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 更新の準備状況とか、その日ちょっと考えたこととか書いてるページです。

ちなみにこのページでは、新しい記事から上に載せて行ってます。

      

 

 

     

2010.12.31.

いよいよ2010年もおしまい。

2011年が、皆さまにとっても私にとっても

良い一年になりますように♪

★よいお年を★

とうとう今年も最後の一日となってしまいました。私は例によって掃除&おせち作りでてんやわんやしてるとこなんですが、新年早々から冒頭が"Merry Christmas"ではいかんだろーとゆーことで、とりあえず年末のご挨拶をさせて頂きます。三が日の間には改めて更新したいと思ってるんですが、まだ大幅にやらなきゃならないことが残ってる上、外は雪!!! しかも、どーもこれは降り続いて積もりそうな気配なんですよね。こうなると動くのすら辛い。 しかしまあ、積もって身動き出来なくなれば、お正月早々から巷のセールに出かけてって大散財という、去年のようなパターンに陥らなくて済むと言えば済むんですが、それもちょっと淋しいような気も...。

ともあれ、今日は先日書いてました通り"Dialogue"のあとがきをアップしましたので、ここで概容をお知らせしておきます。7ページありまして、その1はこの話が生まれた経緯や背景事情、その2は"Dialogue"を書いてた時に聴いてて音的に影響されたCDの話、その3はいろいろなシーンのモデルとなった場所の解説+写真集3ページ、最後は"あとがきのオマケ"ということで、Book1から後のあらすじをちょっと書いてます。おヒマな方は、覗いてみて頂けると嬉しいです。

では、めちゃくちゃ寒いですが、皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

     

2010.12.23.

Merry Christmas♪

後編連載、やっと開始です!!

★連載開始★ 第1章へ / 第2章(12/25UP) !! / 第3章(12/26UP) !!  

では、先日お約束しておりました後編を本日より3日連続でお届け致します。まだ4章あたりをウロウロ書いてるところなんで月2〜3回の不定期連載になりますが、ぼちぼちおつきあい下さいませ♪

    

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- 後編・第1回★

Prologueへはこちらから/各章へはこちらから

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

-1-

内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第1章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

-2-

内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第2章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

-3-

内容はAyapoo連載後、独立したページに移動しました。第3章はこちらです。なお、独立バージョン各章へはトップページこちらにリンクがあります。小説のみ続けて読みたい方は、そちらをご利用下さい。

     

2010.12.20.

いよいよクリスマス♪

皆さま、どのように過ごされますか?

★ポニーちゃん★

昨年、一昨年とフラれどうしだったPrettyさんのこの時期のノベルティ、今年は苦節三年めにしてやっとゲットすることが出来ました。ご覧下さい、可愛いでしょ? 今年はポニーだったんですよ♪

一昨年は限定210個シリアルナンバー入りクマぬい、昨年は限定約400個シリアルナンバー入りウサぬい、だったんですがどちらも手に入れられず、クマは最近になってやっとオークションでゲットしました。でも、ウサはまだ手頃なお値段での出品を待ってるところです。6000円とか、7000円とかでは出てくるんですけど、さすがにそれだと入札入らないし、もう少し待ったらそれなり安くなるかもしれない...。

ともあれ、今年はシリアルナンバーこそ入っていませんが、なにしろ人気のポニーちゃん、しかもご覧の通りけっこう凝ったつくりになってるので、これはもう初日、開店と同時くらいに飛び込まないともらえないだろうと思って頑張って早起きして突撃、みごとゲットしてきたというわけです。少し前にちょうどいいタイミングで気に入ってるクツが再販されたので、それの新色を取り置きにしてもらって規定の31500円をほぼクリア。少し足りなかった分はポニーの指輪を追加して埋めました。

で、翌日。オークションを見てみると4500円開始で出品が!! しかも、既に入札が入っている...。31500円分お買い物してもらうより4500円で買った方が安い、かもしれないけど、でも昨今ぬいぐるみに4500円はなあ...、とも思うのにいきなり入札入ってるとは、やっぱり凄い人気ってことなんでしょう。もしかしたら、もう無くなって配布終了してるお店もあるのかも。

ともあれ、これであとウサが手に入れば3年分コンプなんですけどね。まあ、まだしばらくは、かかるんじゃないかな??

     

★お気に入りカフェ★

十年ほど前から私がお気に入りのカフェが地下鉄御堂筋線・東三国駅近くにありまして、それが写真の"カフェ・トリエステ"です。今回、ケータイ持ってたおかげで写真撮れたんでご紹介しようと思ったんですが、外観だけ見てもなかなかいい雰囲気のお店でしょう? 神戸の街なかとか、梅田周辺ならあっても不思議ない感じですけど、わりとふつーの一般的な街の中にあるにしては、びっくりするほどアタリなお店なんです。

実は、こちらで十年ほど前にカルボナーラを食べてウマい! と思い、最近になってやっとその作り方を覚えて家でも楽しんでるわけですけど、料理の味がしっかりしているし、その上、ランチセットにすらポットサービスでリーフティがついてくる!! 単独で注文したら同じヌワラ・エリアが450円、それがまるごと1000円(どちらも税別)のランチセットに付いてくるんだ!! ふつー、セットだとカップになるとこ多いよね? しかも、単にポットサービスであるに留まらず、このお茶の味がめちゃ良い!

フォートナム&メイソンやアフタヌーンティのカフェでさえ、私は"美味しい紅茶を出している"とは思っていません。それは、ティバッグ使ってるから味が薄いし、ぬるいからです。しかししかししかし!!! ココの紅茶は家でリーフを使って入れるのと同じ味で出てくる!! しかもしかもしかも!!! なかなか冷めない! これはポットをきっちり温めてからお茶を入れているからと思われます。これはポイント高いです。

でも、このお店の良いところはそればかりではない。とにかく店内の雰囲気がめちゃくちゃいい。外側だけで見かけだおしの店も多い中、ここはこの外観にぴったりマッチしたアンティークな感じで統一されていて、壁にかかってる絵とか、カップボードやコレクションケースに飾られてる品々がいちいち年季入ってるので、古いものを大事に飾ってますというムードなんだな。そして! ショーケースに並ぶケーキが〜♪ ホームメイドとはいえ、お味でゆくと十分アンリ・シャルパンティエくらいは行ってる。1個500円〜600円くらいだから、お値段も有名店と張り合ってるけど、でも、お茶、料理、ケーキ、インテリア、そして、お店の人の対応など、これだけあらゆる面で気合い入ってる店なら、それも許せるぞ。

こちらの創業は1991年、私が発見した時でさえ十年は経ってたようですが、今年でもう二十年になるんですね。昔は店内が今の半分しかなくて、ランチどきには客があふれるという状態だったんですが、その後、倍の広さになって現在に至っています(裏にあった中華屋のスペースを併合したらしい)。その頃は店に入ると目の前にケーキのショーケースがどん! とあって、それってけっこう強いインパクトがあったと思う。あれ見て、"あ、このケーキ食べたい!"と思わない人は少なかったんじゃないかな。

ということで、いつ行っても雰囲気がよくて、変わらずそこにあるというのが老舗というものだと思いますが、既にココはその域に達してますよ。住所は確か大阪市西区宮原町だったと思うけど、今度行ったら正確な住所を確認してくるつもりです。お近くの方は、ぜひ一度おためしになってみて下さい。こんないいカフェって、本当になかなかないと思います。

     

★後編再開★

さて、例の小説ですが、クリスマスに3日連続で冒頭1〜3章を掲載いたします。実はまだ4章しか書けてない状態なので、連載そのものはわりとのんびり不定期になるかもしれませんが(書けたら出す)、とりあえず年末年始のイベントとゆーことで、始めちゃうことにしました。12/24、25、26と連日出しますので、お楽しみ頂けると嬉しいです♪

    

2010.12.10.

チープでもシアワセ。

お手ごろ価格で冬のたのしみ♪

★モンブランツリー★

いよいよ本格的冬を迎えて、気温も5度前後に落ちてきました。そして、巷ではクリスマス商戦たけなわの様子。そんな中で私が今ちょっと凝ってるのがミスタードーナツのモンブランツリーです。写真のような感じのものなので、この時期限定販売ではないかと思いますが、皆さまもうお召し上がりになりましたでしょうか。

お値段は1個189円だからドーナツ屋にしては高いけど、一般のケーキと比べればお手ごろ価格。お味は写真のマロン、ストロベリーの他に、チョコとメロンの4種類があります。ベースはカップケーキですが、その上にたっぷりクリームが乗ってるのがよい♪ たっぷりだけど、しつこくないところも更にぐー♪

んで、11月末に通販で注文しておいたコタツが1週間ほど前に届き、以前"最近買った雑貨・その16"でご紹介していたコースター&ガラス製カップも使うのにいい時期になってきたから、ここ数日、毎日のようにモンブランツリー&ニューカップでお茶してたりします。ただ、コタツ布団はこれから注文するところなので、せっかく来たコタツちゃんはまだ単なるテーブル状態なんですけどね。でも、布団さえ来れば今年はコレでぬくぬくな冬が過ごせそう。

コタツに関しては布団が揃ってからお見せしたいと思ってるんですけど、実はもう何年も前から欲しいなと思いながら、部屋が狭くなるのがイヤで我慢してたんです。そうするうちにご贔屓のベルメゾンでは私の欲しかった白の円形コタツが販売されなくなってしまい、やっぱり買っておいたら良かったなあと思ってたら、先日、ウサちゃん専用棚を見つけたところでまさに私の欲しかったようなタイプのものがあった!! それでとうとう注文に踏み切ったというわけです。ポイント5倍キャンペーンもやってたし♪

最近、服関係にあまり買うものがないので自分的に淋しいらしく、日用雑貨をいろいろ注文したりとかして購買欲を満たしてる感じなんですが、まあ、服に比べるとね、平和なお値段のものが多いのでお支払い地獄に陥らなくて助かってます。

ところで、ベルメゾンのマンスリークラブに"TEA'S"というのがあって、これは毎月、月変わりで5種類のお茶をティバッグにしたものが2個ずつ(つまり合計でティバック10個)セットで届くというものです。私は以前、5ヵ月ほど続けて買ってたことがありまして、でも、お茶と言えばトワイニングかハーブティが定番になってるので、まだ半分ほど飲みきれずに残ってました。それで今、もったいないから使い切っちゃおうと思って順番に飲んでるんですが、コレがなかなかイケる。ベルメゾンではこのお茶の他にコーヒーやスープにも同じようにいろいろな種類がセットで届くというやつがあるので、冬の間のちょっとしたお楽しみにまたしばらくそういうのを送ってもらおうかなと思ってたりします。通販って探せばけっこう工夫のあるものとかあって楽しめますよね。(※参考までに商品名はコーヒーが"アミューズブレイク"、スープが"スープなしあわせ"です。)

大キライな冬ですが、しかし寒い寒いと逃げ腰になってても辛いだけなんで、なんなりと楽しいことを見つけて前向きに乗り切らなくては仕方ありません。私は今年の冬、コタツと毎日のお手軽お茶タイムに新鮮な冬の楽しみを見出せそうな感じです。しかし、冬は長いからなあ...。

                   

★恐るべし、カビブロック365★

9月末に、お風呂にカビブロック365を塗布してみたというお話をしていたんですが、覚えておられるでしょうか。実際に塗ったのは8月末のことだったので、その時点で既に1ヵ月が経過していたことになります。そしてそれから更に2ヵ月。つまり塗布後約3ヵ月経っても、あまり水のかからない壁面はもちろんのこと、汚れやすい床面にも全くカビの気配は見受けられません。これは凄い。

ちなみに下の写真、タイル色が濃い方が床、薄い方が壁面です。

2010/9/28 (カビブロック塗布後・約1ヵ月)

↓↓↓全く変わっていません

2010/11/23 (カビブロック塗布後・約3ヵ月)

   

これまではカビキラーで掃除しても、1ヵ月も経てば少しはタイルが黒ずんできてたと思うんですけど、ほんとに全く変わってないんです。キレイキレイ。

確かにうちは換気に気をつけてますし、お風呂使ったら必ずスノコを上げて、その下の床面もお湯をよく流しておくようにはしてましたが、それにしても通気条件は前とそれほど変わらないと思うし、同条件下でこの結果は間違いなくカビブロックさんのおかげだと思います。このままゆくと床面ですら、まだしばらくは特に掃除しなくてもいけそうです。壁面に至っては軽く1年もつことまず間違いなし。う〜ん、世の中進化しているんだなぁ...。

ま、そんなわけで今後、お風呂の掃除はぐっとラクになるぞと喜んでいるあやぼーなのでした。カビブロック365、とってもオススメです。メジカビ防止にもぐー♪ 次回3ヵ月後のレポートもお楽しみに。

 

2010.12.5.

★後編再開と来年への抱負など★

例の小説ですが、プロット連載もネタが尽きてきたので、そろそろ本編再開したいなと思ってます。いちおうクリスマス時期あたりから始めるという目標でぼちぼち書いてますので、いましばらくお待ち下さいまし。

ところで、もうひとつの小説"Dialogue"、あれは元が90年代にまとめたものなので文章的に直したいところがちょこちょこあったんです。でもこれは、ある程度まとまった量のストーリーを小説として読める形に初めて仕上げたような作品だったから、自分的にはけっこう思い入れがあって、これまでは"あれはあれで、あの頃のベストを出し切って書いたんだから、出来るだけ手を加えずに置いておこう"と思ってました。しかし、読み返すにつけ、どんどん"直したい!"という気持ちの方が強くなってきてしまった。そこで先日、一念発起で全編を見直して更新したので、今はだいぶ読みやすくなってるんじゃないかな。

以前から"あとがき"を書きたいなとは思ってたんですけど、直しやってる間にいろいろ思い出して来たこともあって、お話の生まれた背景とか、どんな音楽を聴きながら、どんな場所をイメージして書いたのかとかをまとめて付けることにしました。なんか、"あとがき"だけで4ページほどになりそうなんで、これは年末年始にお楽しみ頂けるよう、仕上げるつもりです。

ところで恐ろしい話ですが、実は来年4月でMagazine Workshopは10周年を迎えるらしい。自分でも、えっ? いつのまに? って感じですけど、始めたのが2001年のことなんでホントに10周年...。Ayapooに至っては、今の形になったのは2001年10月のことみたいですが、実際はそれより前からあったので、知らない間にとおに10周年超えてました(わはははは)。

そんなにやってるとWEB上でもそれなりのプレゼンスは確立しているらしく、"Magazine Workshop"で検索かけると頼みもしないのにトップ10件に載ってたり、富士通のAzbyClubとかでは153,000,000件のトップ(←マジで)に載ってたりしたんで笑ったぞ。ま、世の中、ネット上ではホームページ→ブログ→ツイッターと、どんどん簡略化が進んでいるようですが、うちは"昔ながらのホームページ"としてこれからもぼちぼちやってゆきたいと思ってます。ここ2年ほどは小説書くのが忙しくて、その他は殆ど作れてないような状態なんで、来年に向けては他のコーナーのページも出来るだけ増やしてゆきたいです。今後とも、なにとぞよしなに♪

     

 

 

     

2010.11.28.

とうとう12月。

ああ、今年もあと1ヵ月で暮れてゆく...。

★京都に行ってきました★

京都に行ったと言っても、例によって取り寄せてもらってたバッグを取りに行っただけなので特に観光の話題とかはないんですが、いつものフォートナム&メイソンでランチくらいはしてきました。あんまりお味を認めてないわりには、雰囲気がいいのでついついココに行ってしまう...。

せっかく京都まで行くんだから、もっと京都的な店を発掘しなければとは自分でも思ってるんですけど、ハンパに近場なんで日常になってしまってて、そういう方向に力を入れる根性が入らないのかもしれません。

で、私が唯一気に入ってた"フィッシュ&チップス"が、なぜだかメニューから無くなってしまってたので、仕方なく写真の特製カレーを注文してみました。まあそれなりには美味しかったですが、でも、なんで"フィッシュ&チップス"が無くなってしまったんだろう? 考えてみるに、高級感がウリの店でこのメニューはあまりにも庶民的すぎると思ったのか? でも、ほんっとーに、それが一番美味しかったんですけど? 

...そこまで考えて私は、はっと気づいたことがある。ココの料理の味は、そうか! 英国の味なのだ!!!

どーゆーことかとゆーと、英国に旅行した人の大半が口を揃えて言うのが"英国にはうまいもんがない"。私としては世界で一番好きな国なのでこんなことは言いたくないんですけど、要するに「英国」を忠実に表現しようとすると料理はこの味で正解なんでは? ってことです。う〜む。しかし実際、このお味でココが潰れないのは、やっぱり雰囲気がめちゃくちゃいいからというのは大きいだろう...。

ところでこの項目、カレーやケーキの写真はケータイに付いてる新しいCyber-shotで撮っています。でも、撮影時の画像サイズはこれまでと同じなので雰囲気はあまり変わりませんね。けっこう連写することが多いので、撮影時に大きな画像で保存するとストックするのが大変だから小さめサイズで撮ってるんですが、せっかくだからそのうち最大サイズで撮って画質を比較してみようかなと思ってます。ただ以前、カメラは画素数以上にレンズが大事と教えて下さった方があって、それで前のやつはカール・ツァイス搭載ってとこに拘って買ったんです。そう言えば、一眼デジカメは取替えるレンズがピンキリで実に沢山種類あるし、やはり画質にはレンズも重要ということなんでしょうね。

ともあれ、ランチはそんな感じだったんですけど、その後、ル・シュクルうさちゃんを置いてる雑貨屋さんも覗いてみました。四条通りにあるINOBUNさんというお店で、昔からあるところだから、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。5階くらいのビルで4階までがお店になってますが、今回行ってみたら驚いたことにスペースが倍に広がっている! どーゆーことかというと、今までのお店の壁だったところをブチ抜いて奥の方にもスペースが出来てたってことです。このへん立てこんでてビルそのものの形状がどうなってるのかよく分からないんですけど、ひとつのビルの中で奥に位置する部屋までお店にしたってことなのか、裏手にあるビルと繋いでスペース広げたかのどちらかでしょう。

その一画で、この時期ですからウサたちもクリスマス・バージョン花盛りの山積み状態。しかし、すみっこに昨年バージョンのセーター着たコが数体残っている...。近所の雑貨屋さんにはもうないし、通販でも殆ど完売になってるタイプですが、その中の一体をよく見てみると、お顔にうっすら汚れが付いちゃってた。お値段は昨年バージョンってことで3割引きにされてましたが、大したことないとはいえ汚れちゃってると買ってくれる人いるかなあと思って可哀想になり、うちに連れて帰ってキレイにしてあげることにしました。うちもうこのタイプ、白、茶、黒合わせて5体いるんですけどね。

でも私の性格では、おそらく売れ残ったままシーズンが変わり、だいぶ長いことお店にいたと思しいこのウサちゃんの仲間をそのまま放置してゆくことはできない。最初は白うさちゃん2体だけのつもりだったんですけど、一緒に黒うさちゃん大、小2体ずついて、"ぼくたちも一緒に連れてって〜"という顔で私を見ている...。そうなると、えーい、もう全員来るか? ということで、残っていたこのタイプのコが合計6体うちに転がり込んでくることになりました。いーんです、もー、ル・シュクルうさちゃんが増えることについては私、開き直ってますから。

結局その6体と、クリスマス・バージョンの茶うさちゃんをとりあえず1体追加してレジへ。するとクリスマス・セール中らしく、ル・シュクルちゃんグッズ3000円以上お買い上げの方にサイン本プレゼント! やった! 以前、別のお店で1冊サイン本もらってたから今回は別のを選んで、これで今出ているウサちゃん本2冊ともサイン入りゲットだ!!

そんなわけで思いがけず大量にウサを買ってしまったので荷物が大きくなり、取り寄せしてもらってたのもバッグ類だったから嵩張るしするから、その日はさっさと帰ることにしました。おかげで他には洋服とかムダなものを買わずに済んだのは良かった。そして、帰ってからぬいぐるみクリーナーで一拭きしてあげると、汚れてたウサちゃんはすぐきれいになりました♪めでたし、めでたし。

しっ、しかし、コイツのせいで! また6体も増えてしまったなあ...。

               

★情報の選択★

先日買ったケータイに"EZニュースEX"とかゆーのを無理矢理付けさせられたので、ついついその内容をここ一週間ほど見るハメに陥ってたんですが...。あくまで私個人の結論ですけど、これは殆ど"ムダの集積"と言うべきものではないかと。

もともと私は過去二十年来に渡って新聞ともテレビとも縁切って生きてるヒトなんで、一般に無意識のうちに世間から押し付けられる膨大な、しかも殆どはムダの集積でしかない情報でアタマをいっぱいにされるということの弊害からは離脱した生活をしてます。だから情報内容に鈍化している一般の感覚からすると、ずっと敏感にそういうことを感じ取れる立場にあるわけです。その立場から言わせてもらえば、"こんなの不用意に毎日読んでたら、「大事なことは何も入ってないアタマ」になっても仕方はない。潰してるヒマに、外国語のひとつも覚えた方がよっぽど人生のためになるぞ"

まあ、やることやってて、たまのゴラクに目を通すくらいなら問題ないと思いますけど、言うまでもなく人間の"時間"というものは限られているんですから、それをどう使うかで人生変わってくるのは当然の話。例えば、"近場のヤクザ国家が、またハタ迷惑な自己主張をやったらしい"なんて情報は国際情勢を把握するという点で重要な部類に入るかもしれませんが、そんなのはどーでもいーよーな芸能ニュースに埋もれて上っ面しか撫でてない記事読んだって大した知識にはならない。例のバカ国家については私は80年代からイヤというほどよく知ってるし(当時、そのテの本は山ほど読んだ)、誰かさっさと潰してくれよ、と思い続けてますけどね。実際今、あの"首領さま"が目の前にいて私が銃を持ってたら、"いつでもドタマぶちぬいたるで"くらい腹は立ってるんです、その存在そのものに。

ともあれ、こういう種類の社会的に重要視されるニュースはたいがい、毎日日米の主要株価指数にチェック入れてりゃイヤでも入ってくるし、日本の新聞記者等、大半のジャーナリストの知的レベルについては全く信頼を置いていないので、その低い知的レベルのフィルターがかかった内容の記事なんてそもそも不要。要するに、情報の入れ方にも注意しないとアタマ悪くなるぞってことよね。

それに、精神衛生上宜しくない内容の記事も一緒にナダレこんでくることになるから、それを日常として無意識にやってると知らず知らずのうちに世間ズレを起こすというか、ものごとに対して悪い方向に無感覚になってくのも当然かと思える。"誰でもやってる日常"だけど、それが"日常"であるがゆえに、人格に大きく影響してしまうのも当然だな。う〜ん、なんて危ないんだろう...。

まあだから、戦後、特にテレビの普及から始まる"ムダ情報の垂れ流し"が、"人間の人格形成に大きく影響して現代のような状況を現出するひとつの大きな要因となっている"とは言えるんじゃないかな?

それともうひとつ気になるのは、日常会話の内容が主体性のないものになりがちであるという点。お天気の話なんてのは、社交辞令でちょっとした挨拶とか会話とかしなければならないシチュエーションでよく便利に出されるものだと思うけど、それに加えて昨今、よくある日常会話が血液型だとか、占いだとか、芸能ニュースだとか、テレビやラジオで聞いた話だとか、そういう実際には自分に大して関りのない話題で終始しがちになってないかということね。思うに、ああいう垂れ流し情報は、"話題のない人"、"知識のない人"、"自分の考えがない人"、"主体性のない人"、つまりは"話すべきことが自分の内側に何もない人"にこそ社交上必要なものなんではないかということだ。確かに"日常の潤滑油としての会話"は必要であるとしても問題はその内容で、こんな話ばかりしてるヤツが「価値ある人間関係」なんてものを築いてゆけると思うか? そもそもその程度の人間を回りに集める値打ちが、人生においてどこにあるとゆーんだ? 

いや、これはあくまで私見ですよ、私見。あくまでも意見には個人差があり、著しく反社会的でない限り、現代日本においてはどのような意見でも持つ権利が認められています。ただ、その考え方が自分の人生にどー影響するかについては、自分で責任取らなきゃならなくなるだけです。(きゃはははは)

ま、情報は賢く取り入れて、ムダなものに振り回されないようにしましょう、ということですね♪

     

2010.11.20.

カメラも進化している。

昨日、新しく買ったカメラには、

電話が付いているのだ(笑)♪

★通信障害のお詫び★

前の更新で書き忘れてたんですけど、10月22日、サーバーメンテナンスの関係で一時サイトが見れなかったことがあったようです。その影響で、前日更新していたAypooも更新前の状態に戻ってしまったらしく、これらについて、あれ? と思われた方がありましたら、遅ればせながらお詫び申し上げます。

メンテナンスの予告メールはもらってましたが、せいぜい1時間くらいなのが常だし、いつも大した影響はないのでそんなに気に留めてなかったんです。しかし、今回は何がどうなったのか分かりませんが、メンテ前約10日分のデータが飛び、それ以前の状態に戻ってしまっていたみたいです。それで"何かあったんですか?" と問い合わせたら、"メンテナンスのお知らせはしたはずなんですが..."みたいな回答。まあ、ココはたいていいつも対応丁寧ですけどね。で、確かに予告にはデータが一部古いものに戻ることもあるとは書かれてましたが、しかし通常はメンテ直前の状態で復帰するし、それはこのギョーカイの常識でもある。こちらのアップロードと向こうのセーブ時間のズレで、その間がいくらか飛ぶことがあるにしても10日分はあまりに非常識だと思ったので、そうツッコミを入れて向こうで戻させました。

そんなわけで、ご不便をおかけしておりましたら、お許し下さいませ。たまにこーゆーことがありますが、うちのサイトは絶対にいきなり消滅することはありませんので、見れない時などございましたら、時間を置いて再度アクセスして頂ければと思います。宜しく、お願いします。(合掌)

        

★ケータイを買った★

遡れば2008年10月、私もとうとうケータイ持たなきゃならないかなあ、なんて話を書いてましたが、その後もどれを買うか結局決まらず買わないままになってたんです。auしか選択肢がない地域なのでおのずと限定されてしまうんですけど、2001年以来愛用のデジカメCyber-shotちゃんが古くなってきたので、そのサポートをしてくれるカメラも欲しかったし、そうするとちょうどauにはCyber-shotケータイというものがシリーズで出ている。

そもそもは今出ているのの2代前のバージョンにキレイなベビーピンクがあって、それがいいなーと思いながらも悩んでる間に次のバージョンに移行してしまった。次のには気に入ってた色は無くなってしまったが、代わりになかなかカッコいいグリーンがあって、それがいいかなー、と悩んでる間にまた今のバージョンに移行しちゃった。しかし、現在のバージョンではコレ! と思える色もなく、更にお値段が! 7万円近くもするってことで、なんだかなー、と足踏みしてたんです。(ちなみに前のバージョンも販売終了まで6万近くしてたはずだ)

そんなこんなで買おうかなと言い出してから約二年も引っ張るのがさすがに私なんですが、そんなある日。ふと、よく行くJuscoで狙ってたやつの値段を見てみると、出た当初(本年6月頃)は7万近くしていたはずなのに、なんと! 26000円ほどになっている!!! なんでだ?!とは思いましたが、このお値段なら同レベルの性能のデジカメを買うのとそんなに違いはない。リーズナブルだし、なんたってお買い得だ♪

それで、まあ他にも特に今ケータイ欲しい理由はちょっとあったんですが、とうとう 購入に踏み切ったというわけです。私の場合、主体はカメラの方なんで、どっちかってゆーとカメラに電話が付いているって気分。それにコレなら出かける時に持ち歩くから、これまでのようにシャッターチャンスなのにカメラ持ってなくて残念! ということもなくなるでしょう。色はショッキングピンクとネイビーのどちらにしようか最後まで悩んだ結果、先行き機種を変えてもカメラとしては使うでしょうから、長く使っても飽きが来ないだろうと思われるネイビーにしました。以前のグリーンに比べればわりとインパクトのない平凡な色とはいえ、それなりキレイだし、買った翌朝に改めて見た時の印象は"うん、満足"という感じです。後で気づいたんですけど、この色はそういえばディの愛車のマセラーティの色(=彼の瞳の色)にイメージ近いかも。ケータイとしては特に珍しい色にも思えないけど、こういう色の瞳の人がいたら、それはけっこう神秘的だと思う。

ところで、始めは7万近くもしたものが、なんで半額以下になってるのかとゆー理由を私なりに考察してみたんですが、まず、最近はケータイに高性能カメラが付いてるのは当り前になって、さしも12.1Mpxと謳ってもそんなにインパクトなくなってきたんじゃないかということ。実際、今はauでもイチオシがISシリーズだったりするし、ブラビアみたいな動画主体のものも出ているし、一般に求められるものが変化してきてるんでしょうね。それに、前のバージョンはカラーリング的に、お? と思わせたんだけど、今回は色的にいまひとつどれも平凡な印象があった。しかもお値段が7万円って言ったら、やっぱりどうせならISシリーズにしようと思うヒトも多いというのは容易に想像できるしね。ま、そのへんの需要と供給の関係で、タナボタ式にこのようなお値段でゲットできたのではないかと♪ 私の場合はそもそも、先に書いたようにカメラ主体なんで、Cyber-shot以外買う気なかったし。

で、なんでCyber-shotかというと、気に入りまくりの愛用のデジカメちゃんが約10年前のそれだからです。これは当時のラインナップでは唯一カール・ツァイスを採用してたせいか、3.3Mpxながら画質がとても良い。うちのサイトで使ってる写真は全て、これで撮影したものです。ま、10年前はこれがハイスペックモデルだったってことですね。でも、コイツの撮ってくれる写真の雰囲気は今に至るもとても気に入っていて、大事に使ってるから何の問題もなく働いてくれてるし、むしろ今となってはこの感じの画質が出るようなカメラは返ってないと思う。だからこれからは、ココ! と思う時だけに使って、出来る限り存続させたいと思ってます。参考までに加えると、2001年2月当時、このデジカメは62790円でした。う〜ん、これまた僅か十年で隔世の感があるな。

とゆーことで、過去15年来、世のケータイ文化に背を向けてきた私ですが、とうとう持つことになってしまったのでした。ただし!! 私がケータイを持つのは、あくまでカメラと、愛車ちゃんたちの緊急時にJAFを呼ぶという、ただこれだけの目的なので、ネットとかメールとかを使う気はさらさらありません。なぜかとゆうに、パソ生活長いと、しかも私のように常日ごろ大量のテキストを打ちまくる人間には、ケータイって使いにくすぎなのよ。それで契約時にあれこれ山ほどオプション付けさせられましたけど(買ったとこが、オプション付けるという条件で他より安くするとゆーとこだったから! だから本体価格は21000円にしてくれた)、でも、それは2ヵ月経ったら解約していいって言うので、2ヵ月経ったら全てトバします。実は、ネットに関しては、うちあたりでもCDMA2.4Mbpsが使えるようになったので、いずれWiMaxとセットになってるプランを申し込もうと思っているのだ♪(基本的にWiMaxが使えて、エリア外ではCDMAで使えるってヤツね) そうなると、家に穴あけずにADSLくらいの速さが確保できるし、ディスプレイ10型くらいのLOOX買えば外でもOKなのさっ。だからケータイ使わなくてもいい♪とにかくあのサイズと方法でテキストなんて、少なくとも私はウザくて打てん。しかも、読みにくい...。

まあ、私は世の中がどーでもあんまりカンケイないとゆーヒトなので(だから15年もケータイ持たずにいられる)、何事も自分の必要性に応じて取捨選択するのである。だから、いらないものは絶対、いらないのだ♪

     

★昨日のできごと★

昨日は心斎橋と神戸に、お取り置きしてもらってたものを取りに行き、ついでに例によって余計なものもチラホラと買ってしまいました。

心斎橋大丸の北館地下にガーリーな雰囲気のものばかり集めてるエリアがあることはご存知の方も多いと思いますけど、そちらにちょうど昨日(11/19)から期間限定ショップというのが出来ていて、主にLiz Lisaのグッズを扱ってました。そこにフェイク・ファーのバッグ&ポシェットですっごく好みのものがあってついつい買っちゃったら、それに写真のようなクマがノベルティとして付いてきたんです。これは昨今のハヤリか、スピーカーとしても使えるんですって。うさぎ魔の私とはいえ、可愛いクマはもちろん好きなので嬉しい♪

で、その買ったバッグ、例によってお色が白、ベージュ、ピンクと3色あったのでどれ買うか思い切り悩みまして、一旦お店を離れてランチしながら考えて来ようということになりました。本当に私は悩みまくるんですよね、こーゆー場合。

こちらの大丸には3Fにハーブズが入ってるんですけど、窓に近い席がテラス風に分けてあってなかなか雰囲気が良い。ランチ・メニューはパスタ主体で(神戸のお店はオムレツも選べる)、外に出てまでパスタもなー、と思いつつ注文した"海老とピリ辛トマトソース"というのが予想よりはるかに美味しくて、お! プロの味! という感じ。おっきなエビも沢山使ってあって、エビ好きの私には大変ご満足いただける内容でございました。

ここのランチには店頭で売ってるケーキを少し切り分けたものも付いてくるんですが、3種類のうちから選べて、日によって選べるものは違う。昨日はその中に一番好きなバナナクリームパイがあったのもラッキーでした。それはカスタードクリームを流し込んだパイにバナナが詰まってて、上にもたっぷりクリームというやつなんですけど、フルーツを使ったパイの場合、買って帰ったらその日のうちに食べないとフルーツの水分でパイのカリっとした風味が損なわれてしまう。だから、切り分けたばかりのものを、お店で食べるのが当然一番美味しいってことです。

ランチ食べてる間もバッグの件は悩んでましたが、それでも決まらず、もう一回お店まで行って、しかし、まだ悩んでいる...。結局、最終的には一番気に入ったベージュのバッグとポシェット、それに白のバッグにしました。ピンクもすっごくいい色で絶対ハズしたくなかったんですけど、ベージュと白はぴったり合うお洋服があるという理由での選択でした。でも、ピンクだってぴったり会うコート持ってるんだよね。だから、次行った時まだあったら、買ってしまうかもしれない...。

さて、この日はあちこち寄りたいところがあったので、お供のしゃーるさんにはいつもの駐車場でお待ち頂いて、電車で心斎橋→神戸と回ったんですが、余計なものを買っちゃった上に、嵩張るノベルティまでもらっちゃって(送って欲しかったんだけど、珍しくこちらのお店では発送できませんということだった)、しかも神戸ではBabyさんのクツ2足と携帯電話まで追加されたので、けっこう大荷物になってしまったんです。それで自分でもこれは危ないなと、気をつけないと何か失くしそうと思って注意していたにも関らず! 言語道断な大ポカを! やらかしてしまったんだから情けない。何をやったかというと、こともあろうにクレジットカードをっっっっ! 紛失してしまったんだな、これが。

それも、しゃーるさんのいる駐車場のある駅まで戻ってきて、ああやれやれ、やっと荷物が降ろせると思いながらPITAPAで改札通って、そのカードを気をつけなくちゃと分かってるくせに、荷物が多いもんだからすぐにはしまわず持ったまま歩いてってしまった。そして、いつも使うその駐車場は8F建てのビルなんですが、しゃーるさんが駐まってる8Fまでエレベータで登る間は確かに持ってた。これは断言できる。ああ、大丈夫、持ってるなと自分の手元を見たの覚えてるから。それなのに、それなのに!!! 

エレベータから十歩ほどのとこにしゃーるさんが駐まってたので、それを見たとたんに気がゆるんだのか、しゃーちゃんに荷物乗っけて、ふと気づくとカードがない!! え? まさか! と思ってあちこち探したけどないないないないない!!!!! だって、十歩ほどですよ。見えてる距離なんですよ。それで、どこでどーやって落とせるとゆーんです???? しかも、どう探してもその周辺にはどこにもない! 自分でも信じられませんでしたが、本当にないんだから仕方ない。考えられるとすれば、エレベータの中、もしくはエレベータの扉の足もとの隙間に落ちたというくらいですが、気づいたのだって落としてから三分も経ってないと思う。すぐにエレベータの中も調べたけど、一度下に降りていたから、中に落ちてたとしたらその間に誰かが拾っちゃったか、落としたのが本当に、信じられない話ですけど、エレベータの扉の足元にある数センチ幅の隙間だったか。もう、キツネにつままれたというか、神隠しにあったというか、どー考えても?????な状況なんです。

まあ、今時はクレジットカードにはたいてい紛失時の保険が付いてるし、すぐ近くに交番がある所なので30分しないうちに紛失届出して、それから2時間ほどでカード会社にも連絡したので、そういう意味では再発行してもらえば大した問題はないようなことかもしれない。しかし、これがこたえるんです、私の性格では。何であれ、自分の身近にあるものを失くすというのは、本当に辛い。つい昨日のことなんで、この後、警察とかに届く可能性はあるけど、こういうことやるとめちゃくちゃ落ち込んじゃうんですよね、私は。せっかく一日いい気分だったのに、これでずーーーーんと暗くなってしまいました。見つからなければしばらく、落ち込み続けるでしょう。

皆さまも、お手荷物の多い時は、このようなポカミスにくれぐれもご注意下さいませ。

            

2010.11.15.

★マリオの結婚★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

マリオ・バークレイ博士の実子であるリデルが、ファーンに恋しちゃってえらい騒ぎになるということは以前書きました。そこで今回は、そのリデルがどういう経緯で生まれることになったのかについてお話したいと思います。

まず、バークレイ博士はマーティアの育ての親であり、後に彼はアリとまーを養子にしたということは何度も書いてますので、ご記憶下さっている方もあるでしょう。で、その段階ではマリオはずっとまーにかまけていたこともあって結婚していませんでした。しかし、その後。

結婚相手というのはセオドラというんですが、彼女はアリがマリオやまーに出会う前にいた田舎の研究所で、アリと一緒に仕事していた女性です。当時二十代後半に入ったくらいで、学者にしておくには惜しいほどの美人。また美女か? と、つっこまれそうですが、以前も書いたように私は「天才と富豪と美形しか書かない」というポリシーを持っておりますので、その点、ご容赦下さい。

とゆーことで、リデルのママはこのセオドラなんですけど、マリオが結婚するくらいですからとてもよく出来た女性で、アリが四面楚歌で仕事していた研究所で殆ど唯一、彼のことを理解して影ながら見守ってくれていたような人でした。まあ、その当時はアリはとことんヒネくれてましたから、彼女の厚意にも見向きもしないような状況だったんですけどね。

つまり、セオドラとマリオはアリのことが元で出会うことになったわけです。それからしばらくしてマリオはアリを引き取って一緒に街の家に帰ってしまうので、一時はセオドラともそれだけの縁かと思われました。しかし、彼女が大変有能なことに感銘を受けていたマリオは、純粋にその能力を認めたという理由で自分の研究室に引き抜きます。セオドラは世界的な物理学者であるマリオのことを実際に会う前からもちろん尊敬していたので、研究者としても名誉なお誘いに喜んで応じる。それで彼女も街に出てくることになる。ただ、彼女も元はそれなりの家のお嬢さんだから、両親の家は街にあって育ったのもそこだけど、仕事のために一時的に田舎にこもってたという背景事情があります。

ま、そんなわけで、本来は都会的な女性だし、同時にディの長年のファンでもあって、この二人はまーがマリオと一緒にアリのいる研究所にしばらくいた頃、その15歳のバースディを祝いにアレクやレイたち、まーのお取巻き連中と出かけて行った時に初めて会うことになった。それ以来、けっこうつきあいが出来て仲良くしてるものだから、マリオは迂闊にもカン違いして、ロベールさんに"ディはセオドラと仲がいいみたいですよ、彼女のような女性ならディの奥方になっても十分やってゆけるでしょう"みたいな、のーてんきなウワサ話をしてたりした。それ聞いてロベールさんは喜んだり、ちょっと期待したりしてたんですが...。

しかし、実はセオドラの本命は他ならないマリオで、ディとは"良いお友達"というのが真相だった。でも、彼女もそういう点では控えめな女性で、しかも相手は大バークレイ博士、トシだってハタチ近くも違っていれば、相手になんてしてもらえっこないと始めから諦めて、その研究の手伝いが出来るだけでもと思いつつ、密かにタメ息ついていた、と。

一方、この場合、厄介なのはマリオも同じで、そもそも引き抜くくらいですから彼女に好意は持っている。しかし、相手はハタチ近くも下の若いお嬢さんだし、元来マジメな人だから、自分の好意が彼女を女性として見たものではないと思い込んでるわけ。だから、ディと仲いいなと見て取ると、ロベールさんを嬉しがらせるような発言をしちゃったり、する。これはもう、どこをどーやっても、まず進展なんか望めない状態ですよね。

そんなこんなするうちに、アリやまーもオトナになってきて、そのうち二人ともIGDに関係するようになるから忙しくなるし、世界中駆け回るような状況でマリオの側にはいられなくなってゆく。この二人はセオドラともマリオとも近い位置にいるので、それぞれの気持ちはなーんとなく知っていて、自分たちが忙しいことにマリオがちょっと淋しそうだなーということにも気がついている。それで、どーせならセオドラとマリオをくっつけちゃおうか、という相談になってくわけです。それがどういう企みになってくかは未だ作者にもナゾですが、まあ、天才児二人が寄って不可能なコトもこの世にはそんなにないですわね。

で、すったもんだありながらも、最終的に結婚させるところまで持ってゆく。ロベールさんは長年の親友であるマリオがとうとう幸せな結婚をするということでそのこと自体はとても喜んでますけど、でも結婚式で、"恨むぞ、マリオ。セオドラがディとどうこうと言っていた張本人が、当の彼女をさらってゆくとはな"とグチるくらいは仕方ないかもしれない。もちろん、ロベールさんのことですから冗談には違いありませんけど、この時期はまだ彼の"のーてんき息子"は孫どころか例によって結婚の気配さえなかったから、期待してた分、落ち込みも当然あったでしょうしね。

こうして、ディの隠し子騒動がヨーロッパを席捲する頃には、バークレイ夫妻にはリデルという女の子が既に生まれている、ということなのでした。たぶんこのリデルは後編で顔を出すと思いますが、この子がファーンと初めて会うのは、彼がまーたちの島にデュアンやウィルともども招待されて出かけて行った時、リデルもそこにいて...、という感じです。

ところで、ファーンのファーストネームはエドワードと言うんですってさ。"ファーン"は幼名というか、そもそも"ファーン"って女の子の名前だしね。それでフルネームは、エドワード・ファーン・クロフォード・ド・シャンタンになるんですけど、初めてリデルと会った時、リデルがとても可愛いのでファーンは冗談半分で紳士らしくフルネームを名乗って正式な挨拶をする。これがリデルにはめっちゃ好印象だったらしく、以来"私の王子さま"状態になっちゃったらしい。

... この先、いったいどうなるんでしょう? 私にも、全く分かりませんが♪

★The ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- (後篇)第1回

     

2010.11.6.

気分は"目指せ、フレイア教授!"

な、あやぼーです♪。

7巻出てるぞ、もう読んだ?

★ル・シュクルうさちゃん、最新情報・その2★

先日書いてたル・シュクルちゃんの着せ替え、とうとう出回り始めました。私はこれから買うんですけど、6種類のお洋服は小サイズのコ用みたいです。手に入ったらまたお見せしますが、それに加えて今はノエル・バージョンのウサも2種類、通販に出ています。ひとつは昨年私が買ったタイプと殆ど同じでフードかぶってるやつ。あれは去年は通販出てなかったから、今年はリバイバルで作って通販にも登場ってことかもしれません。それと新しいバージョンのコも大小出ていて、これには黒うさちゃんのもあります。昨年からのタイプは今年も白うさ、茶うさだけですけどね。

あと、12ヵ月マグの新バージョンも出てるようで、私はこれデザインが新しくなってるの、お店で見かけて気づきました。先のバージョンを2セット(使う分と、コレクションとしてしまっとく分)、約一年半かけて揃え終わりかかってたんですが、4月のだけ1コしかないのでちょっと慌てた。でも通販でまだあったから急いで注文し、やっとコンプ完了。そんなわけなので新しい方はまあ、コレクション用にぼちぼち買ってくかなという感じです。

さて、最新情報としてはそんな感じなんですが、先日、今度は通販ショップで2割引セールをやってくれちゃったので、いろいろと食器を買い込んでしまいました。まずはティ・セット。

実はこちらは私が既に持ってるタイプより前に出たもので、一時は通販、販売店さんともに完売になってたデザインです。でも今回、送料を浮かせるために5250円以上注文しなきゃならなくて、ちょっと足りないので何かないかなーと探してたら、おや? 在庫が入ってる!! 

もう絶対手に入らないよねえと思ってただけに嬉しくて、カップも完売になってたのが2種類とも再販されてたのでセットで即注文しました。

絵柄としては後のバージョンの方が洗練された感じなんですけど、こちらは色使いがカラフルで、うさちゃんの表情も今とはちょっと違ってたりするので、コレクターとしてはやっぱり絶対欲しい一品でしたね。それに改めて知ったんですけど、どうやら初期の頃はグレーうさもいたらしい。↓下の写真見て下さい。表側が白&茶うさ、裏側がグレー&黒うさになってます。そう言えば、確かにグレーのうさぎってのも実際に存在してるよね。グレーうさのぬいも、いたら楽しいかも? 

     

そして、もうひとつは最新の食器シリーズです。写真は丸いのがカレー皿、マグが乗ってるのが魚とか乗せる焼き物皿なんですが、この横長のはマグとセットでケーキ乗せて使ってもオシャレよね。

最新のバージョンだけあって色使いはかなり洗練されてて、このブルー系の他にピンク系もアリ。形はお茶碗や小鉢もあります。特徴としては和のほっこり感をウリとしているようで、特にマグは下の写真を見てもらえば分かりますが、手作りのデコボコしたムードがなんとも味わいです。

このシリーズ、最初は普段使いにちょっと買っとこって感じだったんですけど、並べてみるととても気に入ったので少しずつ揃えていこうかなと思ってます。

それにしても予測されたとおり、ル・シュクルうさちゃんたちとは長いおつきあいになってきました。ぬいだけじゃなく、いろいろなキャラグッズがあるのが散財のタネになって困っちゃうんですが、ただ、イラスト集というのは世の中によくあるけど、最新のイラストが食器とかになって出てくるところはル・シュクルならではですね。絵本ももっと出して欲しいけど、ともかく、これからの展開が楽しみです。

ところで、うちのウサぬい。10月始めにサロペット着たコを雑貨屋さんから連れて帰って来てしまい、現在ぱぺ/ぬいTOTAL136体となってしまいました♪ たぶん、とゆーか、確実にノエルの新バージョンも買うから、また増えるな...。救いは前に書いてたウサ専用棚が誂えたようにウサたちのサイズぴったりで、おかげで壁面に大量に並べておけるようになったこと。そちらはまたお写真撮ったら、お見せしますが、なんでこんなにハマりこんでるかとゆーと、ぬいたちのお顔にものすごく個体差があることも一因だと思います。

通常、商品としては全て同じに作るものだと思うのに、ル・シュクルぬいたちだけはもー、おそらく意図的なんでしょうけど、とても同じタイプの商品とは思えないくらい顔が違いますから。でもまたそこが不ぞろいの魅力というか、同じ服着てても、にっこりのコもいれば、お澄ましのコもいて、ぼーっとしてるコがいるかと思うと、ちょっとヒネた顔のコもいる。バージョンごとに大きさも弱冠違っていたりして、それでよけい並べておくのが楽しいんですよ。この手作り感がウサたちの暖かい雰囲気を出すのに一役買ってるとも言えるでしょう。そのへんの"魅力を語る"みたいな、特集ページもいずれ作りたいと思ってるんですけどね。

とゆーことで、ル・シュクルシリーズに興味のある方はこちらをチェックしてみて下さい♪ ただ、先ほども書いたように特にうさぬいちゃんたちは手作りの味を生かしてあるので、お顔の表情に個体差が大きいです。買われるならできるだけ、お近くの販売店さんで実際に手にとって選ばれることをオススメします♪ 

      

★秋冬のお洋服★

さて、いつもならまた目に毒な秋冬のお洋服が巷に出回る季節なんですが、なんだか今年は9、10月の出費が昨年同時期の半分くらいになっているとゆー、ものすごく奇跡的な状況です。2004年から再発したビョーキも7年目ともなると快方に向かっているのか、それともさすがに飽きてきたのか。

2008年の秋冬頃にあまりにも買うものがないので淋しくなってPrettyさんのお洋服に手を出し始めたわけですから、ここ2年でこちらもだいたい揃ってきて飽和状態になったとは考えられます。それにココんとこ1年ほど、Prettyが従来のこれでもかというくらいフリル&レースなデザインのものより、どちらかとゆーと比較的カジュアルなムードのものが多くなってて私の好みから外れてきたせいもあるかもしれません。ともあれ、ジェーン→メアリ→Prettyと7年間に渡って立て続けに買いまくったため、それぞれのテイストのものがだいたいそろって、同じようなものだと我慢できるようになって来たことは確かなようです。そんなこんなで、お店ではあまり買うものがないから、ここ2ヵ月の出費のうち半分は買い逃してたものや、他に買うものがあってとりあえず諦めざるを得なかったものをオークションで手に入れることに使ってます。

で、11月はとりあえず、予約してたBabyさんのクツが2点とか、取り寄せてもらってるInnocent Worldのポシェット3点(イチゴ型とウサギ型よ♪)とか、せいぜいそのくらいしか買う予定がない。この時期、ひどい時にはコート5点とかね、そーゆー、お値段の嵩む買い物が固まってあったことを考えると、ま、ちょっと淋しいけどお支払い地獄に陥らなくていいという点では助かってます。このぶんだと、今年後半のお洋服散財は、昨年の半分以下で済むのではないかと思われるのですが、ただ、セール時期になるとドカっと買ってしまうかもしれず未だ楽観は禁物、病状悪化警戒中といったところでしょうか。

   

2010.11.1.-11.2.

★自爆★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

そろそろプロットのネタも尽きてきたので、12月頃からは後編再開したいなあと思ってるんですが、実は最近になってやっと後編の冒頭を書き始めたような状態なんです。さすがに2年近くも小説書きまくってると文章書くことそのものに疲れてきてたというか、もともと飽きっぽい私にしては、なんとか前編を最後まで止めずに終えたってだけでも奇跡で、その後、"よし、書くぞ〜"とゆー気力を取り戻すのに時間がかかってたようです。こーゆーのは書いてる本人が楽しんでないと、読んで下さる方にも楽しんでもらえるようなものは出来ないと思うしね。

で、秋も深まって夏の疲れも取れてきたのでやっと書き出せたって感じなんですが、せめて10章は先行してないと先行き不安ですので、再開まではいましばらくお待ち下さいませ。

では今回は以前ちょっと書いてたアシュバくんの初代ボディが"なぜ壊れたのか"というお話をしてみたいと思います。そのシーンが最近、見えてきたもので...。

******************

― マーティア、アリシア。私はこれから自爆します。降りて下さい

アシュバが淡々とした声で言うのを聞いて、驚いて叫んだのはアリシアだった。

「バカなこと言わないでよ。ヘリはすぐそこまで来てるじゃないか」

― データは全て転送済みですから問題はありません。ただ、現状ではここで何としても敵の足を止めないと、ヘリそのものが離陸できない可能性があります。最悪、ヘリごと爆破される怖れさえあるんです。

「だからって自爆だなんて、おまえ何考えて...」

それまで横で黙って聞いていたマーティアが口を挟んだ。

「確かに、それしか方法はないな」

― ええ。何より、あなたたちの安全が全てに優先します。そして、私自体もIGDのトップシークレットである以上、ボディの一片たりともここに残しておくことは出来ません

「その通りだよ」

それでもマーティアはさすがに即断できない様子だったが、彼にもそれ以外に方法がないことは分かっている。アシュバの状況判断は、常にマーティアのそれと同じくらい正しいのだ。

「おれもそれしかないと思う。じゃ、適当なところで止めてくれ」

「マーティ!」

"自爆"と聞いて既にパニクっているアリシアに対して、こういう場合、最後の最後で冷静なのはマーティアの方だ。IGD首席経営顧問という立場に立って長いので、これまでもイヤというほどこのテの修羅場は経験している。それにマーティアにとって今、もっとも守らなければならないのは自分のことよりもなおアリシアの安全だった。マーティアの指示に従ってアシュバが停止しようとするのを見て、アリシアが大慌てで言っている。

「冗談ヤメてよ、二人とも。みんなで逃げればいいじゃない!」

「それが出来ないから言ってるんだろ。おいで!」

「イヤ!」

止まっても降りようとしないアリシアを引っ張り出しながら、マーティアはアシュバに向かって言った。

「アークで再会しような」

― もちろんです

短い別れの言葉のあと、ちょうど上空から降りて来ようとするヘリの方向へマーティアは完全にパニック状態でダダをこねるアリシアを引きずって走り始めたが、アシュバはそこからターンして、彼らを追って来ていた数台の装甲車両めがけて全速力で突っこんで行った。

**************

と、まあこんな感じでアシュバくんの初代ボディは、華々しく自爆したとゆーわけなんですね。細かい状況は私にもまだよく把握できてないんですけど、たぶん、まーとアリがアシュバごと誘拐されて逃げ出す時、救出ヘリが上空に来ているのに追っ手が迫っていて逃げ切れない、みたいな状況だったんじゃないかと思います。で、問題はこのあと。

まーの言うとおり、アシュバが"データ転送済み"と言ってる限り、自爆決断までのデータは全てアークとIGDのヘッドクォーターに入ってるわけで、つまりアシュバのパーソナリティとしての記憶はボディが自爆しても既に別の場所でコピーされて生きているわけね。これはリクツとしてはアリシアも分かってるはずなんですが、なにしろ十二歳の頃からずっと一緒にいたアシュバが自爆だなんて、それはアリにとっては親友を失うにも等しい状況なわけです。まあ、そのへんがアリのいいところというか、表向きキツいわりに情が深いのよね。もちろんそれは、まーも同じで、ましてや彼はアシュバの生みの親なんですから、いくらそうプログラムを組んだのが自分だとはいえ、長年一緒に暮らしてきた愛車とお別れなんて、アリがいなきゃ決断できたかどうか分からない。しかしこの場合、冷静に考えればボディを再生すれば復活するアシュバに比べて、アリも自分も生身の人間なわけですから、ましてや何があろうとアリだけはって常日頃からまーは思ってますから、断腸の思いで決断した、ということでしょう。

もちろん後にアシュバはそれまで以上に強力なボディになって蘇えるわけですが、新しいボディで再起動されたプログラムが目覚めた時のシーンってのも見えてきていて、その時、"何をもってその個体のアイデンティティとするか"ということとか、人間の愛情とか愛着とかについて、まーがけっこういいこと言ってるんです。それによると、まーはアシュバのプログラムについて、これまでもよほどのことがない限り手を加えずに来てるんですけど、それはアシュバの基本プログラムと彼が産まれてからずっと独自に蓄積されてきたデータは、人間で言えば彼の"自我"と"記憶"に相等するものであり、それに手を加えるということは"アシュバ"というパーソナリティに対する冒瀆だと思っている。現在の科学では人間に対してでも強制的に記憶を操作することは可能だが、それは原則的に決してしてはならないことであるし、人工知能とはいえアシュバほど高度なものになればその"自我"や"記憶"、そしてそれに基づく"判断"は尊重されなければならないとも思っている。それは自分の科学者としての基本理念であると同時に信念でもある。

このへんが、まーが単なる学者ではなく、哲学的資質とそれに基づく高い啓蒙度に恵まれてるゆえってことなんですけど、だから例えば、まーやアリがその気になったら人間の洗脳なんてワケはない。より優れた者が劣った者をコントロールして例えより良い社会なんてものが出来たとしても、それなら結局、人間なんてみんな彼らの家畜でしかない。しかし、まーたちが望んでいる"理想社会"や"楽園"は、だからこそ通常の人間がイメージするような"何もしないでラクして生きれるところ"ではなく、"人間が努力によって困難を克服し、自己改革を進めてゆける場所"でなくてはならない。だからこそ、その自己改革とその人をその人たらしめる基盤となる"自我"や"記憶"に意図的に改竄を加えるなどということは決してしてはならないし、彼らにとって長年の親友であるアシュバにも"しない"というのが原則なんだ、と言う。そしてそれは、客観的に見れば人工の機械であるきみを、"長年の親友"と感じる人間の愛着とか愛情というもののゆえなんだよと教えるわけです。しかし、その愛情というものはデータが復活すればそれでいいというものでもなく、おれたちにとってはきみのデータと前のボディはワン・セットで"アシュバ"という存在そのものだったし、だからこそ、そのボディが失われたということは、きみそのものを失ったにも等しい打撃になっていたんだ、とも言う。

自分が自爆したことについてアシュバ当人、というか当車(?)には、"人間の安全を最優先する"という基本プログラムに基づいた当然の結論であり、自分のボディはいくらでも再生のきくものだから"問題はない"と言ってたんですが、それをアリがものすごく悲しんで、復活した自分に抱きつかんばかりの喜びようというのがちょっと理解できない。それで、"アリシア、何を泣いているんですか"とか不思議そうに聞くわけ。それで、まーが笑って上で書いたように説明してやるんですけど、そのへんを理解できるようでないと、まーがアシュバに求めている"人間の友としての機械"というプログラムの完成にはおぼつかないということなんでしょう。まあ、リクツはそういうことなんですが、まーもロマンティストですからね。何より、長年の親友であるアシュバが復活したことそのものが、彼にとっても手放しで嬉しいことだったのは確かです。復活させるにあたって、ボディ再生にそこまでしなくてもとゆーくらい最先端技術を投入しまくり、天文学的なお金もかけまくってるんですが、まーにとってもこれは何がなんでもそのくらいしないとおさまらないとゆー気分のものだったってことです。

んで、言われたアシュバはちょっと無言でデータ整理をしているようだったんですが(ビジー状態)、しばらくして、

― "嬉しい"というのは、こういう感覚を言うのでしょうか"

人工知能天才児にも、さすがに人間についてはまだまだ学ばなければならないことがあるようです。

★マリオの結婚★

      

 

   

 

         

2010.10.20.

やっと秋になった感じ。

これで、マトモにお洋服が着れるぞ♪

★最近買った雑貨・その16★

いろいろと実用品を注文するついでに千趣会のカタログを見ていたら、ここんとこ大人気らしいmini-laboの雑貨特集が載ってたので、ついつい一緒に注文してしまいました。

mini-laboはフランスのデザイングループ、というか、女性二人でやってらっしゃるみたいなんですけど、何年か前に初めてベルメゾンのカタログに登場してブレイクしたらしく、以来、様々な雑貨がシリーズで出ています。今回買ったのは、冬を暖かい気分で過ごせそうなものばかり。

まずはコースター、アップで写っているのは小さな編みぐるみです。これはスナップ式になってるので取り外すこともできて、下の写真のように、コースター4枚とニットのティーコージー(帽子ではない♪)がセットになってました。コースターそのものより、この編みぐるみが欲しくて買ったんですが、そういうヒト、きっと多いんじゃないでしょうか。

   

    

真ん中の写真は、カタログにもコースターと一緒に写っていた耐熱ガラスのカップ。これにもmini-laboデザインのお花が描かれています。マッチングが良いので、やっぱりセットで使いたくなっちゃうよね。これで、今年の冬のお茶タイムが一段と楽しくなりそうなんですが、それに加えてちょっと"なんだ、こりゃ?"な雰囲気のクマもある!! いろいろな色の毛糸で編んだ編みぐるみになってて、mini-laboのマスコットらしくSIMONくんという名前まであるんですってさ。

実はこのSIMONくんは、以前、カタログに商品としてではなく、雰囲気盛り上げるためのディスプレイとして写ってたことがあったんですけど、その時私は、"えー、これ売ってくれないの〜???"と思ったのであった。おそらく同じように思ったヒトが多かったために、お問い合わせが殺到したんじゃないかな。で、今回の商品化となったんではないかと。素朴でけっこうヘンなんですけど、そのヘンさが可愛いというか、それに毛糸だからあったかい感じが実に良いです。お部屋に転がしておくだけで、なんとなくオシャレだしね。

ところで、もうお気づきかと思いますが、コースターに付いてるクマもこのSIMONくんのミニバージョン。おっきいのもちっさいのも、どっちもそれぞれカワイイです。ちなみにこれらは"Remie style"というカタログに載っています♪

     

2010.10.19.

★なんとかしてくれ★

"This product is designed for use in Japan only and cannot be use other country."

― 作 : KDDI株式会社、広報担当

「本製品は、日本国内でのご利用を前提としています。国外に持ち出してのご利用はできません。」と言いたいらしいんですが、私、心から問い質したいのは、"あなた、ほんとーにっ、中学出てるんでしょうね?!"ということで、皆さんもお分かりかと思いますが、あんまりじゃないですか? コレ。

こんなの"Domestic use only, NOT available in other countries"でいいんだ! これがこういう場合の定型文なんだ! どーせ、そんなことも知らんのだろうが、コイツがもし大学を出ているとしたら、その卒業した大学が例え東大だろうと京大だろうとっ! 即刻、英語教育から手を引かせろ! ノウハウを確立するまで、営業停止処分だ!!

とにかく情けないのは特に後半で、"be"の後になんで"use"なんだよ(コレ、中学レベル...)。そこでそもそも英語になってないんだが、このuse は名詞のつもりなのか、動詞のつもりなのか? おまけに目的語と修飾語の区別もつかんのか、コイツは。"use other country"は日本語にすると"他の国を使う"だろ? useが名詞のつもりなら、金輪際、意味なんか成立せんわっ! しかも、なんでcountryが単数形? この場合、明らかに"他の国々"の意味なんだから、一般に複数形が当然でしょ?

これを無理矢理に意味だけは通るようにするとすれば、cannot be used in other countries だったら使えんこともないと思うが、"機能する"というニュアンスの場合、一般には"available"が使われることが多い。そもそも、こういうパンフレットなどの文章はスペース限られているんだから、冗長にならず、簡潔に内容を伝えることが鉄則なんだ。こんなにズルズルとヘタ!!くそな文章にするんじゃない!!

それに前半だってね、これまた無理矢理に意味だけ通すとすれば"be designed for using only in Japan(日本でのみ使用するために規格されている)"もしくは"be designed for domestic use(国内利用を目的として規格されている)"だとまだマシかと思う。しかし、ここでもコイツはuseに対する品詞理解が曖昧なまま英作文してしまっている。use in Japan(日本で使う) と続けるならこのuseは動詞扱いであるべきで、従って前置詞forの後に持ってくるなら「動名詞」にしなければならんのだ。別に文法縛りでうるさく言ってるわけじゃなく、この文はブロークンとしてさえ通らない、全くの誤文だということだな。立派な大企業なんだから、広範囲に配布する印刷物の英文くらい責任持て! せめて基本だけでも理解してるヤツに書かせろよ。これに企業としてチェックかからんというのが、もー、あんまりにも情けない。要するに、KDDI広報にはコレを"意味が通ってない"と指摘するヤツがおらんということなんだから。もうこの際、ついでに直訳してやる。

「この製品は日本で利用ために規格されています。そして、他の国使うはずはありません/利用はずはありません

日本人にはどうでもいいかもしれないけど、英文を挿入するということは英語を日常語としてる人たちにその内容を伝えたいからあえて入れるわけで(それとも、ファッションなんかい?!)、そうするとこの英文で内容を知ろうとするヒトたちがどう感じると思うよ? どー考えても"にっぽんじんってバカ?"と思われても仕方ないくらいのハジだと思うぞ。こんなんコレだけじゃなく、日本産のパンフレットとか見てるといくらでもあるから困る。

ともかく、おそらくは受験とかなんとかでavailable(利用できる)、domestic(国内の)という形容詞があることくらいはコイツも知ってると思うけど、現実に使われている英文にウトいもんだから、"こういう時に使う"という実際的な知識がなく、結果として一生懸命"英作文"しようとするもこの始末。そもそも「使う」とか「利用」というと「use」しか思い浮かばないというのが情けない。日本の学校英語に欠落している点は数々あれど、"実際的な用法の知識を蓄えない"というのもそのひとつで、その決定的な例としてご紹介してみました。

皆さん、有名企業の発行している印刷物と言えども、こういう英文を決して鵜呑みにしないようにご注意下さいませ♪

    

★女のコの闘い★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

エヴァ : 「なによ! 年増! ブス! 大っキライ!!!」

双子: 「言ったわねっ、庶民のコのくせにナマイキよっ」(←ステレオ放送状態) 

前回の更新で、ダドリーさんちの美少女双子とエヴァが出会ったら? という話をしてましたが、まあたぶん、最初はこうなるでしょうね。なんでこんなことになるかとゆーと、それはデュアンが原因だと思う。

なにしろ、美形大好きの双子にとって、いくらアコガレの対象とは言ってもディはあまりに年上すぎる。そこへ持ってきて、お手ごろ同年代の、しかもディの子供の頃にそっくりとゆー評判も高い美少年が現れてごらんなさい。それはもうすぐさま"ゲットしなくちゃ!" となるのは目に見えています。しかし、ご存知のようにエヴァはデュアンに恋していて、しかも長年の幼なじみ。双子が強力なライバルと看做しても仕方はないでしょう。それに、エヴァちゃんも美少女ですから、自分たちが可愛いことに自信満々の双子にとっては"気に食わないわ"ともなるというもの。

そんなわけで、例えば休暇をモルガーナ家の古城で過ごすなんてイベントがあって、デュアンはエヴァやデイヴなどの友達を、ファーンは従兄弟たちを一緒に連れてくるなんてこともありそう。そんな時、こういう対決が密かに水面下で持ち上がっても、なんの不思議もないですね。

エヴァが"年増!"とか言ってるのは双子がひとつ年上だからで、双子はキツいことを言われたから"庶民のコ"とか言ってますけど、基本的にクロフォード家のお嬢さまたちだから、本気で身分差別意識があるわけではない。それが証拠に、デュアンが半分"庶民のコ"ということについてはまるっきり気にしてないし、同じように庶民のコであるデュアンの友達たちにはちゃんと普通に対応している。それなのに、どーゆーわけかエヴァに対してだけは風当たりがキツいもんだから、たまりかねたエヴァちゃんがバクハツして冒頭のような発言になったと、まあ、そんな風景を想像して下さい。

でも、デュアンの前では三人とも"可愛い女の子"でいたいのは同じなので、これは彼が回りにいない時の騒動だと思いますが...。しかし結局、三人とも失恋する運命なんですけどね。この三人が最終的に意気投合するとしたら、そのへんが要因かも。つまり、おんなじよーにフラれた者どうしの連帯感で仲良くなっちゃうというか、それまでツノつきあってただけに、返ってお互いのことも知るようになってるでしょうし。

さて、デュアンがダメならと、エヴァをファーンと取り合わせてみますと、この二人は恋愛になりそうでいて、そうはならずにわりと先行き"いい友達"で行くような気がする。エヴァは大人になってもずっとデュアンが好きなわけだしね。将来は、彼女がIGDに入ることもあって、ビジネスシーンでもよく顔を合わせることになるんじゃないかな。んで、その頃になると、デュアンは当然ディひとすじで行ってるとして、ファーンは"ディの後継者"とか言われるほどヨーロッパ中に鳴り響くプレイボーイになりそうな気配が...。息子がああなんだから、ディはそろそろヨーロッパ一のプレイボーイの座を息子に譲って引退か? とか言われたりして。

ファーンとデュアンが初対面の時、初めて二人きりで話すシーンがあったでしょう? あの時、ファーンが"女の子が身近にいるっていいよね"みたいなことを言ってて、自分が寄宿学校暮らしなのを嘆いてましたが、そのへん書いてて、もしかしてコイツ、女の子がすごく好きかも? という気はしてたんだ。すると、その後、ディやウィリアムじーちゃんの生き方にアコガレを感じてるみたいな発言もしてるし、ディの生き方に寛大だし、女の子に優しそうだし、美形だし、おそらく18歳くらいでロベールさんの後継いで若き伯爵さまってことになってるだろうから、女性の方で放っておかないだろうし。

そういう状態のファーンに、前にも書いたようにバークレイ博士の実子である天才少女リデルが恋しちゃうんですが、五つくらい離れてるので子供の頃に出会った当初から、ファーンにとっては妹みたいに思えていて、可愛がってはいるんですけど、なにしろひっきりなしに寄ってくる女の子と遊んでる都合上リデルまで目がゆかない。一方、このリデルというコは物凄く意地っ張りなので、"そのへんの女の子みたいに"軽々しく告白なんてできるもんですか、というわけね。でも、とにかくファーンのことが好きで、いつか必ずゲットしてやるわ、みたいな? このコも当然、基本、美少女ですけど、天才の常で性格は相当に厄介。まあ、デュアンのみならず、ファーンの周辺でも女のコたちの激烈な争奪戦が繰り広げられそうであるというお話です。

三人兄弟のうちで一番静かに過ごすのはやっぱりメリルでしょう。このコは今既に"画聖"みたいなところがあるから、なんだかんだでエヴァのことは可愛いなと思い続けてるんですけど、彼女が弟を好きなこともひょんなことから知るところとなっているので、積極的にどうこうするつもりもない。そうするうちに徐々に画壇で認められて、ディとは関係ないところで"メリル・スティーヴンス"として有名になってくと思います。彼がエヴァに対して何らかの行動を起こすとすると、おそらく三十も近くなってからじゃないかな。実はその頃に、ディが十七で取った賞をディに次ぐ最年少で受賞することになるから、それをキッカケにメリルは自分がディの息子であると公表し、人生のけじめをつけて、やはりこの女性ならと思える伴侶も迎えようと決心する、というところ。エヴァがどういう答えを返すかは、未だ作者にもナゾですけどね。

★自爆★

     

2010.10.6.

世は10月。

カボチャとサツマイモの季節だ♪

★うさぎ魔★

"うさぎ魔"とは?

あやぼーの造語で、端的に言えば"病的なウサギ好き"を指す。具体的には"「うさぎ」なモノを見つけると目の色が変わり、襲いかかって我がものとせずにはいられない体質。多くは先天性で、治療は不可という不治の病である場合が多い" という定義が成り立つ。

私は最近、自分がこの"うさぎ魔"であることを自覚しまして、以来、ますます"うさぎなモノ"に反応するようになってしまってるんです。ル・シュクルうさちゃんだけでもとんでもない数いるのに、以下をご覧下されば分かるように、この有様。さすがに自分でもビョーキと自覚せざるを得ない事態なのです。

 

     

ミッフィーと一緒に写っているちっこい三匹は特にキャラとしてブランド名があるわけじゃなく、そのへんの雑貨屋さんで売ってたストラップなんですけどなかなかカワイイでしょ? ミッフィーちゃんの方は、ちょっと前に神戸大丸で開催されたミッフィー展会場で買いました。展覧会そのものは行った時間が遅くて見れなかったんですけど、まだミッフィー持ってなかったのでついつい購入。

もう一枚の写真はどれもストラップなんですが、白とピンクのは心斎橋大丸で、編みぐるみ(コレはウサではなくイヌらしいが)は神戸のアフタヌーンティで、それぞれ見つけて衝動的にゲットしてしまったのであった。そして更に...

    

きゃはははは。コレぞ、Prettyさん王道アイテムとも言うべき"リリカル・バニーちゃんリュック"なのだ♪

私がPrettyさんのお洋服にハマる少し前にこの前のバージョンが出ていたようなんですけど、それは手に入れ損ねて残念だなあと思ってたんです。それで、今年、今度はアイスクリームを持ったバージョンが発売されて以来、欲しい欲しい欲しいが結局止まらず、当然、色もどちらか選ぶということが不可能な体質なので2体購入。ただ、リュックだからなあ...。ポシェットだったら持ち歩きやすいんだけど、コレを背負ってお出かけはさすがに勇気がいるぞ。でも、1回くらいはやってみたい...。

ついでなんで、アップもどうぞ♪

 

そんなこんなでル・シュクルうさちゃん130体に加え、さまざまなウサギちゃんが続々となだれこんで来てまして、うさぎ魔の私としてはますますうちの中が桃源郷と化してきてるわけです。ただ、問題は置いておくところをどーするかということで、とりあえずル・シュクルちゃんたちを対象としてご入居いただけるマンション建設に乗り出すことにしました。とは言っても、うさ専用飾り棚を設置するってことなんですが、ネット検索してみた結果、なかなか良さそうな立て掛け式ラックを見つけたので既に注文してあります。一台で25人ほどのウサがお住まいになれそうなので、全部をそこに置くわけじゃないし、最終的には三台あるとかなり片付くんじゃないかな。実現するとなれば建設予定地の確保がまた大変なんだけど、しかし、壁面にウサがスズナリに並んでいる様子は想像するだけでも嬉しくなってしまうではないですか。 (←うさぎ魔ならではの反応かもしれないが...)

ともあれ、めでたく収まりましたら、いずれまたご報告したいと思います。

      

★Level4★

一年ほど前にNewパソを購入し、それにチェスが付いてたのでぼちぼちやってるという話をしてました。Level3に進んだら報告すると言いながらすっかり忘れてたんですけど、Level3では既に200勝を上げ、"待った"もかなり減ったので、現在はLevel4に挑戦しています。最初のうちは盤面から駒が殆どお亡くなりになるとか、僅かに残った女王様とルーク1本で逃げ回る敵の王サマ詰めるとか、壮絶な戦いが頻繁にあったものなんですが、さすがに最近は効率よく詰めるということができるようになっては来ました。

  

Level4でも200勝できたら次に進むつもりですけど、Level10まではいつになったら行けるんだかなぁ...。まだまだ"待った"かけまくる時もあるし、どーやってもこーやっても勝てんという状況に陥ることもしばしばだもんね。でもまあ、"千里の道も一歩から"とは言うし、やってればいつか辿りつける日も来るのかもしれません。う〜ん...。

        

2010.10.6.+10.9.

★クロフォード家の事情★

・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。

・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。

総勢17人という大家族のクロフォード家ですが、お話の中ではとても全員について説明しきれないので、ココでちょっと整理してご紹介しておくことにいたしましょう。

まず、ご存知のように筆頭はウィリアムじーちゃん95歳。しかし、彼は既に引退してご隠居さんなので、その息子であるクロフォード公爵が実質的な現当主。奥さんも健在で、ご夫妻ともに六十代ってとこでしょう。このお二人の子供が三人。長男リチャード(ウィルのお父さん)、次男ダドリーと、ファーンのお母さんである長女のアナベル。

リチャードさん夫妻には子供が5人いて、ウィル(15)を筆頭に、長女イーヴリン(14)、次男アンソニー(12)、三男アンドルー(10)、次女リュシー(8)、ダドリーさん夫妻には双子の娘ユージェニー、ロゼッタ(ともに11)、長男ショーン(5)がいて、いずれも()内はファーンが十歳当時のそれぞれの年齢です。

ファーンは、こういう家族に囲まれて育ったわけですが、まず彼の二人の叔父さん。リチャードの方はウィルのお父さんだけあって優しくて温厚な紳士で、そろそろ隠居したいとか言ってる父の代わりに経済人としてビジネス方面で活躍している。その弟であるダドリーは、今でこそ人気のある政治家として辣腕をふるってますが、子供の頃はデキのいい兄貴にけっこうコンプレックス持ってたらしい。兄さんのことは大好きなんだけど、その兄ってのがまた性格ウィルそのものというか、責任感強くて、真面目で、人望があってとゆー、弟としてはちょっと太刀打ちできないぞな存在だったわけね。逆にダドリーの方は、どっちかってゆーと細かいことを考えるよか身体動かしてる方が得意というタイプ。しかし、兄に憧れるあまり、子供の頃は優等生しようと頑張って、でもついついボロが出ちゃって自己嫌悪、みたいな? そんな子供時代〜青春時代を経るうちに、兄のようになろうとするのが間違ってるんだと気づき、そのへんからやっと我が道を見出して現在に至ってるようです。

二人ともウィリアムじーちゃんゆずりのなかなかいい男なんですが、しっかりした奥さんがついてることと、じーちゃんがプレイボーイで妻を生涯泣かせ続けたことをずっとネに持ってた父に育てられたせいか、女性に対しては誠実で、少なくとも表立ってスキャンダルを引き起こしたことはない。

一方、アンナは本編でも書いてたように伝説的な美少女で気立ても良かったので、兄二人からも両親や祖父母からも可愛がられて育ったお姫さまで、十六歳で結婚したけど数年で死に別れ、その後は長く未亡人やってた。でも、ファーンが生まれることになってから実家へ出戻り、自分の子供を育てるついでに、両親が忙しい甥や姪たちの母親代わりもしてやってたんだね。だから、ファーンの従兄弟たちはみな、アンナにとってもなついてます。

では、その子供たちの方ですが、ウィルはかなりのんびりした性格で、成績優秀ながら可能ならばビジネスより学問の方へ進みたいと思ってる学者肌の子だということはご存知かと思います。イヴと呼ばれている彼の一つ下の妹も女の子版ウィルというか、外見的には"たおやかな美少女"とか、"深窓のご令嬢"という風情だけど、性格的には強くてなかなかのしっかり者。良家のお嬢様だからと言って偉ぶったりしゃしゃり出るようなことは全くないが、ココ一番というところでは言うことは言うタイプなので、回りからは一目置かれている感じかな。もちろん、成績はきわめて優秀。

次男のアンソニー、彼はわりと無難に優等生というか、ウィルと較べても遥かに物静かで穏やかだから、積極的にリーダーシップを発揮するという子ではないが、誠実で信頼の置ける性質なので誰からも好かれている。アタマはとても良いので、実力のあるリーダーの下で参謀として活躍するタイプでしょう。ウィルがファーンと跡取り問題のことで話していた時に、"弟たちもいてくれるから、なんとかやっていけるかなあ"みたいなことを言っていたのは、主にこのアンソニーがいるからだと思う。本人も兄であるウィルのことは尊敬していて、両親や祖父母もウィルの下でアンソニーが力を貸してくれれば、将来もクロフォード家は安泰だと思ってるような関係です。

次は三男のアンドルー、実はこれがリチャード一家の問題児というか、リチャードさんの息子と言うよりは、ダドリーの息子と言った方がいいような暴れん坊で、コイツが子供の頃は主にファーンとぶつかってたというヤツね。ただ、このコの場合、"三男"という立場が問題行動の原因になっていたというところはある。こういう家に長男として生まれると"ああ、男の子だ! 跡継ぎだ!"と言われて親族全員からもてはやされるものだが、次男が出来て更に三男ともなると回りも"男の子"ということに慣れてきちゃって、"またか"というか、"まあ、良かったんじゃないの?"というか、"数のうち"みたいな扱いを受けてしまうことになるのは仕方がない話。リチャードさんの子供としては4人目だしね。そこへ持ってきて、同時期に生まれたファーンは、なにしろ一族のお姫さま的存在のアンナが初めて産んだ一人息子なんだから、祖父母のみならず、自分の両親までわーっっっとなって喜んでチヤホヤしてる。この差はなに? ってことで、やっぱり本人に取っては、ちょっとつっかかってやりたいよーな気にもなるよね。

しかし、基本的にはリチャードさんの息子だし、あのウィルの弟だし、決して悪い子ではないことを一番よく見抜いてくれてたのがウィリアムじーちゃんだったんだな。だから密かにそのへんの不満も聞いてやり、いろいろアドヴァイスもしてやってたらしい。そういう意味でウィリアムじーちゃんは、家族の感情的な交通整理役だったとも言えるかもしれません。それもあって、今ではアンドルーとも仲良くやれるようになったとファーンが言ってたわけですが、後にはその行動的で活発な性質がウィルの助けになるっていうか、この三人がちょうどいいバランスでクロフォード家を盛り立ててゆくことになるでしょう。

次女のリュシーについては私もまだはっきりとは見えて来てなくて、個性がはっきりしてくるにはまだ少し幼いのかなという感じがするし、まあ、末っ子だから、個性豊かな兄や姉に押されて今はおとなしくしてるしかないという状況なのかもしれません。もう少し経ったら、それなり動き出すかもしれませんけどね。

で、今度はダドリー一家の方ですが、双子の娘のユージェニーとロゼッタ、これが"けたたましい"タイプだというのは本編でも書きました。美形の家系ですからもちろん可愛いのは可愛いんですけど、十歳前後の活発な女の子の典型で、しかも双子だから家族の中ではダブルパワーで存在感を発揮してます。この子たちが、例えばエヴァと知り合ったりしたらどんなことになるんだ? というか、いや、実際そのうちホントにそうなるんですけど、けっこう見モノの対決になるか、意気投合して仲良しになるか。ただ意気投合するにしても、その過程は凄そうですけどね。それに実は、この世代にはゆくゆく登場してくるはずの女の子がもう一人いて、それは、まーの育ての親であるマリオ・バークレー博士の実子であるリデル。この子はエヴァたちよりいくつか年下なんですけど、超天才児で性格もめちゃくちゃ厄介。そんな女の子がこの双子やエヴァと絡むなんて、考えただけでも恐いことになりそうです。しかも、リデルは先行きファーンに恋しちゃうので、そのへんまとまるまでにはかなり紆余曲折があると思います。女の子もこれだけ個性豊かなのが集まってくると、壮絶な話が出来そうで作者としては楽しみなんですけどね。

そして最後は、末っ子も末っ子、一族全体の"みそっかす"的存在のショーン。この子も今は影が薄い。なにしろ、けたたましいのがウリの美少女姉妹の後に、それも6つも年下で生まれた末っ子って、なんかそれだけで悲哀を感じると思いませんか? とにかくダドリーの息子とは信じられないくらいおとなしくて、しかも泣き虫。まあ、すさまじい姉が二人もいて、その上6つも離れてるとなれば、本人の元々の性格がどうあれ今はまだ太刀打ちできなくて小さくなってるしかないんでしょう。でも、ファーンやウィル、それにイヴはとても可愛がっていて、姉たちに"グズねえ"とか"ホントに男の子なの?"とかイジメられると、逃げ込む先は彼らやアンナのところと相場が決まっている。でも、ここまで悲惨な生まれつきだと、返って大器晩成という可能性もアリ。

とゆーことで、最初は"ファーンが生まれ育った家"というだけの存在だったクロフォード家なんですが、これだけはっきり家の中が見えてくると、そちらを舞台にいくらでも話が広がりそうです。特に、この女の子たちの闘いと友情というか、私の話では女の子がメインになるってことがこれまで殆ど無かったので、書くと面白そうだな。

ところで、私はTVシリーズはかなり好きなのに、映画は全くと言っていいほど見ないヒトなんですよね。それで最近ふと思ったんですが、映画ってせいぜい2時間の短い時間の中で起承転結やっちゃうから、ストーリー語るだけで精一杯で人物が十分描けてないという場合が多くて、そこが好みに合わないんだろうな。ただ、短い時間の中で人物まで描ききってある映画って少ないだろうけど、逆にそれは大変優れたものってことになるでしょう。翻ってTVシリーズだと1回の放送は映画より短いけど、少なくとも十話以上の連作になるから、そのぶん人物の描きこみが可能になって話に奥行きが広がる。そのせいで私の好みにピッタリ合うってことなんではないかと。これはどっちがいいってものでもなく、人それぞれ好き好きだと思いますが、少なくとも私はそういう好みを持ってるので、自分で小説書いてても好きな人物を追っかけてるうちに結果として長くなっちゃうんでしょうね。

ともあれ、クロフォード家の人々は、これからも本編にちょくちょく顔を出すと思いますので、なにとぞよしなに♪

★女のコの闘い★

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