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カメラも進化している。
昨日、新しく買ったカメラには、
電話が付いているのだ(笑)♪
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★通信障害のお詫び★
前の更新で書き忘れてたんですけど、10月22日、サーバーメンテナンスの関係で一時サイトが見れなかったことがあったようです。その影響で、前日更新していたAypooも更新前の状態に戻ってしまったらしく、これらについて、あれ?
と思われた方がありましたら、遅ればせながらお詫び申し上げます。
メンテナンスの予告メールはもらってましたが、せいぜい1時間くらいなのが常だし、いつも大した影響はないのでそんなに気に留めてなかったんです。しかし、今回は何がどうなったのか分かりませんが、メンテ前約10日分のデータが飛び、それ以前の状態に戻ってしまっていたみたいです。それで"何かあったんですか?"
と問い合わせたら、"メンテナンスのお知らせはしたはずなんですが..."みたいな回答。まあ、ココはたいていいつも対応丁寧ですけどね。で、確かに予告にはデータが一部古いものに戻ることもあるとは書かれてましたが、しかし通常はメンテ直前の状態で復帰するし、それはこのギョーカイの常識でもある。こちらのアップロードと向こうのセーブ時間のズレで、その間がいくらか飛ぶことがあるにしても10日分はあまりに非常識だと思ったので、そうツッコミを入れて向こうで戻させました。
そんなわけで、ご不便をおかけしておりましたら、お許し下さいませ。たまにこーゆーことがありますが、うちのサイトは絶対にいきなり消滅することはありませんので、見れない時などございましたら、時間を置いて再度アクセスして頂ければと思います。宜しく、お願いします。(合掌)
★ケータイを買った★
遡れば2008年10月、私もとうとうケータイ持たなきゃならないかなあ、なんて話を書いてましたが、その後もどれを買うか結局決まらず買わないままになってたんです。auしか選択肢がない地域なのでおのずと限定されてしまうんですけど、2001年以来愛用のデジカメCyber-shotちゃんが古くなってきたので、そのサポートをしてくれるカメラも欲しかったし、そうするとちょうどauにはCyber-shotケータイというものがシリーズで出ている。
そもそもは今出ているのの2代前のバージョンにキレイなベビーピンクがあって、それがいいなーと思いながらも悩んでる間に次のバージョンに移行してしまった。次のには気に入ってた色は無くなってしまったが、代わりになかなかカッコいいグリーンがあって、それがいいかなー、と悩んでる間にまた今のバージョンに移行しちゃった。しかし、現在のバージョンではコレ!
と思える色もなく、更にお値段が! 7万円近くもするってことで、なんだかなー、と足踏みしてたんです。(ちなみに前のバージョンも販売終了まで6万近くしてたはずだ)
そんなこんなで買おうかなと言い出してから約二年も引っ張るのがさすがに私なんですが、そんなある日。ふと、よく行くJuscoで狙ってたやつの値段を見てみると、出た当初(本年6月頃)は7万近くしていたはずなのに、なんと!
26000円ほどになっている!!! なんでだ?!とは思いましたが、このお値段なら同レベルの性能のデジカメを買うのとそんなに違いはない。リーズナブルだし、なんたってお買い得だ♪
それで、まあ他にも特に今ケータイ欲しい理由はちょっとあったんですが、とうとう 購入に踏み切ったというわけです。私の場合、主体はカメラの方なんで、どっちかってゆーとカメラに電話が付いているって気分。それにコレなら出かける時に持ち歩くから、これまでのようにシャッターチャンスなのにカメラ持ってなくて残念!
ということもなくなるでしょう。色はショッキングピンクとネイビーのどちらにしようか最後まで悩んだ結果、先行き機種を変えてもカメラとしては使うでしょうから、長く使っても飽きが来ないだろうと思われるネイビーにしました。以前のグリーンに比べればわりとインパクトのない平凡な色とはいえ、それなりキレイだし、買った翌朝に改めて見た時の印象は"うん、満足"という感じです。後で気づいたんですけど、この色はそういえばディの愛車のマセラーティの色(=彼の瞳の色)にイメージ近いかも。ケータイとしては特に珍しい色にも思えないけど、こういう色の瞳の人がいたら、それはけっこう神秘的だと思う。
ところで、始めは7万近くもしたものが、なんで半額以下になってるのかとゆー理由を私なりに考察してみたんですが、まず、最近はケータイに高性能カメラが付いてるのは当り前になって、さしも12.1Mpxと謳ってもそんなにインパクトなくなってきたんじゃないかということ。実際、今はauでもイチオシがISシリーズだったりするし、ブラビアみたいな動画主体のものも出ているし、一般に求められるものが変化してきてるんでしょうね。それに、前のバージョンはカラーリング的に、お?
と思わせたんだけど、今回は色的にいまひとつどれも平凡な印象があった。しかもお値段が7万円って言ったら、やっぱりどうせならISシリーズにしようと思うヒトも多いというのは容易に想像できるしね。ま、そのへんの需要と供給の関係で、タナボタ式にこのようなお値段でゲットできたのではないかと♪
私の場合はそもそも、先に書いたようにカメラ主体なんで、Cyber-shot以外買う気なかったし。
で、なんでCyber-shotかというと、気に入りまくりの愛用のデジカメちゃんが約10年前のそれだからです。これは当時のラインナップでは唯一カール・ツァイスを採用してたせいか、3.3Mpxながら画質がとても良い。うちのサイトで使ってる写真は全て、これで撮影したものです。ま、10年前はこれがハイスペックモデルだったってことですね。でも、コイツの撮ってくれる写真の雰囲気は今に至るもとても気に入っていて、大事に使ってるから何の問題もなく働いてくれてるし、むしろ今となってはこの感じの画質が出るようなカメラは返ってないと思う。だからこれからは、ココ!
と思う時だけに使って、出来る限り存続させたいと思ってます。参考までに加えると、2001年2月当時、このデジカメは62790円でした。う〜ん、これまた僅か十年で隔世の感があるな。
とゆーことで、過去15年来、世のケータイ文化に背を向けてきた私ですが、とうとう持つことになってしまったのでした。ただし!!
私がケータイを持つのは、あくまでカメラと、愛車ちゃんたちの緊急時にJAFを呼ぶという、ただこれだけの目的なので、ネットとかメールとかを使う気はさらさらありません。なぜかとゆうに、パソ生活長いと、しかも私のように常日ごろ大量のテキストを打ちまくる人間には、ケータイって使いにくすぎなのよ。それで契約時にあれこれ山ほどオプション付けさせられましたけど(買ったとこが、オプション付けるという条件で他より安くするとゆーとこだったから!
だから本体価格は21000円にしてくれた)、でも、それは2ヵ月経ったら解約していいって言うので、2ヵ月経ったら全てトバします。実は、ネットに関しては、うちあたりでもCDMA2.4Mbpsが使えるようになったので、いずれWiMaxとセットになってるプランを申し込もうと思っているのだ♪(基本的にWiMaxが使えて、エリア外ではCDMAで使えるってヤツね)
そうなると、家に穴あけずにADSLくらいの速さが確保できるし、ディスプレイ10型くらいのLOOX買えば外でもOKなのさっ。だからケータイ使わなくてもいい♪とにかくあのサイズと方法でテキストなんて、少なくとも私はウザくて打てん。しかも、読みにくい...。
まあ、私は世の中がどーでもあんまりカンケイないとゆーヒトなので(だから15年もケータイ持たずにいられる)、何事も自分の必要性に応じて取捨選択するのである。だから、いらないものは絶対、いらないのだ♪
★昨日のできごと★
昨日は心斎橋と神戸に、お取り置きしてもらってたものを取りに行き、ついでに例によって余計なものもチラホラと買ってしまいました。
心斎橋大丸の北館地下にガーリーな雰囲気のものばかり集めてるエリアがあることはご存知の方も多いと思いますけど、そちらにちょうど昨日(11/19)から期間限定ショップというのが出来ていて、主にLiz
Lisaのグッズを扱ってました。そこにフェイク・ファーのバッグ&ポシェットですっごく好みのものがあってついつい買っちゃったら、それに写真のようなクマがノベルティとして付いてきたんです。これは昨今のハヤリか、スピーカーとしても使えるんですって。うさぎ魔の私とはいえ、可愛いクマはもちろん好きなので嬉しい♪
で、その買ったバッグ、例によってお色が白、ベージュ、ピンクと3色あったのでどれ買うか思い切り悩みまして、一旦お店を離れてランチしながら考えて来ようということになりました。本当に私は悩みまくるんですよね、こーゆー場合。
こちらの大丸には3Fにハーブズが入ってるんですけど、窓に近い席がテラス風に分けてあってなかなか雰囲気が良い。ランチ・メニューはパスタ主体で(神戸のお店はオムレツも選べる)、外に出てまでパスタもなー、と思いつつ注文した"海老とピリ辛トマトソース"というのが予想よりはるかに美味しくて、お!
プロの味!
という感じ。おっきなエビも沢山使ってあって、エビ好きの私には大変ご満足いただける内容でございました。
ここのランチには店頭で売ってるケーキを少し切り分けたものも付いてくるんですが、3種類のうちから選べて、日によって選べるものは違う。昨日はその中に一番好きなバナナクリームパイがあったのもラッキーでした。それはカスタードクリームを流し込んだパイにバナナが詰まってて、上にもたっぷりクリームというやつなんですけど、フルーツを使ったパイの場合、買って帰ったらその日のうちに食べないとフルーツの水分でパイのカリっとした風味が損なわれてしまう。だから、切り分けたばかりのものを、お店で食べるのが当然一番美味しいってことです。
ランチ食べてる間もバッグの件は悩んでましたが、それでも決まらず、もう一回お店まで行って、しかし、まだ悩んでいる...。結局、最終的には一番気に入ったベージュのバッグとポシェット、それに白のバッグにしました。ピンクもすっごくいい色で絶対ハズしたくなかったんですけど、ベージュと白はぴったり合うお洋服があるという理由での選択でした。でも、ピンクだってぴったり会うコート持ってるんだよね。だから、次行った時まだあったら、買ってしまうかもしれない...。
さて、この日はあちこち寄りたいところがあったので、お供のしゃーるさんにはいつもの駐車場でお待ち頂いて、電車で心斎橋→神戸と回ったんですが、余計なものを買っちゃった上に、嵩張るノベルティまでもらっちゃって(送って欲しかったんだけど、珍しくこちらのお店では発送できませんということだった)、しかも神戸ではBabyさんのクツ2足と携帯電話まで追加されたので、けっこう大荷物になってしまったんです。それで自分でもこれは危ないなと、気をつけないと何か失くしそうと思って注意していたにも関らず!
言語道断な大ポカを!
やらかしてしまったんだから情けない。何をやったかというと、こともあろうにクレジットカードをっっっっ!
紛失してしまったんだな、これが。
それも、しゃーるさんのいる駐車場のある駅まで戻ってきて、ああやれやれ、やっと荷物が降ろせると思いながらPITAPAで改札通って、そのカードを気をつけなくちゃと分かってるくせに、荷物が多いもんだからすぐにはしまわず持ったまま歩いてってしまった。そして、いつも使うその駐車場は8F建てのビルなんですが、しゃーるさんが駐まってる8Fまでエレベータで登る間は確かに持ってた。これは断言できる。ああ、大丈夫、持ってるなと自分の手元を見たの覚えてるから。それなのに、それなのに!!!
エレベータから十歩ほどのとこにしゃーるさんが駐まってたので、それを見たとたんに気がゆるんだのか、しゃーちゃんに荷物乗っけて、ふと気づくとカードがない!!
え? まさか!
と思ってあちこち探したけどないないないないない!!!!! だって、十歩ほどですよ。見えてる距離なんですよ。それで、どこでどーやって落とせるとゆーんです????
しかも、どう探してもその周辺にはどこにもない!
自分でも信じられませんでしたが、本当にないんだから仕方ない。考えられるとすれば、エレベータの中、もしくはエレベータの扉の足もとの隙間に落ちたというくらいですが、気づいたのだって落としてから三分も経ってないと思う。すぐにエレベータの中も調べたけど、一度下に降りていたから、中に落ちてたとしたらその間に誰かが拾っちゃったか、落としたのが本当に、信じられない話ですけど、エレベータの扉の足元にある数センチ幅の隙間だったか。もう、キツネにつままれたというか、神隠しにあったというか、どー考えても?????な状況なんです。
まあ、今時はクレジットカードにはたいてい紛失時の保険が付いてるし、すぐ近くに交番がある所なので30分しないうちに紛失届出して、それから2時間ほどでカード会社にも連絡したので、そういう意味では再発行してもらえば大した問題はないようなことかもしれない。しかし、これがこたえるんです、私の性格では。何であれ、自分の身近にあるものを失くすというのは、本当に辛い。つい昨日のことなんで、この後、警察とかに届く可能性はあるけど、こういうことやるとめちゃくちゃ落ち込んじゃうんですよね、私は。せっかく一日いい気分だったのに、これでずーーーーんと暗くなってしまいました。見つからなければしばらく、落ち込み続けるでしょう。
皆さまも、お手荷物の多い時は、このようなポカミスにくれぐれもご注意下さいませ。
2010.11.15.
★マリオの結婚★
・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。
・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY
INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。
マリオ・バークレイ博士の実子であるリデルが、ファーンに恋しちゃってえらい騒ぎになるということは以前書きました。そこで今回は、そのリデルがどういう経緯で生まれることになったのかについてお話したいと思います。
まず、バークレイ博士はマーティアの育ての親であり、後に彼はアリとまーを養子にしたということは何度も書いてますので、ご記憶下さっている方もあるでしょう。で、その段階ではマリオはずっとまーにかまけていたこともあって結婚していませんでした。しかし、その後。
結婚相手というのはセオドラというんですが、彼女はアリがマリオやまーに出会う前にいた田舎の研究所で、アリと一緒に仕事していた女性です。当時二十代後半に入ったくらいで、学者にしておくには惜しいほどの美人。また美女か?
と、つっこまれそうですが、以前も書いたように私は「天才と富豪と美形しか書かない」というポリシーを持っておりますので、その点、ご容赦下さい。
とゆーことで、リデルのママはこのセオドラなんですけど、マリオが結婚するくらいですからとてもよく出来た女性で、アリが四面楚歌で仕事していた研究所で殆ど唯一、彼のことを理解して影ながら見守ってくれていたような人でした。まあ、その当時はアリはとことんヒネくれてましたから、彼女の厚意にも見向きもしないような状況だったんですけどね。
つまり、セオドラとマリオはアリのことが元で出会うことになったわけです。それからしばらくしてマリオはアリを引き取って一緒に街の家に帰ってしまうので、一時はセオドラともそれだけの縁かと思われました。しかし、彼女が大変有能なことに感銘を受けていたマリオは、純粋にその能力を認めたという理由で自分の研究室に引き抜きます。セオドラは世界的な物理学者であるマリオのことを実際に会う前からもちろん尊敬していたので、研究者としても名誉なお誘いに喜んで応じる。それで彼女も街に出てくることになる。ただ、彼女も元はそれなりの家のお嬢さんだから、両親の家は街にあって育ったのもそこだけど、仕事のために一時的に田舎にこもってたという背景事情があります。
ま、そんなわけで、本来は都会的な女性だし、同時にディの長年のファンでもあって、この二人はまーがマリオと一緒にアリのいる研究所にしばらくいた頃、その15歳のバースディを祝いにアレクやレイたち、まーのお取巻き連中と出かけて行った時に初めて会うことになった。それ以来、けっこうつきあいが出来て仲良くしてるものだから、マリオは迂闊にもカン違いして、ロベールさんに"ディはセオドラと仲がいいみたいですよ、彼女のような女性ならディの奥方になっても十分やってゆけるでしょう"みたいな、のーてんきなウワサ話をしてたりした。それ聞いてロベールさんは喜んだり、ちょっと期待したりしてたんですが...。
しかし、実はセオドラの本命は他ならないマリオで、ディとは"良いお友達"というのが真相だった。でも、彼女もそういう点では控えめな女性で、しかも相手は大バークレイ博士、トシだってハタチ近くも違っていれば、相手になんてしてもらえっこないと始めから諦めて、その研究の手伝いが出来るだけでもと思いつつ、密かにタメ息ついていた、と。
一方、この場合、厄介なのはマリオも同じで、そもそも引き抜くくらいですから彼女に好意は持っている。しかし、相手はハタチ近くも下の若いお嬢さんだし、元来マジメな人だから、自分の好意が彼女を女性として見たものではないと思い込んでるわけ。だから、ディと仲いいなと見て取ると、ロベールさんを嬉しがらせるような発言をしちゃったり、する。これはもう、どこをどーやっても、まず進展なんか望めない状態ですよね。
そんなこんなするうちに、アリやまーもオトナになってきて、そのうち二人ともIGDに関係するようになるから忙しくなるし、世界中駆け回るような状況でマリオの側にはいられなくなってゆく。この二人はセオドラともマリオとも近い位置にいるので、それぞれの気持ちはなーんとなく知っていて、自分たちが忙しいことにマリオがちょっと淋しそうだなーということにも気がついている。それで、どーせならセオドラとマリオをくっつけちゃおうか、という相談になってくわけです。それがどういう企みになってくかは未だ作者にもナゾですが、まあ、天才児二人が寄って不可能なコトもこの世にはそんなにないですわね。
で、すったもんだありながらも、最終的に結婚させるところまで持ってゆく。ロベールさんは長年の親友であるマリオがとうとう幸せな結婚をするということでそのこと自体はとても喜んでますけど、でも結婚式で、"恨むぞ、マリオ。セオドラがディとどうこうと言っていた張本人が、当の彼女をさらってゆくとはな"とグチるくらいは仕方ないかもしれない。もちろん、ロベールさんのことですから冗談には違いありませんけど、この時期はまだ彼の"のーてんき息子"は孫どころか例によって結婚の気配さえなかったから、期待してた分、落ち込みも当然あったでしょうしね。
こうして、ディの隠し子騒動がヨーロッパを席捲する頃には、バークレイ夫妻にはリデルという女の子が既に生まれている、ということなのでした。たぶんこのリデルは後編で顔を出すと思いますが、この子がファーンと初めて会うのは、彼がまーたちの島にデュアンやウィルともども招待されて出かけて行った時、リデルもそこにいて...、という感じです。
ところで、ファーンのファーストネームはエドワードと言うんですってさ。"ファーン"は幼名というか、そもそも"ファーン"って女の子の名前だしね。それでフルネームは、エドワード・ファーン・クロフォード・ド・シャンタンになるんですけど、初めてリデルと会った時、リデルがとても可愛いのでファーンは冗談半分で紳士らしくフルネームを名乗って正式な挨拶をする。これがリデルにはめっちゃ好印象だったらしく、以来"私の王子さま"状態になっちゃったらしい。
...
この先、いったいどうなるんでしょう?
私にも、全く分かりませんが♪
★The
ultimate kingdom * supplementary episode 2 -告白- (後篇)第1回★へ
2010.11.6.
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気分は"目指せ、フレイア教授!"
な、あやぼーです♪。
7巻出てるぞ、もう読んだ?
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★ル・シュクルうさちゃん、最新情報・その2★
先日書いてたル・シュクルちゃんの着せ替え、とうとう出回り始めました。私はこれから買うんですけど、6種類のお洋服は小サイズのコ用みたいです。手に入ったらまたお見せしますが、それに加えて今はノエル・バージョンのウサも2種類、通販に出ています。ひとつは昨年私が買ったタイプと殆ど同じでフードかぶってるやつ。あれは去年は通販出てなかったから、今年はリバイバルで作って通販にも登場ってことかもしれません。それと新しいバージョンのコも大小出ていて、これには黒うさちゃんのもあります。昨年からのタイプは今年も白うさ、茶うさだけですけどね。
あと、12ヵ月マグの新バージョンも出てるようで、私はこれデザインが新しくなってるの、お店で見かけて気づきました。先のバージョンを2セット(使う分と、コレクションとしてしまっとく分)、約一年半かけて揃え終わりかかってたんですが、4月のだけ1コしかないのでちょっと慌てた。でも通販でまだあったから急いで注文し、やっとコンプ完了。そんなわけなので新しい方はまあ、コレクション用にぼちぼち買ってくかなという感じです。
さて、最新情報としてはそんな感じなんですが、先日、今度は通販ショップで2割引セールをやってくれちゃったので、いろいろと食器を買い込んでしまいました。まずはティ・セット。
実はこちらは私が既に持ってるタイプより前に出たもので、一時は通販、販売店さんともに完売になってたデザインです。でも今回、送料を浮かせるために5250円以上注文しなきゃならなくて、ちょっと足りないので何かないかなーと探してたら、おや?
在庫が入ってる!!
もう絶対手に入らないよねえと思ってただけに嬉しくて、カップも完売になってたのが2種類とも再販されてたのでセットで即注文しました。
絵柄としては後のバージョンの方が洗練された感じなんですけど、こちらは色使いがカラフルで、うさちゃんの表情も今とはちょっと違ってたりするので、コレクターとしてはやっぱり絶対欲しい一品でしたね。それに改めて知ったんですけど、どうやら初期の頃はグレーうさもいたらしい。↓下の写真見て下さい。表側が白&茶うさ、裏側がグレー&黒うさになってます。そう言えば、確かにグレーのうさぎってのも実際に存在してるよね。グレーうさのぬいも、いたら楽しいかも?
そして、もうひとつは最新の食器シリーズです。写真は丸いのがカレー皿、マグが乗ってるのが魚とか乗せる焼き物皿なんですが、この横長のはマグとセットでケーキ乗せて使ってもオシャレよね。
最新のバージョンだけあって色使いはかなり洗練されてて、このブルー系の他にピンク系もアリ。形はお茶碗や小鉢もあります。特徴としては和のほっこり感をウリとしているようで、特にマグは下の写真を見てもらえば分かりますが、手作りのデコボコしたムードがなんとも味わいです。
このシリーズ、最初は普段使いにちょっと買っとこって感じだったんですけど、並べてみるととても気に入ったので少しずつ揃えていこうかなと思ってます。
それにしても予測されたとおり、ル・シュクルうさちゃんたちとは長いおつきあいになってきました。ぬいだけじゃなく、いろいろなキャラグッズがあるのが散財のタネになって困っちゃうんですが、ただ、イラスト集というのは世の中によくあるけど、最新のイラストが食器とかになって出てくるところはル・シュクルならではですね。絵本ももっと出して欲しいけど、ともかく、これからの展開が楽しみです。
ところで、うちのウサぬい。10月始めにサロペット着たコを雑貨屋さんから連れて帰って来てしまい、現在ぱぺ/ぬいTOTAL136体となってしまいました♪
たぶん、とゆーか、確実にノエルの新バージョンも買うから、また増えるな...。救いは前に書いてたウサ専用棚が誂えたようにウサたちのサイズぴったりで、おかげで壁面に大量に並べておけるようになったこと。そちらはまたお写真撮ったら、お見せしますが、なんでこんなにハマりこんでるかとゆーと、ぬいたちのお顔にものすごく個体差があることも一因だと思います。
通常、商品としては全て同じに作るものだと思うのに、ル・シュクルぬいたちだけはもー、おそらく意図的なんでしょうけど、とても同じタイプの商品とは思えないくらい顔が違いますから。でもまたそこが不ぞろいの魅力というか、同じ服着てても、にっこりのコもいれば、お澄ましのコもいて、ぼーっとしてるコがいるかと思うと、ちょっとヒネた顔のコもいる。バージョンごとに大きさも弱冠違っていたりして、それでよけい並べておくのが楽しいんですよ。この手作り感がウサたちの暖かい雰囲気を出すのに一役買ってるとも言えるでしょう。そのへんの"魅力を語る"みたいな、特集ページもいずれ作りたいと思ってるんですけどね。
とゆーことで、ル・シュクルシリーズに興味のある方はこちらをチェックしてみて下さい♪
ただ、先ほども書いたように特にうさぬいちゃんたちは手作りの味を生かしてあるので、お顔の表情に個体差が大きいです。買われるならできるだけ、お近くの販売店さんで実際に手にとって選ばれることをオススメします♪
★秋冬のお洋服★
さて、いつもならまた目に毒な秋冬のお洋服が巷に出回る季節なんですが、なんだか今年は9、10月の出費が昨年同時期の半分くらいになっているとゆー、ものすごく奇跡的な状況です。2004年から再発したビョーキも7年目ともなると快方に向かっているのか、それともさすがに飽きてきたのか。
2008年の秋冬頃にあまりにも買うものがないので淋しくなってPrettyさんのお洋服に手を出し始めたわけですから、ここ2年でこちらもだいたい揃ってきて飽和状態になったとは考えられます。それにココんとこ1年ほど、Prettyが従来のこれでもかというくらいフリル&レースなデザインのものより、どちらかとゆーと比較的カジュアルなムードのものが多くなってて私の好みから外れてきたせいもあるかもしれません。ともあれ、ジェーン→メアリ→Prettyと7年間に渡って立て続けに買いまくったため、それぞれのテイストのものがだいたいそろって、同じようなものだと我慢できるようになって来たことは確かなようです。そんなこんなで、お店ではあまり買うものがないから、ここ2ヵ月の出費のうち半分は買い逃してたものや、他に買うものがあってとりあえず諦めざるを得なかったものをオークションで手に入れることに使ってます。
で、11月はとりあえず、予約してたBabyさんのクツが2点とか、取り寄せてもらってるInnocent
Worldのポシェット3点(イチゴ型とウサギ型よ♪)とか、せいぜいそのくらいしか買う予定がない。この時期、ひどい時にはコート5点とかね、そーゆー、お値段の嵩む買い物が固まってあったことを考えると、ま、ちょっと淋しいけどお支払い地獄に陥らなくていいという点では助かってます。このぶんだと、今年後半のお洋服散財は、昨年の半分以下で済むのではないかと思われるのですが、ただ、セール時期になるとドカっと買ってしまうかもしれず未だ楽観は禁物、病状悪化警戒中といったところでしょうか。
2010.11.1.-11.2.
★自爆★
・この話について初めて読まれる方、登場人物等についておさらいしたい方は主要登場人物、用語等解説をご覧下さい。
・また、この話については2005年8月からAyapooで断片的にプロットをご紹介しています。メインストーリーの小説本文はまだ公開していませんが、興味がおありの方は専用のSTORY
INDEXをご参照下さい。Ayapooの過去ログ内の記事を順を追って読むことが出来ます。
そろそろプロットのネタも尽きてきたので、12月頃からは後編再開したいなあと思ってるんですが、実は最近になってやっと後編の冒頭を書き始めたような状態なんです。さすがに2年近くも小説書きまくってると文章書くことそのものに疲れてきてたというか、もともと飽きっぽい私にしては、なんとか前編を最後まで止めずに終えたってだけでも奇跡で、その後、"よし、書くぞ〜"とゆー気力を取り戻すのに時間がかかってたようです。こーゆーのは書いてる本人が楽しんでないと、読んで下さる方にも楽しんでもらえるようなものは出来ないと思うしね。
で、秋も深まって夏の疲れも取れてきたのでやっと書き出せたって感じなんですが、せめて10章は先行してないと先行き不安ですので、再開まではいましばらくお待ち下さいませ。
では今回は以前ちょっと書いてたアシュバくんの初代ボディが"なぜ壊れたのか"というお話をしてみたいと思います。そのシーンが最近、見えてきたもので...。
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― マーティア、アリシア。私はこれから自爆します。降りて下さい
アシュバが淡々とした声で言うのを聞いて、驚いて叫んだのはアリシアだった。
「バカなこと言わないでよ。ヘリはすぐそこまで来てるじゃないか」
― データは全て転送済みですから問題はありません。ただ、現状ではここで何としても敵の足を止めないと、ヘリそのものが離陸できない可能性があります。最悪、ヘリごと爆破される怖れさえあるんです。
「だからって自爆だなんて、おまえ何考えて...」
それまで横で黙って聞いていたマーティアが口を挟んだ。
「確かに、それしか方法はないな」
― ええ。何より、あなたたちの安全が全てに優先します。そして、私自体もIGDのトップシークレットである以上、ボディの一片たりともここに残しておくことは出来ません
「その通りだよ」
それでもマーティアはさすがに即断できない様子だったが、彼にもそれ以外に方法がないことは分かっている。アシュバの状況判断は、常にマーティアのそれと同じくらい正しいのだ。
「おれもそれしかないと思う。じゃ、適当なところで止めてくれ」
「マーティ!」
"自爆"と聞いて既にパニクっているアリシアに対して、こういう場合、最後の最後で冷静なのはマーティアの方だ。IGD首席経営顧問という立場に立って長いので、これまでもイヤというほどこのテの修羅場は経験している。それにマーティアにとって今、もっとも守らなければならないのは自分のことよりもなおアリシアの安全だった。マーティアの指示に従ってアシュバが停止しようとするのを見て、アリシアが大慌てで言っている。
「冗談ヤメてよ、二人とも。みんなで逃げればいいじゃない!」
「それが出来ないから言ってるんだろ。おいで!」
「イヤ!」
止まっても降りようとしないアリシアを引っ張り出しながら、マーティアはアシュバに向かって言った。
「アークで再会しような」
― もちろんです
短い別れの言葉のあと、ちょうど上空から降りて来ようとするヘリの方向へマーティアは完全にパニック状態でダダをこねるアリシアを引きずって走り始めたが、アシュバはそこからターンして、彼らを追って来ていた数台の装甲車両めがけて全速力で突っこんで行った。
**************
と、まあこんな感じでアシュバくんの初代ボディは、華々しく自爆したとゆーわけなんですね。細かい状況は私にもまだよく把握できてないんですけど、たぶん、まーとアリがアシュバごと誘拐されて逃げ出す時、救出ヘリが上空に来ているのに追っ手が迫っていて逃げ切れない、みたいな状況だったんじゃないかと思います。で、問題はこのあと。
まーの言うとおり、アシュバが"データ転送済み"と言ってる限り、自爆決断までのデータは全てアークとIGDのヘッドクォーターに入ってるわけで、つまりアシュバのパーソナリティとしての記憶はボディが自爆しても既に別の場所でコピーされて生きているわけね。これはリクツとしてはアリシアも分かってるはずなんですが、なにしろ十二歳の頃からずっと一緒にいたアシュバが自爆だなんて、それはアリにとっては親友を失うにも等しい状況なわけです。まあ、そのへんがアリのいいところというか、表向きキツいわりに情が深いのよね。もちろんそれは、まーも同じで、ましてや彼はアシュバの生みの親なんですから、いくらそうプログラムを組んだのが自分だとはいえ、長年一緒に暮らしてきた愛車とお別れなんて、アリがいなきゃ決断できたかどうか分からない。しかしこの場合、冷静に考えればボディを再生すれば復活するアシュバに比べて、アリも自分も生身の人間なわけですから、ましてや何があろうとアリだけはって常日頃からまーは思ってますから、断腸の思いで決断した、ということでしょう。
もちろん後にアシュバはそれまで以上に強力なボディになって蘇えるわけですが、新しいボディで再起動されたプログラムが目覚めた時のシーンってのも見えてきていて、その時、"何をもってその個体のアイデンティティとするか"ということとか、人間の愛情とか愛着とかについて、まーがけっこういいこと言ってるんです。それによると、まーはアシュバのプログラムについて、これまでもよほどのことがない限り手を加えずに来てるんですけど、それはアシュバの基本プログラムと彼が産まれてからずっと独自に蓄積されてきたデータは、人間で言えば彼の"自我"と"記憶"に相等するものであり、それに手を加えるということは"アシュバ"というパーソナリティに対する冒瀆だと思っている。現在の科学では人間に対してでも強制的に記憶を操作することは可能だが、それは原則的に決してしてはならないことであるし、人工知能とはいえアシュバほど高度なものになればその"自我"や"記憶"、そしてそれに基づく"判断"は尊重されなければならないとも思っている。それは自分の科学者としての基本理念であると同時に信念でもある。
このへんが、まーが単なる学者ではなく、哲学的資質とそれに基づく高い啓蒙度に恵まれてるゆえってことなんですけど、だから例えば、まーやアリがその気になったら人間の洗脳なんてワケはない。より優れた者が劣った者をコントロールして例えより良い社会なんてものが出来たとしても、それなら結局、人間なんてみんな彼らの家畜でしかない。しかし、まーたちが望んでいる"理想社会"や"楽園"は、だからこそ通常の人間がイメージするような"何もしないでラクして生きれるところ"ではなく、"人間が努力によって困難を克服し、自己改革を進めてゆける場所"でなくてはならない。だからこそ、その自己改革とその人をその人たらしめる基盤となる"自我"や"記憶"に意図的に改竄を加えるなどということは決してしてはならないし、彼らにとって長年の親友であるアシュバにも"しない"というのが原則なんだ、と言う。そしてそれは、客観的に見れば人工の機械であるきみを、"長年の親友"と感じる人間の愛着とか愛情というもののゆえなんだよと教えるわけです。しかし、その愛情というものはデータが復活すればそれでいいというものでもなく、おれたちにとってはきみのデータと前のボディはワン・セットで"アシュバ"という存在そのものだったし、だからこそ、そのボディが失われたということは、きみそのものを失ったにも等しい打撃になっていたんだ、とも言う。
自分が自爆したことについてアシュバ当人、というか当車(?)には、"人間の安全を最優先する"という基本プログラムに基づいた当然の結論であり、自分のボディはいくらでも再生のきくものだから"問題はない"と言ってたんですが、それをアリがものすごく悲しんで、復活した自分に抱きつかんばかりの喜びようというのがちょっと理解できない。それで、"アリシア、何を泣いているんですか"とか不思議そうに聞くわけ。それで、まーが笑って上で書いたように説明してやるんですけど、そのへんを理解できるようでないと、まーがアシュバに求めている"人間の友としての機械"というプログラムの完成にはおぼつかないということなんでしょう。まあ、リクツはそういうことなんですが、まーもロマンティストですからね。何より、長年の親友であるアシュバが復活したことそのものが、彼にとっても手放しで嬉しいことだったのは確かです。復活させるにあたって、ボディ再生にそこまでしなくてもとゆーくらい最先端技術を投入しまくり、天文学的なお金もかけまくってるんですが、まーにとってもこれは何がなんでもそのくらいしないとおさまらないとゆー気分のものだったってことです。
んで、言われたアシュバはちょっと無言でデータ整理をしているようだったんですが(ビジー状態)、しばらくして、
― "嬉しい"というのは、こういう感覚を言うのでしょうか"
人工知能天才児にも、さすがに人間についてはまだまだ学ばなければならないことがあるようです。
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