、前に作ったのは2008年夏のことでテーマは"七夕"でした。以来、作ろう作ろうと思いながらも手をつけられなくて、2年半経って今回やっと作り上げた2キットめが"クリスマス"。全部仕上がるのは、いつになることやら、ですけど、ともあれこちら、にぎやかな絵柄でクリスマスな雰囲気がバッチリ出ててぐーではないでしょうか。描かれているのは定番のサンタと、のーくん、ミニ雪だるまの他に、リースやツリー、靴下にプレゼント、のーくんにツキモノのリンゴなど。リースやツリーに付いてる小さな星型のアイテムはビーズです。ランプの近くなどに飾っておくと、このビーズがキラキラしてキレイなんですよ。

↓下の写真は制作途中の状態で、このような平たいウレタン板に布を張りこんで作ってゆくんですね。ぷっくり膨らんでる部分には、下にスポンジやキルト芯が入っています。けっこう作業が細かいので仕上がるまでにはかなりテマがかかるものの、それだけに出来上がった時の達成感は大きいです。("きめこみ"の作り方については2008年に"七夕"を紹介した時に詳しく書いてますので、そちらをご参照下さい。)

では続いて、先日の三角ツリーのシリーズです。前に書いたように、コレ→→が、ホビーラホビーレさんで最初に目を止めたウサギなのでした。ベルベット素材にビーズが沢山付いていたりして、上質で高級感のある仕上がりです。キットは3000円ほどですが、完成品には1万円というプライスが付いてました。手芸店に置いてあったら"キット見本"と思われちゃうけど、それなりの店に商品として置いてあれば1万円でも買ってく人がけっこういそうかなとは思いますね。

抱えているのは白のフエルトに金糸で刺繍したハートで、ウサギ本体のシックな色味に対して、キラキラしてるハートがいいバランスです。このハートに使ってる金糸が"扱いにくい!!"と言ってたヤツ。目の部分も芸が細かくて、写真では分かりませんが、ここは黒と銀糸を合わせて刺繍してあるので、マツゲに銀が混じっててキラキラキラ。この銀糸は、なぜかわりと金糸より扱いやすかった気がします。

目というのは出来上がりの表情にとても影響するので、うまく刺繍できるかどうか心配でしたけど、まあまあ見本通りに出来たかなって感じ。鼻や口の部分も同じく刺繍で、ただ、鼻の下が見本よか少し長くなっちゃったようなので、そのぶん"おしゃまウサギ"な表情になったかもしれません。でも、それはそれでなかなかカワイイ。実際、どんな顔に仕上がるかは、完成してみなければ分からないのも手作りの楽しい(恐い?)ところでしょう。

そして、このシリーズ、もうひとつは、ウサギが抱えているハートと同じ色味、っつーことは、あの恐怖の金糸を大量に使ったオーナメントです。キットは3つまとめて買っちゃったので金糸がそんなに扱いにくいとは知らず、ウサギ作ってる時に、まさかオーナメントって全部この糸使ってるのか? と絶望的な気分にもなりましたが、なんとかこのように見事に仕上がりました。キレイでしょ〜♪ 金糸の他に金のコードやピンク系のスパンコール、ビーズもいっぱい付いてて、それと明るい紫のリボンがいいバランスですよね。

最終的には↑のように金のリボンに縫い付けて、縦に飾るのが完成品です。写真には写ってませんが、一番下には大きめの金のベルが付きます。ただ、コレってバラで大量に作って、ヒモ付けてツリーに吊ってもいい感じですよね? フエルトの色も赤や緑とかもあっていいかも。

ホビーラ・ホビーレさんは、大阪では現在のエントに移動するまでヒルトンプラザにずっとあって、他に梅田の阪急百貨店内にもあります。ヒルトン(現在はエント)の方がゆったりしていたので私はそちらの方が好きだったんですが、残念ながらこちらは1月で閉店なんですって。まあ、梅田のそう離れていない位置に2軒も支店必要ないってことなのかもしれないですけど、阪急百貨店の手芸コーナー自体も昔の半分以下に縮小されてるし、十年ほど前に比べると手芸ブームがすっかり下火になっちゃってるってことなのかな? ベルメゾンも今は一時期ほど手作りキットに力入れてなくて、手芸用品の専門店ユザワヤの神戸店も大幅に規模縮小しちゃってますもんね。

ところで、今トップページに出ているサンタ服のカントリー・ドールもホビーラ・ホビーレさんの人気シリーズ"ニーナちゃん"です。でも、長くなっちゃったので、ニーナちゃんが完成するまでのお話は次回ということでヨロシク♪

       

2011/12/3

★手芸復活★

クリスマスも近づき、巷ではツリーのディプレイなんかもあちこちに登場している今日このごろ。

私は時々、ハービスにあるホビーラホビーレという手芸専門店を覗くんですが、こちらには時々すっごく素敵な作品のキットがあったりするんですね。で、クリスマスも近しということで、10月頃からオーナメントのキットが沢山出ていた。その中に、この時期には珍しく紫系の布を使った上品でオシャレなシリーズがあったんです。

最初、例によってそのシリーズのウサギに目を止め、お、これは作りたいぞ、と思ってキット置いてあるとこを見たら、他にもいいのがいろいろある。その時は、"クリスマスまでに作れるかなあ"と思いながらも、どれもあまりに色味がキレイなのでついつい3キットも買ってしまった。これが、手芸熱再燃のきっかけになっちゃったんですね。

私は刺繍などの平面的なものより、画像の作品のような立体感のあるアイテムものが非常に好きで、しかも、とにかく、ちくちくちくちく縫い続けることに異常な情熱を燃やすらしいんだな。つまり、例えばパッチワークなどで最初に布をつなげる時、細かく切ってあるやつを、ただひたすら縫い合わせるという作業が必要になるわけなんですけど、この部分が異常に好きなわけ。1mmくらいの針目で、ただ縫い合わせるというだけのことなんで、思いっきり単純作業だから、ふつー、一番くじけるとこじゃないかと思うのに、なぜか私はこれが一番好き。細かく細かく、喜々として芸術的なまでに正確な1mmほどの針目をミシンのよーに縫い続けるとゆーのは、自分でもどーゆー習性だよ? と思ったりしますが、好きなもんは好きなんで仕方ない。しかし、細かく縫うっていうとクロスステッチとかもそうなのに、これはあまり好きくない。たぶん、出来上がるものが平面的で、最終的な仕上がりが先に見えてしまうからじゃないかと思う。それでクロスステッチに限ってはあまり興味持てないんでしょうね。刺繍でも、他のステッチをいろいろ使ってあるとやってみようという気になるんですけど。

ともあれ、写真のような作品は、例えば大量の△を作るのにちくちくちくちく縫い続けることができるから非常に好きなタイプで、しかも、出来上がりの立体感も私の好みに合う。で、情熱に任せて縫いまくってたら、出来上がってしまった。ただ、問題だったのはツリーの鉢部分になってるとこで、ここには"Joueux Noel" と刺繍で入ってるんですが、これ紫と金の刺繍糸を会わせて縫わなきゃならなくて、この金の刺繍糸が扱いにくいのなんの。出来上がりは紫だけより遥かにキレイなんですけど、もー二度とこの糸だけは使いたくないぞと思うほど、切れるわ割れるわで、しかも針穴に通らないのよね。私、いつもは糸通しなんて使わなくても難なく通してしまえるのに、この糸だけは糸通し無かったら全滅だったなとゆーくらい扱いにくかった。

しかしまあ、そのような困難を超えつつも、このようにクリスマスまでに出来上がったのでありました。これを皮切りに、一緒に買ってきたキットを次々と作り上げ、挙句に、確か昨年買ってながら手をつけてなかった春っぽい色味のウサギ2匹を作り、更にもう二年くらい前に買ってたのにほったらかされてたカントリードールのキットも作り上げ、それに着せるサンタ服のキットまで新しく買ってきて作って、クリスマス仕様にしてしまったのよ。この間、僅か1カ月。つまり、一カ月で6キットも作ってしまったのだ。ノリって恐いよね。おまけにその間にも、キルティングまで済んでながら仕上げることができずに放置されていたタペストリーを、作り始めてから実に3年ぶりに完成させたりもしていたのよ。

そして、そのノリは多少下火になりつつもまだ続いてて、今度は何年も山積みになったままだったベルメゾンのキットの山を片づけるのに突入し、既に2キットを作り上げつつあるのであった。まあ、ここ何年もこういうの作るの止まってたから、一旦再開すると私の習性から言ってしばらくは続くでしょうね。丸4年ぶりくらいにノリにノってるから。写真のシリーズは、この後、最初に見つけて作ろうと思ったウサギ、白のフエルトに金で刺繍した壁掛けオーナメントと続けて作ったので、おいおいにお見せしたいと思ってます。さすがに金糸を扱うのに慣れてきてたのか、壁掛けオーナメント作った時は最初より少しましになってましたけど、それにしても扱いにくい糸だ。

        

      

     

      

2010/5/4

★ビーズショップ★

GW連続更新、第3弾は久々の手芸ネタでシメたいと思います。今回お見せしているのはドールハウスのビーズ・ショップで、画像をクリックして頂くと大きいバージョンで細部までよく見れるようになってます。

これまで、キッチンショップ、ドレスメーカーティ・ショップと3つのドールハウスを完成して来て、これは4つめになるんですが、これまでのうち最後に完成したティ・ショップがAyapooに登場しているのは2006年8月のこと。そうするとこれは、なんと殆ど4年ぶりの新作ということになるわけです。

自分でも気長にやってるなーと思いますが、ここんとこどうも細かいものを作ることに気が向かなくて、実はこれも箱の色塗りを2006年にやって、つまりティ・ショップの後すぐ作り始めたのに結局そこで止まって、アイテムだけは2008年の6月に完成させていながら、今まで延々、延々、気力不足で組み上げまで漕ぎ着けられずに放置されていたんですね。しかし今回、GW三連続更新のネタをどーしよっかなーと考えていて、雑貨→ノベと来たら、やっぱり→手芸だろうと思ったもので、急遽仕上げまで持ってってお目にかけることになりました。ちなみにこのショップ・シリーズのキットは全部で6種類あるので、まだ2種が未完成で残ってます。次のは、いつ出来るんだろうなあ...。

それでは、細かいアイテムについて解説してゆきます。まず、向かって右上の棚に並んでいるのはビーズの入ったびんで、これは比較的厚手のセロファンを長方形に切って筒状に巻き、底にセロテープを貼って筒の円形に合わせて切って、その中にビーズを入れてあるものです。フタはボタンでフタのつまみは木製ビーズ。その横(中央)は完成品のネックレスやイヤリングをディスプレイした大きな額、端の小さい額には台紙にビーズを貼ったものが4枚並んでいます。

びんの並んだ棚の下には木製のテーブルが大小とありまして、大きなテーブルの上にはビーズが8種類盛られた仕切り箱、完成した首飾り、ハットピン3本入ったピン立てがあります。その前には袋入りビーズが2袋。小さいテーブルには袋入りのパーツやビーズが入ったカゴと、こちらにもビーズびんが3本並んでますね。

テーブルの横にはウッドビーズの花瓶に、アートフラワーで花芯などとして使われるペップというパーツを花(というより、ドライフラワー?)に見立てて生けてあり、その横にもカゴがあって、これにはリボンが4巻き入っています。あと、壁にはビーズとボタンで作った照明器具と小さい棚、これにはビーズを乗せた皿とビーズびんが乗ってます。

アイテム自体はそんな感じで特に難しいものもなかったし、最初の頃に比べれば手馴れても来てたから、実際、作るのには1週間ほどしか掛かってないんです。それなのにそのままずーっと出来上がらないでいたってのは、まあおそらく、その頃から例の小説。あれを書くのにものすごく時間を取られるようになったのも大きな原因のひとつでしょうね。ちょうどこのアイテムだけ出来上がった頃、Episode2の最初の方をずいずいずいっと書き進めているところでしたから。でも、それもとりあえずなんとか前編終了には漕ぎ着けつつあるし、このビーズショップ組上げてて楽しかったので、また何か作ろうかな〜という気にはなって来てます。

とゆーことで、三連続更新いかがでしたでしょうか。今年のGWもあと1日です。皆さま、楽しくお過ごし下さいませ。

      

2009/5/31

★トールペイント・きつね篇★

最近出来上がったトール作品・第3弾、先週書いてた通りキツネちゃんです。サイドローディングでボカシを出す以外は大して難しくありませんでしたが、なかなかカワイイでしょ?

このシリーズに使ってある木材はMDFというもので、普通の木材より表面滑らかなので本来はサンディングしなくても良いんだそうです。でも、私はけっこうこの"サンディング"に拘るヒトで、そこからきっちり始めないとどうもちゃんと作ったっていう気がしない。それにこの素材、表面はいいけど側面にカットした時のデコボコが残ってることもあって、それでこれも土台磨きからしっかりやりました。あまり磨かずに粗い仕上がり具合を出すのもカントリーな雰囲気で良いってば良いかもしれませんが、私はどちらかというとキレイに仕上げたいタチなんです。これはたぶん、トールより前にデコパージュをやってるからだと思います。

デコパージュは木材の上に絵や写真を貼り付けたりするし、木製のバニティバッグとかテーブルなどの実用品は特に、貼り付けた素材の上にニスを何十回も塗ってカンペキきれいに仕上げるのがお約束。それで、土台を滑らかにしておくことにはトールより気を使うようです。トールと違って、"カントリー"より"クラシック"な仕上がり感が要求されるということも関係してるでしょう。それで、少なくとも私には"キレイに仕上げるにはまずサンディングから"という意識が定着してしまっているみたいで、トールやっててもどうしてもそれが出ますね。

ともあれ、これでシリーズ6作品のうち半分が出来上がったことになりますが、あとの3つは現在作成中。完成したら、またお見せしたいと思います。

     

2009/5/25

★トールペイント・うさぎ篇★

前回に引き続き、やっと完成したトールペイント作品・第2弾です。今回のうさぎちゃんもベルメゾンのキットで、すがわらよし絵さんという作家さんのシリーズのうちのひとつでした。

これの前に同シリーズでスノーマンのやつを作り上げてたんですけど、お見せするのを忘れて、いつの間にかそのままになっちゃってたんです。それが下の写真のなんですが、どちらもカントリーな雰囲気ばっちりで、色もキレイしなかなかいいでしょ? 見栄えが良いわりには、それほど複雑な技術は使われてないのでわりとすんなりできました。

でも、実はこのウサギの右耳部分、落とした拍子に一度ぱっきり折れてしまっているんです。こういう特殊な形だから、通常の木材じゃなくMDFという比較的柔らかい素材を使ってあるので衝撃に耐えられなかったんでしょうね。折っちゃった時は真っ青でしたがボンドでくっつけたらうまく繋がったので、その上に絵の具塗って仕上げました。せっかく6つシリーズになってるのに、ひとつでも作り上げられなかったら残念ですもんね。

立体感を出す縁回りのボカシはサイドローディングですがこれはもう慣れたし、足や耳の真ん中部分はスポンジングといって、筆の先が毛じゃなくて小さなスポンジになってるやつでぽんぽんぽんと叩いて色を出す技法で描いてます。そういうところは全然問題なかったんですが、ただ、もうちょっとハッキリ出ると良かったかなと思うのが、縁回りのワイン色の上に乗せた白のチェック。これは絵の具を濃いまま使うと白がキツくなりすぎるので多めの水で薄めた絵の具で描いてあるんです。でもこれがちょっとボケ過ぎたというか、それはスノーマンの帽子の縁回りのチェックも同じで、水で薄めると絵の具が流れやすいだけに、これを色調合わせてキレイに出すのはけっこう難しい。でもまあ、とりあえず見本写真に限りなく近くなったところでテを打ちました。これをあんまりコダワリすぎると墓穴を掘ることになるんで返ってコワい。

と、いうことで、このシリーズはまだ4つあるわけですけど、次回は既に仕上がってるキツネちゃんをお見せする予定。その次がヒツジで、別デザインのウサギ、クマと、これらは続けて作っているところです。

下地やベース色を塗ったあとはそれぞれ最低でも1週間くらい置くことにしてるので、進む速度は本当に遅いですね。カンタンなものなら1日講習とかで作ることもできるくらいだから、そんなに間置かなくても大丈夫かとは思うんですけど、特に広範囲をべた塗りするベース色は、時間置いた方が筆の塗りムラとか落ち着いて、滑らかでキレイな表面になる感じがします。それに、ベースがきっちり定着してないと上の柄をミスって描き直そうとした時に、水で拭いたらベースまでハゲるってこともあるもんですから。

そういう風に少しづつ作ってゆくので現在8つが同時進行中となっており、おかげで机の上がすごいことになってます。でも、トールのキットで手付かずは残り二つだけだから、これからそれもサンディング(木材をサンドペーパーで磨いて滑らかにすること)して、一気に全て完成まで持ってゆきたいと思ってるんです。秋口くらいまでには仕上がる予定ですが、従って今年の夏はうちの机の上、塗りかけの木材散乱状態が続くんじゃないかなあ...。でも、これが全部終わったら、今度はぜひ自分のオリジナルデザインで何か作ろっと思ってるので、頑張って全て仕上げたいです。

2002年にフェルトのフルーツ作るとこから始めた手芸歴も早や7年。おかげでパッチワーク、トールペイント、ドールハウスはけっこう分かってきました。そういうの、いろいろひとつにまとめて何かやりたいなあとは思ってるんですが、ま、そのうちオリジナルを集めたカントリーなページが出来るかもしれませんね。

     

2009/5/19

★トールペイント★

いろいろなキットを100以上も作り上げてさすがに飽きたのか、長いこと手芸作品の進行は止まったままになってました。でも、5月になって気温が20度前後に上がってきたせいか気力を取り戻しつつあり、やっとトールペイントから制作再会してます。

で、写真のクマちゃん、これは壁掛けなんですけど、この絵柄はもう2年近く前には描き上がっていたのに、仕上げの上塗りをする気力がないまま放置されてたもので、でも数日前、やっとこさ塗り上げて完成させたんです。実は、その段階で止まってたのが他にも2作品ありまして、それも今の勢いでやっと出来上がったのでした。

まあねえ、仕上げの塗りなんて数分で済むのに、それやる気力なくて2年も放置しとくってのが私なんですが、ほんと、気が向かないとなんにも出来ないこの性格は生まれつきだから仕方ありません。それを押して何か出来るヒトだったら、わたしもっと出世してます(きゃははは)。

さて、このクマちゃん。なかなか"クマ"らしく仕上がってると自分でも満足してますが、一番難しかったのは、やはりおなかとかウデとかのふっくらした雰囲気を描き出すためのサイドローディングという技法。だいぶ慣れたのでこれもキレイに出てると思いますけど、それって平筆の片側の角に絵の具、もう一方に水をつけて、それからぺたっと画面に押し付けた状態ですすすすすーっと筆を滑らせるとボカシになるというやつです。これよりもっとすごいのが、筆の両側の角に違う色の絵の具を付けてグラデーションを出すダブルローディングというもので、でも、せっかくキレイにベース塗った上にそれやって失敗したらと恐くて未だに挑戦できず、そのために絵柄描く前の時点で放置されてる作品がひとつあります。いつかはやってやると思ってはいるんですが...。

あと、クマちゃんのアタマとかおなかとかのカビが生えたような(?)感じの白っぽい部分はスティップルという技法で、これは写真のようなステンシルブラシに絵の具をつけて直角に叩くようにして描きます。他には特に難しいとこはありませんでしたが、着手してから2年ぶりに完成を見たってのがね。でも、一旦ノリだすとけっこう続けてやるのも私なんで、これをキッカケにして手持ちのキットを今年こそ全部仕上げてやるといきまいてます。

最近、一時期の手芸ブームが去ったのかベルメゾンでも前みたいに"これは作りたい!"と思うようなキットがなくて、そのおかげで新しく買うのは止まってますけど、まだ完成してないのが沢山残ってるからそれをとにかく仕上げないとね。こういう、私みたいな"買ったはいいけど作り上げられないままになってる"ってヒトが多いから、新しいキットを売り出すのもヤメてるのかもしれない。なにしろベルメゾンのマンスリークラブって、一時期12セットで1シリーズってのをバンバン出してたし、どれもこれも良かったんで、それ山ほど買っちゃったってヒトも多いと思うので。

でも、昔のカタログとか見てると、ああ、これも可愛い、あれも買っとけば良かったな、というのが沢山あって、またリバイバルして欲しいなあとは思います。こういうハヤリは繰り返すから、そのうちまたブームとか来たら出てくるんでしょうけど。

ともあれ、そんなわけでクマちゃん壁掛けの他に二つもすっごく可愛いのが仕上がってるので、来週、再来週に分けて順にお見せしてくつもりです。

      

2008/6/28

★七夕まつり★

冬の間、すっかり気力が死んでたこともあってご無沙汰していた手芸ですが、半年ぶりくらいで再開することが出来ました。写真のきめこみ作品を皮切りに、先週ちょっと体調をくずすまでにドールハウス"ビーズショップ"のアイテムを全部完成させたりしてるので、それとか、アイテムだけ2年前にほぼ作り上げてあったのに、組み上げる気力のないまま放置されていた歳時記ドールハウスの8月とか、こういうのが続々完成してくる予定だから、またしばらく手芸作品でAyapooがにぎわってくるんじゃないかと思います。

ちなみに先週、「微熱が出てしんどい〜」とか言ってましたけど、その後1週間でなんとか回復いたしました。今は、ほぼふつー、の感じですね。

さて、ご覧いただいておりますのは「のーくんシリーズ・きめこみ歳時記」の7月分「七夕まつり」です。いつものように画像をクリックして頂きますと、大きいバージョンでご覧になれます。

この「きめこみ」というのは、本来は型を切り込んだ木材に、目打ちで布を張り込む(のりで貼るわけじゃなく、布を張るって感じですね)、つまり、木材の切り込みに布の端を押さえ込むようにして入れ込んでゆくことで留めつけるというものだったと思うんですが、よく聞くのに「きめこみ人形」って、あるじゃないですか。ああいうのが元々の技術なんでしょうけど、こちらはウレタン板にカッターで切り込みを入れ、目打ちで布を貼り込んでゆく「現代版きめこみ」って感じです。縫わないからパッチワークより簡単に出来るので、ここ数年人気のようでベルメゾンのマンスリー・クラブでもいろいろなシリーズのキットが出ています。

この「のーくんシリーズ」の場合は板に既に図案が切り込んであって、それに同じ形に切り込みが入れてあるスポンジ(両面テープが付いてる)や、更にその上にキルト芯を乗せ、またその上に布を張りこんでって、ぷくぷくしたデコボコ感のある絵に仕上げるというものなんです。土台に直接布を張るか、スポンジだけを乗せて張るか、キルト芯まで乗せて張るか、これは図案で指定してあって、その通りにやればキレイなデコボコになるってわけです。きめこみはそんな感じで作りますが、この図案を使ってアップリケで仕上げるなんてのも楽しいかもしれませんね(テマかかるけど...)。

で、初めて作ったその「きめこみ」が上の写真の「七夕まつり」なんですけど、なにしろ初めてなもんで、パーツごとにどのくらい布の縫い代を取ると土台の溝にキレイに布の端が入り込むか、このへんがなかなか難しくて、あやうく失敗しかかりながらも、なんとか見本通りに仕上げたのでした。

「七夕」の図案は、まあ、言わずと知れたウサギののーくんの他に、おともだちのネコが一緒に登場してまして、どこでネコかウサギか分かるかというと耳部分なんです。ウサギは長い耳、ネコは短い耳。でも、この耳はどちらも最後にフエルトで作って差し込むので、ずーーーーっと作ってって、耳がまだ入ってない状態だと、どっちがネコでどっちがウサギ? 状態でした。どっちにもヒゲあるし。耳がつくと間違いようはないんですけど、面白いですよね、耳が付いたとたんにこっちがネコ! とはっきりするわけですから。

あと、描いてあるのは月と星、右上部分を斜めに走ってるのが笹、中央部分にスイカ(タネはビーズ)、そして左下にシリーズ定番のリンゴがあります。のーくんの持ってるのは、ちょっと形が分かりにくいですけど、星です。それから、左上にピンクのお花。これは布を2枚張り合わせてから花形に切って作ってあります。昔ちょっとアートフラワーをかじった時に、布の花びらに花弁らしい丸みをつける「こて」を使ってたことがあって、それがまだ手元にあったのでこのお花にも応用してみました。貼って切るだけでは平たいお花にしかならないんだけど、ちょっと「こて」をあてるとふくらみがついて、お花らしくなるんですよね。他に、笹からは短冊なんかも吊り下がっています。

のーくんのこれまでの3シリーズでは、登場するのはのーくんと、あと時々女の子ウサギくらいだったんですが、こちらの新シリーズでは、おともだちのネコの他に、飼い主の「なのちゃん」なんかも登場していて、ますます絵本っぽくなってるんです。毎月作ってゆきますので、そのうち他のキャラも見れると思いますよ。

      

2007/12/12

★12月のウォールポケット★

クリスマス仕様のウォールポケットがなんとか出来上がりました。少し前からトップページには出してましたけど、ディテールの解説などをちょっと。ちなみに、画像をクリックすると大きな写真でご覧になれます。

今回はツリー型のポケットに星、ヒイラギ、リース、ギフトボックス、靴下、そして定番のリンゴとのーくんが付いています。のーくんは、シアワセそうにギフトボックスを抱きしめてますね。3つ付いてる小さくて丸い白いのは雪の結晶です。いろいろアイテムが付いてるので、けっこうにぎやかでしょ? 

さて、どのへんがポケットかと言いますと、本体のツリーが上、中、下段に別れてまして、これはパッチしてあるのではなく、3つのパーツが重なり合っているので、中段のチェック部分と下段の濃い緑色部分がそれぞれポケット状になっててモノが入れられるというわけです。ちなみにツリーの台部分になってる茶色いところはパッチワーク。

特に苦労したところというのはなかったんですけど、面白いのはリースで、これはバイアス状に細長く切った布をくるくるくるっといっぱいねじったものを2本合わせて更にねじり、それを2回円形に巻いて留めてからリボンを付けてあるだけなんです。でも、簡単なわりに味があるというか、吊り下げられるようにしたら実物のツリーにも飾れそう。他に靴下やヒイラギなんかも吊り下げ式にすると使えそうですけどね。

ってコトで、クリスマスに間に合うか?!?! とちょっと焦ってたので、タペに比べて時間のかからないウォールポケットから先に作ってたんですけど、それが出来たので今はタペに取り掛かっています。既にアップリケが半分近く付いてるので、なんとか間に合うとは思いますが、いくら遅くても20日くらいまでには仕上げたいな。そしたらトップページにも飾れるし。

ところで、うちは既にクリスマス仕様のハボがそのへんウロウロしてる話は先日しましたが、数日前には小さなツリーや12月のドールハウスなどを出して、お部屋はかなりクリスマス気分になっています。しかし、どーも12月って感じがしないのは暖かいせいかな。今日なんか暖房入れない状態で11度もあったからなあ。本来ならこの時期、5度くらいまでは下がってるのが普通のはずなので、また今年も暖かい冬らしいと喜びつつも、温暖化がとか、地熱が高くなってるとしたら地震が...とか、一抹の不安はやはりよぎりますな。電磁波飛んでるし(うちの旧式のコードレス電話は、淡路の震災の前後にもよく電磁波を拾っていた。その後、拾わなくなってたが、最近また強烈に拾ってたりする。)、どういうわけか植物が短期間でやたらに巨大になってるような気がするし(地熱が高いから?)。なんかある、きっと近々なんかあるぞ。

自然災害は心配したってどーしよーもないけど、いちおー、水とか保存食料とかは確保しといた方がいいかも、と思う、今日この頃。何もなくて暖かいんなら、全く有難いことなんですけどね。

       

2007/11/30

★11月のウォールポケット★

今月もまたギリギリになってしまいましたが、11月のウォールポケットが完成しました。テーマは実りの秋で、アップルバスケットです。画像をクリックして頂きますと、大きな写真で見ることが出来ます。

さて、今回はいつものーくんが抱えている小さいリンゴが、巨大になって登場しました。コースターみたいな感じに作ったリンゴが2個、バスケットに盛られているというデザインですね。のーくんよか大きいので、ウサギにとってはさぞ食べがいがあることでしょう。ちなみにのーくんは今回、リンゴの代わりに木の葉を抱いています。それとちょっと写真では分かりにくいんですが、足を組んでるっていうか、ちょっと気取ってる感じに交差させてあるのが可愛いんですよー♪

作り始めた時、バスケット部分のパッチやリンゴが全然カンタンだったので、3日で出来るかな〜とか思ってたんですが、なんだかんだでけっこうかかってしまいました。アイテムはのーくん、リンゴの他には木の葉が4枚だけだったんですけどね。何に一番苦労したかと言うとバスケットの持ち手部分で、ココはバイアス布みたいに長い長方形に切った布を三本ミツアミにしてあります。でも、ただのミツアミじゃなくて、持ち手にするのでカーブさせるために間に針金を編みこまなきゃならないんです。三本だけならそれほど難しくないんですけど、針金を編み込むってとこが分からなくて、何回もやり直してやっと出来上がりました。最終的にはなかなかキレイなミツアミになってます。

ってことで、11月分はなんとか滑り込みで出来上がり、本日より12月のウォールポケットを作り始めてるんですが、せっせと頑張らないと飾れる期間が短くなってしまうよーぉ。本当は12月入ったらすぐトップページに載せたかったのに、あと一週間はかかりそう。でもトップはさっさとクリスマス仕様にしたいので、今日のところは以前作ったクリスマスアイテムを飾っておこうと思います。新作が出来次第変えるからね。

      

2007/11/14

★11月のタペ★

のーくんタペ、11月のが出来上がりました。今回のテーマは「芸術の秋」。のーくんがキャンバスに木の葉の絵を描いています。いつものように、画像をクリックすると大きな写真で細部まで見ることができます。

特に難しいようなところはなかったんですが、今回なぜか仕上げるのに苦労しました。特にいつもはスイスイ縫えるパイピング部分(周囲の枠になってるとこ)がうまくいかなくて、半分くらい縫ってたのにやり直し、とかね。何が悪いってのじゃないんですが、縫い目が気に入らないとか、そーゆービミョーなことが原因で縫い直したとこが多かった。

パイピングって普通は角になるので額縁仕立てというのをやります。でも、今回のはカーブだったのでそんな細かいテクニックはいらなくて、周囲に沿って縫い付けてゆけばいいだけなのに、縫う時にバイアス布を引っ張りすぎると折り込んだ時に角が浮いちゃったりするんだね。それで、ちょっとずつ加減してゆるめに縫い合わせていかなければならなかったり、パイピング布がいつもより厚手だったので、いつもはアイロンあてて折った線に沿って縫えば問題ないのに、厚手だからその線がうまくついてなかったりして、結局、鉛筆で線を引きなおしてやり直したり。そんなこんなで、けっこうきーーーーってなりかかりつつも、なんとか出来上がったという感じでした。パイピング済んでからの刺繍はすいすいだったんですけどね。

で、写真ではちょっと分かりにくいんですけど、のーくんが描いている木の葉の絵部分、この葉っぱはアップリケなんですが、周囲を一部縫い残してあって、そこをわざとほつけさせてあるんです。それとか、のーくんのマフラーの端っことかね。この「ほつけ感」が「秋〜♪」という感じを出してるんですねえ。それにあまりに細かいので拡大写真でも見えるかどうか不安なんですが、のーくんが右手に持っている筆、この筆の先にえんじ色の絵の具がついてるんです。それがポタ、とですね、一滴パレットにしたたっているとゆー、このへんがなんともリアルで、あやぼー的には作ってて感心したところでしたね。そのへんが今回のウリでしょうか。あとは、いつものように定番のリンゴのアップリケとか、刺繍でイチョウが縫いこんであったりとか、わりと簡単な図案だったのに、なぜか作り上げるのが大変だったのは自分でも不思議です。集中力の問題なのかなあ。

あやぼーって気分屋だから、ノリだしたら作りまくるし、そういう時は丁寧にやっててもビシバシ決まるというか、縫い直しとか全然しなくてもうまくいっちゃうから、出来上がりも早いんだよね。5日あれは1キットくらい作っちゃう。でも夏からこっち、ちょっと手芸から離れ気味だったから、集中力を取り戻すのに手間取ったのかも。でも、この後続けて作り始めた11月のウォールポケットはけっこうスイスイ作れてるんだ。そうするとタペの刺繍をやり出したあたりから、また集中力が戻って来たのかな。だけど、ちょっと前に作った10月のウォールポケットはそんなに苦労しなかったんだし、そうすると単にスランプだったのか???

ともあれ、11月のが終わったらいよいよ12月、テーマは当然クリスマスです。それと、前にちょっと書いてたのーくんシリーズ第4弾、きめこみのやつですけど、あれから注文して既に1月分が届いています。タペのシリーズは3月から始めたから2月で終わり、ウォールポケットは5月からだったので4月で終わり、だから来年はこのきめこみと、まだ作ってない第3弾のポーチシリーズが続々登場ってことになりそうですね。頑張って作らなきゃー。それだけで1年分24キットだーーーーっ。

ちなみに最近このページに来られた方のために付け加えると、のーくんシリーズはベルメゾンのマンスリークラブ「手作り号」でキット販売されています。作者は加藤厚子さんとおっしゃる手芸作家の方で、カタログでは現在第2弾〜第4弾までのシリーズを買うことができます。あなたも、つくりませんか? (って、ベルメゾンの回し者じゃないですよ。うちアフィリエイトとかやってないもん。単に好きで言ってるだけなのよ〜♪)

       

2007/10/30

★カボチャのウォールポケット★

10月のウォールポケットが、ハロウィーンを目前になんとか完成しました。毎週末をメドに更新しているAyapooなんですけど、前の更新の時には間に合わなかったので、今日は特別更新でお届けします。例によって、画像をクリックして頂きますと、大きい写真でご覧になることができます。

さて、10月と言えばこの色、カボチャ色ですね。タペにも大きなカボチャが大口あけて描かれてましたけど、今度は本体まるごとカボチャ、しかもご丁寧にダルマ型2個積み状態です。おかげで、口のアップリケが2つもなかなか大変でしたが、でも努力の甲斐あって複雑な形をキレイに縫い付けることが出来ました。う〜ん、技術が向上しているなあ♪

アイテムはのーくん、リンゴの定番の他に、コロバット(ラミィの大冒険に出てくるゲームキャラ)のよーなコウモリとツタが2枚付いています。カボチャのアタマのところにヘタとつるが付いているという細かい細工にもご注目下さい。つるにはワイヤーが入っていて、好きな形に折り曲げることが出来るようになっています。そして今回のーくんは直立正面型、堂々の足つき。これまではちょっと横向きの角度のものとか、ポケットに入るのでオリジナルでは足なしってことになってるコが多かった。ま、どんな角度でも、のーくんドールはカワイイですけどね。それも机の上に座らせとくと特にキュートなのよ♪

で、どのへんがポケットかは今回は見れば分かると思いますけど、下のカボチャ部分です。せっかくだからディテール写真も載せちゃおう。

 

それにしてもこの季節、世の中ではハロウィーン装飾たけなわになりますけど、元来の習慣としてのハロウィーンはクリスマスほどもてはやされてないような気がするな。コドモたちが仮装して家々を回ってお菓子もらうって、ああいうのは日本でも所によっては定着してたりするんだろうか? 日本では夏祭りとかでそういう習慣のある地域があるそうですが、それは古くからの日本の行事で、確か仮装はなしだったと思う。でもまあ、一般にハロウィーンってクリスマス前の「なんにもない時期」に丁度ハマるところにあるから、それなり季節感もあるし、お店の装飾とかにはいいのかもしれないね。

そういえば、今頃になって気づいたんだけど、カボチャはパンプキンパイになるんだ。けっこう好きなんだよね、シナモンの香りのするパンプキン・パイ。今年は間に合わなかったけど、来年はこの時期のSweets!にラインナップしとくかな。

さて、明日はハロウィーン、皆さんはパーティなんかやるのかな? 楽しんでね!

       

2007/10/15

★10月のタペストリ★

のーくんタペ、10月のテーマは当然のようですがハロウィーンです。いつものように、画像をクリックして頂きますと、大きい写真で細部までご覧になれます。

今回のウリはこの形でしょうか。本体そのものがカボチャ型になっているとゆー、これだと裏にもう一枚同じ形のものを作って縫い合わせると、ティ・コージーとして使えそうですね。ちゃんとてっぺんにヘタも付いているんですよ。ちなみにカボチャはパッチワークしたものをアップリケしてあって、地面の四角が連なってるとこはパッチワークしたものを本体の土台布と縫い合わせています。

のーくん本体の他にアップリケしてあるのは、カボチャとその台部分、帽子、ホウキ、リンゴ。特に難しかったのはカボチャの顔の口部分で、こういう変形アップリケはうまく形通りに縫い付けるのがなかなか大変なんです。10月のウォールポケットも今作ってるんですが、そちらはこれよりもっと複雑な形の口をふたつもアップリケしなきゃなりませんでした。それはまた後日、お見せしたいと思います。

まあ、初心者の頃に比べればアップリケもずいぶん慣れて、キレイに付けられるようにはなってますが、始めた頃は単純な四角でもきーーーーってなりましたからね。石の上にも三年というか、アップリケもなんだかんだで沢山やってますから修行が足りてきたってことでしょう。あと複雑な形というと、のーくんが持ってる帽子とホウキ。特に帽子は口よりも更に難しかったかもしんない。

アップリケの他に見てもらいたいのは、中央に飛んでるコウモリと、その下の木の枝です。これはサテンステッチで刺繍してあるんですけど、このサテンステッチってゆーのも、こういう複雑な形をキレイに出すにはコツがあって、始めの頃は苦労しました。今は図案通りに形を出せるようになりましたけど、これほど複雑じゃない単なる葉っぱの形でさえ、何回もやり直したものです。

そんなこんなで、10月のタペもめでたく完成。このシリーズは既に3月〜10月まで作ったので、あと4つでコンプになります。今年中に全て完成を目指してるんですけど、できるかなっ??

      

2007/9/30

★おつきみ、おだんご★

9月の、のーくんウォールポケットは、美味しそうなお団子がいっぱい付いたお月様型です。どのへんがポケットかというと、お団子が乗ってるベージュの部分、ココが実はポケットになってるんですね。のーくんが、お団子を今しも手に取ろうとしてるところが、なんとも愛らしいと思いませんか?

アイテムはお団子とそれが乗ってる三方の他に、お花はコスモスで、ススキ(刺繍してある)とコスモスが生けてある茶色のコップみたいのが花瓶、そして定番のリンゴです。写真では分かりにくいですが、本体の紺色の布には、細かいお星様の模様がついてます。ちなみに、画像をクリックして頂きますと、いつものように大きな写真で細部までご覧になることができます。

8月のウォールポケットもギリギリで出来上がりましたが、これも他は出来上がってたのにコスモスの布にぴったり合う色糸が無くて買いに行ったりしてて、その後8月、9月とやたら忙しかったから、やっと昨日完成したんです。前に、「お月見って10月じゃなかったっけ?」とか書いてましたが、本当に9月にやるものなんですね。なんか10っていう数字がまんまるのお月様を連想させるのと、旧暦とかのイメージがなんとなく重なって、そんな感じがしていたのかもしれません。

10月のタペはもう出来ているので、明日あたりから10月のウォールポケットを作り始めなければと思ってますが、テーマはどちらも言わずと知れたハロウィーン。巷では、7月頃からハロウィーングッズをちらほら見かけましたが、これが終わると一気にクリスマスなんでしょうね。ああ、時が経つのは早い...。

ところで、ベルメゾンの手芸キットで大人気のこの「のーくんシリーズ」、今年の秋にはとうとう第4弾が登場してます。「きめこみ」といって、台に布を貼り込んで絵にするタイプなんですけど、もうめちゃカワイイですよ。いずれちょっと写真をスキャンしてお見せしたいと思ってますが、もちろん私も注文するつもりでいます。これで、タペストリ、ウォールポケット、ポーチ、きめこみと4シリーズになったわけですが、タペとウォールポケットもリバイバル販売されており、人気のほどが伺えますね。特に、今回のきめこみはかっちりした台に布を貼り込むので、額に絵が入ってる感じがぐー。しかも、登場するキャラが増えて、のーくんの飼い主(?)なのちゃんや、おともだちのネコたちなど、殆ど絵本のようなキュートな世界が広がっています。これはもう、作るのがとっても楽しみ。これらのキットは、ベルメゾンのマンスリークラブ「手作り号」で紹介されていますので、興味のある方はご覧になってみて下さいまし。

        

2007/9/8

★9月のタペストリ★

さて、ちょっと前からMagazine Workshop のトップを飾ってましたが、既におなじみ「のーくんタペ」の9月版がコレです。クリックして頂きますと、大きな写真で細部まで見ることができます。

7月のタペの時にちょっと言ってましたけど、アップリケを窪ませる話。この9月のタペでは中心のリンゴ部分が窪んだ状態になっています。ココが窓になっていて、そこからのーくんがお月見を楽しんでいるという図案ですね。周りに付いてる花は、この季節にあちこちでよく見かけるコスモスです。

台布のパッチなんかは全然カンタンだったんですが、なんと言ってもこの「窪ませるアップリケ」は難しい。周囲の布をリンゴの形に切り取って、そこへ裏から布をあてるようにして縫い付けてゆくわけですけど、カーブをうまく出すのが至難なんです。作り方の解説に書いてあるように、縫い付ける布の周囲に先に切り込みを入れてしまうと、その切り込みが角になってキレイなカーブにならない部分が出てきたりします。今回の場合は一回失敗して普通の付け方をしたので、それをはずすとリンゴ型にカーブした布が出来上がっていたので、それをうまく形に合わせて縫い付けてゆきました。先に切り込みを入れるのではなく、カーブを形にしてから縫い付けて、最後に切り込みを入れて安定させるという方法の方が、切り込み過ぎて失敗するということがないから、いいんじゃないかなと思いますね。切っちゃった布は元に戻りませんから。

ってコトで、9月ののーくんは、リンゴ窓からお月見を楽しんでいるようです。来月は、言わずと知れたハロウィーン。お月見って私は10月にするもんじゃなかったか? とか思うんですが、こういう歳時記シリーズでは10月はハロウィーンと決まってるようなので、そのぶん「月見」が9月に来ちゃうのかも? ともあれ、私も今年はお団子でも買ってきて、お月見しちゃおうかな。

      

2007/8/26

★すいかウォールポケット★

8月の、のーくんウォールポケットがやっと完成しました。

ヒマワリの花びらを縫うのに使う色糸に適当な手持ちがなかったので、探して買って来るまで仕上げられなくて、完成が8月ギリギリになっちゃったんです。でも、なんとか間に合いましたね。

例の「お客さまは神サマです」状態ののーくんは、この8月分につくコだったのでした。本当は手を前で縫いとめなきゃならなかったんですが、なんか「縫う」というのが可哀想になっちゃって、そのまま写真撮りました。クリックして頂くと、大きな画像で細部まで見ることができます。

さて、今回のアイテムですが、ヒマワリ、リンゴ、のーくんとなっています。本体のポケット部分は、夏の定番スイカで、特に見て欲しいのは、刺繍してあるスイカのタネ。これはバリオン・ナット・ステッチといって、以前、フエルトで知育玩具シリーズを作った時には、このステッチでお花を刺繍しました(それは、こちらでごらんになれます)。今回はタネなので楕円形に刺してありますが、このステッチは刺繍糸を針にぐるぐる巻きして刺すので、けっこう厚みが出ます。その感じがいかにも「タネ!」という雰囲気で、自分でもとっても気に入ってるんです。

あと、この本体で難しかったのはスイカの周囲の部分。パッチした赤い部分の周辺に、まずバイヤスに切った白い布を縫いつけ、その上に今度はグリーンのバイヤス布でパイピングをするという手の込んだことをしてあります。8月のタペの時もそうでしたが、こういうカーブ部分をうまく縫い付けるのはけっこう大変です。その大変さを超えて! なかなか見事に仕上がってるでしょ? 刺繍する前にベースのベージュ部分もスイカの赤い部分もきっちりアイロンをかけたのでプレスされて、ご覧のようにとてもキレイに仕上がりました。

アイテムに関しては、のーくん、リンゴは毎回作ってるし、葉っぱもそれほど苦労しませんでしたが、問題はやはりこのヒマワリ。布とキルト芯を合わせてキルティングした中心の茶色い部分に、花びらを十枚つないだものを縫い付けてから、裏も同じ茶色布で裏張りしてあります。書くと簡単ですが、実際に作るとけっこうテマなのだな。なにしろ花びらだけで20枚も縫い合わせなきゃならないし、これをつないでギャザーを寄せるわけですが、茶色部分の円周に合わせなきゃならないし、ギャザーもキレイに出るように縫い付けなきゃなりませんからね。でもまあ、努力の甲斐あって、ご覧のようにこちらもキレイに仕上がっています。

今回、色合いとかもすっごく気に入ったので、ディテールの写真も載せてしまおう。拡大して見ると、芸の細かいところがよりよく分かってもらえるんじゃないかな? 夏らしくって、いい色でしょー♪

 

      

2007/8/11

★布地がいっぱい★

7月までそんなに暑くなくって、今年の夏は涼しいのかなとか言ってたのに、8月になって暑くなり出したとたんめちゃくちゃ気温が上がってますね。まあ、こういうのの方が夏らしくっていいってばいいんですけど、うちあたりの山の中ですら日中は相当暑いとは、ほんの10年前はこんな風じゃなかったことを考えると、やっぱり地球温暖化のせいなのかなとも思ったりします。暑いと言っても、こっちはまだ、クーラー入れるほどじゃないですけどね。

さて、例のカーテン計画ですが、やっと布地が決まり、昨日とりあえず二階寝室の小さめの窓用の生地を注文してきました。自分でちゃんと作れるかどうか分からないので、小さい窓のをまず試作してみることにしたんです。169x74と、86x103の窓にかけるスタイルカーテンが2枚分。

作ってもらうとたぶん最低でも5万円はしてしまいそうなんだけど、生地だけだと3m幅のを5m買えば作れる。今回注文したのは1mが3900円の無地布です。それを40%OFFしてもらっているので、お値段は1万2千円ちょっと。この差を見れば、あやぼーが作ろうと決意した気持ちが分かってもらえるのではないかと思います。ま、手芸好きなんだから、人まかせにするよか楽しめて、おまけにお値段的に安いなんて一石二鳥ですもんね。うまくいくと寝室とリヴィングのカーテンが注文するより総額で10万は安く出来てしまうことになる。しかも、この先ずっとオーダーしなくって良くなるんだから、作れるようになっとくメリットはすごく大きい。頑張らなくっちゃ。

そういうわけで昨日、カーテン屋さんに行って来たわけですけど、店頭のワゴンセールをふと見ると、なんかすっごいいい生地がたくさん山済みで大特価ご奉仕になっている...。ひと束1000円とか800円とかで厚地のカーテン生地が15枚くらい束になってるのよね。なにしろ特価とか、お安いということにはヒト一倍めざといあやぼーなんで、これは美味しいと二束買ってしまいました。持ち帰ってから数えると二束で34枚入ってましたけど、これでなんとお値段は1800円!!! なーんて、お買い得♪

ユザワヤで生地を見るたびに、生地って高〜いと思ってたからなあ....。だってパッチワーク用の生地でも1m1000円くらい、服地になれば2000円とか3000円とかするじゃないですか。うーん高いな、と思うでしょ? ところが遮光用カーテンの生地って服地より更に厚手で丈夫だから、マトモに買えば1m5000円とか1万円近くしたりとかするんだもん。なかなか多種類は揃えられないよ。

カーテン生地って、どれがいいかなと迷ってるお客さんのために、メーカーさんがサンプルを提供してくれるシステムが一般的みたいなんですが、このサンプルは50センチとかのハンパでない大きさなんだな。うちも3種類ほど送ってもらいましたけど、この特価品の生地は、お店がサンプルとして取り寄せたものだったようです。ま、カーテンってオーダー取れたら大きいからメーカーさんも気前よくこんなサンプル出したりするんだね。

サンプルとは言っても、お客さんが一回見ればそれっきりだから、まるっきりキレイな新品だし、カーテンの生地ってクッションとかバッグとかに向いてる。それ考えるとこういうのの束ってすっごいお買い得ですよ。それにカーテン屋さんに行って生地50センチ下さいとはちょっと言いにくいもん。普通の生地屋さんでも50センチからとか1mからとか、切り分けてくれる最低単位決まってるし。

上の写真はその生地の束なんですけど、こーんなにいい生地が34枚で1800円なんて〜♪殆ど1mが5000円以上するようなのばっかりだよ。持って帰ってくるのがずっしり重かったが、これだけ安いとそんなのは気にならな〜い♪これで何を作ろうかな〜って考えるのも楽しいしね。ほんと、いい生地屋さんを見つけたものだわ。これからもワゴンセールは必ずチェック入れよーっと。

ちなみに、この生地屋さんのホームページはこちらです。カーテンを使ったステキな窓のデコレーションサンプル写真がいっぱいありますよ。

      

2007/8/5

★カーテン計画進行中★

先日やっとカーテンの生地を扱ってるお店に行ってカタログを見せてもらい、3種類ほど生地見本を送ってもらいました。こんな時期のこともあって、今ちょうどセール中とかで、生地もオーダーカーテンも40%〜50%OFFで買えるんだって。らっき〜♪

中には安くならないものもあるようなんだけど、あやぼーの気に入った生地の中に、そのくらいで買えるのが2種類ほどあるんで、どれにしようかなと検討中。好みのスタイルカーテンも作ってもらえるみたいだから、自分で作るか、オーダーするかも含めて悩んでるところです。いちおー、小さい窓用のをひとつ試作してみて、それで作れそうだったら自分で作ることになるんじゃないかな。スタイルカーテンはオーダーするとやっぱりそれなりなお値段になるので、費用的には自作する方が三分の一で済むって感じなんですけどね。

お店にもいろいろなスタイルや生地のカーテンが展示されてましたけど、Amazonで探してみるとカーテンでの窓の飾り方をいろいろ提案したような本とかも出てて、作れるようになっといたら好きなように窓を飾れていいかもー、とも思う。しかし、自作するとなると全部の窓に新しいカーテンがかかるには、年末くらいまでかかっちゃうかもしれない。う〜ん、悩むな...。

       

2007/7/15

★手作りの味★

ウサギの「のーくん」のキャラクターグッズとかあったらいいのに、という話をしてて思いついたんですが、あの図案でブックカバーを作って、日記帳みたいな厚手の表紙のノートにかぶせたら「のーくん」ノートになるよね。ついでに、立体のーくんしおり(しおりの端っこに立体のーくんを付ける)みたいのを作って、セットにして持ち歩いてたら、けっこう羨ましがられるかもしれない。どうせセットにするなら、バッグも作って...。もし他人がそんなの持ってたら、私は「どこで買ったんですか?」って尋ねてしまうかもしれない。

ちょっと話が飛びますが、先日ベルメゾンでソファカバーを買ったとか書いてたでしょう? それってミシンキルトのやつなんですよね。手じゃなくてミシンでキルティングしてある普及品。普及品のキルトとしては布柄も気に入ってはいるんですけど、つくづく見てると手作りのキルト作品にはかなわないよなあって思う。あの後、パッチワークしてあるタイプのクッションカバーも買ったんですけど、パッチもキルティングも雑くてねー。まあ、お値段考えるとそれも仕方ないかって思うけど、なまじ自分がパッチワーク出来るようになっちゃったもんだから、その歴然たる差はけっこうはっきり分かりますね。

まあ、手作りしたものってとにかく手間かかってますから、もったいなくてそうそう日用品としては使えないし、ソファカバーみたいな大きいものは、作るとなるとものすごい時間と手間かかるしするので市販品を買ったりするわけですが、いずれもっと時間が出来たら、家中手作りの品で埋めてみたいって気もします。やっぱり味というか、風合いが違いますから。

さっきの「のーくんブックカバー」とかにしてもそうですけど、「どこにも売ってない」というのもいいかもしれない。作ったら自分しか持ってないわけだし。そういうこと考えてると、ここ数年で手作りができるようになったっていうのは、本当に良かったなって思います。カーテン作りに成功したら、今度は自分の服とかも作ってみたいなあ...。

      

2007/7/7

★カーテン計画★

さて、例のカーテン計画ですが、これがいいと思っていた生地が拡大画像で見るとイメージ違ってて、あれこれ見たんだけどあまりいいのがない。そこでメーカーさんのサイトまで足を伸ばしていろいろ調べてたら、気に入ったメーカーさんの見本帳を展示していて生地だけでも売ってくれるというお店をわりと近場で発見。

そのへんは殆ど生まれた時から住んでる街で、今でも梅田や神戸に出ようとすると必ず通りかかる所なんですが、こんなとこにこんな店あったのか? と意外に思うほど知らなかったんで、どうやら最近出来たお店らしい。ホームページもあるので店内写真とか見てるとすっごいオシャレなスタイルのカーテンもいっぱい展示してるみたい。良さそうなんで行って来ようと思ってるんですが、いかんせんこの天気の悪さが邪魔をする。

近場と言っても現在住んでるとこは山ん中なんで、街まで出るにはカロちゃんに走ってもらわなくてはならない。しかし、うちのクルマさんたちは降水確率10%以下の「絶対降らない」と確信できる日以外はお外に出ませんので、こんな天気ではとても走ってもらえないんですね。なかなか行けないのできーーーーーってなりながらも、晴れたら行くぞと決意して、窓の採寸したり、カーテンの作り方を調べたりという予備的な準備で盛り上がってます。

こうなってくるともう何事にも「凝りまくる」という私の性質が全開してますので、生地も絶対ベストと思えるやつを選ばなきゃ気がすまなくなってる。しかもそんなこんな考えてると今度はソファカバーとか、キッチンのカフェカーテンも変えたいなと思うようになり、結局カーテンかけかえ計画が、家中のインテリア改造計画という壮大な構想に発展してしまった。もう、この際だから、半年くらいかけて徹底的にやってやるぞという気分に、いま、なっているんだな。

ま、考えてみればココにも13年住んでますからね。最初ちゃんとしてあったはずの部分がなんだかんだでヨレて来てるわけです。外装は数年前に塗り替えしてあげたけど、カーテンをどうしようか決めかねてたので、中は気になりながらそのままになってたんです。しかしこのたび、「カーテンを作る」というモチベーションを得たので、そのへん一気に盛り上がってる感じですね。

考えてみるとカーテン、作ってもらうより自分で作る方があやぼーなんかは数段楽しいような気がする。ともかく、あーでもない、こーでもないと悩んでる時が楽しいのよね。服とかでも、どの色にしようか、とか悩んでる時が一番楽しくて、コレクションに加えてしまうとそれで満足してしまうってとこがありますから。

カーテンはこれから作るわけですが、ソファカバーの方は気に入ったデザインでサイズも合うのがベルメゾンで出てたので既に購入。カーテンが全部かけかえられたらこちらも変えるつもりでいます。この計画は主にリヴィングと寝室で進行しつつあるわけですが、果たしてどんな部屋になるのでしょうか。こういうのはやってる時が楽しいよね。しかし、本当に作れるんだろうか、カーテン...。

      

2007/7/6

★七夕・第2弾★

例の立体うさぎがつく7月のウォールポケットはコレで〜す♪

こういうモノはタイミングが大事なので、6日の夜、既にMagazine Workshop のトップページには飾りましたが、タペもあったのでこちらのAyapoo登場は七夕当日になってしまいました。ま、こんな具合で星型のベースに立体うさぎがくっついてるわけですね。写真をクリックして頂くと、大きい画像でご覧になれます。

で、どのへんが「ポケット」なのかと言うと、円形に★がパッチワークしてある部分、このコースターのような部分が下半分だけ縫いつけてあってポケット状態。これまでと同じように本体には棒通しがついていて、棒の両側にヒモをくくりつけて吊るせるようになってます。

この7月分のデザインは、見本写真で見た時は「なんだか地味だなあ...」とあまり気に入ってなかったんですけど、実際に作り上げてみると色バランスがとてもよくて、特に紺地に赤のりんご(のーくんのしっぽのとこにある)とか、ポケット部分の★の色合いとかが気に入ってるんです。このシリーズを作るのに慣れて来たこともあってキルティングのラインもキレイに出ているし、立体のーくんもカワイイし、そんなこんなでこれまで作ったウォールポケットの中で一番よく出来たなと大満足。

ところでそのポケット部分の話ですが、私、機嫌よくこのへんをパッチワークして円形のを作ってる間、まったくコレがポケットになるとは思ってもみてませんでした。そもそもあんまりこの作品が「ウォールポケット」だという認識がなかったこともあって、丸いのはコースターかなーとか勝手なことを考えてたんです。でも説明書を読み進んでゆくとポケットとしてまつりつけるとか書いてあって、あー、そうだった、コレはウォールポケットだから、ココがポケットになるんだなと改めて感心。この前のアップリケをくぼませる話もそうですが、作ってるとき分かってるつもりで実はあんまり分かってないってオマヌケな話はよくあります。

自分にそういうマの抜けた所があるとよく知っているので、失敗予防策として布地は最初から全部を裁断してしまわず、作る部分ごとに方向とかをよく見てちょっとづつ切ってゆくようにしてるんです。それだけ注意してても方向間違ったりしてる自分が悲しいですが、でもこういう予防策のおかげで、致命的な失敗はあまりせずに済んでいます。それに、ごくまれに説明書が間違ってるなんてこともあるしね。ともあれ、せっかく作ったし気に入ってるんで、七夕終わってもしばらくはトップページにこの写真を飾っておこうっと。

      

2007/6/30

★7月のタペストリ★

いよいよ7月。本格的な夏の到来となりましたが、その7月テーマの手芸作品、まず第一弾は「のーくんタペ」です。この前からAyapooをにぎわしている立体ウサギたちはウォールポケットにつくものなので、今回の写真にはまだ出ていません。でも、これにはのーくんアップリケが付いています。ちなみに、写真をクリックすると、大きい画像で細部まで見ることができます。

さて普通、パッチワークの継ぎ目には「落としキルト」と言って、継ぎ目ギリギリにキルティングを刺してゆくんですが、このタペシリーズでは、これが通常より継ぎ目から離れていて、結果として縫い目が刺繍みたいに見えるデザインになってるんです。

このシリーズは既に3月から6月まで完成させて来ましたけど、これまでこのステッチがどうしも継ぎ目ギリギリになっちゃって、どうもうまく見た目にキレイな点線状に刺せてなかったのよね。それがずっと気に入らなかったんだけど、今回は意図的にこれまでよりかなり離れた場所にキルト線を引いて縫ってったので、これまでで一番点線がキレイに出て、満足のゆく仕上がりとなりました。拡大写真を見て頂くと、どういうことか多少分かると思います。

で、付いてるアイテムですけど、アップリケはのーくん、リンゴ、短冊、花瓶などで、右上と左下には竹ビーズが花火状に付いています。短冊は、ベース布に刺繍してある笹に吊るしてある感じで、その笹がアップリケの花瓶にさしてあるのね。それと、のーくんの背景に紺の★柄がアップリケされてますけど、これは天の川なんだそうです。実はこの天の川がねー、氾濫してるんですよ。笑っちゃうけど、後になって気づいたんです、その失敗に。

そもそも作り方では、天の川部分を縫い付けた後、ベース布を切り抜くという解説になっていたのに、私はそれがどーして必要なのかその時は理解できず、通常のアップリケの付け方でつけて、そのまま仕上げてしまったんです。ところが、9月のタペを作ってる時に同じような作り方が出てきて、その時も一旦普通の付け方をしちゃったんですけど、見本写真をよく見ると、デザイン上その部分は窓になっているので、本来くぼんで見えないといけない所らしいんですね。だから、この天の川も川なんだから、本当はその部分がくぼんで見えなきゃいけないらしい。だから、アップリケした後でくぼむようにベース布を切り取らなきゃならなかったというわけなんです。でも普通にぷっくり浮き上がるように付けちゃったから、この天の川は氾濫状態なんだな。きゃははは。今更直せないしねえ...。

9月の方は気が付いた時点で付け直したので、ちゃんとその部分くぼんでますけど、これもけっこう付け方が難しかったです。いつものアップリケは織り込んだ部分のちょっと内側をまつるんですが、くぼませるためには、ちょうど折込んだ角のところをまつる必要がある。しかも、ベース布に対する付け位置がビミョーに普通の付け方と違う。だから、単にベース布を切り抜いたらいいという問題でもないしね。ま、勉強にはなりましたが、アップリケと一言で言ってもなかなか奥が深いものです。

あとけっこう苦労したのがビーズで作ってある花火。これは見本写真よりもキレイな仕上がりになってるんでとっても満足してるんですが、こうやってビーズを放射状に付けるのはわりと難しいんです。針の刺し位置でビーズが曲がって付いたりするとキレイな放射状にならないので、細かく印を付けながら一個一個付けてくわけですから、テマもかかります。

まあでもこのシリーズにも慣れてきたのか、この後作った8月、9月分ともにとてもキレイに出来上がりました。でもそれは、その月になってからお見せすることにいたしましょう。やっぱりこういうモノは季節感がウリですからね。

        

2007/6/28

★カーテン作るぞ★

あやぼーんちのカーテンがいよいよ古びてきて、いーかげん買い換えなきゃというとこまで来てるんですけど、既成のカーテンでなかなか気に入るものがないままだったんです。これはもう、オーダーするしかないかなあと思ってたんですが、いかんせんオーダーカーテンというのはけっこうお値段する。

もうかなり前になりますけど、フィスバのすっごいいいカーテンをオーダーしたら、3セットくらいで20万以上したとゆー、その記憶があるもんで、うーん、高いよなあ、どうしよう、どうしよう、と、迷いまくってたのよね。フィスバのは生地がスイス製で、めちゃいいやつだったからよけい高かったんだけど、国産の生地でもオーダーするとなると、それなりのお値段にはなっちゃう。じゃあ、いっそ自分で作っちゃどーだいと思い、ネットで生地を探したら、すごくいいサイトがあって欲しいと思ってた生地も見つかった。オーダーも出来るというんで参考価格を見ながら概算してみたら、だいたい10〜11万くらいで必要なのは全部作ってもらえそう。しかし、それでもやっぱり高いよなー。

考えてみれば、私はここ数年でカーテンなんかよかずっと複雑な形のものをいろいろ手芸キットで作ってきている。たかだかカーテンなら、絶対作れるはずだ。そう考えて、生地だけ買った場合も計算してみたら、オーダーした場合の約半分。出窓用のは凝ったスタイルカーテンにしたいので、作ってもらうと自分で見積もったより高くかかる可能性もある。それなら、やはりっっっっ、経験にモノを言わせて作ってみるべきというのが、最終的な結論なのであった。

ま、手芸修行という観点からゆくと勉強にもなるし、新たなる挑戦だし、それに作れるようになっとけばこの先ずーーーーっっっ、と、高いオーダーカーテンを買わずに済む。そのぶん、生地もいろいろ凝ったのが選べるし、スタイルも好きなのが作れる。とゆーことで、あやぼーんちのカーテンかけかえ計画が発動となりました。うーん、どのくらい時間かかるんだろうな。

寝室用のはそんなに大きくないんだけど、2種類作らなきゃならなくて、どちらも今かかってるのは凝ったスタイルカーテン。フリルが思いっきり付いてるので、これを作るのがまずめんどいな。今のところはまずこのへんから片付けて、次にリヴィングの大きい出窓(幅が約3メートル)と、掃き出し窓用2セット。これらは全部、寝室用より大きいので裁断が大変か。問題は出窓用で、スソをスカラップに切らなきゃならないんだものな。ああ、歪んで切ってしまいそうだ〜。

他の部屋はシェードとかブラインドとかが付いてて、窓にシャッターが降りたままのところが多いからまだあまり傷んでないので大丈夫なんですけど、それ以外のカーテン5セット。果たして計画完遂まで辿りつけるのでしょうか??? うまく作れたら、これはCraftworkコーナーのネタになるんだけどね。

      

2007/6/24

★とりぷる★

のーくんウサギ増殖中のあやぼーんちですが、とうとうトリプルになってしまいました。きゃはははは。

いえ、何もムダに増やしてるわけじゃなくって、大の字になって寝てる3匹めは8月のウォールポケットにつくタイプなんですね。足の付き方とか耳の方向がちょっと違ってるでしょ?

実はこの8月分のやつは、6月のと同じにポケットに入るタイプなので、本当は足を付けなくても良かったんですが、前作ったタイプと大きさ同じなのでその型紙を使って足も作って付けてあげたのでした。そのうち、6月のコも足を付けてやろうかなと思ってます。

で、新しく作った8月分のコも、前の2匹と同じに手を前で縫いとめて、足元にあるリンゴをだっこする形にしなきゃならないんですけど、手を縫いとめるとなんか縛られてる〜、みたいな感じになっちゃうのよね。だから本体にくっつける時まで自由にしといてやろうということで、まだ留めてません。おかげでこの態度のデカいこと。しかも座らせとくと「お客サマは神さまです」ポーズだしなあ...。(笑えていいけどさ。)

それにしてもこのぶんでゆくと、12ヶ月全部作り終えたあかつきには、机の上がウサギだらけになってしまうな。そのうちうさぎ一族用の「うさぎ箱」を作ってあげなくてはなるまい。

↓↓「お客サマは神さまです」ポーズだっ♪

さ〜あ、みなさん、ご一緒に!! (何を?)

      

2007/6/17

★のーくん、虫とりにゆく★

先日、★を抱いていたウサギですが、今度は虫取りあみと虫カゴを持たせてみました。分かります?

実はこのアイテム、8月の歳時記ドールハウスにつくものでホントはのーくん用ではないんですけど、なんかハマってるでしょ? 大きさがピッタリ。さて、このアミとカゴを持って、ウサギはどんな昆虫を取ってくるのか???

ところで、のーくんタペやウォールポケット、それにドールハウスと、どれも今8月分を制作してるんですが、ヒマワリ、スイカは定番アイテムですね。スイカはドールハウスには付いてないけど、のーくんのには、どれもメインのモチーフとして用いられています。そこで疑問が...。ウサギはスイカを食べるのか?

のーくんシリーズでは、毎回リンゴは定番アイテムとしてくっついてる。あやぼー的にはこれはきっとのーくんの食べ物なんだろうなと思ったりするわけですが(ほんとか?)、ともあれスイカ、リンゴ、どちらも果物ですな。ウサギと言えばやはりニンジンだと思うんですが、ニンジン食うくらいだからフルーツなんて喜んで食べるんじゃないかな。どうだろう...。

それにしても、カワイイですね、のーくん。本名は「ノアくん」というのだそうですが、原作者は加藤厚子さんとおっしゃる手芸作家の方で、このキャラ、前にも書いた通りマンスリー・クラブで大人気を博してます。のーくんのポストカードとか、ノートとかあったら買っちゃうんだけどなー。作ってくんないかなー。自分で使う分なら作っても問題ないから、図案に色ぬってイラストにして作っちゃおうかなー。

この作者の方は、手芸作家というだけでなく、イラストレーターの才能もおありになりますよねえ。ぜひ、どこかでキャラクター商品化してもらいたいものだと思います。もっとも、原作に忠実な可愛さを再現してもらわないと困りますけどね。

      

2007/6/9

★卓上のーくん★

7月のウォールポケットにつくウサギですが...。うっく、きゃわゆ〜い♪ちょうど、手のひらサイズのこの大きさ。あやぼー的にはハマりますねえ。

これまで、このウサギシリーズはタペ5つとウォールポケット3つを作ってきたわけですが、タペは平面的だったし、これまで作ったウォールポケットについたウサギは大きめだったり、ポケットに入れるので足を付けなかったりしたので、今回みたいに小さめでまるごと立体版は初めてでした。しかるにコレが出来上がったとき、なにげに机の上に座らせたら、なんか感動...。ちょうどタペに付いてるサイズと同じくらいの大きさだからか、平面的なタペから抜け出して、いきなり立体化したという感じがしたんですね。

しかも、白ウサギですから、抱いてる★がちょっと色付いてる感じでこれまたいー。それに今回は、ウサギの表情が一番原作に近い顔立ちに出来上がったのもポイント高かったと思います。

説明書に載ってる作り方だと、どうしても耳部分の縫い代が幅広く残ってしまうため、綿を入れた後のウサギの輪郭が元絵と変わってしまって、これまで完全に同じって顔立ちにはならなかったんだな。そこで、秘術を駆使して、..ってのは大げさですが、耳の付け方を変えてみたんです。本体の外周を縫ってゆく時に一緒に耳を縫いこみ、縫い線の丸みを崩さず縫いこんだ後で、余った縫い代部分を切り捨てたので、今回の輪郭はほぼ元絵通りになったというわけなのでした。

しかし、「秘術」というのはココのところで、縫った本体布をひっくり返して綿を詰めることになるため、耳を先に縫いこむと言っても、中表にした本体布の間に耳を挟んで縫うわけだから、縫ってる間は耳が全く見えない。従ってひっくり返した時に正しい角度に付いてるかどうか、ココの決めがなかなかムズいのだな。何回かやり直して、やっとなんとかご覧の通りにキレイな角度に付いたのであった。

これに気を良くした私は、この大きさがとても気に入ったこともあって、たまたま手に入った同じ布を使って既に増殖させてしまったのよ〜ん♪ 

のーくん本体に使われているのは、ただの白い布じゃなくて、パッチワークでよく使われるカントリー柄シリーズのやつ。これは半廃盤みたいになってるもので、全然出回ってないというわけではないんだけど、大きい手芸専門店でないとなかなか手に入らない。そこで今回のは、ちょうど神戸に行く用事があったのでユザワヤで探して、隅っこにあったのをゲット。この布って全く白だと思い込んでいたら、実は生成りだったのよね。お店には生成りしかなかったから、白の方がいいんだけどなと思いながら、とりあえず生成りを買って帰って色あわせしたら同じだった。ラッキー♪

で、もうひとつ後から作ったのには、違う柄のマフラーと★を付けてあげました。今は仲良く2匹で寝てます。そのうち、もっといっぱい増殖させてやりたいが...。ピンクのウサギとかね。しかし、問題は1個作るのに1日がかりだってことなんだよなー。

とゆーことで、このウサが付く7月のウォールポケットも既に出来てるんですが、それは7月になってからお見せしましょう。

      

2007/6/1

★修行の道★

なんか、あっというまに6月になってしまい、今年もほぼ半分が過ぎ去ろうとしてるんですね。

5月もなんとか毎週更新を成し遂げ、出したページもHP教室が5、英語が3、Sweetsが2、それにROXY関係と計11ページ(+ROXY写真集1ページ)で、目標達成という感じです。うーん、これで1月から5ヶ月に渡って、月10ページ以上出してるんですね。自分でも感心だ。

ところで、目標と言えば手芸の方もあるんですが、5月はのーくんタペの6、7月分と、ウォールポケット6月分、それに7月のウォールポケットもほぼ出来ているので、4キットは完成させたかな。

目標からはひとつ少ないんですが、そもそも5月に入ってすぐ始めたわけじゃなかったと思うから、今月はこんなもんかも。

ということで、写真はいよいよ6月、タイムリーなデザインのウォールポケットです。傘がさかさまになってるの分かります? 傘部分がポケットになっていて、中にのーくんが入っています。それに、りんごをぶらさげてるのはカエルね。あと、ピンクのあじさいが付いてる。このあじさいがとってもキレイなんで、そのうちこういうのを付けたバッグとか作りたいなあと思いました。実際、こういうアイテムを作るたびに、バッグに付けたら可愛いぞ〜♪とか思うんですが、なかなか作ってるヒマないんだよな。こういうののついた大きな手作りバッグを、ロリなお洋服に合わせて持ったら激カワだと思うんだけどなあ...。

ところで記録を数えてみたら、パッチワーク、トールペイント、ドールハウス、アイテムものなどの比較的テマのかかるキットを約5年で既に110くらいは仕上げていて、このぶんだと今年中で150には到達するんではないかと思われる。5年で110キットってことは、一年に約22ってことで、そうすると月に2つの計算になるのか。作りまくってる時と全然作らない時が交互にあるのが私のパターンだから、まあそんなもんなんだろうな。でも、110ってのはなかなかだよね。それなりに腕は上がってるような気もするし...。

手芸をやってると、ヒト針、ヒト針縫ってくじゃないですか。これって「修行の道」だよなあって思うんですけど、あやぼーにとっては、サイト作りもけっこうそういう所がある。お菓子とかもページにするために作ってるとどんどん腕が上がってくるし、CSSの解説、あれはやってるうちに自分が詳しくなったもんなあ。今では、外部ファイルすいすい書けるけど、始めた当初は「どーやって書くんだ???」だったもん。で、ネットで調べたけど基本からよく分かる解説が全然見当たらなかったので、どうせだったら徹底的にべんきょしてやろと思ったのがきっかけだったんだな。HP教室もやってたから、サイトでも紹介できるし。そう考えると、サイトやってること自体が齎してくれるものって私には大きいと思うな。

      

2007/5/18

★手芸復活★

ここ半年ほどやりたいなあと思いながら、なかなか出来なかった手芸なんですが、やっと復活を遂げました。10日ほど前からぼちぼちやってたんですけど、去年の6月に手をつけながらそのままになってたウサギのタペストリ、12ヶ月シリーズのうち梅雨がテーマになってるやつね。それが出来上がったんです。わーい♪

このウサギは「のーくん」といって、ベルメゾンのキットで大人気のやつ。最初このタペのシリーズが出て激カワだったんで私もすぐに注文しましたが、更にその翌年はウォールポケット、翌々年がポーチと三年連続カタログに登場し、今年もポーチが昨年に引き続きカタログに載ってるほど売れてるみたい。こういうキットで、デザインされてる動物とかがキャラとして人気を確立するようなことはあまりないんですが、この「のーくん」はキャラとしてもなかなかいいですよね。ほのぼのしててストーリを感じさせるし、映画とかあったら見に行っちゃうかもしれない。

で、もちろんウォールポケットもポーチもシリーズ注文して、続々来てたんだけどなかなか作れなかった。でもやっと復活を遂げたから、その後既に7月のタペを作り始めてもう半分くらい出来てます。この調子で、パッチワークやトールペイント、ドールハウスなどの、たまってるキットを月々5キットくらいづつ仕上げて、今年は手持ちを出来るだけなくすぞと思って頑張っているのであった。

ベルメゾンのマンスリー・クラブ「手作り号」というカタログは、以前もココで紹介したことがあると思うんですが、とにかく可愛いキットが多くてついつい買っちゃう。それで作ってないのがもうてんこもりに残ってたりするんだな。それで今はのーくんのポーチだけしか注文してないんですけど(マンスリー・クラブって、シリーズの中から毎月ひとつづつ届くようになってる)、今月は新しいカタログが一緒に送られてきてて、それ見てまたコレも作りた〜いとか思ったりしてるのよね。しかしまあ、ともかくたまってるのを作り上げる方が先だ。

手芸暦も2002年からだから約5年、クラフトワークのコーナーでは2004年に作ったものまでしか載せてないけど、その後もいっぱい作ってる。ただ、シリーズが全部作り上げられないとページにまとめられないので、そこで止まってるんだな。それにしてももうかれこれいろいろ合わせて100キットは作り、そろそろオリジナルを作りたいなと思いながらも、可愛いキットを見ると買ってしまうので、なかなか自分のデザインでってものには手が回らない。

ともあれ、2002年に初めて作ったのがファビベビ用におもちゃを作ってやろうと思って買ってみたもので、お菓子とかフルーツとかをフェルトで作るやつね。(どんなのかはこちらでご覧下さい。)

小学生の頃によく刺繍とかやってはいたけど、もう長いこと針なんか持ったこと無かったし、なにしろかんしゃく持ちなんで、ちょっと出来ないときーーーーってなって放り投げちゃう。それまでは、こういう性格にああいうのはムリだろうなと諦めてたし、キットって失敗したら材料が補充できないというのもあって足踏みしてたんだ。でもフェルトだったら失敗しても材料はいくらでも手に入るってこともあって、このくらいだったらと始めたのがきっかけでハマったなあ...。なにしろベルメゾンのキットは説明が丁寧なので、本当に分かりやすい。パッチワークなんて全然初めてやったのに、可愛いバッグが出来たりしたら、それはハマるよね。

で、今はアップリケとパッチワークを組ませた「のーくん」のタペとかを作ってるわけですけど、このアップリケというのもねえ、今でこそすいすいすい〜とやってますけど、最初やった時はもう、きーーーーーっっっっ、ってなりまくったな。しかし何事もやってれば、なんとかなるもんだ。

そういえば、カギ針あみを一瞬やりかかった時もあったんだけど、あれはそのままになってるなぁ。編み物もやってみたいとは思うんだけど、こればっかりはかなり自信がない。小学生とかの頃、ちょっとやってマフラーとか編んだことはあるが、目が勝手に増えたり減ったりするからな、私がやると...。でもカギ針編みの作品って質感が好きなので、せめてこれくらいはそのうちマスターしたいものだわ。

      

2007/3/30

★手芸がやりたい★

かれこれ半年以上、トールペイントとかパッチワークとかに手を出してるヒマがなく、そのままになっちゃってるんですが、今とても「作りた〜い♪」という気分が増してきています。春だからなあ♪

まあ、それまでに100キット近く作りまくってたから、少々飽きてほったらかしてたってのもあるんですが、本当に好きなことというのは、一時的に飽きてもまた結局やってるってのが、あやぼーのパターンです。

昨年の夏に、写真のようなトール作品をいくつかほぼ完成させていながら、最後のニス塗りの所で止まってしまい、やらなきゃやらなきゃで今日まで来てしまってました。こういうのって、一旦離れると再開するのがついつい億劫になっちゃうものなんですよね。でも、ものみな浮かれる春でもあるわけですし、ちょっとまた手芸再開しようかなと思ったりしてます。

ちなみにこのウサギさんのは、一度落っことして耳が折れちゃったというシロモノなんですが、なんとかボンドで貼り付けて目立たないように絵の具を塗って完成させました。とても気に入ってるキットのシリーズのうちのひとつなんですけど、ベースになる木材が特殊な形にカットされていて、もう手に入らないものなので、折れた時はパニクった。6つでひとつのシリーズになってるし、ひとつでも完成出来なかったら残念ですもんね。今3つまでは殆ど出来てるんですけど、6つともとっても可愛いので、全部完成したらまたこのページででもお見せいたしましょう。

ともあれ、やっと暖かくなってきて、はる〜♪という感じが満喫できる季節になって来ましたね。サクラは既に咲いてるようですし、うちではいよいよ、しゃーるくん出番!! という感じです。この週末はちょっと天気が悪いみたいですけど、来週あたりからが春の行楽たけなわでしょうか。これからゴールデン・ウィークあたりまでは、一年で一番いい季節にもなることですし、いっぱい楽しみたいですね。

       

2006/8/11

★TEA SHOP★

なかなか晴れなくて、写真がキレイに撮れないと言ってたドールハウス最新作なんですが、やっとアップできるようになりました。画像をクリックして頂きますと、大きな写真でご覧になれます。

このシリーズで前作のドレス・メーカーを作ってから、毎月の歳時記ドールハウスをたくさん作っていたこともあって、細かい作業に慣れたせいもあるんでしょう。これは1週間くらいで完成してしまいましたね。初めて作ったのはキッチン・ショップで、アイテムの中にその時もティ・ポットがあったんですけど、ビーズにワイヤーがなかなか貼りつかなくて大変だったのを覚えています。それに比べれば、今回はワイヤー曲げや貼り付けも随分手際よく出来るようになってたし、やっぱり数作ることですかねえ、こういうのは。ちなみにドレス・メーカーやキッチンショップは、こちらでご覧下さい。特にドレス・メーカーは自信作です。

さて、今回のアイテムですが、紅茶専門店ということで、紅茶缶やティ・ポット、ティ・カップが棚や机に飾られ、机の上には他にも天秤ばかりやシュガーの袋、袋入りのお茶、本なども置かれています。それから何と言っても壁のランプ、これはビーズやボタンを組み合わせて作ってあるんですが、ずこく本物っぽいでしょ? あとスツールなんかもいかにもって感じで、その上にはトレイに乗せられたクロスが置いてあります。壁のお皿はちょっと斜めに貼り付けて立体感を出し、床にはドライフラワーっぽい花が入った壺も見えますね。このシリーズをカタログで見た時、一番作りたかったのがコレだっただけに、キレイに出来上がって嬉しいです。

ドール・ハウスを作り始めた時は、なんて沢山のアイテムを作らなきゃならないんだろと思ったものですが、アイテムの数としては歳時記モノもけっこう多かったので、スイスイ作れるようになったこともあって今回のはそんなに多いとも思わずにやってましたね。現在はビーズ・ショップを作ってまして、それもアンティークな感じでなかなか良いです。全部で6つのシリーズですから、これで半分出来たことになりますが、今年中に全部仕上げるのが目標です。ここしばらく、HP関係のページを頑張って作ってたので手芸の方はあまり作れてなかったんですが、落ち着いてきたのでまたぼちぼち作ってゆきたいと思ってます。

       

2006/7/6

★7月のフレーム★

7月といえば七夕。そこで今月のフレームは笹飾りがメインとなっています。いつもの通り、画像をクリックして頂きますと、大きな写真でご覧になれるようにしておきました。

今月のアイテムは笹飾りに短冊だの星だのいろいろくっついてまして、それにバードハウスが並び、背景にはお月様と、星に見立てたビーズを散りばめてあります。いつもいつも思うことですが、この背景の星のようにビーズを1個1個貼ってくのは、出来上がるとキレイはキレイですけど本当にめんどい。うまいこと貼れないとコレはなかなか、きーーーーっっっ、ってなるしな。

あと、前には垣根とリンゴの飾りものがくっついてて、足元にはドライのモスを貼り込んで、これは土手だか川岸だかの雰囲気を出しているのじゃないかと思います。ちなみに笹飾りの本体は、緑のコードの中にワイヤーを差し込んで曲げやすくし、それに一枚一枚丁寧に切った葉をくっつけて作りました。テマがかかるのは毎度のことですが、それほど難しいアイテムはなかったと思います。細かい作業に慣れてきつつあるせいかもしれません。

キットと少し変えたのは、フレームの上に付いてる「TaNaBaTa」と書いた看板(?)で、ここの四隅にはツマヨウジのアタマを切り取って貼るということだったんですが、代わりにうちにあったマッチングがいい色のビーズを使ってみました。それと短冊やリンゴを引っ掛けるのにはベージュの刺繍糸を使うということになってたんですが、金の細手ワイヤーの方がキレイかなと思って変えてあります。

今回はけっこう地味かもしれませんが、写真より実物の方が良いのは確かで、私も見本写真を見た時より出来上がってからの方が、いいなと思えるようになってます。それはともかく、この天気だとなんか願い事してもご利益なさそうだな、七夕...。最近7月の方が梅雨っぽいお天気多くて、あんまり晴れの七夕ってないような気がする。

さて、これで8ヶ月分のフレームが完成して残りは4つとなりました。8月も可愛いですが、9、10、11月がまたカントリーの味がたっぷり出てる洋モノ風なんで、作るのが楽しみです。

ところで、ウサギの「のーくん」タペですが、6月のが6月中に仕上がりませんでした。夏は、パッチワークとかの縫い物系よりトールとかドールハウスのような工作系の方が気分なんで、そっちはしばらくお休みになっちゃうかもしれませんね。秋口くらいからは再開したいと思ってますけど、なにしろ今「ホームページを作ろうヨ!!」のリニューアルに全力を傾けてるとこなんで、手芸系がちょっと止まりがちになってます。

       

2006/6/10

★6月のフレーム★

2週間のご無沙汰となってしまいましたが、如何お過ごしでしたでしょうか。この一週間、私は、なぜかクルマたちのお世話とおうちのお掃除でジタバタしてしまいまして、まるっきりサイトを更新することが出来ませんでした。

発端は、カロちゃんが車検からお戻りになり、その帰り道で僅かでしたが雨に当たってしまったことから、ボディのお掃除をしてあげたことに始まりました。その後、しばらく走ってなかったしゃーるさんを走らせてやり、しかも春のオープン走行以来、なかなか全身きっちりお掃除してあげることが出来なかったので、ボディも車内もフル・コースでお世話。このあたりからお掃除にノリ始めた私は、以前からおうちの中がひっくり返っていることをずっと気にしていたこともあって、徹底的にお掃除&おかたづけに3日間を費やし、家中キレイになったところでやっと満足したのです。最後の仕上げは、しゃーるさんのお散歩で、朝5時から起きて六甲方面にドライヴ、早朝の湾岸を今回はなんと時速80キロとゆー、優等生な制限速度で走って、頑張って身の回りをキレイにしまくったごほうびにシェラトンで朝ごはんを食べておしまい。でもなんか、この一週間、私はすっかりお掃除おばさんになったような気分だったのでした。ふだん不精なくせにいったんノリはじめると意地になって、徹底的にやらないと気がすまなくなるんだよね、私って。

さて、そうこうしているうちに6月。ここ数日、ちょっと梅雨なお天気になってきました。そういう季節なので、今月のフレームは写真の通りアジサイをテーマに梅雨のアイテムが集められています。例によって画像をクリックして頂くと、大きな写真でご覧になれます。

まず、たるに盛られたアジサイ、これは藍、紫、薄紫の布にボンドを薄めたものでノリを効かせてハリを出した生地から、小さい花びら型を合計約50枚切り出して、更に一枚一枚にペップと呼ばれるアートフラワー用の花芯を通したものを、丸い凡天に貼り付けて作ってあります。今回のアイテムの中では、一番テマかかってますね。それからなんと言っても拡大写真で見て頂きたいのは、アジサイにくっついてるカタツムリ!! 白のベースにブルーのビーズを乗っけただけのものなんですが、紫グラデーションのアジサイに、ブルーと白のカタツムリがよく映えて、色バランスが絶妙。細かいのに、けっこう存在感のあるカタツムリくんです。

そして横のタナには、ジョウロや置物、缶に植えた苗(アジサイみたいな色)、バケツなどが置かれています。今回は夏ということもあって、このタナそのものは4月のフレームの時のようにニスがけはせず、白木のまま使いました。その方が涼しそうな感じで、色のコントラストもいいかなと思ったんだな。もちろんコレも、バラバラの木材を貼り付けて、この形にしています。で、このジョウロや置物、バケツなんかにはワイヤーを曲げて作る部品がくっつけてあるんですけど、このワイヤー曲げもかなり慣れて来たらしく、けっこうスイスイ作れるようになりました。

あと、背景と額の回りには茶色の紙を長方形に切ったものを貼り付けて、レンガの雰囲気を出しています。これも40枚くらい切ったのでテマかかりましたけど、更に四隅を丸くした方がよりレンガらしくなるので、フレーム回りに貼り付けたものはそうやってみました。バックに張ったのは四角いままなんですが、全部切るより変化が出て良かったみたいですね。あと、背景にはツタが這っていたりもします。その他には天井部分に張り出したテント、てるてる坊主とカサという梅雨定番アイテムなどが付けてあり、トドメはテントとフレーム枠上部に貼り付けてあるビーズ、これは雨滴を表現しています。コレを1個1個貼り付けるのが、どんっなにっっっ、めんどいかっっっっ。取り付ける向きが決まってるんですけど、細かいビーズなんでなかなかうまく方向が定まらないし、ボンドってのは乾いたらがっちり付きますけど、固まるのに多少時間がかかるので固定するのが大変だし、けっこうきーーーーっっっ、ってなりながらも、なんとか全部貼り付けました。

そんなこんなで苦労しながら完成しているわけですが、今とってもこのドールハウス系クラフトにノってる時なんで、1週間ほどで仕上がったのは我ながら驚異的だなと思います。続けて7月のフレーム、これは七夕がテーマなんですけど、これも1週間くらいでアイテム出来ちゃって、あとは組み上げるだけだし、2年ほど前に手をつけかけてそのままになってたショップ・シリーズのティ・ショップ、これに至っては、たった二日で20種近いアイテムが全て完成してしまったんですから、いかに今、私がこの細かい作業にハマっているかがお分かり頂けるかと思います。その分、タペストリとかウォールポケットが止まってるので、そっちも頑張らなきゃならないんですが...。

ともあれ、7月のフレームは来月お見せするとしても、ティ・ショップはあと組み上げるだけなんで、久々の大作ドールハウスを近々見ていただけるのではないかと思います。これは以前、キッチン・ショップやドレスメーカーをお見せしていたシリーズのうちのひとつで、全部で6種あるんですけど、このぶんだとコレも秋口までには一気に出来ちゃいそうね。

これまで買ったはいいけど作るヒマなくて山積みになってるキットを、今年は出来るだけ沢山仕上げるのが目標です。さて、年末までにいくつ作ることが出来るでしょうか?

       

2006/5/24

★5月のフレーム★

5月の歳時記フレームが完成しました。ご覧の通り「子供の日」をテーマにして、こいのぼり満載のデザインとなっています。画像をクリックすると大きな写真が見れますので、いったいいくつのこいのぼりが盛り込まれているか数えてみて下さいまし。

さて、3月のおひなさまでも小さいお人形は作ったので、今回のこの男の子もそれほど苦労せず作ることができました。なんと言ってもカワイイのはデニムのズボンをはいているところで、クツもウッドビーズを使って革靴の雰囲気が出ています。手に持っているのは菖蒲の花。

それから中でも一番テマがかかっているのは男のコの横に飾ってあるキルトで、キットでは布をモザイク状に貼り付けてキルトの雰囲気を出してるだけだったんですけど、そのへんこだわりまくるあやぼーは本格的にピースワークから作って、きっちりキルティングまでいたしました。でも、おかげでちょっとサイズが大きくなってしまい、真中の引出しの上に置いてある置物が目立たなくなってしまいました。本当は、このバックあたりまでキルトの裾が伸びて来ちゃいけなかったんですけどね。ピースワークをやると、型紙はきっちり切ってあっても、布に書き込んで裁断した時点で一枚一枚の布が僅かに大きくなり、それを何枚かつなげるので、仕上がりがたいてい一回り大きくなっちゃうんです。

この置物5コはワイヤーを曲げてハートや渦巻きにしてあるんですが、さすがに前回のワイヤーかごで苦労したことで針金曲げるのに慣れたらしく、今回は殆ど一発で全部思う通りの形になったってのに、目立たなくなっちゃったのは残念だ。でもまあ、本格的なキルトでこんな小さいのを作ったということで良しとしておこうか。ちなみに大きな画像を見てもらうと分かると思いますが、このキルトもこいのぼりの図案になっています。

ところで、最近このフレームキットを作るのにノリまくってて、これなんか僅か5日で出来ちゃったのよん♪ なまじ早く作ろうとすると、ひとつひとつのアイテムが雑になったりするのがイヤなんで、普通は一日に2〜3アイテムくらいづつ作って最低2週間くらいはかかるし、この前のワイヤーかごみたいになかなか出来ないアイテムがあると1ヶ月くらいかかったりすることもあるんですけどね。でも今回は、せっせせっせと作ったわりには雑にもなってないし、この素早い完成に気を良くして、既に6月のフレームも殆ど完成していたりするんだな。それが出来たら、のーくんタペの6月を作る予定です。これがまたカワイイんだ。

まだ5月のうちに6月のフレームが出来そうなんで、来月でここしばらくの遅れを取り戻せそう。やっぱり今回みたいに時期を逸さないで、タイムリーにお見せしたいですもんね。

      

2006/5/16

★5月ののーくん★

子供の日からは大幅にズレてますが、5月の「のーくんタペ」&「のーくんウォールポケット」が完成しました。ウォールポケットの方は、もうずいぶん前に出来てたんですけど、タペのキルティングを始めたあたりで熱出して寝込んだもんで、こちらがなかなか完成しなかったんです。でもまあ今月もこの通り、どちらも可愛く仕上がりました。

タペの方はこいのぼりに乗っかって、お空をふわふわ飛んでいるのーくんが描かれています。うーん、やっぱりカワイイね♪ アップリケはさすがに慣れて来たこともあるのか、細かいながらもそれほど苦労せずに作れてます。以前も書いてましたが、型紙を見たとたんそのパーツの多さにメゲたという、これがアレの完成品。出来上がってみるとこんなもんかって感じですけど、このパーツが別々にずらっと並んでいる図というのは、これからコレを作るのかって時点ではかなりしんどいものがありますよ。でもまあ、のどもと過ぎればなんとかで、出来上がるとまた次を早く完成させたくなるんですけどね。で、型紙見てまたメゲるとか...。

ウォールポケットの方は大小のコイのぼり&リンゴを持って大きなコイにぶら下がっている立体のーくんでワン・セットになっています。大きなコイの三つのポケットにモノが入れられる他、小さいコイも袋状に口が開くようになってますので、ペンとか差し込んでおくことが出来ます。そしてやはりこの立体のーくんが激カワ。こんなのいっぱい作って、机の上にちょこんと座らせておいたら楽しいでしょうね。これは布製ですけど、フェルトで作ってもいいかも。

ということで、現在は遅ればせながら5月の歳時記フレームを制作中。コレも「子供の日」がデーマなんで過ぎちゃってちょっと残念なんですけど、なんとか5月中には完成させたいと思って頑張ってます。こちらは先月のフラワーショップほど厄介なアイテムもないし、すぐ完成しそうなので次回の更新でお見せ出来るでしょう。

やっぱりこういうのってねー、季節を先取りして作ってゆかなきゃ長く飾っておけないし、気分もそがれるしするんですけど、今回みたいに熱出したり、他のことが忙しかったりするとズレこんで来ちゃうのが困る。理想としてはテーマ月の1ヵ月前くらいには完成してると、作りながら次の季節に思いを馳せ、飾ってその季節を楽しむって優雅なんですけど。なんかいつもいつもギリギリなんだよなあ、私のやることって...。

      

2006/4/26

★これが出来上り★

前回の更新でお見せしていた4月フレームのパーツは、このように組み込まれて完成しました。画像をクリックして頂きますと、大きな写真でご覧になれます。

ドライフラワーを盛った樽とか、カゴとか、木箱に植えられてるお花とか束ねたブーケとか、周囲にはプライスを書いた黒板や包装紙も付いていて、街のお花屋さんの雰囲気が出ています。この写真では見えづらいですけど、左上段の花かごの横に乗ってるのはビーズやボタンを貼り合せて作った霧ふきで、他に針金製のクリップを切って作ったハサミなんかもあって、このへん芸が細かい。問題だったワイヤーカゴは右下に収まっています。

それから木箱が乗ってる脚立と横の棚、これはキットではもともと白木だったんですけど、それだとちょっと愛想ナシなので水性ニスで薄く色づけしてみました。全体の色とのマッチングも、かなり良くなってると思います。こういうところに、ひと工夫するのも手作りの楽しみですね。

ということで、現在はのーくんタペの5月を作っています。細かいと言っていたアップリケは比較的順調に出来たんですが、キルティングに入ろうとしたところで↓のような事態に陥り、何も出来なくなってストップしてしまったので、果たしてテーマである「子供の日」に間に合うかどうか微妙なところです。頑張らなくちゃ。

      

2006/4/13

★小さなお花畑★

サクラも今週の雨ですっかり散ってしまったようですが、代わりにあちこちでお花の咲く本格的な春がやってまいりました。ウチでもかねてから作っていた4月の歳時記フレームのアイテムがなんとか出来上がり、小さな花畑が現出しています。4月のテーマはお花屋さんだったんですけど、木箱や樽にたっぷりドライフラワーが盛られたデザインとなっていました。写真はそのパーツだけをフレームに組み込んでしまう前に撮ったものです。

殆どのアイテムはそれほど難しくもなかったんですが、問題は手前向かって右に写っているアイアンかご。これはもー、せめても使えるものになるまでに、いくつも作らなければなりませんでした。キットに付いていたワイヤーだけではとても上手く仕上げることが出来ず、わざわざ東急ハンズで同じ素材を買い込んで来て、やっとこさ完成したものがコレです。

なにしろ針金ってこのくらいの細さだと柔らかくてくねくね捻じ曲がるので、ペンチで曲げている間に直線になってなきゃいけないとこがデコボコになったり、あまり強くペンチでつかむとブロンズのメッキが剥がれてしまったりキズついたり。結局、出来上ってみると、なんだこりゃ? 

とても使えたもんじゃなくて、これひとつのために一時は完成を諦めなきゃならないかと悲嘆に暮れたほどでした。しかしまあ、何回もやってりゃコツもつかめてくるもので、5つめにしてやっと使える形のものが出来上ったのです。でもこの完成品でさえ、自分としてはまだ満足には程遠いデキと言わざるをえません。

→の写真は完成品が出来上るまでの、とても使えたもんじゃない力作の数々です。手前向かって左の、ワイヤーがぐにゃぐにゃになってるやつ。これが一番始めに作ったものなんですが、こんなことになってしまった時、果たしてこの同じワイヤーが手に入るだろうかとまっさおになりました。いくらさがしても同じモノがないってことが、キットものの場合往々にしてあるんですよね。今回は運良くハンズで一発で見つかりましたが、その後も長さを間違えてカットしてしまったり、出来上りの形やサイズがイマイチだったりで、大量のワイヤーをムダにいたしました。

そんな苦労をしつつも、なんとか完成した4月のフラワー・ショップ。完成品はまた次回の更新ででもお目にかけたいと思います。

      

2006/4/2

★さくらのベッド★

いよいよ4月がやってまいりましたが、今年のサクラはどうなんでしょうね。明日あたりから晴れるのかなあって感じだから、この週末が見頃なんでしょうか。

というわけで、サクラの季節。3月のひなまつりに引き続きまして、のーくんタペシリーズの4月分が完成いたしました。大きなサクラをベッドにして、春のおひるねしてるのーくん、可愛いでしょー♪

実はこれ、3月のを作る前に作ってあったんですけど、やっと見頃の季節になりました。ま、けっこううまく仕上がってると思います。現在は5月「こいのぼり」をテーマにしたウォールポケットを作ってて、そのあとこのタペの5月分を作る予定。しっ、しかしっっっ、その5月のアップリケがまたソーゼツというか、細かいパーツの型紙を見ただけでがっくり肩が落ちそうなほど細かいのっっっ。作る前から疲れてくる感じですが、頑張らなくては。

それにしてもこのシリーズ、作家さんのこだわりなのかもしれませんけど、このタペにしてもウォールポケットにしてもやたら細かくてめんどい。まあ、1キット1200円とか1500円とかで一週間も十日もたっぷり遊ばせてもらえると思うとお得かもしれませんが、もしかするとこれまで作った中でこれはアップリケのシリーズに次いで細かいかも。

細かいのがイヤなら買わなきゃいいじゃないかって自分でも思いますが、でも可愛いと作りたい。このへんがジレンマなんですねえ(ああ...)。しかしその苦労の向こうに、仕上がった時の達成感があるのだと自分に言い聞かせ、精進努力を重ねて写真のような作品が出来上がってゆくわけです。来月も完成した作品をお見せ出きるよう、頑張りたいと思います。

      

2006/3/12

★おひなさま★

前回の更新で、ウサギの「のあ」くんをフューチャーしたタペストリシリーズに着手したと書いてましたが、3月はおひなさまをテーマに、写真のような感じの図柄となっていました。いやー、これもねえ、大変だったんですわ、ここまでするの。

ウサギさんやリンゴはもちろんアップリケ。でもそれはかなり慣れてきたので根気さえあればさほど難しいものではありません。でもところどころに付いてる5弁の梅の花、これがなかなか形をうまく整えることが出来ず、何回もやり直したけど未だに納得がいかない。あんまりやり直し過ぎると生地がボロボロになっちゃうので、このへんで妥協しましたが、そこまで比較的順調に作れてただけに、きーっっっっ、ってなりかかりましたね、コレは。まさかこんなとこでつまづくとは予想してませんでした。でもまあ、なんとかそれなりに形を整えて、無理矢理完成ってコトにしたのです。ま、ウサギさんは可愛く出来てるので、こんなもんでしょう。

この後、この「のあ」くんこと、のーくんが活躍するタペストリが12ヶ月続くので、毎月季節のテーマを追ってお見せできるよう頑張って作りたいと思います。でも実はコレ、ホントは昨年作るはずだったもので、一年間毎月キットが届くままになってて、やっと今年になって作り始めたんですね。だから12ヶ月分の材料は既に届いていて、山積みになってます。そんな状態なのにっっっ。のーくんのあまりの可愛さにこのシリーズが大好評だったらしく、今年になって今度は「立体のーくん」がウォールポケットにくっついているとゆー、これまためちゃカワなキットが売り出されました。もともとカタログでこのタペのシリーズを見た時、一緒にウサギのぬいぐるみが写ってた。それがもー、めちゃくちゃ可愛かったので、平面のタペじゃなくて立体になったらいいのにー、と思ったのは私だけじゃなかったんだな。で、タペもまだ完成していないのに、これは買わなくちゃと既にこのウォール・ポケットのシリーズも注文してしまった...。これも12ヶ月続くんだよなあ。ああ大変。

ちなみにこのキットは加藤厚子先生のデザインで、ベルメゾンのマンスリー・クラブで買うことができます。あやぼーが持ってるカタログは3月しめきりで、そろそろ注文受付終了になってしまうんですけど、こういうのは次のカタログでもたいていリバイバルするので、待ってれば買えると思いますよ。

さて、そんなこんなで今年はおひなさまのキットを2つも完成させたので、ウチでもちょこっとひなまつりをしてみました。ヨコの写真に写っているのは、先日ご紹介したフレーム飾りのおひなさまと、一昨年に作ったミニひなのカップルです。マンスリー・クラブのキットは歳時記になってるシリーズものが多いので、作りまくってるとこうやって、同じテーマのものがたまってきたりしますね。これも苦労して作ったよなー、と思い出にひたりつつ眺めるのも楽しいものです。季節ごとにこういうものを作っていると、けっこう気候に敏感になるのも良いですね。

ところで、ここ数年手芸作品100キット制作をめざしてコツコツ頑張って来たんですが、こないだ数えてみたらトールとかパッチワーク、ドールハウスなど、比較的時間のかかるものばかりだけでも完成が90キットを越えていた!! 今年は手元にあるキットをできるだけ作り上げてしまうつもりなので、確実に今年で100キットは越えますね。これだけやれば基本はみっちり修行できてると思うので、いよいよ来年からはオリジナル作品を制作するぞ!! いろいろアイデアもたまってるんで、いずれお見せ出来る日が来ると良いなと思ってます。

      

2006/3/10

★その後の手芸作品★

おひなさまフレームのあとも、ぼちぼち手芸作品が完成しつつあるんですが、写真の2点は前から作ってたシリーズのそれぞれ最後の1点になりました。これでまたシリーズふたつをコンプしたぞ!!

ピンクのタペストリは大きなハートのアップリケにリボン刺繍がほどこしてあります。このリボン刺繍っていろいろ応用できそうなんですけど、なかなか形がうまく仕上がりません。元々刺繍ってわりと苦手なんですね、私。ストレート・ステッチ、バック・ステッチはまあいいとして、サテン・ステッチは最近になってやっと習得しつつあるって感じだし。そこへ持ってきて刺繍糸じゃなく幅数ミリのリボンで刺繍するって、これまた形を整えるのが難しいんだ。もっと修行をつまなくては...。

ポーチはまあいつものやつって感じですけど、今回はチャック付けがわりと苦労せずに出来たので、そのへん少し進歩したかな。このあとは、だいふ前にココでもキットをご紹介してた、ものすごくカワイイうさぎの「のあ」くんをフューチャーした12ヶ月シリーズのタペストリに着手しました。でもこれ見本見た時からぜったい時間かかると思ったものでしたけど、パッチワークだけならともかく、それに複雑なアップリケが付くとなるともう...。ともかくそのアップリケのパーツが20くらいあるんですけど、ひとつひとつ形が違うのを型紙切って、形を作ってってとこから入りますから、テマかかるのなんの。でも初めてアップリケをやった頃に比べればはるかにうまく作れているので、ま、そのへんもやってりゃ慣れるというか、なにごとも積み重ね、積み重ね。12ヶ月分全部作り上げるころには、かなりプロになっているだろうと夢見つつ、今日も頑張るあやぼーなのであった。先は長いなあ...。

      

2006/2/11

★久々の手芸ネタ★

恒例の冬眠状態に浸りこんでたら既に2月も半ば、春が早く来ないかなー、と待ち遠しい気分のあやぼーなんですが、久しぶりにこんなのを作ってみました。ご覧の通り、おひなさまのフレーム飾りです。

実はこのキット、覚えておられる方もあるかと思いますが、昨年冬にお正月やヴァレンタインのを作ってたあのフレームのシリーズなんです。昨年はけっこう出かけることが多くてなかなか腰を落ち着けて手芸にハマってられなくて、結局このキットも購入してから一年待ってやっと完成にこぎつけたようなワケなのでした。今年は昨年出来なかったぶんもビシバシ作ろうかなってコトで、このあとも頑張ってあれこれ作ったりしてます。

完成してしまうと、なんてことなく見えてるかもしれませんが、例によってコレも小さいフレームに更に細かなお人形が詰まってるわけですから、ここまでするにはなかなか大変な作業の連続。これまでカントリー・ドールのアンちゃんから始まって、大小さまざまなお人形を5〜6体は作ってますから、かなり慣れたってば慣れたんですけど、やっぱりお人形は気を使いますね。顔が命ですから、今回のように刺繍で顔を描く場合は、どんな顔になるか刺繍し終わるまでドキドキです。ま、なかなか可愛く仕上がったと自分では満足してるんですが...。

ところで今回一番細かいなー、と思ったのは女の子の髪の毛。これは、0.5ミリほどの太さのコード三本でミツアミ(!!) してあるんですねー。6本のコードの真中を頭の中心で縫いとめて、左右に伸びたコードを3本づつ取ってミツアミ、そのミツアミが左右に2本づつハネてるわけです。着物も十二単とまではいきませんが、綿入れした布を3枚重ね合わせてその雰囲気を出してます。これが今年の私のおひなさまなのでした。

ところで先日オークションに、たぶん趣味で作っておられるんだろうなって感じのドールハウスの出品があったんですが、これがもうものすごくキレイ!! すごく凝った作りだったし、キットとかじゃなく、ご自分でデザインされたものみたいで、確か3000円くらいからの出品だったんじゃないかと思いますけど、それが数万円まで競りあがったほどでした。いつかは私もあんなのを作ってみたい...。ま、その前に、たまってるキットを作りまくってウデ上げる方が先ですけどね。手芸と一口で言っても、やってるとなかなか奥が深い世界で、私も2000年くらいにファビの衣裳作りから始めて既に6年目。しかし、まだまだですな。

さて、こちらは昨年ぼちぼち作ってた作品のあれこれです。一昨年に比べて、仕上がった点数が極端に少ないのが残念なんですが、これはこれでなかなかテマヒマかかってたりします。

特に楕円形の WELCOMEプレート、これはもー、涙なしでは語れない苦労の連続でございました。しっかり見本通り出来上がってしまうと、こんなもんかなってなもんですが、なかなかどーして、ここまでするのに数か月はかかってる。まず、ベースが無地じゃなくて、ここからしてサイドローディングというボカシテクニックを使ってあります。この技術は使うの始めてだったので、もー、どんなに気を使ったことか。まあ、そのおかげでこの技術も今ではラクラク使えるようになって表現力が格段増しましたが、これは普通に絵を書く時でもかなり使えそうなテクニックでした。

そうやってベースを書いた上に絵を乗せてあるわけですが、右下にちょこっと見えてる小さなバードハウス、これさえベースを塗った上にサイドローディングで陰影をつけてあるし、左上のハート2個もそうです。回りの波々も一本描くごとに一週間くらい置いて定着させなきゃいけないんで、やたら時間を食う。そして最後にWELCOMEの文字、これがまたカリグラフィーという独特の筆使いテクニックで幅を出した飾り文字なので、なかなかキレイに書けなくて何回も消しては書き、消しては書き。ベースをよく乾かしてあるのである程度は消し書きが可能なんですが、でもそれもあんまりやってるとベースが剥げるとかするし、もー、この状態に落ち着くのにどんなに苦労したことか。でもまあ、これだけ見本通りみごとに仕上がると、それだけのことはあったなと思いますけどね。

あとハート型のは裏に鏡が付いてるので、ミニ手鏡として使えます。コレはわりとカンタンでした。でも四角いトレイの方は柄のチェリーにこれまたサイドローディングが使ってあって、色が上手く出るかどうか仕上がるまで心配だったな。そしてもうひとつはアイテムもので、ミニかごの中にニワトリさんとヒヨコが5羽入っています。これは昨年の春に作ったものなんだけど、まだお見せしてなかったんじゃないかな?

ま、そんなこんなで昨年の制作点数がとても少なかったので、キットはまだまだ残ってるし、今年も頑張ってコツコツ作って行きたいと思います。頑張らなくちゃ。

      

 

 

      

2005/11/13

★ここまでにするのに...★

夏頃からぼちぼち作り続けているトールペイントですけど、すこしづつ出来上がって来てはいます。中でもこの二段宝石箱、これはまだこの後にダブル・ローディングで花を描かなければならないという、一番問題の部分が残ってはいるものの、ここまでにするのさえ思いっきり苦労してるんです。単に青くベタぬりしているだけのようでいて、大変だったのは色調合わせと、ブルーと白のシマシマになっているところ。

絵具を一色で塗る場合は、そのまま使えば見本通りの色になるので全然カンタンなんですが、今回の場合はブルーに白を混ぜて色調を調整して、この色を出さなきゃならなかったんです。それは本体の水色も、持ち手や足部分も、シマシマ部分の水色も全部そうだったんで、その濃さを見本通りにバランスよく合わせるのがとんでもなく大変でした。それが合わないもんだから、シマシマのブルー部分だけでも3回は調整しながら塗り直さなければならなかったんです。

それだけでも大変なのに、問題はこのシマシマ!! 筆で真直ぐな線を引くということはハッキリ言ってほぼ不可能なので、まず箱の下から8mmくらいのところにマスキングテープをぐるりと張り巡らします。そうやって上部分をガードしてからぺたぺた塗れば、境目のとこが自動的にまっすぐなラインになるんですけど、このマスキングがそもそもめんどい。しかも!! そうやって白をベタ塗りした上に更に!! 8mmきざみでシマシマになるように一本づつマスキングテープを貼り、白をガードした上でマスキングの合間のブルーを塗るとゆー、とんでもなく細かい作業を繰り返さなければならなかったのです。そこへ持って来て、さっきも書きましたが色調調整がうまくゆかず、ここまで色合わせするのに3回は塗りなおしてる。もー、これでもし最後の花柄を失敗したひには浮ばれないぞと思ったので、ともかくここまでで一度写真を撮ってみたのでありました。

以前も書いてましたけど、ダブルローディングというのは、一本の平筆の両端に半分づつ違った色の絵具をつけて、二色でグラデーションを出すという技術です。同じような技術にサイドローディングというのがありますが、それは一本の平筆の片端に絵具、片端に水(もしくはフロー・メディアム)をつけ、一色だけでグラデーションを出すというもの。既にそっちはなんとかマスターしたものの、ダブルローディングはまだやったことない。それを考えると、もうこのまま無地でいいや、という気分にもなりますが、でもなあ...。やってみないといつまでたっても出来ないしな。ま、紙の上で練習するなりして、なんとかトライしてみたいと思いますが、まだ恐怖心と戦っている最中なんで果たして年内に仕上がるかどうかは定かではありません。失敗せずに出来上がったら、完成品をお見せできる日もくるかも。いつかそんな日が来ますように...。

      

2005/8/15-8/16

★トールペイント大量生産★

なかなか手がつけられないでいたトール・ペイントなんですけど、やっとぼちぼち始めました。なにしろ作ってないのが20キットはあるので、コレを秋までに全部作るのは、なかなか大変です。あまり長く置いておくと絵具がダメになったりするのも心配だし、出来るだけ早く作りたいんですけどね。でも、やっぱり丁寧に仕上げたいので、それなりの時間はかかっちゃうか...。

現在、3点がサンディング、4点が下塗り、2点が仕上げに入ってるんですが、なんでこういう流れ作業状態で作ってるかというと、下塗りや絵具のベース塗りをやった後は、それぞれ1週間くらいづつ置いて完全に定着するのを待つようにしてるからです。これくらいの簡単なキットの場合は、急げは一日で作ることも可能みたいなんですが、どうもそれをやると絵具がにじんだりとかの失敗が出そうで、今日はこれだけ、明日はここだけ、と言う感じで、ぼちぼち進める方が確実のような気がするからなのでした。サンディングだけでも、けっこう凝るのでツルツルになるまで磨かないと気が済まないしな、私は。

ところで前に筆に絵具を2色つけてグラデーションを出すダブル・ローディングという描き方が難しそうでコワイとか書いてましたが、その前段階として筆半分に1色つけて、半分に水を含ませ、一色でグラデーションにするサイドローディングという手法、こちらはなんとかマスターいたしました!! ともかくそのグラデーションにするってのがね、うまく色が出るかなあと不安だったんですが、ちょっとコツが分かって来たので気を良くしてて、このぶんだとダブル・ローディングもほどなくマスター出来るのではないかと。...甘いか?

これまでの作品はそういうややこしい手法を使ってなかったので、描くのそのものはカンタンだったんですが、仕上がりはわりと単純でした。でもこういうやり方を使うと絵に深みが出てくるので、今度の作品はワンランク上の感じになるかなー。このへんのキットが出来上がったら、いよいよ上級篇にトライするのだ!!

秋までには、かなりの数が仕上がるのじゃないかと思いますので、それもちょこちょこお見せしてゆきたいなと思ってます。そちらも楽しみにしててもらえるとうれしいです。

       

2005/7/17

★その後の手芸★

さて、引き続き手芸作品もぼちぼち作ってます。まずは「バラのタペストリ・シリーズ」第5弾。これは一見カンタンそうに見えるんですが、実は大変苦労してるんです。

パッチと刺繍までは、ご覧の通り特に難しいところはありません。でもこれには「トラプント技法」というのが用いられてまして、それはキルティングまで終わった作品の裏から綿や毛糸を詰め込んで、模様を立体的に浮き上がらせるという技法です。以前、鷲沢玲子先生のパッチワーク本をご紹介した時に、ちょこっとそれを用いた作品の写真もお見せしていたと思いますが、それを見ていつかは自分でも使ってみたい技法だなあと思ってはいたんです。しかしいざ実際にやってみると、初めてなこともあったのかもしれませんが、太めのトジ針で太い毛糸を裏から通して詰めるなんてのは、存外に力のいる作業で、始めのうちは出来上がるんだろーか? とマジで絶望的になるほどうまくいきませんでした。

それでも何本か通してゆくうちにコツがつかめて来て、最終的になんとか見本どおりに出来上がりはしましたが、これはなかなか難しい技法です。拡大写真をご覧頂くと分かると思いますけど、中央の花部分にはブルー、回りの葉にはグリーン、周囲の綱模様には白の毛糸が詰めてあります。写真では殆ど色が分からないかもしれませんが、実物はもうちょっとそれぞれの色がハッキリ出ていてキレイですよ。

苦労して仕上げたこともあるのか、ともあれ仕上がって久々にやったなー、という感じでした。あと、4つの角に付いてるハートなんですが、キットに付いてた布はもうちょっと明るいブルーだったんです。でも、見本写真で見ても、どうももっとくすんだブルーの方が全体に合うような気がしたので、この色の布を買って来て作ったのでした。

ということで、このシリーズもあと残り1つとなり、細々としたパッチワークものは殆ど片づきつつありますね。来年こそはオリジナルに挑戦したいので、残り半年、せっせせっせと作りたいと思います。

それから次はアイテムもの、これは本来4月に出来上がってなきゃいけなかったものなんですが、今ごろになってしまいました。ニワトリさんとヒヨコが5匹ということで、4月の新入学に寄せたモチーフだったんじゃないかなと思います。特に難しい所もなくスイスイ仕上がったわりには、けっこうカワイイでしょ? このシリーズの見本写真を見た時、一番作りたかったうちのひとつがコレでした。

今は、もう過ぎちゃいましたけど七夕をモチーフにしたアイテムを作ってます。たぶんすぐに出来ると思うので、次回更新の時あたりお見せできるんじゃないかな? 

この季節、ホントはもっとトールペイントをやりたいんですけど、なんだかんだでなかなか手がつけられない...。実はトールのキットは20点くらい手つかずがたまってて、ともかく根性で仕上げなければならないのにっ。でも例の「ダブルローディング(1本の筆に2色の絵具をつけてグラデーションを出す)」という超難しい技法が恐くて進めな〜い!! 果たして年内に20点も作り上げられるのだろうか...。

ま、そんなこんなで手芸キットを買いまくってたマンスリー・クラブなんですが、さすがに出来てないものを作る方が先!! という状況で、今は手芸モノは毎月パッチワーク1点、ドールハウス1点だけにしてます。今年もこの先、まだまだ頑張らないと手持ち片づけられないよなあ...。

      

2005/6/18-6/19

★手芸もぼちぼち★

ここしばらくダウンしてて止まってるんですけど、その少し前に完成させたのがこのペンケースです。パターンは真中にボータイをはさんで、両側がベアーズポーになってます。

今回は丸い形にする前の平たい状態でチャックを付けたので、そちらは全然カンタンだったんですが、側面で苦労しました。と言うのは、↓の写真のように側面が円形になってるからで、ところが始めこの円形がオムスビ型になっちゃったんですよー。

本来、キレイな円形にするためには側面を付けるときに予め縫い線を書いておいてから、それに沿って縫うべきなんですが、今回テキトーに縫ったら全然ヘンで、仕方がないのでほどいてやり直しました。もうそのままでいいかなー、とも思ったんですが、やっぱりせっかくなんで。おかげさまで最終的には、ご覧のようにまずまずの円形になりました。

ちなみにこのポーチのシリーズはあと1こで終わり。でもトールペイントのシリーズが山ほど残ってるんだよなー。今の季節が薬品も乾きやすいので、一気にやってしまいたいんですけどね。それより前に白木を磨くのが大変なんだっ(暑いのにぃ)。でも頑張らなくちゃ。

      

2005/5/22

★ひさびさの手芸ネタ★

昨年後半、あまりにも沢山の手芸キットを作りまくっていたせいか、冬の間まるっきり作る気がしないままに半年くらい経ってしまいました。でも、5月に入ってぼちぼち気力を取り戻して来まして、たまってるキットがちょこちょこ出来上がってます。

まずは3月のアイテムもので、お花がいっぱいのバスケットです。いちおー、お花とウサギというモチーフなんですが、ウサギかネコか判別が難しいですね、コレ。型紙通りに作ったつもりなんですけど、見本写真はもーちょっと耳が長くてウサギっぽかったかも...。でもまあ、ウサギでもネコでも、どっちでもカワイイですもん、いーよねっ。きゃははは。

それに実はコレ、ちょっとお花を大きく作りすぎてしまいまして、なんか盛ってあるバスケットが殆ど見えなくなっちゃいました。おかげで、お花のてんこもり状態といった感じ。手作りですから、それも味と言えば味ですが...。色がカワイイから良しとしようか?

このアイテムものシリーズ、かなり制作が遅れてて、4月のをこれから作るなんてことになってます。ニワトリさん一家がモチーフで、これもめちゃカワイイですよ。出来たらまたアップしますね。

もちろんホントは5月、6月も続くんですが、そちらのアイテムはブタさん、カエルさんで、あやぼー的にはもうひとつ作る気になれなかったのでパスしまして、だから4月のを作ったら7月のを作って、それでこのシリーズは終わりにしようかなって思ってます。いつもはシリーズなら全部作らないと気が済まないタチなんですが、なにしろ作らなきゃならないキットが沢山たまっちゃってるので、今回は気に入ったデザインのものだけをピックアップしてみました。

さて、次はカントリーなポーチのシリーズ第4弾、お針ポーチです。これは冬の間にパッチを始めたんですが、途中で挫折したまま半年くらい中断されてました。作ろう作ろうと思いながらその気になれず、初夏になってやっと完成を見たというシロモノです。

外側はご覧の通り素朴なハート・パターンのパッチワークですが、このポーチのウリは、中の芸の細かさです。写真ではちょっと見えにくいかもしれませんが、中央はご覧のように糸巻きを止めておけるヒモ付きで、その上にちょこっと見えてる茶色チェックの丸いのは、取り外しがきく針山なんです。マジックテープで本体に留めてあるので、使うときは取り外してどこにでも置けるんですね。その上、向かって左側にふたつのポケット、右側にはチャック付きのポケットと、収納スペースも工夫が凝らしてあります。こういう細かい細工がちょっとヤヤコシかったけど、こんなポーチのキットでここまで作りこんであるのは珍しいので面白かったです。

もうひとつはバラのタペストリーシリーズ第4段で、こちらもパッチワークのパターンはハート型、4スミと中央にはオーガンジーのミニバラが飾ってあります。4辺の中央にはピンクのビーズがハート型に縫い付けてありまして、他に白いビーズもちりばめられてます。写真より実物の方がビーズが光ったりとかして、ぐっとキレイですよ。

このシリーズは特にこのミニバラのように立体のお花の作り方がいろいろ学べるのでやってみたかったんですけど、こういうのをバッグとかポーチに付けてもカワイイですよね。

あやぼー的には、この小さいサイズのタペストリというのは壁に飾るという気がしなくて、でもウラに布を張ってミニクッション・カバーにしていくつもソファに置くとかすると、すごくカワイイだろうなと思います。そのうちこれまで作ったミニ・タペをそうやって飾ろうかな?

ってことで、今年も手芸ラッシュが始まりそうなんですが、昨年作ったものをぼちぼちMagazine WorkshopのCraft Workでまとめたりしてます。なんか、あまりにも沢山作ったので 1ページでは収まりきらず、3ページくらいになりそうなんですけど、第1弾のドールハウス&トールペイントのページが既に出てますので、おヒマがありましたら覗いてって下さいね。

ところで一昨年、昨年とキルト糸の糸巻きが2本分終了したというよーな話をしてましたけど、このたび、とうとう3本目の糸巻きがオシマイまで来てしまいました。そうです、私は3本のキルト糸分、つまり 684mもの長さを約3年かけて縫いまくったわけです。

石の上にも3年とか言いますが、2001年にファビのお洋服作りから手芸を始め、その後2002年、2003年、2004年とキットを山ほど作って修行して参りました。そしてとうとう今年で5年目。キリもいいですし、今年はたまっているキットを全部作り上げてしまって、是非、来年からはオリジナル作りに励みたいと思ってます。これまで作ったパッチワーク作品は30キットくらいなんですが、トールやドールハウスなども合わせると今年中で100キットは行きそう。しかしまあ、よく作りましたね。こんなに続くとは、自分でもビックリです。

実はそういうのを全部習得してからやってみたいコトもあるので、ま、今年後半、また頑張ってあれこれ作りまくりたいと思います。

      

2005/3/9

★いまさらですが★

さて、あやぼーが花粉症で苦しんでる間に去ってしまったヴァレンタイン・デーですが、皆さま首尾は如何でしたでしょうか。また遅れちゃったんですけど、2月のフレームが出来上がりましたので、お見せしておきたいと思います。アイテムが細かいので、写真をクリックすると大きいバージョンでご覧になれるようにしておきました。

今回のもめちゃかわいーでしょ? 材料からケーキが出来上がるまでを4段階に分けて並べてあります。向かって左上に材料の小麦粉、卵、チョコ、バターなんかが並んでまして、右上の部分では、卵を割って泡立ててるとことチョコを湯せんして溶かしてるとこなんかが出てます。中央にはまな板の上に粉ふるいと泡だて器が乗ってて、左下の黒いのはオーブン、つまり焼いてるとこですね。このオーブンは細かい木材で形を作り、その上に黒のペイントを施してあります。もちろんコレも手作りです。そして右下の部分でチョコレート・ケーキが出来上がりました。

この歳時記フレームのシリーズ、けっこう作るの遅れちゃってて、この次は「ひなまつり」がテーマなんですけど、既に終わってますね...、ああ...。

なんか昨年後半いろいろ頑張ってた反動か、ここしばらく気が抜けてるというか気力が死んでるというか、花粉症で辛かったってのもあるけど、いったんこーなると、もう一回エンジンかかるのはいつのことやら。しゃーるさんたちみたいにキィをひねれば一発点火ってエンジンだったらいいんですけど、あやぼーのはなー、ガソリンの代わりに気力で動いてるから、そのへんのガソリンスタンドで燃料補給するわけにもいかないんだー。特に冬はやっぱ、ダメですわ、私。早くあったかくなって〜♪

       

2005/2/4

★ハートがてんこもり★

2月のアイテムものが完成しました。ご覧のように当然ヴァレンタインをテーマにしてあるんですが、ハートがいっぱいでキャワゆいでしょー? 実はこのハート、型紙より一回り大きく作ったのでバスケットに入りきらないくらいモコモコモコのてんこもりになっちゃいました。でもお人形の顔も可愛く描けたし、あやぼー的には大変よくできました、ですね。私はあげるヒトないけど、こーゆーのをチョコに付けて贈られたりしたら、もらった方の気分としてはけっこうポイント高いかもしれません。本命ゲットを狙うお嬢さん方、ひとつ考えてみられては如何でしょうか?

それにしてもいつのまにネコもシャクシもヴァレンタインデー、なんてコトになっちゃったんでしょうかね。あやぼーは"Love Is The Drug "が信条のヒトなので、あの義理チョコとかゆーやつは全くもって許せません。そーゆー「恒例」とか「習慣」とかで心が伴わなくなるのがイヤだから、お中元、お歳暮はもちろん、果ては年賀状まで基本的には排斥してるんですから、私は。まあ、ヒトそれぞれですけど、心が伴わないままに習慣や世間に流されてるから、"コミュニケーション不全症候群"なんてモノが起こってくるんじゃないですか? 自分がホントは何考えてるかさえ把握出来てないヒト多いですからね、世の中。更に問題なのは、「自分が何考えてるかさえ把握してない」という事実すら認識してないってコトで、あやぼーって冷血だから、恩もギリもない他人がどう生きようと知ったこっちゃありませんが、ま、救いようがないっちゃないわよね、そーゆーの。ともあれ、せめて皆さまはどうぞココロの伴ったヴァレンタインをお過ごし下さいますように(合掌)。

それはそれとして、ここしばらくスランプというのか、新年以来ちょっと無気力状態が続いてたんですが、この2月のアイテムものを一気に作り上げたら、だいぶ元気が出てきました。なんか最近のあやぼーは手芸作品をせっせと作ってると他のコトまでせっせと片付ける気力が出てくるのに、作れてないと全然なんにもする気が起こらないのよね。なぜだろう...。ともかく、こーゆー手芸作品がペースメーカーみたいになってるんです。そういうコトもあるんで、今はこれに引き続き2月のフレーム歳時記と3月のアイテムものを作ってて、どちらも2〜3日中には完成するんじゃないかな。

でも、ちょっとここのところこういう小品が多いので、クッションカバーとか、バッグとかの大モノを作りたい気がして来つつあります。マンスリー・クラブのキットの他に、阪急でバッグとかのシリーズ・キットを買ってあるんですけど、なかなか手をつけられないままになってるので、この春はそのへん頑張っちゃおーかなー。

      

2005/1/24

★遅ればせながら...★

新年に間に合わなかった1月の歳時記フレームなんですが、やっと出来上がりました。ちょーっち、今更という気がしないでもないですが、ま、どうぞご覧下さいませ。

このドアの色みたいなアンティック・ブルーは、あやぼーの好きな色のひとつなんですけど、アイテムはその他に門松、たこ、リースとドライフラワー飾りなどで、ちょっと洋風の混じったお正月ってムードですね。

こういう作品は、どういうわけか明るい所で見るより、ランプだけの灯ってるような場所で見る方が陰影が出てますますリアルになる感じがします。実際このドアなんかをそういう中で見てると、今にもこのドアを開けて可愛い小人が出て来そうな気がしちゃいますよ。

11月からこっち、年末年始も絡んでていろいろ忙しくて手芸関係もあんまり作れなかったんですが、そろそろ落ち着きつつあるので、また頑張って作ってゆきたいと思います。今は2月のヴァレンタインディをテーマにしたフレームとアイテムものを作成中。ヴァレンタインそのものは何のカンケイもないあやぼーですが、このテーマの歳時記作品ってカワユイので作ってて楽しいです。

なにはともあれ今年はキットの他にオリジナルも作ってゆきたいなあ...。

      

2004/12/1

★堂々完成!!★

トールペイント中級コース(私が勝手にそう名付けているだけですが)、6キットがとうとう全作完成しました!! どーよ?

もちろん全て、始めはタダの白木のベースだったわけですが、8月の始めに第1作・ジンジャーマン・コルクボードのヤスリがけに手をつけ、以来苦節約4ヶ月、あーでもない、こーでもないと悩みつつも、このようにほぼ見本写真を再現するかのよーな完成にこぎつけたのでありました。

このシリーズは田畑聖子さんというクラフト作家さんのデザインなんですけど、もお、どれもこれもカントリーなムードで楽しい作品ばかりでしょ? キッチンに飾ったら、ぱっと雰囲気が明るくなる感じで、もう気に入りまくりなんです。

カタログでこのシリーズを見つけた時、あやぼーはまだトールペイントを始めてさえいなかったので、とても作れるとは思えなかったんですが、パッチワークもいきなり始めてなんとかなったという経験があったので、きっとコレもできる!! と信じて注文したのでした。その後、ココでもご紹介してた初心者シリーズで自信をつけ、それよりかなりムズいモード(むずかしモード)のこちらへと進んで行ったのであります。あせらず騒がず、ぼちぼち作ったのが良かったのか、どれも失敗なく出来上がって、これまた大満足。ふふふふふ。

ひとつひとつ順番にご説明しますと、まず1作目がジンジャーマン・コルクボード、これは向かって右側の上から釣り下がってるやつですが、その名の通りコルクボードにジンジャーくんの飾りが付いているものです。↓の写真を参照して頂けると分かると思いますが、下側の木部にはフックが付いていて、カギなどをひっかけておくこともできます。真中がコルクボードなので、キッチンで使うと伝言板にも出来るわけですね。

2作目はバニーちゃん。「KITCHEN」と書かれたプレートを首からかけてます。コックさんみたいな帽子をかぶってて、足元はピンクのボーダー靴下柄。これがまたきゃわゆいんだー♪ そして3作目はバニーちゃんの下、これはコーヒーフィルター・ホルダーなんですが、レターフォルダーとしても使えそうですね。前面にくっついてるお人形に立体感があって、ちょっとヨソでは売ってないムードでしょ? 手作りならではですよね、こんなの。お店で売ってたりしたら、かなり高そう...。

さて、その隣りは4作目で、いちおうジャムのビンを2〜3コくらい並べて入れておけるジャム・トレーってことになってるんですけど、もちろん小物入れとしても使えます。これにも側面に木製のお人形が付いてるとこがミソ。5作目はリンゴちゃんの手さげBOX。立体感のあるリンゴのモチーフが決め手ですね。そして最後、中央にあるのがベアのコースターセットで、コースター5枚とそのケースのセットになってます。飾りは、お約束のベアちゃん。やっぱりウサギ&ベアはカントリーものの定番モチーフですからね。

このシリーズは特にこのベアだのリンゴだのお人形だの、くっついてる飾りがオリジナルらしくて、本体だけならユザワヤでも白木ベースが手に入るんですけど、モチーフ飾りはちょっと見つからないと思う。でも、本体に別な飾りを付けたりして自分のオリジナルを作るっていうのも楽しいよね。それと、キットではもっと荒い作り方がしてあって、ベースもヤスリがけなしでニス仕上げもしないってことだったんですけど、あやぼー的にはそれではあんまり手をヌキすぎという気がして、ヤスリもニスもかけました。だけど、このシリーズはカントリーな素朴さがウリなので、わざと荒いベースにペイントをして汚しをかけたような仕上がりもまた技法としては味のあるやり方かもしれませんね。今度は、そういうのも作ってみよう...。

と、いうことで、これで合計12のトールペイント作品を仕上げたことになります。これもめちゃカントリーなシリーズですが、この後、あやぼーが上級コースと名付けているシリーズもまたカワユイので、完成をどうぞお楽しみに。でも、その前にもう2コースくらい初心者向けのをやって筆なれしたいと前も言ってましたけど、実はそのシリーズがなんか予想以上にムズいんですねー。ひとつのコースは「ストロークを覚えよう!!」というシリーズで、トールペイントの様々な技法が学べるというんで飛びついたんですが、それだけに結構ひとすじなわではいかない技術が使われてるんです。1本の平筆に2色の絵の具を含ませてグラデーションを描くとか(ひぇー)、それってダブルローディングっていうらしいですけど、その他に水と絵の具を半々に含ませてグラデーションにするサイドローディングとか、文字の書き方でもカリグラフィーを使うとか、説明を読んでるとこれでもかというくらい、あれこれトールペイント独特の技術が使われてて、これで初心者向けなのかー、と思わず挫折しそうな気分になります(でもマンスリー・クラブでは、そのつもりらしい...)。まあ、確かに初心者だからいろいろやって新しい技法になれさせてやろうという親心なのかもしれませんが、それにしてもムズい...。めでたく完成する日を迎えることができるよう、どうか皆さまも祈ってやっていて下さいまし。ではオマケですが、↓の写真が今回完成した6作品のアップです。

ジンジャーマン・コルクボード

 

コーヒーフィルター・フォルダー

 

キッチンプレート・バニー

 

天使のジャム・トレー

 

リンゴのBOX

 

ベアのコースター・セット

 

2004/11/21

★ぼちぼちと...★

トールペイント初心者シリーズ、6作目のウエルカム・プレートが出来上がりました。これまでお見せしていた5つに加えて、これでこのシリーズの6作全部が仕上がったことになります。あー、おつかれさまでした。

トールペイントはまるっきり初めてで、特に筆で絵を書くなんて何年ぶりどころか、ヘタすりゃ十何年ぶりってな状態だったんで、始めた時は手がふるえましたが、それでもようやくシリーズ・コンプする頃には、かなり筆なれもしてまいりました。

このあと実は既に中級クラスのシリーズを6つ、ほぼ仕上げてるんですけど、これはカラーリングが6つ共通だったので、全部を一気に塗った方が作りやすいかなと思って並行してやってたんです。で、現在既に仕上げ剤も塗り終え、あとは塗装が落ち着いたらパーツを貼り付けて組み上げれば出来上がり、というところまで来ています。今月中には完成すると思うので、6つ一気にお見せしよっかなー♪ ま、どんなのかは見てのお楽しみ、ということで。

そんなこんなで手芸作品、あいかわらずせっせせっせと作り続けているわけですが、10月にクリスマスをテーマにしたキットが3つ来ていて、そのうち2つは既に仕上がりました。今は三つ目に取り掛かってるんですけど、このへんは12月に入ってからアップする方が気分が出ますよね。そういえば先日、梅田の阪急に行ったら、あちらの手芸コーナーにもすっごい可愛いクリスマス・アイテムがいっぱい出てました。まだもう少し間があるし、その中からもひとつくらい作れるといいなーと思ったりしてます。

ウチの近所では、もうクリスマスの飾り付けをピカピカ光らせてるおうちとかもありますけど、皆さんはクリスマス準備、進んでますか?

       

2004/10/21

★その後の手芸作品★

日本全国、いよいよ本格的秋を迎える今日このごろとなって参りましたが、皆さま如何お過ごしでしょうか。それにしても、もーいーかげんにしてっ!! てゆーくらい今年は台風多いですね。8月末からこっち、のべつまくなし、2週間おきくらいにでっかいのが来てませんか? 昨日、一昨日と関西は雨ふりまくりで、せっかくの10月というのに落ち着いてオープン走行もしてらんないというお天気、そろそろ安定して秋晴れの毎日につづいてもらいたいあやぼーなのです。

さて、またいくつかトールペイントなどの作品が完成しましたので、お見せしたいと思います。よろしくおつきあい下さいませ。

まずはこちらスクエア・トレイとプチBOX。スクエア・トレイの方はぶどう柄で、クッキーなんぞを入れて、お茶の時間に使いたい雰囲気の作品ですね。机周りの小物入れなんかにも良さそうです。プチBOXは、ちょっとしたアクセサリーを入れておくのにいい感じ。どちらも柄は初心者向けなので単純ですが、トールペイントのいいところっていうのは、お店で売ってそうな実用的な雑貨が自分で作れるってとこだと思います。

以前からお見せしてたこのシリーズはベースの白木が普及品なので、ユザワヤなどの手芸店でわりと格安に手に入れることが出来て、価格も、あやぼーがよく行く神戸のユザワヤでは卸値で売ってくれます。普通の小売店の4割引くらいの値段かな?(2004.10月現在のお話です。) マンスリー・クラブの初心者向けキットって、絵の具が余るくらい入ってるし、ベースを手に入れれば柄は同じで色変えたりとかして作ることも出来るってことですね。もちろん自分で考えた図案で、まるっきりちがった作品にすることも出来ます。丁寧に作れば仕上がりはお店で売ってる完成品と大差ないので、手作りのプレゼントとしてもきっと喜ばれると思いますよ。これに手作りクッキーとか入れて、凝ったラッピングしてってのもいいし、もっと大きな箱だったらプレゼントボックスとしても使えるでしょうね。クリスマスの一味ちがったプレゼントに、皆さまも如何でしょうか。今から作れば、じゅうぶん間に合いますよ。

 

お次はパッチワーク。タペストリのシリーズと、おうちの通帳ケースが出来上がりました。グリーンのタペは写真では分かりづらいんですがリボンししゅうを使ってあります。初めてやったわりにはなかなかキレイに仕上がってて、他に飾り付けはスパンコールやレースが付いてます。これもやっぱりウラに布を貼って、プチ・クッションなんかにしてソファに飾りたい作品ですね。ヌードクッション自体を自作して、ラベンダーとか入れたら、いい香りもしてステキかも。壁にタペストリとしてかけるのは、大きい作品だとそれなりに迫力あるんですが、小さいとせめて額装しないとね。それよりはクッションにして飾るって方が、あやぼー的には好きだな。

そしておうちの通帳ケース、これはもうその名の通り通帳を入れられるサイズのポーチです。中には印鑑を入れておける子袋もついてて便利そう。特にこれといってむずかしいところはありませんが、屋根と本体を縫い合わせるのにちょっと手間取りました。ま、ポーチはこれまでさんざん作ってきてるので、そこそこうまく仕上がりましたけどね。このへんが完成したあと、今は9回連続のタペストリの最後のヤツを作ってて、それが出来たらクリスマスものの製作に取り掛かるつもりでいます。今年はクリスマス用に3つほどキットを入れたので、12月に間に合うようには作りたいんですが、果たして出来るかなー。

いやー、もうそれにしても「クリスマス」なんてコトバが出て来てしまう季節になっちゃったんですね。今年もあと2ヶ月半? あわただしいなあ...。巷の手芸店でもぼちぼちクリスマス用品が出回りつつあるようです。あやぼーも頑張らなくては。

      

2004/9/24

★できたのー★

以前、材料をお見せしていたドールハウスが、約1ヶ月で組み上がりました。ご覧のように今回は「ドレスメーカー」、つまり洋裁店なのでーす♪ ね?ね? デザインがすっごいステキでしょー? このシリーズはどれもこんな雰囲気のアンティックなムードが気に入って作ることにしたんですけど、中でもコレは見本写真見た時から一番作りたかったうちのひとつです。ちなみにこの画像をクリックすると、大きな写真でご覧頂けます。

では、それぞれのアイテムについてご説明して参りましょう。まず、なんと言ってもこの「ドレスメーカー」のウリは、中央のトルソーではないでしょうか。ちょっと分かりにくいかもしれませんけど、アタマのところが本物のトルソーみたいにウッドで出来てます。ウッド・ビーズを貼り合わせて作ってあるのね。それと首に掛けてあるのはメジャーなんだな。水玉のスカートもふっくらしててカワユイのー。 見えにくいけど、ウエストのところにコサージュも付いてます。

あと端っこに寄ってるのがスタンド・ミラー、そして後ろにある生地が並んだ棚なんかも洋裁店のムードばっちり出してます。他のアイテムは棚の上に帽子箱とコサージュ、壁には額、額の下にちょこっと見えてる鉛筆&ハサミにもご注目下さい。鉛筆はなんと、ツマヨウジの先なんですね。ハサミはカラータイ(クッキーなんかの袋の口をしばるのに使ってある針金入りの平たいやつ)を曲げて作ってあります。そして机の上には生地とピンクッション。その奥の方に見えてるのが巻いた反物で、鉛筆立ての前にあるのがボタンの並んだ台紙。このボタンはビーズを台紙に貼ってあるんですよ。細かいねえ。

前回よりアイテムが少なめだったこともありますが、小さいものを触るのになれて来たこともあるのか、順調に仕上げることが出来ました。前にもお見せしてたんですけど、コレがその材料です→ → → 。こうして見ると、どれがどこでどうなってるのか何となく分かるかもしれません。

前の「キッチンショップ」に続いて大成功したので、もうかなりドールハウスにもハマりこんでますね。細かいものを作るのはけっこう大変なんですけど、でもこうやってひとつにまとまって出来上がると「おー」、って感じで、そのへんが一番楽しい。この成功に気を良くして、既に3作目にトライしつつあります。このシリーズは全部で6つあるんで、出来れば今年中に全作完成が目標ね。で、来年は↓で写真をお見せしてたフレームのシリーズを一年かけて作ろうと思って、クリスマスの分から既に注文いたしました。クリスマスもののアイテムは他に二つほど注文してあるので、10月〜11月に作って12月にはお見せしたいと思ってます。

さて、お次はトールペイントのシリーズ第3作、ウッドのミニ・バケツです。これの元々のベースは以前ココでもお見せしましたけど、あの単なる白木のバケツがこのよーに!! カントリーなウッド・バケツに変身いたしました。写真だとよく分からないのが残念ですが、このベースの茶色はウォッシュ技法で塗ってあるので、ベースの木目がうっすらと浮き上がっててナチュナルなムードに仕上がっています。

実はこのバケツのウォッシュはうまくいってるんですが、これと並行して作ってたプチボックスで初めてこの技法にトライして見事に失敗しました。と、言うのはですね、ちゃんと説明書に書いてある通り、絵の具と水を 1:1 の割合いで混ぜたのにそれでもまだ色が濃くて、コゲ茶色をべったり塗ったような仕上がりになっちゃったんです。それだと木目は出ないし、上に乗せる絵の具の色もうまく出ない。うーん、これは...、ということで、そのあとこのバケツをやる時には 1:1 どころが 10:1 くらいの割合いで思い切り絵の具をうすめ、それを重ね塗りすることで少しずつ色を濃くしていって、ココ!! と思うところで止めたのがこれだというわけです。もちろんプチボックスの方も、そのままではあまりに可愛くないのでベースから剥がしてやり直しましたが、うー、ココの説明書ってたいていは丁寧で分かりやすいんだけど、たまになあ、平気でデタラメ書いてあることがあるんだよな...。

まあでも、失敗は成功のなんとやらで、おかげさまでウォッシュのコツはこれでつかめました。もう失敗しません。絵の方は単純なんですけど、以前にも言ってた通り私は筆を使うのが大の苦手なので、こういう小学生でも描けるような絵でも、いざ描くとなるとけっこう緊張します。絵の具って一回描いたら消せないのがなー。

そのようにして磨きからコツコツと作り上げ、最後の仕上げは今回ツヤ消しのマットニスを塗ってみました。キットにはツヤのあるニスが付いてるんですけど、ウォッシュで出したナチュラルなカラーをツヤありニスで塗ってしまうのもどうかという気がしたんですよね。プチ・ボックスの方はフタがツヤありの方が良いような感じなので、やり直したボディの方もそれにそろえて今ツヤありで塗ってるんですけど、それは今後ウォッシュを使った作品の仕上げをどちらでするのがいいか、比較検討してみたかったこともあります。あやぼーの好みとしては、一般にマットでナチュラルな感じの出るツヤ消しニスで塗った方が好き。モノによってはツヤがある方がいい場合もあるけど、だいたいトールペイントってカントリーなムードのが多いから、ツヤない方がいいような気がする。このウッド・ミニバケツもツヤ消しで成功だったしね。

とゆーワケで、トールペイントはこれで3作お見せしましたけど、既にこのシリーズの残り3つも絵を描く所までは仕上がってて、あとは仕上げのニス塗りを残すだけとなっています。そう、これであやぼー的にはトール・ペイント初等科コースがとりあえず終了するという感じですか。このシリーズはそもそも超・初心者向けなので、あやぼーのような初めてのヒトにはすっごい向いてます。で、その後何をやってるかというと、続いて中等科コースのキッチングッズ・シリーズをぼちぼち作ってるんです。これはホントに「中等科」って雰囲気のシリーズで、初等科よかもう少し絵とか仕上がりが複雑なんだけど、それほど難しい絵を描くというわけでもない。でもこれまで学んだコトを生かして、更にかわゆいグッズが作れます。そしてこの後に控えているのが言わば「高等科」。これはもう絵も複雑だし、なかなか難しい技法がいっぱい使ってあるので、あやぼーとしてはコレに行く前にもう少し筆なれしたい。下塗りくらいまではしとくけど、仕上げはあと2シリーズくらい初心者向けのをやってからと思ってます。でも、この「高等科」のがもー、ホントにすごいカントリーでカワユイ!! 早く作って玄関に飾りたーい!! 頑張らなくちゃ。

そして次はパッチワークの話題です。ホントこの夏、私は手芸作品を作りまくってると言ってましたが、続々完成している感じでしょ?

まず↑の二つはこれまでもずっとシリーズでお見せしてきたタペストリの第7弾と第8弾。ピンクの方は「ボータイ」というパターンで、これ、私始めなんで「ボータイ」なのか分からなかったんですけど、よくよく見ると4つの角に蝶ネクタイ型のパターンが並んでるのが見えて来ませんか? つまりリボン・タイが4つ並んだパターンだったんですね。その中央にはチュールを張りまして、ブルーのお花が刺繍してあります。パッチそのものはこれも、次の「ローズガーデン」も単純で、特に時間もかからずに仕上がりました。「ローズガーデン」の方は、中央にお花のモチーフが付いてて、その四角を囲んで三角がどんどん大きくなるというパターンで、この三角の重なりがお花の花弁を表してるのかなとも思ったりします。これで8つ出来上がったわけですが、このシリーズは9つで終了なので、あともう一つでコンプだね。

もうひとつ、先日のピンクのバラ・タペの続きで今度はイエロー。これも中央のお花がバッグなんかにも流用出来そう。3つのお花を中心にしてオーガンジーのヨーヨーで取巻き、4つのスミにリボンが結んであります。でもね、これで一番テマのかかってるのはやはりベースの布。これは6角の布を20枚以上パッチして作ってあるんです。ハチの巣みたいな感じになってるんだけど、分かるかな?

元々の作り方は6角の布をつないでパッチとキルティングまでしてから、四角の布になるように周囲を切り落とすというものだったんですけど、それだと布のムダが出ちゃうし、仕上げにくい感じもしたので、周囲に来る分は型紙を別に起こしてカットの段階で全体が四角になるように作りました。

以上、ここ1ヶ月くらいの間に仕上がった作品を一挙にお見せしてみました。並べてみると、なかなか楽しいんで、実は今、去年(2003年)作った作品を並べたページ作りつつあるんです。2002年のは既に出てるんですけど、ふつー、昨年の集大成なんて春までに出すもんなんだよな。私だってもちろんそう思って、春に出したいとか言ってたやつなのに今ごろになって〜♪ だいたいはココでお見せしてるんですけど、あやぼーとしても記録として改めて振り返るとなつかしかったりするので集めておきたいのであった。

ともあれこの後も続々完成しつつありますので、次は何が出て来るのかな〜???

       

2004/9/1-9/3

★その後も...★

さて、作りまくっている手芸作品のお話ですが、この前、製作過程でお見せしていたハートのアップリケがついたピンクのタペストリは、このように出来上がりました。→ → →

レースとか付いてて、これはクッションカバーにしてソファなんかに飾っておいたらカワイイかなという感じです。このシリーズはみんなこんな感じで中央に花がついてたり、レースやリボンが付いてたり、装飾的で見た目キレイなわりには、けっこう元の作り方って大雑把なのよね。これまでいろいろ作って来ている私としては、うーん、ちょっとなー、という部分が多くて、この後のも作り方変えたりして工夫しながら作ってます。

現在はこれの第2弾でイエローのやつをやってるんですけど、それも作り方がザッパい。そのやり方でも出来るけど、仕上がりに自信が持てないのよね。ともあれ、このピンクのはやっぱりハート部分をアップリケにして正解でした。

あと、この前作ってたコインパース&キーケースのシリーズで、今度はりんごちゃんのアップリケが付いたポーチ。パッチ部分は正方形&長方形を組み合わせたカンタンなものなんですけど、ミソはアップリケの部分ね。ココがけっこうテマかかって、でも既にハート型を習得した私としては、そんなに苦労するような形でもありませんでした。欲を言えば、このへんのシリーズに入ってる綿のキルト芯があんまり上質じゃないので、キルティングしても仕上がりがへなへなしちゃうことなんだよね。だから↑のタペは芯を2枚挟んでキルティングしてあるんですけど、こっちのポーチもそうやってたら、りんごちゃんの部分がもっとぷっくりして可愛かったかもなー、って。次のからは、そうしようかな。

それはそうと、この作品で一番苦労したのは最後につけたチャックでした。作り方によっては楽に付けられる場合もあるんだけど、これみたいにキルティングした本体を袋型に仕上げてから付ける場合、ズレを修正する余裕があまりないので、付けてみて開けにくかったりするとやり直しってことになってしまう...。今回、始めに位置をかなりきっちり決めて、しつけまでかけてから縫ったんですけど、それでも一度ではうまく付かなかった。うーん、これはまだ苦手分野だなー。

でも、出来上がってみると素朴な雰囲気ではありますけど、りんごちゃんのアップリケが可愛いので気に入ってます。なんか雑貨屋さんとかで売ってそうな感じでしょー。

ところでドールハウスの進行状況ですが、今回、前のより弱冠アイテムが少なかったこともあって既に殆ど出来上がりつつあります。ケースも色を塗ってしまったし、慣れてきたってのもあるんでしょうけど案外早く完成しそうですね。トールペイントの方は最後の上塗りを一気にやろうと思ってためてあるのが4つくらいある。以前お見せしたジンジャーマンとかの初心者シリーズはこれでほぼ全作完成なのよね。で、今はその次のカントリーなキッチングッズ・シリーズのベースを磨いたりしてます。これはもうすっごい気に入ってるシリーズで、コースターのセットとか、ジャムトレイとか、キッチンプレートとか、もうカントリーな味出まくり。出来たらうちのキッチンで使うんだー。

そんなこんなで、トールの初心者シリーズはこれまで致命的な失敗もなく着々と仕上がっているので、それもあってかなりハマりこんでます。自分の作ったものを食事やお茶の時に使えるというのも楽しいよねー。そのうちMagazine Workshopのページの中にもさりげに登場させたいですね。

      

2004/8/21

★作りまくってます★

なぜかお盆からこっち、既に9月のようなお天気が続いてますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。もう、このまま秋になだれこんでいってしまうのかなー、と思うとちょっと暑さが恋しい気もしますが、今年の秋は既にあれこれオシャレ計画が進んでるので、半分くらいココロは秋よ早く来い、な、あやぼーなのです。

ところで先日パーツをお見せしていた「海の仲間たち」、あのアイテムがこのよーに見事にリース組にみ上がりました。なかなかイイでしょ?

苦労してペイントし直した白いわっかには赤の布を貼りまして「ウキ」の雰囲気を出してあり、それへアイテムはカモメ、ヒトデ、ホタテ貝、タツノオトシゴ、そしてクジラさん&イルカちゃんとなっています。あと、これがもおこのキットのミソというか、全体をぐっとカッコよく見せてくれるのが下に吊ってある「イカリ」ではないでしょうか。これはペイント済みでキットに入ってたのをそのまま使ったんですが、ご覧のように木材にとても細かいカッティングが施されているので、ヘタに削ったりして先が折れたりしてはコトだと思ったからです。仕上げはわっか同様けっこう粗かったんですが、色は気に入ってたしね。

先日も書いてましたが去年から作りたかった作品だけに、見事完成してとてもウレシイです。イルカちゃんやクジラちゃんはわっかから吊り下げたワイヤーに吊るしてあるので、風が吹くと空中でゆらゆらしたりとかして、まるで泳いでいるよう。きゃっわゆーい!!

わっかには苦労させられましたが、それだけに気に入りまくりなんで、今月いっぱいくらいはこのまま飾っておいて楽しみたいと思います。これからは毎年8月になったら飾るんだい。

さて、その他にも8月は何を思ったか作りまくってる感じですね。この前はタペを2種類お見せしましたが、あのあとパッチワークで写真のコインパースとキーケースを完成させました。丸いのがコインパースで、長方形のがキーケースです。

実はこのパターン、見てお分かりかも知れませんが、中心の部分が8枚はぎのパッチになっています。そお、これは過去2年間、何を作っても失敗ナシという輝かしいパッチワーク歴を誇って来た私が初めて挫折し、未だに克服することができないとゆー、あの!! "レモンスター"と非常に近いパターンなんですねー。カンタンなタペを2つ作って、やっとなんとかリハビリしてきた、この取り戻しつつある自信がまたガラガラと音を立ててくずれそうだったんでパスしたい気分だったんですが、いちおー、送られてきた順番に仕上げるという原則で作ってるのでトバすというわけにもゆかない...。ああ、また失敗したら...、と人間がデキてないあやぼーは、密かに心の葛藤を演じたりしてしまったんですが、しかし!! ココでくじけてはいつまでたっても克服できまい。よし、とにかくやってみよう、と果敢にトライして、このよーに!! なんとかかんとか完成にこぎつけることが出来たのでありました(合掌)。

ま、"レモンスター"よりいくらかカンタンとはいえ、出来るかなあ、どうかなあ、と思って作り始めたものだけに、こうして出来上がってみると、よしよし、よくやった、という気分です。このぶんだと、中断してある"レモンスター"を使ったクッションカバーも、近々もう一度トライしてみようという気になるかもしれません。ともあれ、このコインパースとキーケースは、その意味でも有意義な挑戦でした。けっこう苦手なチャック付けが今回一発で決まったのも嬉しかったですね。素朴な雰囲気の仕上がりではあるんですが、特にストラップ付きのキーケース、これがなかなか便利モノみたいなんで気に入ってて、実用品としてもう少し大きいのを作って使おうかなと思ったりしてます。カギってけっこうカバンの中であちこち行っちゃったりして、おうちに入る時に探し回らなきゃならなかったりするじゃないですか。だからトート・バッグの時なんかストラップでカバンの持ち手から内側にひっかけとくとスイスイ出せてラクかな、と。

このシリーズはこれが初回なので、このあと通帳ケースとか、お針ポーチとか、ペンケースとかが続くんですけど、見本写真を見てるとこのパターンが一番むずかしい感じだったので、わりと早く出来上がってゆきそうです。と、いうわけで、この完成に気を良くして、その後も作りまくってるんですが、次はコレ。

ピンク系ですっごい可愛いタペストリ。これも裏に布を張ったりしてミニ・クッションにして飾ってもいい感じです。この写真はまだ作りかけの状態なんですけど、これを撮ったあと本日すでに完成させてしまったので、次の更新の時にでも完成品をお見せしたいと思ってます。

ハートの部分はアップリケした状態で落としキルトをかけてあるんですが、アップリケがぷっくり浮き上がってそれはそれは可愛いんです。実はキットの説明ではこのハートの部分の台布を切り抜いて、それへ別のハート型の布をはめこんでパッチするというように出てたんですけど、それだと仕上がりに自信が持てなかったのでアップリケにしてみました。

ハートのアップリケ、これはよくあるモチーフだと思うんですけど、なかなかどうしてシロウトにはめちゃ難しいんです。今回は8つのハートが完璧にキレイなハート型として浮き上がってますが、初めてアップリケをやった時にまるっきり上手く出来ず、その後、試行錯誤の果てにやっとこさっとこキレイなハートになるワザをあみだしたのでありました。一番の難関はハートの上の切れ込みになるところで、ここの位置が丁度いいところに決まってないと、その周辺の丸みもうまく出てくれません。このコツをあみだすのに、私がどれほど苦労したことか。こういうのってキットでも説明してくれてないし、あまりに細かいワザが必要なので、あやぼーは説明されてもきっと理解できないという気がする。試行錯誤して覚えてゆくよりないような部分ですね。これまでにも何回かキットの中にこのモチーフがあって、そのたび決定的な技法を模索して来たんですが、今回、とうとうそのノウハウを確立しました。これでもうハートのアップリケも怖くない!! まかせなさい!!

この他にも、同時進行中のトールペイント多数、ドールハウスもぼちぼち、と毎日毎日、これでもかというくらい作りまくってるわけですが、たぶん9月いっぱいはこの状態がつづくんじゃないでしょうか。去年後半のサボリがたたって、かなり手をつけてないキットがたまっちゃってるという話を以前してたと思いますが、それを今年中にはぜひともクリアしたいんですよね。この後も続々完成品が登場すると思いますので、どうぞお楽しみに。

それにしても、あのソフト・トイのシリーズで手芸にハマりこんでから、早や2年半、いったいこれまでにいくつくらい作ったのかしらと記録を調べてみますと、マンスリー・クラブから毎月送ってもらってるキットのうち、ソフト・トイ、パッチワーク系、トールペイント系、ドールハウス、そういうわりと手間のかかるキットだけ数えてみても、現在着手してるものが全て完成すれば57キットを作りつくしたことになります。今年このあとの予定はこれに加えて、パッチワークの小物やタペ、トールペイント合わせて20は作りそうなんで、75はいくんじゃないかな? そうすると手芸歴丸3年の来年3月には、たぶん100の大台に乗るのではないか...。自分でも、この数には驚愕してますが、他にそんなにテマのかからないビーズや天然石のアクセサリ、マンスリー・クラブ以外のキットなんかも作ってきてますから、それらも合わせると今年中でゆうに100はいくかも。

今年はトールとかドールハウスとかのレパートリーを広げつつあるし、定着した趣味と化しつつある手芸ですが、そういえばソフト・トイとか作り始める前に1年くらいファビの衣裳作りに励んでいたので、その期間も加えると早や4年の月日が過ぎようとしてるんですね。うーん、早いなあ...。

やっぱりもともとこういうの好きなんだよね、あやぼーって。おうちの中にも自分の作品がいっぱい飾ってあるって感じになって来たし、せっかくトール・ペイントを始めたのでキッチンにもそういうのを沢山飾りたいなあ。趣味っていうと他にも数あるあやぼーですが、ひとつ確実に言えることは、私絶対、老後退屈しないだろうってコトですね。きゃはははは。いいでしょー、そういうのって。

       

★次はどれを...★

もうご存知の方も多いと思いますが、私がココであれこれ作ってお見せしているのは、ベルメゾンのマンスリー・クラブというカタログで毎月定期的に送ってもらってるキットです。別に宣伝するつもりはないんですが、手芸店などで売ってるキットに比べて説明が丁寧なので、初心者でも入ってゆきやすくて、おかげで私もずいぶんレパートリーを広げることが出来ました。けっこうテマのかかる上級者向けのキットもありますが、中には初心者向けの超カンタン・キットなんかもあるので、そういうのから出発してウデを上げてゆくというのもいいと思いますよ。この秋、すごくいい手作りキット・カタログが送られてきたので、先日お話していた通り、興味のある方のためにご紹介させて頂きましょう。私もこの中からまた3つくらい選んで注文しよっかなー、と性懲りも無く思ってたりします。神戸のユザワヤとか、阪急の手芸用品コーナーにもよく行くんですが、いつも賑わっているのを見ると、やはり密かに手芸って好きな方多いってことなんでしょうね。

さて、マンスリー・クラブっていうのは、こういう手作りモノのキットだけじゃなくて、他にも陶器とか、お茶やお菓子とか、小物とか、いろいろなシリーズのある頒布会型通販カタログなんですけど、頒布会とは言っても、シリーズ全てを購入しなければならないというのではなくて、一回だけ作ってみて気に入らなかったらあとのはキャンセルとかもできますし、何月に何が来るというのが決まってるのもあるので、そういうのは私が↑の8月の海のリースでやってたみたいに、その月に合わせて注文してそれが来たらキャンセルということもOKです。一回2000円以上にまとめると送料は無料。ものによりますが、月に1〜2品注文すればいいってことですね。現在は一年に3回くらい新しいカタログが発行されてますが、秋の本カタログはけっこう手作りモノが品薄で、私としてはこれでちょっと一息つけるかな、と思ってたんです。でもその後、単発で「手作り号」というカタログが出てて、そんなに分厚くはないのにステキな手作りキットが満載。まだベルメゾンのHPでもカタログ請求を受け付けてはいないみたいなんですけど、たぶん今後のカタログにこの中から人気のあるのが掲載されていくんじゃないかと思います。

ともかくキャンセルしない限り毎月来るので、なんとなく来るごとに作ってるとどんどん上達してゆくというのもいいところです。通信教育とかとちがって、あれこれ好きなものをつまみ食いで作れるという手軽さもつづく秘訣かな。では、この「手作り号」というカタログからいくつか気に入ったのをお見せしてみますね。

あやぼーが今回のカタログで狙ってるのは、このもおめちゃかわゆいウサギさんのタペストリ、これ安いんですよお、税込み1260円!! ふつーカンタンなのでも1500円前後、こういう凝ったデザインになると2000円近くするのもあるタペとしてはすっごい良心価格だと思います。バッグなんかだと、ふつう手芸店で凝ったキット買うと5000円とか8000円とかするとこ、ココだと高くても3000円くらいでありますから、ココのは元々かなりお安いとは思いますけど、その中でも破格でしょうね。ただ、このウサギさんのやつ、これはパッチワークとアップリケを組み合わせてあるので、けっこう上級者向けかもしれません。

 

初心者さんでもラクに作れて、楽しいんじゃないかなと思うのがこのバスケットに入ったアイテムもの。アイテムものっていうのはたいてい、布を型紙どおり切って縫い線にしたがってちくちく塗って、裏返して綿を入れる、もうこの繰り返しだけですから、いろいろなモノが出来上がって目先が楽しいわりにはわりとカンタン。かく言うわたしも、フエルトで作るフルーツのアイテムものから手芸にはまりこんだわけですけど。このキットは台になるのが既に出来上がってるバスケットですから、私が以前作ってた12ヶ月リース(あれは土台のリース部分から作ってた)より、ずっと短時間で出来ると思いますよ。そういえば、今回のカタログであの12ヶ月リースもリバイバルしてました。やっぱり人気だったんだな。

 

あと、ドールハウスを始めた私としては、今作ってるシリーズより一回り小さい感じのこのミニチュア・フレームもすごく気になってます。12ヶ月全部のデザインがどれもよくて、カントリーなムードばっちり。2800円+TAXっていうのはけっこう高いけどなー。好きな雰囲気のデザインだから、やっぱり注文しちゃうだろうな。

 

今年中にだいたい手持ちのキットが出来上がりそうなので、あやぼー的には来年入ったあたりからこの3種類をやってみちゃおうかと思ったりしてます。常日ごろから手作りに興味をお持ちの皆サマには、マンスリー・クラブのカタログは目を通してみて損は無いと思いますよ。

ああ、長くなってしまった。他にも話題はあったはずなんですが、とりあえず今日はこのへんで。

      

2004/8/13

★海の仲間たち★

次はここ1ヵ月の間に作ってた手芸作品のお話です。

←この写真は久々のアイテムものなんですが、実は昨年からマンスリー・クラブのカタログに載ってた12回連続シリーズの8月分なんです。このシリーズの他の月のはもうひとつ気に入るデザインではなかったので、去年8月分だけ注文しようとしたら既に売り切れ。あー、残念、と思ってたら今年も続けてカタログに載ってたので手に入れることが出来ました。つまり1年越しで作りたかったヤツなんです。

最終的にどんなのになるかは組み上がってからのお楽しみ、なんですが、緑のイルカとこげ茶のクジラ、写真ではちょっと分かりにくいですけど、これがめちゃカワイイの。ふわっとした起毛素材で出来てて、自分で作ったとはとても思えないほど。どこかの雑貨屋さんでマスコットとして売られてそうな感じですね。もともとの型紙サイズだとちょっと小さい気がしたので、布も足りそうだったし 1.4倍にコピーして作りました。

アイテムものは、以前にも12ヶ月の季節リースってのを作ってるし、難なくスイスイ出来上がったんですが、問題は後に写ってる白のわっか。

このシリーズは木製品は既にペイント済みということだったんですが、実物を見てみると、あやぼー的には仕上がりが雑な感じがして、丁度トールペイントも始めたところだし、せっかくだからこの際これも自分でペイントし直すか、ってことにしちゃったんです。元々は形に切った木の上に、そのまま白のペイントを乗せてあるだけって雑さだったのを、サンディングから始めちゃったもんだから、もうそれが時間かかってかかって。6月には来てたキットで、8月に入る前に仕上げたかったのに結局昨日やっとこの、わっかが完成にこぎつけたようなワケなんです(だいたいこういう季節もののキットは、作る期間の余裕をみて、飾る月の1〜2ヶ月前に来るの)。こうして見ると「なんだタダの白いわっかじゃないか」と思われると思いますけど、きっちり磨いて下地を塗り、白のペイントを乗せて更にマット・ニスまでかけてある本格仕上げのわっか!! しかもマット・ニス(つや消しニス)って使うの初めてだったから始めひび割れが出てしまい、一旦ニスを削り落として白のペイントからやり直したもんだから、もー、どれほどテマがかかっていることか。でも、おかげでワン・ランク上の仕上がりになりそうです。明日あたり組み上げるつもりなんで、次回の更新には完成品をお見せできるのではないでしょうか...。

それにしても、久々に作ったこのアイテムもの。やっぱり出来上がってゆくのが楽しいですね。特にこのイルカちゃんとクジラちゃんはめちゃ気に入っちゃって、またこういうアイテムものが作りたいよーって思ってます。ここしばらくのカタログには、こういうので気に入るのがなかったんですが、今月来た「手作り特集」というカタログに、なかなかいいのが出ていて、このカタログ、もうすっごい可愛いキットがいっぱいなんで、次回の更新の時にでもスキャンしてご紹介したいですね。

さて、他にトールペイントもぼちぼちやってはいるんですが、磨いては塗り、塗っては乾かし、という作業なので、よりキレイに仕上げようとすると日数がかなりかかります。ペイントは塗ってから2〜3日置くと、絵の具が落ち着いて滑らかに仕上がるとかするし、全部描きあがってからも1週間くらい余裕置いた方がニスの乗りもいいみたいなので、作業時間より待ってる時間の方が長いんですよね。まあ、こういうの一日講習で作っちゃったりもするから、早く仕上げようと思えば出来るんでしょうけど、あやぼーってけっこう凝るからなー。それでどうしても何点か並行で作ってゆくことになってます。今3点ほど仕上がりつつはあるんですが、もうちょいというところかな? それが出来たらお目にかけますね。

で、その合間にやってるのがパッチワーク。以前の超どスランプからまだ立ち直ったわけではないんで、比較的簡単なタペストリーのキットなどを作りつつ、ぼちぼちリハビリしてる感じです。あのスランプ以降に作ったのは↓の2点。

バスケット・パターンのと、もうひとつはクレイジー・キルトという名前がついてて、大雑把なパッチのわりには、細かい工夫がいっぱいのタペストリーです。

バスケット・パターンの方は以前にもクッション・カバーで作ってましたが、今回は立体お花付き。このお花はバッグなんかに付けても可愛いかもしれません。色もなんとなく夏向きな感じのヒマワリ・カラーです。クレイジー・キルトの方は中央にキットでは珍しい"バリオン・ナット・ステッチ"っていうのが使ってあって、以前にもやったことはあったんですが、コツを思い出すまで何回か失敗してしまいました。ししゅう糸を針にくるくるくると巻いてバラの花弁に見立てた部分をししゅうするんですけど、これがけっこう難しいんです。他にも写真ではよく分からないと思いますが、ヘリンボーン・ステッチやフェザー・ステッチを使ってあり、パッチよりそのへんの細かい仕上げに時間喰いました。単純に見える作品ですが、いろいろ工夫が凝らしてあって作ってて面白かったですよ。

ってコトで、今やってるトールが出来上がったら、やっとこの前お見せしてたドール・ハウスのキットに取り掛かれそうです。そろそろ秋も近づいてますし、手芸の楽しい季節ですね。やってみたことがない、という方も、カンタンなキットから始めてみませんか。あやぼーも、あのソフト・トイのシリーズを作るまでは、長年手芸というものから離れてて、もー、二度とこんなの作ることはないと思ってたもんですが、今ではすっかりハマりこんでますもんね。このあと秋からクリスマスにかけて、またあれこれ作りまくっちゃおーと思ってます。今年はクリスマスもののアイテムとかも、いろいろ作りたいです。うーん、でもなあ、キットを完成させるのに忙しくて、自分のオリジナルを考えてるヒマがない...。作っても作っても、新しいカタログが来るとまた作りたいのとか載ってるんだもん。困っちゃうなあ...。

      

2004/7/11

★次はコレ★

次のドールハウスの材料を写真に撮ってみたんですが、前の"キッチン・ショップ"も、こんなふうに材木や布などから一つ一つパーツを作っていって組み上げたものだったんです。

これだけ見てると今度はいったいどんなお店になるのか見当つかないと思いますけど、まためちゃ可愛いショップが出来上がる予定です。これから始めるので2ヶ月くらいかかるんじゃないかな。

ところで今、昨年作ったものを集めて、1ページ作ろうと思って写真を並べてたんですけど、自分の作ったもの一点一点がなんか懐かしかったですね。ああいうのを見てると、本当にていねいにやってたなあって思い出して、やっぱり最近ちょっとパッチワークに飽きてて、もうひとつ打ち込んでなかったなというのに改めて気づきました。しばらくトールペイントやって、また気が向いてきたら秋頃からでも初心に帰ってやりたいです、パッチワーク。

なんていうか、私ってやったことないものを、あれこれ考えながら作るっていうのが楽しいみたいで、だから慣れすぎると知らず知らず雑になっちゃうのかなあ...。12ヶ月のリースとか作ってた時は毎回アイテムがちがってたので、それなりに工夫の連続で単調にならずにすんでたのかも...。

あと、こちらは今止まってるキットの前に作ってあったタペ・シリーズの第4弾です。クッションカバーが出来上がってから一緒にお見せしようと思ってたんですけど、なかなか出来上がりそうもないので先に出しちゃいます。パターンはハウスで、見れば分かると思いますけど、おうちの形になってるでしょ。窓にはレースのカフェ・カーテン、ドアにはリース、おうちの前には花壇があります。

これは特にむすがしいところもなく順調に出来上がったんだけどなあ...。なんでああ悩むかな、"レモンスター"。やっぱり8枚が中心で寄ってるってのがマズいのか。どうしてもその中心のとこがピタっと来ないのよね。悲しいわ...。


      

2004/7/4

★トールペイント★

できたのー。ほれほれ、コレがトールペイント初作品の"ジンジャーマン・ネックレス"と"スリー・ハーツ"なのよー♪

初心者向けキットだから全然カンタンなんですけど、初めてのわりに見本通りきっちり仕上がったので、すっごい喜んでます。最初に作ったのが"ジンジャーマン"の方で、それから"スリー・ハーツ"をやりました。どちらも一緒に最後の上塗りをして、先日めでたく出来上がったというわけです。

サンドペーパーで磨いた木の上に下塗りをして絵を乗せるんですけど、下絵を転写してなぞるだけとはいえ、うまくなぞれるかどうかが心配だったんですよね。なにしろ筆なんて持ったのいったい何年ぶりだろうって感じでしたから。

大昔、マンガ描いたりしてた時はペンも筆もよく使ってたはずなんですけど、もうそんな感覚とっくに忘れてるし始めは手がふるえました...。特に、筆ってのはやっぱり苦手ですねえ...。ペンって固いからある程度、線の太さをコントロールするのはむずかしくないんですけど、筆って絵の具の吸収具合で太さや色の濃さが変わるし、それも一定してないし、昔から好きなアイテムじゃないんです。私、絵描くって言ったらペンすら苦手で、シャープペンシル使って細密画みたいの描くヒトですから。先が細くて固くないと、すっごい不安なの。

でもまあ、"スリー・ハーツ"の縁取りのツタ部分を描いてる時に、なんとか筆先の使い方も思い出してきて、このぶんだと後の作品も上手く出来そうな気配。上塗りをすると光沢も出て、なんか自分で作ったとは信じられないような出来ばえになったのも嬉しい。"買ってきたみた〜い♪"とか言って、机の回りに飾って喜んでます。1キット・1350円+TAXで、けっこう遊べますよ。出来上がりは飾ってもいいし、お友達にプレゼントしても喜ばれると思うので、皆さんも作ってみませんか?

それで出来上がりを見て思ってたんですけど、こういうので積み木とか作ったら面白そうですね。文字とかも描いて、アルファベットを並べて単語にできるとか、おもちゃ屋さんにもそんなのありそうですけど、手作りするってのも楽しいかもしれません。ま、まだまだ初心者なのでそういうオリジナルのを作るのは先のユメですが、久しぶりにファビ・ベビ向けおもちゃとして頑張って作ってやろうかなと思ったりしてます。

ところで、→この白木のアイテムの写真は、現在サンディング中の次回作品のベース。上の"ジンジャーマン"とかも、もちろんモトはこんな白木のベースでした。この上にどんな絵柄が乗るのか、それは出来てからのお楽しみね。

ビギナーズ・ラッキーなのかもしれませんが、見事に初作品を完成させたのに気を良くして、初心者向けキットをもう1シリーズ頼もうかなと思ってます。それともうひとつ、これはものすごく高度なワザを必要としそうなシリーズなんですけど、めちゃカントリーでかわゆいのがあるんですよね。こういうのまで作れるようになったら、もうすっごくウレシイかもしんない。で、初心者向けのを半年くらいやってからですけど、それもやりたいなと思ってるんです。

パッチワークはまだ再開出来てませんけど、いちおー、トールペイント成功のお話でした。次はどんなのが出来るか、どうぞお楽しみに。

      

2004/6/28-6/29

★できない...★

パッチワーク・キャリア2年にしての、初めての挫折...

それはあの"レモンスター"というパターンが、どーやってもこーやっても納得出来る状態に仕上がらないとゆー、どスランプに落ち込んでしまったということなのである。1枚目の試作品を作ったときはそこそこちゃんと出来てるのに、そのあとどんなに丁寧にやってもキレイに出来ないってそれ、どーゆーこと? 私の何がイケナイのっっっ??? ねえ、お願い、誰かおしえてっっっ!!! 教えてちょーだいっ!!

もお、あんまりいまいましいもんだから、ここ数年そんなことは絶えてなかったのに、とうとうカンシャクを起こしてしまい、きーきーきーきーきー!!! って怒りまくってしまったのよーっ。ああ悲しい。なぜなの? なぜなぜなぜ???

せっかくドールハウスを完成させて"成長した"とか喜んでたのに、なんでこれまでも散々細かいパッチをやってきてすっかりなれたはずのパッチワークでこんな挫折を経験しなくてはならないのか...。やっぱりこれは世に言う"スランプ"とゆーやつなんでしょーか?

仕方がないので、このキットはしばらく寝かせておくことにして、また立ち直ったらぼちぼちやろうということにしました。不思議とこーゆー時、ムリにやろうとしないでしばらく置いておくと、スンナリ出来たりすることってあるのよね。で、まあその間はトールペイントの方に力いれようかということで、毎日ベースの木にヤスリをかけまくってたりします。こっちの方はどーゆーワケか絶好調。既に2キットまでペイントが終わり、あとはしばらく置いてから上塗りをすれは出来上がるところまで来てるのよね。一番始めのもそこそこキレイに絵が乗ってて、二つ目のやつに入ると筆の使い方なんかも思い出しちゃったりして、よゆーよゆー。おお、これはなかなか...、とゆー仕上がりにすっかり気をよくしてます。やっぱりちょっとパッチワークは飽きてきつつあったのかもしれないな。気の入れ方がハンパというか、自分で思ってる以上に慣れすぎちゃってたのかも。

現在3つ目のトールペイントをヤスリがけしてますが、あるイミ、トールでもデコでも一番しんどいのはこのヤスリがけかもしれません。ここをきっちりやって木肌をなめらかにしておかないと仕上がりの質感にものすごく差が出ちゃうんだけど、でもただヤスリでスリスリスリスリするだけの単調な作業が延々と続くわけですから、どーも先が見えないとゆーか、どこまでやったらおしまいなのー? 状態。これが何日もつづくわけです。ともするとイヤになってきてしまうのでヤスリがけは一日1時間だけということにしてあって、納得ゆくまで毎日続けるわけですね。このあとペイントを始めると、一気に仕上がりが見えてくるから楽しいんですけど。

で、まあ今はその他に、長いこと放り出してあったデコパージュの作品もついでにヤスリ磨きかけて仕上げてしまおうかなと思ってるんです。これはもお、すっごい昔に作り始めたものなんですけど、その後忙しくなって放り出したままになり、2回の引越しにもめげず私についてきてそのへんに放り出されてました。元はチョコレートかなんかの入ってた木箱で、それを磨いた上に焼いた紙をコラージュして貼ってベースを作り、フタ部分は完成してたのに本体の所で止まっちゃってそのままなってたの。すっごい凝ったベースのコラージュが気に入ってて、いずれは完成させようとは思ってたのよー。丁度最近気に入ったアクセサリーがジェーンにあったので集めようかなと思ってるし、自分でも作ったりしてるので、そういうコレクションを入れるのに丁度良さそうなんだよね。でもハンパにコーティングして長いこと放ってあったから、磨くのがこれまた大変...。まあ、うまく出来上がったら、そのうちまたココでお目にかけましょう。トールの方は比較的早く出来上がると思うので、すぐお見せ出来ると思います。お楽しみに。

      

2004/6/16

★なーんてこったい★

 

1枚目に作った試作品

フチも中心もキレイ

 

うー、くっそーお、やり直しだ!! 

わたくし、パッチワーク・キャリア2年にして初めてっ、このよーな失敗をしてしまいました。とゆーのはですね、この前言ってたクッション・カバー、あれ、中心のとこはスイスイスイって出来たんですけど、あのあと予想に反して周辺のパッチがめちゃ細かく、"レモンスター"という写真のパターンを8枚も作らなければならなかったんです。これは1枚が8センチ角くらいの小ささのくせに 16枚もの布をパッチして作ってあるという、これまでやった中でも最大級にテマのかかるパターンだったのっっっっ。

で、1枚試作品を作りながら、細かいなーっ、とメゲてたんですけど、とりあえずそれがキレイに出来たので、残り7枚は流れ作業で一気に作ろう、と思えばこの横着な発想が命取りでした。まず真中の8枚をせっせとパッチし、7つ出来てから一応そこで全部にアイロンがけして、更に周囲の8枚を一気に縫って、全部完成してからアイロンがけ....、をしたらっ!!! なんとなんとなんと、最初の試作品とは似ても似つかないめちゃくちゃ雑くて汚い仕上がりになってしまったんです。そう、アイロンがけのテマがめんどくさくて、ぜんぶいっぺんにやろうとしたのが最大のミスだったのでありました。

1枚めは、まず中心を2枚ずつ4組作った時点でアイロンをかけ、その後それを2組ずつ縫い合わせた時と、8枚全部縫い合わせた時、そして上下左右の△部分をパッチした時、最後の四隅の□をパッチした時、つまり合計5回のアイロンがけをきっちりしてあったのでキレイに仕上がってたんですね。ところが、後で作った7つに関しては、それぞれ2回づつのアイロンがけしかしていなかったわけです。おかげでミジメな姿に〜(しくしくしく)。

 

ほどいてやり直しても

なぜか中心が汚い...

どーして?

 

キャリア2年目にして、パッチワークにおけるこまめなアイロンがけの重要性を痛感させられてしまいました。せめて2枚とか3枚とかやったとこで気がつけば良かったんですが、7枚全部やっちゃった後だからもー大変で、ぜんぶほどいてやり直しっっっ!!! 7枚作るのに3日もかかったのにぃ〜、全部水のアワなんだぁぁぁぁぁ。

うー、そう考えると、やはりこれまできちきちきちとアイロンがけをしていたからこそ、どの作品もこのような失敗をせずキレイに仕上がっていたということだったんですね。楽しようとした自分をいましめつつ、今一度、初心に帰って精進しなければと思っております。

しかしそれにしてもなあ...、7枚かあ。やっぱり、やり直すしかないよなあ。でもまた3〜4日かかるんだろうなあ...。1枚ほどいてやり直してみたけど納得いかないから、カットからするしかないのかなあ...。でもこんな汚い仕上がりで作品につなぎたくないもんなー。頑張らなくちゃ。ああ...。

      


2004/6/10

★成長したのね...★

ちょっと前からドールハウスを作ってるってお話してたっしょ。とうとう、苦節・約2ヶ月の精進努力の末、このよーに各パーツも殆ど出来上がり、いよいよ組み上げる段階に入りました!!

いやー、すごい。なにしろ私、コドモの頃ってプラモデル買ってもらうのはいいけど、こーゆー細かい作業はすぐ、きーーーーっっっってなっちゃって、たいてい自分では仕上げられずに作ってもらったりとかしてたから、ホントに完成にこぎつけるとは自分でもオドロキ。昔に比べて忍耐力がついたってゆーか、成長したなあ...、とカンドーしたりもしちゃいましたね。

なにしろ、こうやって出来上がったのを見ると、なんてコトもなく仕上がってるように見えると思いますけど、元は全部、一枚の紙だったり、布だったり、ビーズだったり、単なる麻ヒモだったりするわけですから、それを切ったり、曲げたり、貼ったり、なんのかのチイまい作業を繰り返しつつ、それはもう忍耐なくしては語れないよーな過程を経て、ここに至っているわけです。各パーツ2〜3センチ平均という小ささから考えて、如何にこの作業が困難を極めるかは察して頂けると思いますが、次のヤツを作る時には元々のパーツの写真も撮っておいて、どんなモノがこのように変身してるのかを見て頂きたいと思ってます。けっこう、へぇぇぇぇ〜、こんなものがねえ、というモノで出来上がってるんですよ、コレ全部。

こうしてコツコツ創り上げたパーツを→のように、ひとつのハコの中に組み上げて作品が出来上がるわけですが、今回のはキッチン・ショップになっています。食器類を扱うお店って設定ね。

ちなみにこのハコも形は出来上がってるけど、白木の状態でセットされているので色は自分で塗ります。内装も壁や床には紙を貼って雰囲気を出してますね。テーブルやタナもハコ同様に白木の木材で、元のデザインでは白木のままの部分もあったんですが、全体の色に深みが欲しかったので私はタナや窓、テーブルの足などをデコパージュ用のウッドステインで塗ってみました。まだこのあと看板と、壁に飾り皿を付けないといけないんですけど、ほぼ完成した状態です。そのあたりが全部付くと、天井とか壁面の空間が埋まる感じで、もっと良くなると思いますよ。

詳細をご説明すると、壁のタナにある赤いのはスープカップ、その下の段は花瓶、反対側のタナにはティカップとお皿、真中のテーブルにはドライフラワーを盛った花瓶とティポット、ティカップ、カトラリー、お皿、シュガーポットなどが乗っていて、このへんの本体は殆どタダのビーズです。手前にはカゴ、ハコと、その上にマグカップ、向かって右の小さいテーブルには布やお皿の入った角カゴが乗ってます。見えにくいですけど、その横にボン天とウッドビーズで作ったトピアリーがあります。向かって左のはクロスかけで、窓にはリース、これは麻ヒモとドライフラワーで出来てるんですね。

と、いったよーな雰囲気で私のドールハウス初作品は、なんとか見本どおりに形になりました。いやー、面白いですよ、これも。ちまちまパーツを作ってる時は、きーーーっ、ってなりかけとかなることあるけど(特にボンドがうまくつかない時!!)、そういうのが全部出来て組み上げる段階に入ると、おお!! パーツが集まって色のコントラストやショップ全体の雰囲気が見えてくる!! ココがカンドーなんですね。苦労が報われる一瞬です。

まだあと5種類のショップがシリーズで来ているので、月々ひとつくらいのペースで作ってゆきたいと思います。このキッチン・ショップは全部の中では一番シンプルな雰囲気の作品なので、これからもっとへぇぇぇぇ、というのが出てきますよ。どうぞお楽しみに。

それにしても、つくづく思うのは、何にせよこういうモノを作る時は「毎日少しずつ」、これがコツですね。「丁寧に少しづつ」作る。昔は一気に、だーーーーっと仕上げようとして失敗してたって気がすごくします。「今日は、こんくらいでいーや」くらいの余裕を持ってやってると、なんだかんだありつつもいずれは仕上がるものです(悟りの境地...)。そのへんが分かるようになったってコトは、やっぱり成長してるんだな...。よしよし。

       

★2コめ★

この前お見せしたパッチワークの小さいバッグ型ポーチ、あれを作ってる時にほぼ無くなりかけてたんですけど、そのあとタペを作ってる最中に、2巻きめのキルト糸が終了いたしました。約一年前に 1巻きめが無くなったぞ〜、というお話をしてましたから、一年で 1巻の割りで終了したことになります。去年に比べて作るペースが落ちてるなあ、とは思ってたんですけど、それでもせっせと縫ってるんですね。確か250ヤード(228m)巻きだと思うので、これで500ヤード(456m)縫いまくったコトになります。

昨日は↑のドールハウスとタペの4作目が一気に完成して気分が良いんですが、タペの方はまだ写真撮ってないので、次回更新の時にでもお見せしようと思っています。

で、完成に気を良くしたものか、その後、続けてトールペイントと4つめのクッションカバーの制作に取りかかりました。トールペイントって下地とか絵の具を繰り返し塗るので、ドールハウスと同じように一日に少しずつっていう作り方で行こうと思ってて、それでパッチワークと並行で進めてるんです。クッションカバーの方は既にパッチが半分がた完成、けっこうペース速いですね、今回は。順調にゆけば、このへん一週間くらいでどちらも仕上がるんじゃないかな? トールは、昔デコパージュをやってたので手順は似たようなものなんですけど、デコは一般に絵などを木に貼って上から薬剤を塗り重ねるというもので、反面トールは下絵を転写すればいいとはいえ自分で絵を描きこむので、そのへんがやったことなくて難しいかもしれません。ただ、デコの場合は、私もこれがイヤで作らなくなったんですけど、薬剤に油性のものが多いんですよね。水性のもあるけど、耐久性を良くしようとすると油性のラッカーを使うから筆の手入れとか、めちゃめんどくさいし環境にも悪い。作品としてはけっこう好きなタイプの工芸品なんですけど、テマはともかくそのへんがね。で、トールだったら薬剤は大体水性なので、手軽に作れるかなと思ってやってみたかったんです。さて、最初はどんなのが出来上がるでしょうか???

      

2004/6/6

★なんで可愛くならないの?★

えーい、なんでだ!! って言うのはあのカギ針あみ作品のことなんですが、どーやってもこーやっても飾りに付けるお花が!! かわゆく仕上がってくれなーい!!! 何故だ、何故なんだあぁぁぁ。

コレが出来上がらないとアップする写真も撮れないってのに、どーゆーワケか見本のようにフワフワっとして可愛い感じにならないんだよねえ...。うーん、なぜだろう...。けっこう近い感じにはなってるんですけど、何が悪いのかもう少し研究しないとダメみたい。本体は出来てるのになあ...。だから出来上がりのお写真はもーちょっと待っててね。うー、こうなったら何が何でも絶対かわゆく仕上げてやるぞ!!

        

2004/5/28

★本体完成★

例のカギ針あみ作品ですが、やっとこさっとこ本体が完成いたしました。あと、飾りの小花をあんで縫い付けるだけなんですけど、書いてある通りにあんでも見本で見たみたいに可愛くならないので、いろいろ悩んでて仕上げにもう少し時間がかかりそうです。完成品のお写真は、いましばらくお待ちください。

とは言うものの、私自身、こんなにマトモに出来上がるとはちっとも思ってなかったんで、本体完成したことだけでも万歳三唱モノなんですよね〜♪ これはしばらくカギ針あみに凝りそうです。ホントにボレロとか作れるようになったらいいんだけどなー。

      

2004/5/24

★ひさびさの手芸ネタ★

さて先日もお話してましたが、やっとパッチワークのポーチが完成しましたので、最近の作品3つをまとめてお見せしたいと思います。

いちおう「ポーチシリーズ」ということになってはいるんですが、このシリーズは前のバニティ型のにしても、こちらのミニバッグ型のにしても、ポーチと言うよりはバッグとして利用出来そうな形のものが多いです。このあとリュック型とかもあるし。

このシリーズを作ってみることにしたのは、そういう形の型紙があると拡大コピーとかして大きいサイズのも作れると思ったからなんです。今度のもけっこう田舎っぽい色合いですけど、以前バニティの時にお見せしたように中はアメリカ国旗柄でモダンな色合い。そのへんのコントラストがシャレてますね。これまで2つ作りましたが、第3弾もなんとかうまく出来上がりました。

以前、ペンケースを作った時は初めてだったこともあってチャックつけるのにものすごく苦労したんですけど、このシリーズではチャック付けが案外簡単。構造によってはチャックの左右をピタっと合わせるのがすごく難しかったりしますが、こちらはチャックの部分を別に作ってから縫い合わせるのでズレるということがないんです。だから、らっくちーん!!

それとクッション・カバーの方ですが、これはバスケット・パターンのパッチワークになっています。逆三角の花かごにヨーヨーのお花が入ってて、上にリボンが結んである感じの柄ですね。これもパターンとしてはさほど難しいタイプではありません。角をきっちり合わせるとかのコツさえつかんでいればキレイに出来ますよ。

上の写真ではよく見えないと思いますが、一番むずかしかったのがバスケットの足元部分の左右に入ってる「Flower Basket」(上の写真では右側の「Basket」だけ見えてます)という刺繍でした。文字を刺繍する時に使うことが多いのはバックステッチなんですけど、これはアウトラインステッチでやってあるので、形を出すのがすっごい難しいんです。拡大写真で見ていただくとどんなのか分かると思いますが、デジカメの接近限界ギリギリで撮影したのでボケてて申し訳ありません。加工もこれが限度だったんで、まあ気持ちこんなふー、ということで。でも現物見ると、苦労した甲斐あって結構ミシンでやったみたいにキレイに出来てるんですよ。

そして最後はタペストリーシリーズの第3弾。夏っぽい雰囲気のブルーのタペが出来上がりました。これはログ・キャビンというパターンで、長方形の布をパッチして作る、ごくごく初心者向けのものです。このタペで特に気に入ってるのは中央のピンクのお花で、このシリーズってどれもそうなんですけど、このお花のようにバッグなどに応用して付けたら良さそうなアイテムがいろいろ出て来るんです。

無謀にもいきなりミニ・バッグからパッチワークを始めたあやぼーとしては(だからどんなに苦労したか...)、既にこのくらいのタペは「カンタン過ぎ」状態なんですが、ふつー、こういった小品から基本のパターンを練習してパッチワークの雰囲気をつかむっていうのが正しい学習方法みたいです。今回のこれは色合いもとてもいいし、応用のきくアイテムも付いてるので、基礎学習も含めて楽しく作ってます。マンスリー・クラブのキットって、とにかく初心者向けによく考えてあって、キルト芯とかの副資材も一緒についてることが多いんです。だからあと針とキルト糸くらいあれば明日からでも始められるってのがいいんですよね。それに街中で売ってるキットとかより格段説明書が丁寧なんで、初心者にはウレシイです。習いに行くのは面倒だけどちょっとやってみたい、くらいの方は是非一度おためし下さい。(ちなみに私は千趣会の回しモノではありません、念のため。)

そいでもってですね、例のカギ針あみ。分かんなかった部分もなんとか克服してあと少しで完成なんですけど、パッチワークの方先にしてたんでそのお話は次回もちこしです。実はカギ針あみの本をまた2冊ほど手に入れて来まして、そのうち1冊は超・基礎本なんで今まで分からなかった所が「おお、なるほど!!」って感じで分かってありがたいです。こうなってくるともっといろいろあんでみたくなるのもので、もう一冊、日本ヴォーグ社から出ているすっごいキレイなボレロやセーターが出てる本なども買ってみました。こんなの作れるようになろうと思ったら相当努力しなきゃ、かもしれませんけど、とにかくステキなお洋服の他に手袋なんかも出てて、ボレロが大好きな私としては是非自分であめるようになりたいと燃えてます。次回はそのへんのお写真なども少しスキャンしてお見せしたいなと思ってるんですよ。これからの季節、いいですね、レースあみの作品って涼しそうで。

      

2004/5/9-5/10

★もうちょい...★

例のカギ針あみ作品とパッチワークなんですけど、あともうちょいかかりそうです。カギ針あみの方は、あと残り数段というフチの部分がよく分からなかったんで、先日、阪急に行って見本を目を皿にしてためつすがめつして来ました。そのおかげでほぼ仕上がりつつはあるんですけど、でも、も一回見てから仕上げたいので出来上がり写真をアップできるのはもう少し先になるかな。

しかしそれにしても、まあ数々のまちがいや、あみ直しは当然ありましたが、なんとか形になったのには本人も"奇跡だわっっっ"と叫びつつ喜んでおります。見本作品と比べても極端にヘタってことはない。いやー、こうなってくると今度はカーディガンとかボレロなんかの大モノに挑戦したくなって来ますね。30cmハボぬいにボレロでも作って着せてやろうか、とかいろいろ野望を抱いてたりしますが、毛糸あみよかずっとあやぼーは好きかもしれない...。毛糸って慣れないと、あんでるうちに知らず知らず目が割れて勝手に増えたりとかするじゃないですか。それとか目を落としたりして、後から見たら穴になってるとか。ヨリがふわふわしてるからなんだと思うんですけど、どーもよー分からん。それに比べるとカギ針あみ用の糸ってしっかりしてるから、目が割れたりとかしないし、あみやすいんですよね。テーブルクロスとかのフチにつけるレースなんかにも出来るし、これはなかなか気に入りました。糸の色もあやぼーの好きなパステル調がいっぱいあって、それも気に入ってる理由かな。

で、その見本を見に行った時に、またいいキットを見つけちゃったんです。それって片山あゆ子先生のパッチワークキットなんですけど、この方の作品って本当にステキで、昨年もイチゴ・シリーズのバッグやポーチを4点ほど買い込んじゃいました。まだそれも手をつけれてないのでどうしようかなあ、としばし考えましたが、今回のはピンク系のお花柄で、特にハート型のポーチがめちゃカワイイ。それでシリーズの中から、とりあえずそのポーチとバッグを買っておくことにしたんです。ポーチはホントかわいいので既に売り切れてて、入荷したら連絡してもらえるようにして来ました。作るのが楽しみっ。 最近凝ってるファッションにも似合いそうなんですよね〜♪

それにしても2年くらい前、初めてパッチワークのバッグを作った時は、「こんなのホントに出来るんかいな」と思いつつ悪戦苦闘したもんでしたが、さすがにキャリア2年以上となって来ますと、どんなキットでもたいていは作れるぞ、という自信が出来ているというのは不思議なものです。やはり石の上にも3年、あのコトバは一理も二理もありますね...。それにこういうバッグって買うと高いし、そもそもいいのってなかなか売ってないし、自分で作れるっていうのはポイント高いです。また出来上がったら、お写真お見せしますからどうぞお楽しみに。

      

2004/5/3

★なに、これ?

4月前半にしゃーるくんと遊び歩いていた当然の結果として、あれこれやることが山積してしまい、なかなか更新してるヒマがないうちにゴールデンウィークに突入してしまってますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

さてさて、これは一体何でしょう? 見ればカギ針あみらしきモノだということくらいは見当がつくと思いますが、この先何になるのか...。それは出来てからのお楽しみ。

なんかファビに着せるものみたいですけど、実はそうじゃないんですよねー。梅田の阪急で結構カワイイ見本が展示されていて、以前からカギ針あみってやってみたかったし、ついふらふらとキットを買ってみたのはいいんですが、マンスリー・クラブのとちがって、こういうお店で売ってるヤツってのは説明がクロウトさん向け。まるっきり初めての私なんかにはぜーんぜん「なんのこっちゃ」状態で、仕方がないので一冊本なども買ってきてみました。まずなんとか写真の「細あみ」を習得し(本の通りにやったつもりなので本人はそうだと思っているが、もーしかしたら、ちがっちゃってたりするかもしれない...)、現在次の「長あみ」とゆーヤツをやっております。果たして本当に完成するのかどうか、私にも分かりませんが、めでたく出来上がったあかつきには、またお写真をお見せしたいと思います。何になるのか、ヒマな方は予想してみて下さい。

ところで、その他にも同時進行中なのがパッチワークのポーチとドールハウスで、もともとはこの二つをぼちぼちやってたんです。ドールハウスは作業がとにかく細かいし作るものが多いので、仕上がりが雑にならないように一日2〜3点のパーツを作るだけで少しずつやっていこーと思ってて、メインはパッチワークの方だったんですが、いきなりカギ針あみキットを始めてしまったので三つ巴になっちやってるんです。でも順調にゆけば多分今週中には全部仕上がるんではないでしょうか。新しいクッションカバーのお写真もまだお見せしてないし、ポーチが出来上がったらタペの新作と一緒に写真とろうと思ってたのに、はからずも手を広げすぎちゃいましたね。ともかく頑張って仕上げたいと思います。

手芸歴も4年めを迎える今年、これまでわりとパッチワークがメインでしたが、トールペイント、ドールハウス、カギ針あみ、と、今年はレパートリーを増やす一年になりそうです。うまくなれるといいけどなあ...。

      

2004/3/9-3/13

★最近の手芸作品★

さて前回言ってました通り、ここしばらくで作った手芸作品のお話をしたいと思います。ご覧のようにクッションカバーとタペストリ、それに丸いのはバニティーポーチです。クッションカバーのパターンはダブルウエディングリングというもので、楕円形になってるとこのパッチがちょっとテマかかりましたけど、それ以外はわりとすいすいすい〜と出来ました。ただ、たまにあるんですけどキットの材料がもともと不足していて、送ってもらわなきゃならなくて途中で止めてたから、最終的に出来上がるまでかなりかかってしまいました。

バニティポーチの方はカットしてパッチした布のサイズが本体部分とフタ部分で微妙に誤差出ちゃって、これもメーカーさんにお願いして代わりの布を送ってもらったりしていたので、クッションカバー同様仕上がるまで結構時間を食いました。途中、これはもうセットのとちがう布を使ってやるしかないかなと思ったんですけど、問い合わせてみたら送って下さるということだったので助かりました。おかげで、このよーに立派に完成したのでした。

←中は、こんな感じのアメリカ国旗柄になっていて外の素朴な感じとのコントラストがなかなかステキでしょ? この形、もっと作るの難しいのかなと思っていたらわりとカンタンだったので、今度はバッグくらいの大きさのものを作ってみようかなと思ってます。

そしてもうひとつ、キミドリ系のタペストリは以前お見せしたピンクのタペのシリーズ第2弾です。このキットは他に比べてカンタンなわりには仕上がりの色合いがキレイで気に入っています。こういうグラデーションになったような色使いは、すっごい好きなんですよね。

ところで3月に入って、今はクッションカバー・シリーズの第3弾、フラワーバスケットってのをやってまして、既にパッチは完成し、いよいよキルティングという所にさしかかっています。このキット作りをせっせとやっていると、一日のうちでぼーっとしてる時間とかなくなって、他のこともひっくるめていろいろなことがはかどるリズム・メーカーになるようです。これやってないと、ついついぼーっとパソコンでゲームやってたりとか、自分でもそーゆー無意味な時間の使い方は宜しくないと思うので、手が空いたらこういうのを作るように心がけてます。技術は覚えられるし、出来たものは使ったり飾ったり出来るし、ボケ防止(?)にはなるし、一石四鳥ね。

そして今年はパッチワークに加えて、是非ともトールペイントを習得したいと思っているあやぼーなのでした。それも含めて今年はいくつキットを完成させられるかな?

       

2004/1/25

★最近の作品★

しばらく手芸作品のお話が出ませんでしたが、ちゃんと作り続けてはいます。こういうのを自分でデザインして、オリジナル・キットのシリーズとかのお店を、いつかサイトに加えられたらいいなあ、と思ってるんですよね。まあ何年先になるかは分かりませんが...。

で、11月の「9月リース」&「クッションカバー」に続きまして、田舎風のポーチと、周りにヨーヨーで縁取りしたミニサイズのタペストリーが出来上がっています。

見本写真で見た時は、このポーチあんまり良くないと思ってたんですけど、実際に創り上げてみるとなかなか風合いがあって面白い作品になりました。裏地もけっこうおシャレで凝ったのが使ってあるんですよ。タペストリーの方は、こういうのが9枚集まって、ひとつの大きな作品として飾れるようになってるんですが、ワタクシ的には、これにも裏打ち布をつけて、クッション・カバーにしてしまうのもカワユイかなと思ってます。20cmくらいのサイズなので、クッションの中身はラベンダーでも入れて自作して、それをこの中に入れて飾ったら、良い香りもしてステキかも。

今は以前お見せしたクッションカバーの第2弾を作ってて、もうキルト・トップは出来上がっているので、裏打ち布を付ければいいだけです。そのうちまた、お写真でお見せしようと思ってますが、今回のは赤を主体とした「ダブル・ウエディングリング」というパターンのキルト。このシリーズは凝ったパターンを使ってあるものが多いので、バリエーションを広げることが出来るのもいいところです。実はこの前に、もっとデザインも素材も凝った雰囲気のタペストリ・シリーズを買ってあるんですけど、それはあまりにステキなので、もう少し技術的に向上してから作りたいと思ってるんです。今のクッション・シリーズが終わったらかなりうまくなってるでしょうし、そうしたらそっちにトライしたいですね。

ところで今月からまた新しいシリーズを注文してるんですが、その中にすっごいステキなドール・ハウスのキットが入ってます。キッチン・ショップやお茶のお店、ビーズのお店など、全部で6種類のドールハウス・ショップが出来るんですけど、カントリーながら上品な雰囲気の仕上がりがなかなか魅力的なんですよ。以前からドールハウスって作ってみたかったんですけど、いいデザインのものって1万円とか、2万円とか、やたら高くって手が出なかったんです。でも今回のは1回が3800円の6回シリーズで、デザインもめちゃいー。ドールハウスはまるっきり初心者なんで、このへんから始めるのがお手ごろかな、と。うまく出来るかどうかは、これからトライするところですけど、出来たらまたお見せしますね。

昨年は特にパッチワークキルトもののキットが多くなってしまったんですが、今年はドールハウスの他にトール・ペイントにも是非挑戦したいと思ってキットを物色してます。春までには昨年作った作品を集めたページも作りたいなあ...。なんだかんだ言いながらもけっこう作ってますからね。早く作りたいんですけど、いろいろ他のコトに手を取られちゃってなかなか...。でも春までには、やはりなんとかしなくては。

      

2003/11/25

★9月のリースがやっと完成★

手芸キットの制作をまた始めたという話をしてましたけど、あのあとすぐ9月のリースが完成しました。お月見がテーマなので、ホントはせめて10月に仕上げたかったんですけど、なんだかんだで11月になってしまいました。やっぱりサーバー移転騒ぎが大きかったな。あれでもう、何もできなくなっちゃってたから。

で、9月のリースはご覧のようにウサギの親子にお月さま、月見団子と、ちよっと分かりにくいかもしれませんがススキです。この後ろ向きのウサギがなかなかカワユイでしょ。でも顔面のっぺらぼー、というのも可哀相なので、いちおー目だけは付けてやってあります。リースとして縫い付けて飾っちゃうんだったら、目なんていらないんですけどね。

ともかくこれで、めでたくこの12ヶ月リースシリーズは完成いたしました。いやー、一年間、よく頑張ったものです。初めて10月のリースを作った時、なれないのでどんなに時間かかって苦しんだことか。さすがに一年作りつづけると最後の方はちょいちょいちょい、になってましたが、それにしても途中で投げ出さず、よく最後まで頑張ったものだと、自分をホメてあげたい気分でーす。へへへ...。

で、このあとアップリケをやろうと思ってたんですけど、あれはけっこう時間がかかるので先にクッション・カバーのシリーズを作ることにしました。一作目は既に完成。パッチに3日、キルティングと仕上げ3日の合計6日くらいで出来たんですけど、なかなかいい雰囲気に出来上がったでしょー。

元はタペストリとしてカベに飾るものなんですけど、こんなふうに30cmのクッションを入れられるカバーにもなります。タペストリってけっこう飾るトコがないっていうか、私カベに穴あけるの絶対イヤなヒトだから、そういう飾り方ってしたくなくて、それでこれまでタペストリって作ったことなかったんです。でも今回のはクッション・カバーに出来るってカタログに書いてあったから作ってみることにしました。こうしておくとソファにも飾れてGood!! 実用性あるし、なかなかいいアイデアですよね。

始めこのデザインってあまり気に入ってなかったんですけど、クッションを入れて厚みが出ると、すっごいいい雰囲気になったので気に入っちゃって、このシリーズを作るのが楽しみになってきました。これは6回のシリーズなんで、あと5つあります。これまではポーチのような比較的小さめのものや、大きめのバッグでもパッチワークのパターンがあまり複雑じゃないものが多かったんですけど、これはわりと複雑なパターンで仕上がりも大きめなので、またいろいろ新しい技術が学べそう。これが出来上がったので今はもうひとつ注文してるシリーズのポーチ作ってるんですけど、それが出来たらまたクッション・カバーの2つめを作る予定です。なにしろ7月からこっち、ずーっとおさぼりしてる間にも、毎月マンスリー・クラブからキットは来つづけてたので、かれこれ15キットくらいは未作成のがたまっちゃってるんですよ。かと言って、ひとつひとつ丁寧に作らないと気がすまないタチだし、このへん全部かたづくのは、うーん、4ヶ月後くらいになるのかな。でも、その間にまた毎月2つか3つくらいは来ちゃうし〜♪ せめて一週間にひとつづつくらいは仕上げたいと思ってるんですけど、いつになったら追いつくか分からなーい!!

ところで横の写真は↑でお見せしたクッション・カバーの作成途中なんですが、これはパッチが終わってキルティングに入る前の状態です。こんな感じで、じわじわと仕上がりに近づいてゆくわけですね。昔からこのパッチワークには興味あって、いつかはやってみたいと思ってたんですけど、やはり始めてみると面白くて今ではすっかりハマりこんでます。なにしろ細ぎれの布から、こういうパターンが生まれてくるというのが自分で作ってても驚きで、うまいことなってるなあ、と感心してしまうんですよ。しかも出来上がったものは飾ったり使ったりできるし、こういう手作りのものがどんどんお部屋に増えてゆくというのも楽しいものです。

さて私が手芸キットを作り始めたのは昨年の春、3月頃のことなんですけど、そろそろ一年半になりますね。その前はファビの服とかいっぱい作ってたから、そういうのにハマり始めてかれこれ2年半くらいにはなるのかな。キットっていうのは、たいてい6回とか12回のシリーズになってるんですけど、以前のソフト・トイのシリーズと、ポーチのシリーズと、リースのシリーズがこれで全部出来たことになるので、来年3月のキット作り2周年くらいまでには、アップリケと、今やってるクッションのシリーズくらいまでは完成させたいなと思ってます。飽きっぽい私としては、この6回とか12回とかのキットを全部作り終わるっていうのがなかなか達成感のあることで、出来上がるとウレシイものなんですよ。来年はトール・ペイントもやって、あやぼー人形にももっと衣装やアクセサリーを作ってやりたいんですけど、ヒマがあるかなあ...。そういえば、はるなたちにも新しい服、長いこと作ってやってないな...。

      

2003/11/8

★手芸関係★

7月頃から洋楽方面にのめりこんでたので、まるっきり手芸キットに手をつれられないままでいたら、4ヶ月分マンスリー・クラブのキットがたまってしまった...。月に2〜3キット来るように注文してるんだけど、バリバリ作ってる時はそれでもあっと言うまに出来ちゃって、あー早く次来ないかな〜、だったんですよね。ところがそんなこんなで4か月分もたまっちゃったから大変。ともかくこれから冬場にかけて、パッチワークとか作りたい季節でもあるし、ぼちぼち遅れを取り戻さなくてはなりません。実は9月のリースが未だに完成してなくて、今せっせと作ってるところです。今年後半、本当に手芸から離れてしまってたなあ、と改めて思いますが、またそういうのが楽しい季節にもなって来ました。まずはこの9月のリースが完成すれば12ヶ月リース全てが出来上がることになるし、そのあとアップリケを2キット作ってから、新しいポーチ・シリーズに行きたいと思ってます。今、他にももうひとつポーチのシリーズで作りたいのがあって、それとドールハウスのめちゃいいヤツが出てるので、これは来年からやろうかなと思ってます。ここしばらくそういうのの話題も全然出ませんでしたけど、まずはリースあたりからまたお写真出したいですね。お楽しみに。

      

2003/8/9

★8月リースやっと完成!!★

さて、7月の始めに手をつけながら、なかなか仕上がらなかった8月リースが完成いたしました!!

やはり夏らしいアイテム、それはヒマワリ、ヨット、スイカ!! 皆さん今年は、スイカ食べてます〜? 私まだ食べてなーい。でもなんか、こうツユの延長みたいなお天気だと、スイカも美味しそうに思えないってゆーか、あれはやっぱりカラッと晴れ上がって、セミがうるさいほどみーんみーんってゆー中で、「暑いね〜」とか言いながら食べないと雰囲気出ませんよね。なんかもう8月も半ば入っちゃうし、去年に比べてまるっきり暑くならないから、今年は夏どこ行っちゃったの? っていうか、来るべきものが来なくて損したような気分のまま、秋になっちゃいそうですよね。去年の夏は暑かったけど、7月入ってから、それこそ「夏!!」という感じでけっこう楽しめたのに〜!!

ところでこのリースシリーズもとうとう残すところ9月のみとなってしまいました。一年間よく投げ出さずに作りつづけたと思いますが、アイテムはともかく、さすがにリース作るのが飽きてきたっていうか、ああやっとあとひとつ作ったら終わるな、って感じしてます。そういえば、これ昨年の10月リースから始めたんですけど、あの時はリースだけで6時間とかかかって、ものすごく苦労して作ってたんですよね。その話、このAYAPOOの過去ログのどこかにあると思いますけど、それが一年間、毎月作ってたら、今や3時間くらいで特に苦労もせずに出来てしまうようになってるんですもんね。何事も、やはりつづけるとそれなりにうまくなるということなんでしょう。このあと9月のリースを作ったら、またアップリケをやるつもりなんですけど、そういえばあれも最初苦労したんだったよなー。

ともあれ、このシリーズを作りはじめてからでも1年、このAYAPOO DIARYそのものは2001年の10月から始まってるから、えっ? もう少ししたら2年になっちゃうんだ〜!! びっくりしますね、この時の経つのの早さ。私はプライヴェートで日記なんてつけてないから、ココがなんかそういう記録みたいな感じで、過去ログ読み返してると、ああそうそう、そうだった〜、とか思ってなつかしかったりするんですけど、それにしても2年か〜。まあサイトそのものが3年半なんですから、それも当然なんでしょうね。なんかあっという間に10年とかなってそ〜。おもしろーい!!

       

2003/7/15

★アップリケシリーズ第4弾「ベアショップ」★

もうだいぶ前に完成してはいたんですが、リニューアル騒動ですっかりお見せするのが遅くなってしまいました。ベジタブル、フラワー、コットンショップと作って来て4作目のアップリケ作品です。

クマちゃんが5匹いて、ギフトボックスとか、おもちゃとかカワイイアイテムも付いてます。これもそれほど苦労はしないで出来たんですけど、クマちゃんの顔をししゅうするのに気を使いました。このししゅうひとつで、クマちゃんの顔が変わってしまいますからね。ま、あまり不細工になるコもなく、なんとか出来上がりましたけど、このシリーズはあと2つ残っています。どんなのが出来るか、また楽しみにしてて下さいね。

そして下の写真は、なんか騒動の間に終わってましたが、七夕さまの7月リースです。もちろんお星さまと笹、短冊や笹飾りがアイテムとなっています。写真では分かりませんけど、リースのミツアミのうち水色の布は★のもようが入っているので、これにアイテムをつけて飾ると、星空みたいな雰囲気になるんですよね。

これでとうとう10コのリースが出来上がり、12ヶ月シリーズですから、完成まであとこれも2つと迫りました。今は8月のリースを作ってて、もうリース本体とアイテムひとつは完成しています。そのへんが出来たあたりで"Frantic"なんて聴いちゃったから、あんなことなっちゃって(如何に私が気分屋か分かるでしょう? いきなり、ああいうモードに入ってしまうから困るんです。)、2日あれば完成するのにまだ出来上がってないんですよね。

で、このへんがそろそろ7月のお届けで終了するので、既にまたパッチワーク・タペストリー(クッションカバーにも仕立てられるんですって)と、ポーチ・シリーズ(これは今度は以前のよりぐっとカントリーっぼいデザインになってて、形もバニティとかリュックとかが含まれてるので作ってみることにしたんですけど)を、注文してあります。もうすぐ来るんじゃないかな〜? 他にも阪急で買ってきたお人形のキットとかもあって、早く作りたいんですけど、なかなか思うにまかせない〜。

でもこのあたりが全部済んだら、あとトールペイントをやって、それからもっとオリジナルに挑戦してゆきたいなと思ってます。このあと時間が出来たら、今年上半期に作ったものをまとめて、1ページ作るつもりなんで、また見て頂けるとウレシイです。

      

2003/6/17

★アップリケ第4弾製作中★

まあそんな天気の中でも、ボケボケしてたら何も進まないんで、とりあえずアップリケシリーズの4つめを作り始めました。今回はクマさんショップ、テディベアのお店を作っています。今半分くらい出来てきたのかな。次の更新では写真出せるかも。7月のリースは、キットに入ってないけど使いたいものとかあって材料調達しなきゃならないんで途中で止まってます。でももう6月も半ばを過ぎちゃったんだよな、さっさと仕上げなきゃ...。

.....なんかな〜、やっぱダレてるわ、私。話がハズまな〜い!! 特に落ち込んでるとかではないのに、なんでこんなに何も思い浮かばないんだ〜!!(天気のせいだ!!)

      

2003/6/1

★ああ、もう6月...★

とうとう6月が始まってしまいましたが、なーんか、しょっぱなから「つゆ〜」という感じのお天気ですね。

ま、確かにこのリース・アイテムがよく似合う季節ではあります。今月のアイテムは、てるぼーず、カタツムリ、雨滴、アジサイ。こーゆー可愛いリースになってると、梅雨も許せるかという気にはなりますけど、5月が実にさわやかな晴天に恵まれただけに、かえって、こうつゆつゆつゆつゆつゆっゆ...、して来られると、う〜、うっとーしー。7月になったらなったで暑いしなあ...。やっぱりあやぼーは、一年のうちで5月が一番好き。

ともあれ、今月のリースは、こんな雰囲気です。今は7月リースを作ってるんですが、こちらのテーマはやっぱり七夕ですよね。夜空にお星さまをくっつけたようなデザインになってます。で、数えてみたんですが、この7月リースで今年は15作品めになるらしい。まー、よーがんばって作りつづけてますよねえ、私も。おとといは、下の写真のアップリケシリーズ第3弾「コットンショップ」も見事に出来上がりましたし、昨年4月頃、知育玩具のシリーズを作り始めてから早や1年ちょっとで、合計31作品を作りきった勘定になるんです。うわー。

で、このさい100作品を目指して作りつづけようと改めて誓ったりしてるんですが、ハマると際限ないもんなんですねえ、手芸って。知らなかった...。最近、神戸とか行っても、必ず行くのがユザワヤで、なんだかんだ買い物して来ちゃいますもん。今「ムダづかい」リストのトップに上がってるのが布などの手芸用品ですから、とんでもないモノにハマっちゃったもんです。でも、楽しー。

このアップリケも、一番始めの「ベジタブル・ショップ」の時は、ここでも書いたとおり、「できないよー、ヤメてやるー」状態だったものですが、ごらんのとおり、3作めともなりますと、ね? ちょっとしたもんでしょ? 時間的には、合計37時間くらいかかってて、ベジタブルショップの時と同じくらいなんですが、作業そのものはスイスイスイスイと出来ちゃうので、それほど苦労したって気分にはなりませんでした。まあ、やはりトライする気持ちが世界を広げるってことなんでしょうか。

こういうのをお見せしていると、よく「とても私には作れなーい」とおっしゃる方に出会うんですが、私も始めは「とてもムリ〜」だと思ってました。昔よく、プラモデルとか作って、でもどこかで失敗して完成できなくて、そういうトラウマがあるもんですから、こういうのも「絶対ムリ」とあきらめて長いこと近寄らなかったもんです。でも最近悟ったんですが、ようするにこういうのは、「少しずつ、ていねいに作業する」うちに、自然と技術的なものも身についてくるものなようで、早く仕上げようとするとザツになるし失敗のもとにもなります。「そのうち出来るだろー」くらいに、のんびりかまえてぼちぼちやってると、いつのまにか出来上がっている...。で、うまく出来るとうれしいから、つづくってことなんでしょうね。基本的には、裁断して縫うという単純作業の繰り返しなので、誰でも出来ないってことはないと思うんですが、結局そういう気構えの問題なのかもしれません。ハマってみるとなかなか奥が深くて楽しいものなので、キッカケがあったら、是非皆さんも始めてみてね!! キットだと、材料もそろっててムダが出ないし、いろいろ作ってると技術も習得できるので、初心者には丁度良いと思います。あやぼーは主に千趣会のマンスリークラブでキット送ってもらってるんですが、お値段的にもわりと、お店で買うより安くていいものがあるのでオススメですよ。あやぼーは今はこのアップリケシリーズと、キルトのタペストリーと、リースのシリーズを毎月ひとつずつ送ってもらってます。もう今は注文できないものもありますが、他にもいろいろあるので、一度カタログをごらんになってみては如何でしょうか。やってみたいと思った時が、やってみるべき時!! やってみなければ、何も始まらない!!

      

2003/5/20

★200ヤード達成!!★

何の話かって? コレ見て下さい、コレ、この糸巻き。糸なくなっちゃってるでしょ? そーなんです、まるごと使っちゃったんです!!

記録によると、去年の9月、ジンジャーのトートバッグを作った時に使い始めたみたいだから、約8ヶ月で200ヤード使い切ったことになるんですね。つまり200ヤード縫っちゃったわけ。糸巻き1本なくなるなんて初めてなんで、ホントよく縫ったもんだなあと我ながら感心してます。今年に入ってからでも10作品以上作ってるんだから、当然と言えば当然ですけど、今度は「お徳用巻き」のヤツを買わなきゃ。この200ヤードのは、もう1本あるので、それと「お徳用巻き」が無くなる頃には、かなりプロな技術が身に付いてるかもしんない...。

何はともあれ手芸にハマり始めて早や1年余り...。始めはこんなにいっぱい作るようになるとは思ってもみてませんでしたが、ソフト・トイのキット6セットを仕上げ、先日ポーチのキットシリーズも最後のヤツが出来上がったので、このシリーズも全作完成。よく途中で投げ出さずに出来たもんだと思います。あきっぽいあやぼーにしては上出来だな。しかも例の12ヵ月つづくリースのキットも、あと3つでおしまい。なくなっちゃうと淋しいので、今度は和風のタペストリ12ヶ月ってのでも、作ってやろうかなと思ってます。

 

    

上の写真、ひとつアップで写ってるのが、このシリーズ最後の「リンゴのポーチ」。後ろにチャックがついてて、もちろんいろいろ入れられるんですが、持ち手が付いてるってのが面白いでしょ? なんかコレね、バッグ型なもんだから、あやぼー人形に持たしたら、そのまんま「ドール用バッグ」って感じになっちゃうんだよね。めちゃカワイイ。で、いっぱいポーチが写ってる写真が、この作品のシリーズ6つ全部と、初めて作った本格的パッチワーク作品のジンジャー・トートです。これだけ並ぶと壮観だね!!

       

2003/5/14

★アップリケ第2弾★

先日の「ベジタブル・ショップ」に続いて、アップリケシリーズの第2弾「フラワー・ショップ」が完成いたしました!! ねっねっ、お花がいっぱいでキレイでしょー!!

今回は前のほど複雑なデザインじゃなかったし、お花部分はアップリケじゃなくてヨーヨーを縫い付けるだけだったので、わりとカンタンに出来た。進歩なのは以前かなり苦労してたカーブ部分のアップリケがプロの域に達して来たコトと、ハートなんかの中央部分、つまりカーブから鋭角的に切れ込むところのアップリケがかなり上手くなったことかな。カーブに関しては、この作品、上部にある花柄とチェックのテントね、すっごいキレイについてるでしょ? パラソル下部のスカラップになってるトコも、なかなかうまくカーブから切れ込みに入ってるんです。

今、ポーチシリーズの最後のやつを作ってるんですけど、それにもハートのアップリケってのがしてあって、さすがになれたのか、ものすごくキレイに付けることが出来るようになりました。始めは苦労しまくりでヤメようかと思ったアップリケでしたが、こうなると、がぜんやる気が出て来て3つ目を作るのも楽しみにしてます。

ちなみに花に差し込んであるハート型のプライスカードなんですけど、コレは厚紙に色ぬって作れって指示してあったので、不透明水彩で黄色とパール入りの白を合わせたクリーム色でぬりました。ふつうの水彩より不透明水彩の方がマット感が出るかなと思ったからなんですけど、これもアタリで、なかなかうまく出来上がりましたよ。

何のかの言いながら、今年に入ってすでに10点以上の作品を作ってきているので、6月終わりくらいに上半期の作品集をまとめて1ページにしよっかなー、と思ってます。お楽しみに!!

       

2003/5/5

★そしてコドモの日...★

今日は「子供の日」!! あやぼーの日だもんねー。(あやぼーは永遠のコドモなのだ!!)

そーゆーわけで、5月のリース、なんとかまにあって完成しました。まあ今月はやっぱり「こいのぼり&かぶと」が定番でしょう!! ついてる紫のお花は「菖蒲」ね。「かざぐるま」は、こいのぼりのポールの上の方についてるじゃないですか、あれのつもりらしいんだな。3月から4月にかけて、あまり手作りをしてる気分じゃなかったので、なかなか出来上がらなかったんだけど、これを仕上げた頃からぼちぼちやる気が出て来て、6月のリースは既に完成してるのよー。でもそれはやっぱり6月のアイテムが付いてるので、もっと6月に近づいてから公開したいと思ってます。

あやぼー人形の方も、めでたくドレス&エプロンが仕上がり、顔も入って、あとはアタマのリボンとブーツを作るのみとなりました。もーすぐできるぞ!! 

↑の「あやぼーマーク」をそのまま立体化したので、もー、そっくりさんに出来上がっています。完全に完成して、お見せする日が今からとっても楽しみです。でもリボンとブーツの布はこれから探すので、もう少しかかるんじゃないかな。で、残りの材料が決まるまでの間、てもちぶさただったから今はアップリケ・シリーズの第2弾を作っています。5月に入ってから作り出して、わずか5日で、そろそろ完成しそうな雰囲気。のってるね〜!!! いやー、もー、前回のベジタブル・ショップを作った時のあの苦労は何だったのか、と思うくらいすいすいすいすい、す〜〜〜い、と出来上がっちゃってて、まあ前回のはデザイン自体も今回のより細かくて難しかったせいもあるんだけど、おかげでさすがに慣れたってことなんでしょうか。何のお店かは、見てのお楽しみね!!

       

2003/4/7

★ほい、完成★

前に載せた写真と、あまり変わってないと思うけど、机の上のラディッシュ(赤ビーズ)と下のニンニク玉がついてアップリケ完成いたしました。

うふふふふ、なかなかカワユイので、飾ってあるんだよね〜。まあ初めて作ったアップリケのコラージュなんで、実物見るとけっこうヘタかもしんないけど、これって殆ど無地の綿布使って作ってあるので、わりと手に入れやすいし、もっとうまくなったら、も1回同じの作ってみようかなと思ったりしてます。

布ね、説明に書いてある通りの大きさより、まだ大きめに裁断したのに、それでもちょっと長さが足りなかったりして帳尻合わせるのに苦労しましたが、まあなんとか出来て良かった、良かった。今までのキットで一番苦労したうちのひとつで、しかも出来上がりが一番ヘタくなってしまったヤツかもしんない...。わりとキットって、ていねいに作ると見本そのままのが出来るんだけど、コレはもー、ホント難しかったね。このあとまだ5キット作るから、終わりに近づく頃には、もっと上手くなってるんだろうけど...。

      


2003/3/30

 

★あ、4月がくる★

あーもー、とーとー「冬眠」とゆー言い逃れは通用しない季節になってしまった...。よし、しかたがない。私もあやぼーだ。ココは潔く冬眠穴から抜け出すぞ!!

とゆーワケで、4月と言えばやはりサクラ。3月はひなまつりでしたが、4月のリースはご覧の通りサクラがテーマです。サクラの花にサクラの木、そして花見にはお約束の「3色団子」!! しかもチョウチョつき!!

これから一週間くらいの間に、関西でもあちこちでサクラが咲き出すと思いますが、先日万博公園横をカロちゃん(ウチのもう一台のクルマ。)で走ってみたところ、まだまだ殆ど咲いてない状態でした。今年も花見頃には、しゃーるさんたちと、この万博公園横の2号線をお花見ドライブするのが楽しみです。

サイトの方は、ぼちぼちって感じですが、今日はオク・ファビ19ハボちゃんのページをアップしました。tea!やDaily、しゃーちゃん10周年記念ページなども、製作中ですので、いましばらくお待ち下さいませ。

      


         

2003/3/28

★見たまえ!!★

まだ完成ではないんだけど、とりあえずパーツが殆ど付いたので↓でご紹介したアップリケ作品を額装してみました。ふっふっふっ、見よ!! あやぼーって、てーんさーい!!!(天災?)

にんじん、りっんご〜、レモンにすっいか〜、と付いたらば、これは八百屋さん。実はこのシリーズ、いろいろなショップをアップリケで表現するもので、この第一弾はベジタブル・ショップだったというわけです。よくよくシリーズの見本を見てると、この八百屋さんが一番パーツ多くてむずかしかったようなんで、この後は、わりとすいすい行くんではないかと期待してます(甘いかも)。ともあれこれは製作時間通算約35時間。一番時間がかかったのは、ちょっと写真ではわかりづらいけど、人参のハート型した葉っぱと、上のスカラップのテントにしてあるピンクのハート刺しゅう。ハートの形って、一番作りづらいのよね。ハートに比べたら丸なんてカンタン。人参の葉っぱがつくあたりからの後半は、けっこうのっちゃって、一気に作れました。あと、これの回りに額仕立てのアップリケをして、一旦洗ってからラディッシュに見立てた赤いビーズと、立体的に作ったニンニク玉を付ければ出来上がり、なのよ〜ん。

ホコリがつくのがイヤなので、リースとかは実際にはあまり飾らないんだけど、これは飾っといて汚れてもわりと手軽に洗えそうなんで、おうちのあちこちに飾るのが楽しみです。次のキットももう来てるんだけど、何のお店かは出来てからのお楽しみ。今は5月のリースを作ってるところです。

      

2003/3/17

★新たなる挑戦★

昨日から、あやぼーはアップリケに挑戦している。それも布をコラージュして絵にするとゆー、超・細かい作業に果敢にも挑戦しているのだ!! (熱血!!)

ま、よーするに、写真のように台布に下絵を書いて、その上に布をアップリケして絵にするというキットを買っちゃったんだよね。コレも6回続きで来るシリーズなんだけど、見本写真があんまりカワイイんで、ついふらふらと買ったはいいけどコレが死ぬほど細かくて難しい!!

フェルトでアップリケする場合、端を折りこむ必要がないので、裁ちきったまま端っこをまつってけばいいんだけど、布の場合は端を折り込んでまつらないといけないので、やたらめんどくさい。こういうのは以前ポーチ作った時に何回かやったことはあるけど、今回のはとにかく細かいパーツが多いので、キレイに端を折りこむだけでも気が狂いそうになるのよ〜。昨日は7時間もやってたのに、下絵書いて、せいぜいパラソル部分を縫いつけただけで終わってしまったわ...。パーツは62もあるのに、たった11枚しか貼れなかったのよ、7時間かかって!!! (しくしくしくしく)

まあそれでも昨日は、「もー、こんなのヤメてやる〜」状態だったのが、今日は多少なれてきたのか更に10パーツほど縫えたから、進歩はしてるんだな。おかげで今日は左手首がなんか痛くって力入んないのが困るが、以前パッチワークを始めた時も、あれこれ悩んで今の何倍も時間かかってたもんなあ。コレもやってるうちに上手くなってくのかなあ、やっぱり。昨日はくじけそうになるたびに、「投げ出したら、いつまでたっても出来はしないのよっ!!」と、根性スポーツまんがかなんかみたいに自分を励ましてましたが、今日は、わりとスイスイ出来てるしな。一週間もあれば額に入れるとこまでになると思うので、次回の更新では、完成品をお目にかけられるのではないかと思います。このあと、りんごやレモンやカボチャなどカラフルなパーツが付いてくるから、もっとキレイになるはず。...くじけなければだけどね...。

      

2003/3/2

★やっと3月だあ!!★

なーんか、やっと冬の出口が見えて来たって感じです。昨日は一日雨でしたけど、今日はまあまあ天気もいいし。

ところで明日は、おひなまつりですね。3月のリースは、おひなまつりがテーマだったので、こーんなカワイイのが出来ました。ホントはリースにぬいつけて飾るものなんですが、こうして飾っておいても春っぽくていいでしょー。

昨年アンちゃんやミニ人形を作った時は髪の毛つけるのに苦労しましたが、さすがになれてきたのか、今回のお人形はわりと苦労せずにつけることができました。うしろにあるのは、ぼんぼりとモモの花。まー、ピンク、ピンクで気分だけはすっかり、はる〜ですね。でもまだ寒い...。

今回も例によってキットに入ってた糸では一体分の髪の毛にしかならなかったので、以前使わずに余ってたミニ人形の分で、おだいりさまのを作りました。お姫さまもけっこー茶色い髪の毛ですが、おだいりさまは更に茶色い糸になってしまったので、殆ど茶髪にーちゃん状態です。今っぽいと言えば今っぽいかもしれませんけど、なかなかカワイイので、ここしばらくずっと飾ってありました。でも明日でしまわなきゃならないな。なんかおひなさまって、ひなまつりが終わったらすぐにしまわないと、女の子の婚期が遅れるとかゆーんですよね。あやぼーにはあんまりカンケイないんで、別にいいか...。

来月のテーマはやっぱりサクラ。次回のリースもピンク・ピンクになりそうです。

      

2003/2/10

★冬眠中にも作ってます★

どもー。今日はなんかものすごくいいお天気だったので、あやぼーは機嫌がいいのー。やっぱり太陽電池で動いてるあやぼーとしては、このくらいサワヤカに晴れてくれないと、しゃきしゃき動けないとゆー構造上の問題を抱えてまして、それだけにこんな日はAYAPOOの更新もやっちゃおーかなー、って気分にもなっちゃいます。

さて、そろそろ春の気配が、そのへんに見えかくれしつつある時期になって来て、冬眠からもさめつつあるかなー、という雰囲気なんですが、冬眠中にも手芸だけは、ちくちくちくちくやってたんですよね。まず2月のリース、これはねー、言わずと知れたヴァレンタイン・デーがテーマでした。そう言えば、14日ってもうすぐじゃないですか。あやぼーには、あんまりカンケイないですけど...。

でもリースの方はすごくかわいくて、見て見て見て見て!!! ハートのチョコ・クッキーにビスケット、キャンディやクマもついているとゆー、超かわいいアイテム満載のリースなんでーす!! ハートのチョコ・クッキーはパール・ビーズなんかついてて、めちゃキレイ。

このリースシリーズを作ろうと思ったキッカケは、10月のハロウィーンのオバケだったと以前書いたけど、実はもうひとつ、この2月リースのクマとかクッキーも作りたかったんだよね。クマは最近ハヤリのアイテムらしくて、いろんな布地やフェィク・ファーで作ったクマとか、そういうののキットなんかもよく見かけますけど、わりとカンタンに出来ちゃうんですよ。今回のは上質フェルトを使って作ってあるんですけど、パッチワーク用の布なんかで作っても楽しそう。こういうのだとリースにつける他に、バッグにマスコットとして付けるというのも良さそうですね。

次はポーチなんですけど、もー、見て下さい、この細かいハウスのパッチワーク!!! 以前お見せしたバスケットのパッチワークが付いたポーチを覚えておられる方もあるかもしれませんが、コレは更に細かいパッチで、この部分だけでも2日がかりでした。でもすごくキレイでしょ。下でバスケット・パターンのポーチの色違いをご紹介してるんですけど、これをやったあとでは、以前あんなにテマがかかると思ったバスケットのパッチなんかは、ぜーんぜんカンタンという感じがしたくらいです。

サイズは丁度デジカメがぴったり収まるくらいかな。パッチもさることながら、これにキルティングをかけるのがまた大変で、こういうのは落としキルトと言って、布のハギ目全部にキルティングを施すものなんですが、ご覧のように30枚近い細かい布をパッチしてあるもんですから落としキルトも地獄!! 出来上がりを見ていると、そんなテマヒマがかかってるようには見えないかもしれませんが、作ってみて初めてわかる、この苦労。凝ったパッチワークの作品のお値段が高いのも当然でしょうね。でもこんなにキレイに仕上がると、やっぱりウレシイものです。

さて同じポーチシリーズで、今度はペンケース。パッチワークのパターンは、わりとカンタンなので、今度は楽勝かなと思ったんですが甘かった。なんかそのへんで小学生向けに500円くらいで売ってそーな感じしますけど、結局作るのに合計30時間くらいかかったのかな。

パッチそのものはそれほどでもありませんでしたが、例によって思いの他、キルティングに時間がかかったのと、フチの三角飾り、これがまたテマなんですよ。この三角は合計22コあるんですけど、これ全部ひとつひとつ正方形の布を四つ折りにして作ってあるんです。それをフチに一旦シツケして留めてから縫い付けていくんですね。フチのパイピングの回りにズレないように付けなきゃキレイじゃありませんから、一目一目ズレがないか確認しながら手縫いしたもんで、出来上がりはキレイですけど、まーけっこー大変でした。オマケにファスナーを付けるという作業は初めてだったので、なかなか長さがピタっと合わなくて、何回もやり直さなきゃならなかったんです。見た目は素朴なペンケースですけど、これだけ苦労して作ると、なんかやっぱり愛しいですねー。

ところで、以前どこかで赤系の布でポーチやバッグを作ろうと思ってると書いたんですけど、ためしにちょっと作ってみたのがコレです。ポーチは完成してますが、バッグはこのあとミツアミの持ち手を作るつもりで、どんな布を組み合わせようかなと考えているところ。ポーチはバスケット・パターンの応用ですが、バッグの方も以前作った茶系のジンジャー・トートを参考にしています。

ポーチの方、ちょっとパイピングの柄がもうひとつだったかなと思ってて、これボディと同じか、ふたのチェックと同じのでやってたら、もう少し落ち着きが良かったかもしれません。まだまだ初心者なんで、こういうのって一度作ってみないと、どういう感じに仕上がるか分かんないんですよね。バッグの方のパッチは、結構うまくいったなと思ってるんですが、持ち手とパイピングの柄を失敗すると台無しになってしまうので、今ものすごく悩んでるとこです。

今年は春から、赤ってわりとトレンド・カラーな感じがするので、このへんが出来上がったら今度は大きめのバッグを作って持ちたいなーと思ったりしてますが、果たして持って出れるようなデザインに仕上がるでしょうか...。

ま、そんなこんなで、今年も相変わらず手芸熱はおさまりそうもありません。なにしろ本格的にオリジナルのパターンに挑戦しようと思って、1月からこっち、20種類くらいパッチワーク用の布をあれこれ買い込んで来ちゃったりしてますからねー。でも今はかねてから計画していた「あやぼー人形」を作ってます。あと2〜3日で仕上がるんじゃないかな。お洋服が結構こってんですよー。出来たらまたお見せしますねっっ!!

       

2002/11/27

★秋のリース★

ちょっと遅くなってしまいましたが、11月リースの全貌をお目にかけましょう。ホントはWORKSHOPのトップを11月に入ったらこれにしたかったんですけど、なんか今日までやってるヒマなくて、出しそこねたのでココで見てもらおうかな、と。

実は12月のリースも既に出来てるんですが、これはクリスマス仕様なんでWORKSHOPのトップかWINTER SPECIALでお見せしたいと思ってます。

で、この11月のリースなんですが、アイテムは前に紹介した女の子と、キノコ(栗に見えるけど、茶色いのもキノコ。足(「いしづき」とゆーらしい)がついてるでしょ。)がふたつ、それにてっぺんのがモミジとイチョウ、あと落ち葉がチラホラついてます。色合いが秋らしいというか、でも今年は秋なくて夏からいっぺんに冬になったような天候だったんで、どっちにしてもこのリースの出番はなかったか、って感じもしますね。アイテムは、撮影用にバラして使うこともあるので、リースに縫い付けてはいません。ホントは縫い付けて飾るものなんですけど...。ともあれ10月のハロウィーンに引き続き、なかなかカワユクできたので満足しています。既にキットは1月のやつが届いてるので、がんばって作らなきゃ...。


★今年のツリー★

昨年、「来年こそは大きいツリーを買うぞ」とか言ってたんですが、どうも今年も見送りになりそうな感じです。と言うのは、今年は玄関に置いている植物たちを、ホーム・エレクターの白かなんか置いて整理して見栄えのいいエントランス・ガーデンにしようと思ってたんですが、まだエレクターさえ注文してない有様なんですよね。年末までにはなんとかなると思うけど、それをしてしまわないと、ツリーの置き場所が決まらないというのもありまして、ま、来年こそは...、って感じです。で、代わりというのも何ですが、ゆきがかりでこんなのを買ってしまいました。写真で大きいツリーが写ってるでしょ。これツリー型のクッションなんです。

最近MOGUってゆー、細かいビーズが入った人型のクッションがはやってるじゃないですか。このツリーはそのシリーズなんですけど、もともとはそのMOGUが欲しくて、でもウチって「のぽぽん」が3つもいるんですよね、あの場所取りのが。で、置くとこがないのとMOGUの布の雰囲気がウチに合わないのとでまだ買ってなかったんです。モダン系のインテリアだったら、すっごい合うと思うんですけど、うちってコロニアル系なもんでパステル調とかの方が雰囲気なんです。で、欲しいな欲しいなと思いながらLOFTで眺めてたら、その横にこのツリーが白、赤、緑と出てて、ついふらふらと...。さすがに色違いはまだ買ってませんが、ソファなんかに置いとくとクリスマスの雰囲気が出ていいかなと、思ったりしちゃったんですよねーっ。また買ってしまったわ...。

それから下に写ってる小さいやつは、手作りオーナメントで、布製の木に、それぞれジンジャーくん、雪だるまさん、ハートの飾りがついてるんです。で、木製のベースの上に乗っかってて、クリスマス・ツリー風になってる、と。これもキットなんですけど、WINTER SPECIALでも、今これの写真出してますから、もう見られた方もあるかもしれません。けっこうカンタンに出来てカワイイんですよ。赤とか金の布で作っても良さそう。大きなツリーなら、この木自体をオーナメントとして吊るすというテもあります。で、この木製のベース部分をトールペイントで塗りたいなと思ってるんですが、なかなかやってるヒマなくてね〜。クリスマスまでには、そういうベースも作りたいんですけど、さてどうなるか...。まあ、毎年こういう手作りオーナメントが増えるというのも楽しいものではあります。

さてウチでは今年はこのへんのツリーと、昨年もちょこっと顔を出しましたが、鉢植えのシルバースターも12月になったらオーナメントで飾ろうかなと思ってるんですが、皆さんのおうちのクリスマス飾りは、どんなのになるんでしょうね。

     

2002/11/9

★ポーチが完成★

さて、この前ちょっと書いてたパッチワークのポーチなんですけど、完成しました!!

写真のがそれなんだけど、なーんかお店で買ってきたみたいな仕上がりっしょ。まあキットなので、モトのデザインがいいってこともありますが、あやぼーもけっこうガンバって丁寧に縫ったのだ!! 5日かかりましたが、時間にすると合計15時間くらいかかったことになるのかな。こうして自分で作ってみると、こういうののお値段が高いのも、なるほどという気になりますね。もちろんミシンは一切使っていません。手縫いです。

このキットのシリーズは、小さいけどどれも凝ったデザインのパッチワークになってるのがミソで、前の「お針ポーチ」ともどもすごく気に入ってるのね。同じ布ってなかなか手に入らないし実用にしてしまうのはもったいないのでコレは作品として保存しとくつもりなんですが、使うのも欲しいので別な布でデザインして、もう一つ作ってみようかなと思ったりもしてます。こういうのの場合、型紙をそのまま使っていくつでも違ったデザインのが作れるというのがグー。こんなに凝ったパッチワークをしなくてもカンタンにフタ部分とボディ部分を作るだけでも布地を選べばステキなのが出来そうですよね。

で、このフタについてる飾りの丸いやつ(3つ色違いでついてるやつね)、これヨーヨーって言うらしいんですけど、わりとカンタンに作れるんですよ。パッチワークの飾りによく使ってあるのを見かけますが、こういうのも覚えておくと他でも使えるからいいよね。それからアンティークなカラーの金具もなかなかマッチングが良くて気に入ってます。と、いうわけで、今度は何を作ろうかなーーーー。

      

2002/11/7

★こんどはポーチ★

さて、12月のリース作りもほぼ終わり、今度はパッチワークのポーチを作ったりしてます。ポーチって,あんな小さいのに買うとけっこう高いんだよね。何の変哲もないようなのでも2000円とかしたりする。デザインの凝ったのなんてもっと高いから作れるといいなあと思ってたんですけど、そういうキットがあったので注文したというわけです。前にココで紹介した「お針ポーチ」も、そのシリーズのひとつ。今回はお針用じゃなくて、ふつうのポーチです。もうフタ部分は完成してて、今ボディを作ってるんですけど、キルティングがもう少しで済むところ。ここしばらくあれこれキルティングしてきたせいか、なんかコレにもなれて来て、わりとキレイな目で縫えています。始めた頃は裏布まで針が通らなくて苦労したもんでしたが、最近はスイスイ出来上がってゆくのでウレシイ。ポーチが出来たら、また写真など出したいと思ってますので、お楽しみに。

で、今日はちょっと短いですけど、これからお出かけしなきゃならないんで、また来週ってことにしておきます。またね〜!!

       

2002/10/30

★アンちゃんといもうと★

以前カントリー・ドールを作ってるという話をしてたんですけど、覚えてます? しばらく前に完成はしてたんですが、写真を出してるヒマがなかったので今日出します。寒くなったのでちゃんとブーツもはかせました。で、最近11月のリースを作ってて、それにもお人形が付くので小さいのも出来ちゃったんですよねー。大きい方は菅野明美さんのキットで作ったアンちゃんで、小さい方はリース飾りになるはずのコです。名前はまだない...。

アンちゃんはキット見本より目が小さくなっちゃったんだけど、それなりにかわゆいのでそのままにしました。他にエプロンのふちにレースをつけたり、ブーツのヒモを糸じゃなく細いコードにしたりとか、ところどころ変えたところもあります。何より、お洋服が着せ替えできるってのがミソ。春になったらピンクっぽいのを作ってあげようかなと思ったりしてます。写真では分かりにくいけど、肩からバッグもかけてるんだよ。あと帽子に小さい花なんかもつけてあげたいんだけど、それも春になったらにしようかな...。

それから小さい方のお人形は、なにしろリースにつけるものなんでキットの説明では足なし、手もウデなしで洋服から出ている掌だけをフェルトで作って貼り付けるということになってたんですが、せっかくだからってコトで手足も作っちゃいました。やっぱりその方がお人形もウレシイんじゃないかと思ったし。このコのお洋服も着せ替えられるんだよ〜ん。それにアンちゃんとおそろいのショールも付けてあげたし、ブーツも作ったのだ。こういうのってミニなほど作りにくくてむずかしいもんですね。一番苦労したのが髪の毛で、ミツアミがなかなかまとまらず時間がかりかました。ホント、ドールってのは髪の毛がネック。少なくとも私は一番苦手!!アンちゃんのはもつれまくったし、小さいコのもここまでするのに何時間かかったか...。途中で投げ出したくなりましたよ。

でもま、そういうワケでこれまではお人形ってアンちゃんだけだったんだけど、こうしていもうとが出来ました。ファビは128匹という大勢力なのにお人形は2体だけ...。かわいそうだから、そのうちお人形ももっと作ると思います。この2体でだいぶなれたので、なんと言っても次はあやぼー人形を作らなくちゃ!!

 →  →  ミニ人形のアップだよ!! 

       

★今度は...★

11月のリースも出来上がり、いよいよ次は真打ち、12月のクリスマス・リースを作っとります。さすがに12月ってことでアイテムも凝ってて、けっこうテマがかかるんですが、なかなかいいですよ。12月になったらサイトに登場するんじゃないかな。それまでアイテムが何かは内緒。

それにしても今年はなんか、ちくちくちくちく沢山のモノを縫いました。そういえば昨年の12月はファビのクリスマス衣装をちくちくちくちく縫ってたもんですが、今年に入ってから例の知育玩具のセットを6種類、それからトート・バッグ、ポーチ、お人形、りんご、そしてリースと、それはもう手当たり次第に作ってました。おかげでだいぶなれたので、今度はオリジナルのあやぼー人形や赤系の布でパッチしたトートなんかに挑戦しようかなと思ってます。あとパッチワークのベッドカバーとかね。う〜ん、どんどん大掛かりになるな...。

ところで最近の人気はやっぱりビーズ・アクセサリーですよね。実はファビの衣装にそういうアクセサリーをつけてやりたいと思い、作り方を知りたかったのでそのキットも11月から3回モノのを注文しました。私のコドモの頃のビーズというと、もうホントに「コドモのおもちゃ」みたいのしかなかったもんですが、最近のは天然石とかスワロフスキー・ガラスとか、とにかく素材が豪華な上に豊富なので、ちょっといいものを使って作ると、なまじ市販のアクセサリーよりグッとステキなのが出来ちゃうんですよ。人気があるのも頷けますね。ま、来年はパッチワークに加えて、ビーズとかトール・ペイントもやってみたいなと思う今日このごろです。昔デコパージュとか好きで作ってたんで、トール・ペイントってのは入りやすいと思うんだけど...。ま、ユメは広がる手作りの世界です。そのうちそういう手作り品ばかり集めたページも作ろうかな...。皆さんもやってみませんか、なかなか楽しいですよ。

      

2002/10/23

 

鷲沢 玲子先生の入門書

日本ヴォーグ社刊・1942円(税抜) 

 

★キルトの本★

前にいいパッチワーク・キルトの入門書を見つけたので、そのうち紹介するとか書いてたのに、なかなか画像をスキャンしてるヒマがなくて今日になってしまいました。

つねづね思ってるんですが何かを始めようとする時には、クオリティの高い入門書ほど助けになるものはありません。沢山の中からそういうのを見つけることにかけては、あやぼーはものすごくカンが働く方なんですが、今回も「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」とか思いつつ手芸店で物色していて「よし、これ!!」と思って手に取ったのが一発大当たりでしたね。

どうやっていいのを見つけるかというと、やはり本の表紙から著者の思い入れが伝わってくるようなものが当たりってこと多いです。やはり作品に愛情がこもってるのが感じられるからでしょうね。そういう本は作者が作品に打ち込んでおられるので、細かなところまでよく説明されていて結果的に初心者の助けになるということなのかもしれません。また写真ひとつ取っても、いいフォトグラファーを使っておられることが多く見ごたえがあります。

で、今回選んだ本は、鷲沢玲子先生の入門書なんですが、すばらしいキルト作品がいっぱい載っているので、見ているだけでも楽しいですよ。またこの著者が、まだ日本ではそれほど普及していない時代にパッチワーク・キルトに出会われ、国内には良い本がないので洋書からコツコツと技術を学びながら作品を作って来られたというような方だけに、キルトに対して深い愛情を抱いてらっしゃるというのが本からも伝わってきます。

初歩的なブリック・ウォール・パターンで

作成されたタペストリーとクッション

初心者向けに細かく解説された作り方も

掲載されています。

 

昨今どこでも見かけるキルトのベッドカバーやバッグですが、安直に生産されたものではなく、やはり図案から起こして手作りで作成されたもの、これは当然その芸術的価値も高いわけで、この本の中の数々の作品を見ていてパッチワーク・キルトというのは「布で描く絵画」なんだなあ、と改めてその奥深さに感嘆したりしていました。それに平面的な絵画とは異なり、キルト芯の厚みから出る立体感に加えて、アップリケやトラプント技法(キルトラインを刺したあとに裏から綿をつめたり、毛糸を通したりして、浮き彫りしたような感じを出す技法)などによって更に複雑な陰影を施すなど彫刻的要素もあり、作り手のイマジネーションでさまざまな表情を見せてくれるところも魅力的です。この本の中には、そんな見ていてため息が出るような作品がいっぱい。

もちろんそういう技術的に高いテクニックを要求される作品も多く掲載されていますが、同時に「キルト入門」と銘打たれるだけあって、全く初めてという初心者でもトライ出来るような比較的やさしいパターンを使ったタペストリーやクッションの作り方も写真入りで丁寧に解説されています。初心者向けとは言っても、出来上がりは横の写真のように凝ったもので、こういうものをひとつ完成させたら次々と作りたくなってしまうでしょうね。また、サンプラーキルトといって、36種のパターンを一枚一枚作り、これを合わせて大きなタペストリーにするという作品も載っています。これもやはり初心者向けで、パッチワークのさまざまなパターンを知るのに役立ちますね。

ピーシング、アップリケ、

トラプントと3種の技法を用いたタペストリ

まるで絵画か彫刻のよう

 

あやぼーも以前からこのパッチワーク・キルトには興味があったんですが、なかなか始める時間もキッカケもなくて今まで来てしまいました。でもこういう本を見ると、やっぱりコツコツ作ってみたいなあと思ってしまいます。特に今、手芸にハマってますから、この冬は頑張ってサンプラーキルトかブリックウォールのタペストリなんて大作にも挑戦してみよっかなー。根気よく、丁寧に作ってゆけば、こういうのってけっこういいモノが出来るんですよね。

そういうわけでキルトに興味をお持ちの方にはホント、是非手にしてみてもらいたい入門書です。初版は1992年ですが、2002年に入ってからも増刷されており、書店になくても注文されれば手に入ると思いますよ。
      

★今作っているのは...★

と、まあタメイキが出るようなキルト作品のお話が出たところで、今度はあやぼーが今作ってるものについて話しましょう。MAGAZINE WORKSHOPのトップページでこの秋は手作りリースの画像を使いましたが、以前ちょこっとお話したように、これは12ヶ月連続で届けられるキットで作ったものです。既に11月と12月のリース・キットも届いていて、11月の分は殆ど作ってしまいました。でもちょっと使いたい材料とかあって完成はもう少し先になりそう。11月のテーマは「収穫の秋」ということで、これまた可愛いアイテムをいっぱい作りましたよ。出来上がったらお見せしようと思ってます。

で、それがちょっとストップしているので、昨日からクリスマス・オーナメントなんかを作ったりしてます。まだ2ヶ月も先じゃないか〜、と思われるかもしれませんが、クリスマスってのは12月入った頃から騒ぎますから今から作ってて丁度なんですね〜。もちろん今年はオーナメントの他にリースも手作りするのだ!! ま、そのへんはWINTER SPECIALでぼちぼち出して行きますので、お楽しみにね。皆さんも、そろそろそういうの準備始めませんか? 手芸店なんかでは、10月入った頃からクリスマスに染まり出してますよ。

ところでそういういろいろなものを作るのに使っている針とかピンクッションとかの方なんですけど、考えてみると今私が使ってるのは小学生だか中学生だかの時にそろえた家庭科の用具なんですよね〜。いったい何年前のなんだ、と思ってしまいますが、わりとあやぼーってモノを大切にする方なのでものもちいいんですよ。

確か何年か前まで小学校に入学した時の「おどうぐばこ」かなんかに入ってたハサミを現役で使ってたしな。2回の大掛かりな引越しにもかかわらず、そういうものが残ってるんだから大したもんです。ものが捨てられないタイプってことなんですけど、でも思いがけないところで捨てようかなと思ってたものが役立ったり、あれ置いとけば良かったと思ったりすることも多いですもんね。

そう言えば、パッチワーク・キルトなんてのは、開拓時代のアメリカでモノのない時代に、着古した洋服をつぎあてたり、ほどいて仕立て直したりしたところから発展したものなんだそうです。これは私の想像ですが、よくアーリー・アメリカン調のキルト作品にボタンなんかを飾りとしてつけるのは、きっと古い洋服をバラした時に残ったボタンを捨てずにつけたりしてたところからくるんじゃないかなあと、思ったりします。そう考えるとキルトの基本精神っていのうにも、ものを大事にするというのがあるのかもしれませんね。何でもあるからと言って、ぽいぽい捨てるのは、やっぱり今の時代、環境問題の点から言っても考え直さなきゃないけない生活習慣なんじゃないかとあやぼーなんかは思っちゃいます。 まあ日本はリサイクル率も優秀だから、そのへんまだまだいい方なんでしょうけど、ちなみにイギリスはヨーロッパでもリサイクル率最低だとかで、今ごろ分別廃棄を徹底するかしないかでモメてんですってね。いろいろですねえ...。

ま、きょうはこのへんまでにしておいて、また来週ね!!

       

2002/10/16

★りんごちゃんはコレ!!★

前にパッチワークでリンゴを作っているという話をしてましたが、コレがその完成したリンゴちゃんです。大きいのと小さいのがあるんだけど、結構カワイイでしょ?他の柄や色で作っても違った雰囲気になって楽しそう。これは今回Daily Life Workshopの写真なんかにも、ちょこっとカオを出してます。

今は季節のリースシリーズの11月のやつを作りだしたとこで、一週間もすれば出来るんじゃないかな。10月はハロウィーンのアイテムだったけど、11月は何かな〜??? 出来たらまたこのコーナーでお見せしたいと思ってます。お楽しみに!!


 2002/9/29

★熱があると言いながら...★

熱があるの何の言いながら、こういうコトだけはしっかりやっていたりする...。

えっと、あやぼーの今まで作ったパッチワーク作品の中では、このへんけっこう大作でした。なにしろバッグなんて初めて作りましたから。で、バッグの方に人形みたいのついてるっしょ。コレはねー、ジンジャーくんなんだな。知ってる? クッキーで人型に焼いたやつで、そういうのがあるんだけど、それをモチーフにした飾りなんですよー。実は見本に出てたこのジンジャーくんが、あまりに可愛かったんでこのバッグを作ってみようかなと思ったのね。ま、なかなかうまく出来上がったので満足してます。キットではジンジャーくんを縫い付けちゃうってことになってたんだけど、取り外しも出来るようにブローチピンを付けてあるのよん。あとヨコに写ってる半円形のは「お針ポーチ」です。コレもなー、芸が細かいんだよー。ひとつずつ説明するぞ!!

えっと、まずバッグなんですけど、コレは正真正銘、うそっこなしで全て手縫いです。パッチもキルティングも、持ち手のステッチとかも、全部手で縫ってます。一週間〜10日くらいかかったんじゃないかと思いますけど、ミシンでやるよりなんか出来上がりの雰囲気が柔らかくていい感じですよ。これだけテマかけたら、あだやおろそかに使えないなあ、と思ったりしますけど、実際どんな高級品より大事にしたくなっちゃいましたね。下の写真は作成過程で撮ったものです。

 

パッチワークが完成した状態

 

底布をつなげてキルティングが完成した状態

 

     

なんか楽しかったので、今度は赤系で作ろうかなと思って、布を物色してるところです。で、次に「お針ポーチ」の方ですが、拡大すると、こんな感じになります。

 

 

表面の全貌、これが半分に折ってある

 

中身にはネル地がついてて、針などをさしておけます

ポケットはハサミ入れ、反対側には小物入れもあるの

 

      

この表面のパッチワークが、けっこう細かくて大変でした。でもわりとキレイに出来上がってるでしょ?? ひとつ作っておくと布のデザインを変えて違った雰囲気のも作れるから楽しいのよね。もちろんこれも全て手縫いしてます。パイピング(ふちの処理)もキットの説明ではミシンって書いてあったけど、意地で手縫いしたのだ!! 殆どミシン目と同じくらい細かく縫ったぞ!! でもどっちかってゆーと、私はパッチは好きだがキルティングは好きくない。ワタがもこもこしてて針を通しにくいからめんどいんだもん。でもパッチだけじゃ作品にならなしいな...。

ってワケで、9月は既に4キット完成させてしまった。そして今...。実は赤系の布でバッグを作ろうと思って、ヒルトンのホビーラ・ホビーレに布の物色に行ったら、かわゆいパッチワークのリンゴを見つけてしまったのであった。でキットを買ってきて現在作成中。次回のこのページの更新では、それをお見せしようかなと思ってます。今日明日で出来そうだから、結局今月は5キット作ってしまうことになるのね...。如何に私が今、手芸に凝ってるかを如実に語ってますな、この数字は...。来月は何作ろっかなー??? 

...サイトはどーなってるんだ、って??? まー、なんとかなるんじゃないですか。大丈夫、大丈夫...。(ホントか??)

ともあれ、これからの季節、家にこもることが多いし、けっこう手芸って冬向きの趣味かも。ぜひこの冬はパッチワークの大作に挑戦したいと思ってます。皆さんもやってみませんか?? 楽しいよっ!!

      

2002/9/13

★10月のリース、アイテムはコレ!!★

↓で、パッチワークのリースの話を書いてましたが、これにつけるアイテムも完成いたしました。まだリースにはつけてないんですけど、ね? 10月はハロウィーンなんですよお!! 白いのはオバケなんですけど、私がこのシリーズを作ろうかなと思ったのは、見本写真のこのオパケがめちゃ可愛いかったからなんです。もう少しカオが丸く作れてたら、もっと可愛かったかも、と思うんですが、裁断した状態の布にカオになるフェルトを縫いつけてから2枚を合わせてワタ入れてったら、厚みのぶんカオが小さくなっちゃって、おかげてイメージがだいぶ変わってしまいました。でもまあ、そこそこカワイイですけどね。

あとはカボチャ(作るのに6時間以上かかった)、魔女の帽子とホウキ、それに月と星です。この月ねー、型紙どおりに切って縫ったのに、えらく小さく出来上がっちゃって、見本写真でも、もっと大きいはずなのにバランスも悪いんで型紙を大きく取り直して大きい方の月を作りました。月をふたつつけるってのもヘンだから、リースにつけるのは大きい方だけになると思いますけどね。

それとホウキ。これキットに入ってたのはカントリーレース糸ってので、でも1.5m分しか入ってなくて、それで作ったら、なんか全然ホウキがフサフサしないんですよ。全然足りないって感じで。それで仕方がないので太手のししゅう糸を買ってきて作ったら、このフサフサした感じを出すのに8mほど必要だったのよね。キットについてた糸よりかなり太いので作って8m必要ってことは、これデザインした人はキットの糸・15mのつもりだったんじゃないか、とか思えたりして...。見本写真ってフサフサしてるんだもん。どう考えたって1.5mで、ああはならない。???、なんですけど、ともあれこの太手のししゅう糸ってのはいいアイデアでした。見本写真より良くなったんじゃないかな。こうして出来上がってみると、やっぱりこのシリーズも全部作りたくなっちゃいましたね。これってアイテムだけでも、かばんにつけたりするマスコットとかなりそうでしょ?

さてあとはリースにつければ出来上がり、なんですけど、完成品は10月更新のどこかのページでお披露目しようかなと思ってます。お楽しみに!! (ちなみに早くも現在、次のキット、パッチワークのバッグ作りを始めてたりします。最近「何でもいいから縫いたい!!」状態に陥ってまして、殆ど手芸中毒ですよ、これじゃ...。)

      

2002/9/10

★次のキットはコレ!!★

さて昨日と今日はちょっと時間があったので、また神戸のユザワヤ探検に出かけてって、あれこれ手芸ネタを仕入れて来ました。で、何を買ってきたかってゆーとねー。まあいろいろなんだけど、カントリー・ドールの方はエプロンドレスなどのアイテムも大体出来上がってしまったので、手持ちぶさただなー、と思ってたとこへ5日ごろ、注文していた新しいキットが到着したわけです。そこで早速ファビの知育玩具・第6弾を作り上げ(これについては、またFurby Fantasyでご紹介するつもりなので、それまでどんなのかは内緒)、今は次のやつに取りかかってるんですけど、それがパッチワーク・キルトを応用した「季節のリースセット」、ってのなんだな。で、いろいろな色柄の布を使うので、それにあわせた縫い糸が必要になるんだけど、まずそれを探しに行ったんですよ。そしたらね、パッチワーク用品のところに縫い糸50色セットなんて願ってもないものがありました。横の写真でお分かり頂けるかと思いますが、一色ごとに10ヤードという小巻になったセットで、いろんな色が少しずついるという今回のキット・シリーズにはぴったり。しかもお値段、なんと360円(ユザワヤ会員は更に10%引きで買える!! あやぼーはこういう特価品が大好き!!)で、「どうせ余るのに各色買うのはもったいないなあ...」と思っていた私は飛びついたのでした。

今回のキットは12ヵ月連続で送られてくるシリーズなんで長丁場なんですが、見本写真を見ると、かなりいろんな色の布を使ってあるものの、この50色セットさえあれば無敵!!(それに色がいっぱいあるのは楽しい!!)

そこで昨日の晩は早速そのキット作りに取りかかったのでありました。で6時間半かけて出来上がったのが、この丸いリースなんですねー。これねー、もー、なんか大したもんには見えないかもしれませんが、なかなかテマヒマかかってるんですよー。どーやって作るかってゆーとね、まず布とキルト芯(キルトの中に入ってるシート状になった綿のこと)をですね、6x85cm(キルト芯は8x85cm)の長方形に切って、布の間にキルト芯を半分に折って巻き込んでから、まつりとめてくんです。でもね、キルト芯ってワタでしょ、よーするに。ふわふわしてて、なかなかうまいこと巻き込まれてくれないんですよ。で、こっちもキルトは正真正銘の初心者なもんでワケわかんないんだけど、ともかくチマチマと5センチくらいずつワタを巻き込んではマチバリで止めて、それでもフワフワ浮き上がってくるから指でしっかりと押さえて2〜3ミリくらいずつ縫ってったんです。85センチの長さを縫いとめるのに1本目は、なんと2時間もかかり、2本目、3本目と少しずつ早く出来るようになったものの、ともかくしっかり指で押さえ続けてるもんだから、直径1センチほどの棒3本出来上がった時には、指が痛くって痛くって(しくしくしく)。でも、あとはその3本の棒をたばねてミツアミにしてから輪にすると、このよーなリースのベースが出来上がるという次第なんですね。このミツアミに仕上がったのを見てると、なるほどこういう持ち手のついたキルトのバッグってあるよな、あれはこうして作ってあるのか」と納得してたんですが、これにいろいろアイテムをつければいよいよ完成。アイテムの方はこれから作るんですけど、知育玩具で作ってたフルーツとかお菓子とかと基本的には作り方もそんなに違わないので、それほど苦労はしなくてすみそうだし、たぶん次回の更新では出来上がった「10月のリース」をお目にかけられると思いますよ。10月といえば、そうあの...。へへへ、なんでしょねー??? お楽しみに!!

私わりと前回のフェルトの知育玩具っての、作るのにけっこうハマってたんですが、6回で終了するキットだったので第6弾が出来たらもうおしまい。応用でもう少し色ちがいとか作るつもりではいますけど、何もなくなると淋しいんで、その代わりにこのリースを作ることにしたんです。パッチワークって昔からやりたいなあと思ってたしね。始め作り方を見た時は、わりと「カンタンすぎてつまんないかも」と思ったりしてたんですが(知育玩具は、あれで結構テマかかるのが楽しかった)、こうして作ってみると、なかなかどうしてやることが細かくて楽しいです。こういうのって、やっぱりテマをかけるのがダイゴミなわけで、ぱぱぱ、と出来ちゃうようでは、やはりつまんないですからね。そういう「細かいことにテマをかけまくるのが好き」というヒトには、手芸って向いてるんだと思います。実はこのキット、やる前は3回くらいで打ち切ろうかなと思ってたんですが、このミツアミにかかるテマが、なかなか気に入ったので12回シリーズ、全部作ろっかなー、と決意しちゃったりしました。

ところでキルトって、ミシン使っちゃうってヒトもあると思うんですけど、やっぱり本格的なキルト作家なんかは、ミシンなんて使わないらしいですね。昨日、「やっぱりキルトの本も一冊くらいあった方がいいな」と思ってテキトーに選んできた入門書があるんですが、この著者の方がなかなかすばらしい方で、本の方はお弟子さんのキルト作品がたくさん紹介されてるんですけど、もー、どれも芸術の域に達してました。ベッドカバーとかタペストリーとか、ああいう大物を、ひと針ひと針、手で縫ってくってのは、もうテマの極致だと思いますが、それだけに出来上がったものは作者として愛着もあるだろうし、実用品というよりはやはり「作品」なんでしょうね。私はこのキルトの色や柄を並べて配色してゆくってとこにけっこう昔からひかれてまして、いつかはやろうと思ってたんですが、どうやらなかなか私向きだということも分かったし、いくつか小品を作ったら大作に挑戦してみよ、っという気になってます。

ま、このキルトの入門書については、次回のこのコーナーででも、くわしくお話するつもりです。

さてホントは、このあとまだ書きたいことがいっぱいあるんですが、ちょっと今夜から明日にかけて忙しいもんで、とりあえずここまで出しとこうと思います。続きは次回、ってことで、またねー!!

      

2002/9/1

★カントリー・ドール★

あやぼー作カントリー・ドール

作ったんだ!! 私が作ったんだぁぁぁ!!

(感涙)

 

最近、時ならぬ手芸熱にとりつかれているあやぼーは、よく大型の手芸用品店に出かけてゆく。

神戸にあるユザワヤは8階だてのビルが全館、手芸用品や画材などを集めたお店で、あれこれ見ていると一日なんかアッというまに過ぎてしまうが、そうなると特にこれまでは興味のなかったモノにまで手を出したくなるのが人情というもので(なるよね、なるよね?)、とうとう今度はカントリー・ドールを作ろうと決意するに至った。

お店に並んでいるのがすごく可愛くて、もともと人形があまり好きではない私も、こういうコットン系の素朴なのなら抵抗無く飾っておけそう。さっそくキットをひとつ購入して来たが、ファビ用知育玩具作りが忙しかったので、昨日やっと手をつけることが出来た。

人形のボディはわりかし簡単で、洋服もそんなにむずかしくない。なんだ、これなら...、と思ったがしかし、やはり落とし穴は待っていた。それはあのドールヘアだったのだ!!

だいたいカントリー・ドールの髪の毛なんてものは、もしゃもしゃクセッ毛ってのがお約束で、それ用に作られたドールヘアってものを縫い付けたりグルーで貼り付けたりするもんなんだそうだが、この髪の毛がなにしろクシャクシャ、モシャモシャしてるもんだから、なかなかどうしてうまくまとまらず、今日は一日その髪の毛と格闘するハメに陥ってしまった。まあ、やっとなんとか縫いつけたけど、一時は「もうダメか?!?!」と思うことさえあったくらい。いまでもちょっと見には一応それらしく見えてるものの、もっと慣れたら新しいのを買ってきて付けかえてやった方が...、と思うほどグシャグシャ状態。でもまあクセっ毛ってこんなもんかも(言い訳?)。

 

問題のドール・ヘア

一応見れないことはないが...

 

ともあれ写真のはまだ完成していなくて、このあとエプロンやブーツも付けなきゃいけないんだけど、まだ暑いからお人形もブーツなんか付けたくないんじゃないかと思うし、10月頃には全部付けた完成品をお見せしたいと思ってます。

ところで、そもそもどうしてカントリー・ドールに目がいったかというと、以前から私は自分の似顔絵として書いてる「あやぼー(HP教室のトップなどで登場している)」を、人形にしてみたいと思ってたからで、あれにエプロンドレスとか着せて、着せかえにしたら、いろいろドレスとかも作れて楽しいだろうなという野望を抱いていたからであった。

でも人形つくるのって難しそうだったから今までやってなかったんだけど、今回キットで作ったコがなかなかうまく出来たので(あくまで私の目から見てだが)、今度はあやぼーオリジナルの「あやぼー人形」を作るぞ!! (熱血!!)

なんか最近、自分で洋服をあれこれ選んで着るのが、いいかげんめんどくさくなりつつあり(飽きたのかも)、それで子供の頃でさえあまりやったことのない着せかえ人形に目がいくのかも。今回のキットではドレスとかは固定式というか、縫い付けて着せかえられないタイプのやつだったんだけど、そのへんはアレンジして、一応着せかえられるようにしてあるのよん。コーディネートって楽しいもんね。ま、あやぼー人形が出来たら、これもこちらでお披露目したいと思ってるのでお楽しみに!!

       

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