あっという間にクリスマス。

今年は、自家製デコレーションケーキだぞ!!

 

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 更新の準備状況とか、その日ちょっと考えたこととか書いてるページです。

ここしばらく毎週更新してるのでたまに覗いてみてね〜。

ちなみにこのページでは、新しい記事から上に載せて行ってます。

 

 

 

 

 

2006.12.30.

★いよいよ、お正月★

例によって年末ともなると、じたばたしている間にクリスマスなんて去ってしまっていて、ああ、もうお正月だ、あれもし残している、これもやってないってことに、なぜ? 毎年なってしまうんだろうな...。そもそも前回の更新あたりでは、年内にまだ4ページくらいは出せるつもりだったのに、結局1ページも出せないままに大晦日が来ちゃう。

毎年、11月頃からあちこち掃除して回って、でもいつも間に合わなくてギリギリまでどっか掃除してたりするので、今年こそは大晦日からのんびりしたいぞと思っていたのに、結局、大体終わったかなと思ったら今度はクルマさんたちのお世話をすっかり忘れていたことに気づいてあたふた。もちろん、常日頃のお手入れは怠りなくしてるものの、やはり年末ともなると一年の感謝をこめて、更にいっそう丁寧にお世話するのが我が家の習慣なので、そのへん手を抜くなど許されない。で、今年もとりあえず、しゃーるさんのお世話は終わったんだけど、明日の大晦日はカロちゃんのお世話が残っているんだな。

本当は30日のうちに何がなんでも全部やるぞと思ってたのに、暖かいなーと油断してたらいきなり雪!! 突然寒くなるものだから、29日は一日フイにしてしまい、それで予定が押して大晦日もまたじたばたする結果に...。

しかしそれにしても、つい数日前は外気温15度とか、この季節にあるまじき暖かさが続いていたのに、なんでいきなり雪になるかな。街中だったらそれほど降ってはいなかったかもしれないけど、うちあたり山の中なので、朝、目が覚めたら屋根が真っ白で驚いたのなんの。どうなってるんだろう、今年の気候は。

ともあれ、そんなこんなの年末ですが、皆さま、お正月の準備は済みましたでしょうか。とりあえず今日は年末のご挨拶ということで、言ってる間に新年来ちゃうから、本格的な更新は2007年に入ってから改めてしようと思ってます。

では、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

       

2006.12.20.

★もうすぐクリスマス★

11月からトップページをクリスマス仕様に変えたりして例年より早くから騒いでいましたが、なんかあっと言うまに今週末は本番のクリスマスじゃないですか。本当に時の経つのは早い。それを超えれば既にお正月? あああああ....、今年も大して何もしないままに一年が過ぎてゆく〜。

ところでブッシュ・ド・ノエルなんですが、例の失敗したとか言ってたバタークリームは原因も究明出来てすっかりコツをマスターするに至ったのに、今度はロールケーキにする生地のことで悩んじゃって、結局、今年のクリスマスには間に合いませんでした。それより、どっちかってゆーとスポンジケーキの方が失敗せずに完璧に作れる方法をあみだしたので、今年は丸型ケーキのデコレーションってことで、なんとかクリスマス前にそのへんをセットにしてSweets!! のコーナーを更新しました。

本当はせめて12月入ったあたりには出したかったんですけど、バタークリーム失敗したりとかしてましたからね。ま、このスポンジケーキ&バター・クリームのセットは、クリスマスのみならずバースディやちょっとしたティ・パーティなんかにも応用できますから、参考にして頂ければと思います。最終的に出来上がったクリスマス・デコレーションケーキの試作品は、ついさっき試食しましたが、とってもよく出来ていて大満足。「絶望は何をも生み出さない」とか書いてましたけど、諦めずにやったら原因も分かったし、それから後はもう失敗することもないわけだから、やはり何事も根気よく試行錯誤を繰り返さないとダメだなと思います。

完成作はバター・クリームのページでも載せてますが、サンタさんなんか乗っかってたりしてとってもカワイイ。ちなみに、究明した原因に基づく失敗しないコツなんかも、そちらのページで書いてます。スポンジさえ作れれば、バター・クリームの代わりに生クリームを使ったり、チョコレートケーキにしても良さそうですね。ともあれ、来年の課題はまずロールケーキの生地ってことになりそうで、その後はパイ生地を研究してアップルパイを作って、それからチーズケーキを研究して、いや、その前にイチゴショートのページも作りたいし、デコレーションはクリーム・シリーズにして、いろいろなクリームを使って飾りつけとかね。来年も、やりたいことは、いっぱいあります。

ともあれ、失敗もするから失敗せずに済む方法も考えるわけで、やはりやってみるってことが大事なんでしょうな。自分的にはHPのひとつも作ってなきゃ、根がめんどくさがりなのでお菓子作りもなかなかやらないし、HPそのものが「きっかけ」として作用してるようなとこがあるかなあ。ま、ほっといたら、いつまでも寝て過ごすとゆー、先天性ぷーたろーなんで、こういうこともやっててボケ防止みたいなとこはあるかもしんない。

では、皆さま、近づくクリスマス、楽しく過ごして下さいね。

       

★その後の展開★

この話について始めから読みたい方は、専用のSTORY INDEXをご参照下さい。

さて、例の物語ですが、ディにひどいめに合わされたアリシアとまーの、その後の展開がぼちぼち分かってき始めたので、マリオのことはちょっと置いといて今日はそちらの話をしましょう。

二人は別れるどころか、結局それまでより更に仲良くなっちゃうというところまでは既に書きました。ディのところに怒鳴り込んだ、ってゆーか、もうアリシアにちょっかい出すなとクギを刺しに行ったまーは、結局、例のごとくずーずーしいディに開き直られて、クギ刺すどころかアリシアに関して全面戦争を布告され、「半年あれば落として見せる」とまで豪語されて仕方なく引き上げて来る。これは、期間限定で公開した原文を読んで下さった方はご存知かと思います。

その後、まーは傷心のアリちゃんを連れて海の側にあるマリオの別荘に旅行しますが、アリがヨットに乗ったことなかったので、この旅行はアリに海を見せてやることとヨットを教えることも目的になってました。アリは内陸の育ちなので、これまで海を見たことが無かったのよね。まーはアレクとずっと付き合ってるから、ヨットに関しては彼に教わって既にすっかり詳しくなってます。

マリオの別荘は海のすぐ側にあるので、40フィート級くらいのわりと小ぶりなヨットとモーターボートが収納されているドックが付いてる。ここに入ってるのは小さいですけど、マリオは他に100フィート級のもひとつ持ってます。これはもともと、彼の両親が所有してたものですけどね。

街の家に来てからずっとマリオとかマジェスタとかが回りにいる所で暮らしてたので、ふたりっきりになるのは久しぶりだったんですが、まーがディにいろいろ言われてちょっと落ち込んでたこともあって、わりとマジメにいろいろ話し合って、ここにいる間にお互いに対する理解も進めることが出来た。それでまーはアリシアを以前よりかなり理解できるようになってくるし、日常から離れて毎日快晴の海で過ごすにつれて、アリも徐々に元気を取り戻してくるんです。

アリのことが分かってなかったなあというか、孤児として他人の中で育つっていうのは大変だろうなと漠然と分かったつもりになってたまーは、アリがずっと幼い頃の話をするのを聞いて、その中にちょっとショックなこともあったりしたので、本当に自分は幸せに育ってしまって、アリがどんな環境でどうやって育ってきたか、本当にはちっとも分かってなかったことに気づく。ディに「きみはアリシアのことが何も分かってない」と言われて落ち込んでたこともあって、「おれはきみのことをまだ十分に理解できてないよね。それで散々、守ってあげるとか偉そうなこと言ってきたんだから、」とか言って謝るまーに、アリは「ぼくだってマーティのことが全部分かってるわけじゃないし、でも分かりたいから側にいるんじゃない?」と、ちょっと大人びた発言とかしてまーを驚かせる。それで、もしかするとアリシアより自分の方がコドモかもしれないと、まーは密かに悟ったりするんですけどね。

で、アリがずいぶんこの別荘を気に入ったこともあって、1週間の予定を3週間にまで延ばして帰って来るころにはすっかり二人ともリフレッシュな気分。マリオもそれ見て、ひと安心。

一方、ディの方ですが、そもそもあの程度でアリとまーが別れるなんて夢さら思ってないから、思った通りまーがやってきて、あれこれ返り討ちみたいなコト言われて落ち込んで帰ってったのが楽しくて仕方ない。特に、アリシアがまーになついてるのは、親いなくて他人の間で育ったアリに、初めて優しくしてくれたのがまーだったからで、アリのトシから考えてもそれは恋じゃなくて単なる好意なんじゃないのとか指摘してやったこと。それに案の定まーがひっかかったのも、話をややこしくして楽しみたいディには思うツボなんだな。ディの方は、まーよかアリのことがけっこう理解できているので、自分で言っといてひどい話ですが、アリのまーへの気持ちが恋以外のものじゃないことくらいよく分かってる。ともあれ、面白くなってきたなーって、この後どうしてやろうとか考えてうきうき。

さて、この一連の話につんぼさじきだったアレクですが、休暇で帰って来たのに、まーが珍しく「今は会えない」とか言う。それで不思議に思ってたら、次に会った時に「ディとちょっとあって」、みたいな話をまーから聞いて、なるほどと納得。さすがに何があったかまで全部話すってことはアリのためにもまーは出来なかったんですけど、大体のとこディがアリにどーゆーちょっかい出してたか知ってるアレクには、事情はある程度飲み込めたんだな。で、何かのパーティで偶然ディと顔を合わせたアレクはそれとなく、マーティアをあんまり苛めないでやってよ、みたいな話をする。するとディは...

「おや、心外なことを言われるもんだね。」

「どうして」

「だって、ぼくとアリシアがうまく行ったら、マーティアを取り戻せて一番得するのはきみじゃない。」

「冗談じゃない。おれは、そこまで落ちたくない。自分のことは自分でなんとかするさ。第一、それどころかあの二人、きみがちょっかい出せば出すほど親密になるのは目に見えてるよ。どっちかって言うと、おれにはそっちの方が迷惑な話でね。」

そんなこんなで、お気に入りの親友であるアレクが、こうやって話に絡まってくるのもディには楽しいことなんだな。そもそも、それも目的にしてまーをアレクに譲ってんだから。で、その辺りの事情をよく知ってるレイなんかは、「男のこばっかり4人でつるんで何が楽しいのよ。女の立場ってものがないじゃない。アレクまで参加するなんて信じられないわよ。」とか、ディの顔みるたび怒ってんですけど、長いつきあいの彼女からしたら、これが全部ディの陰謀だってことくらいお見通しなのよね。

とゆーことで、酷いことしてアリに思いっきり嫌われたディは、果たして宣言した通り、アリを半年で手に入れることが出来るんでしょーか。更にお話は続きます。 

★レイとビーチェ★

       

2006.12.12.

★工事中止★

うーん、やっぱりか、って感じですけど、既存の電話配線が使えなかったので、光ファイバー導入の工事は全面中止になってしまいました。引きたかったんだけどなあ...。

壁に穴を開けるのは論外としても、エアコンダクトや換気口から引込むことは出来るかなと思ったんですが、それだと外部でそこまで線を引いてくるのにけっこう距離があるため、引いてきた先で一旦壁に金具を打ち込んで固定しなきゃならないんですってさ。せいぜい数センチ各の金具なんですけど、それでも壁にキズをつけちゃうことに変わりはなく、それがどーしもどーしてもイヤだったのと、外部で引いてくる線がけっこう長いので景観的にもジャマになる気もしたので結局断りました(しくしくしく)。

そもそも、その「おうちの壁をキズつけない」というのは、うちでは最優先条件となっておりまして、これまで外壁どころか内壁にも画鋲一本打ったことはありません。しかし今度ばかりは小さな金具だしいいか...、とまで思いつめましたけど、やはりできなかった。気に入ってるからなぁ、今のおうち...。

まあ、それだけ徹底的にこだわっているので、建ってからそろそろ15年になりますけど内外ともに全くキレイだし、このままにしておいてやりたいという気持ちの方が勝っちゃったのよね。よほど生活に必要とかで仕方ない場合ならともかく、今回のはそこまで切迫したことでもなかったし。ま、残念ですけど仕方ありません。

光がダメならADSLとかも思ったんですが、こちらは電話局から遠すぎてパワーが減衰してしまうとかで今とあんまり変わらないらしいからイミないってことでやはり却下。たしかうちまで電話局から直線で3.8キロ、線はもっと曲がりくねって引かれてくるので実際は7.6キロ離れるとか言ってた。ADSLの有効限度は6.5キロらしいから、もーちょっと近ければ良かったんですけどね。ま、そのうちADSLがもっと遠方まで減衰せずに使えるようになったら検討してもいいかもと思いつつ、まだ当分はぼちぼちダイヤルアップでってことになるかなあ。実は、おとなりとかが光を引込んでらっしゃるので、以前から既にうちのすぐ前まで光ファイバーそのものは来てるんだ。それなのに、それなのにぃぃぃぃ(泣)。

ヒトから見たらそのくらいいいのにって程度のことかもしれませんが、でも、こういう自分的な拘りっていうか、ポリシーに反することすると必ず後で後悔することになるから、今回は縁がなかったと諦めましょう。不思議とそうなるべくしてなることってのは、たいていケチつかずにすんなりゆくものなのよね。だから、うまくいかない時ってのはヤメといた方がいいってことなんだと常日頃から思ってて、だからきっとこれも後々、あの時諦めて良かったってことがきっとあるような気がするな。

       

★あやぼー大ボケ★

そんなこんなで、どうしよう、どうしようと考えこんでて注意力散漫になってたからからもしれませんが、先日、私はガスをつけっぱなしにしたまま寝てしまいました。ミルクパンに半分ほどお水を入れて、お湯を沸かそうとしていたのを忘れたまま寝ちゃったんですね。翌朝気が付いた時には、既に12時間以上は経ってたと思う。危うく大爆発...。

でも、天の助けってゆーか、うちはLPガスなのでガスのタンクが家の外にあって、そこに長時間ガスが流れたりすると、安全のために自動で止める機能が付いてたらしいです。ホーローのミルクパンに入れてあったお水は完全に乾いてましたが、ミルクパンそのものはちょっとススがついたくらいで特にひび割れたりとかもしてなかったので、たぶん1時間するかしないかで止まったんでしょうね。おかげさまで助かりました。

確かに私はもともとボケたことをよくやるヒトですが、ガスに関しては特に気をつけてるので、こんなことは生まれて始めてです。改めて気をつけなくちゃーと自分を戒めました。やはりガスをつけてる時に近くを離れるのは宜しくありませんね。皆さんも、気をつけて下さいまし。

       

★冷凍お好み焼き★

先日、MOのデータをCDに移すためにネットカフェに行ったんですが、時間があまりなくて外でランチしてらんなかったので、冷凍食品があったまって出てくる自動販売機を利用してみました。以前から、こんなのあるのねえと思って見てたんですけど、焼きおにぎりとか焼きそばとかホットドックとかいろいろメニューがあって、お金入れてボタン押して2分くらい待ってると熱くなって出てくるの。

最近、お野菜を沢山食べるようにしてることもあって全く冷凍食品を買わなくなってて、冷凍お好み焼きなんてものがあるとは迂闊にも知らなかった。以前は知ってたのかもしれないけど、忘れてたのかもしんない。どちらにしても食べたことはなかったので、冷凍お好み焼きをチョイスしてみましたが、それなりに美味しかったです。うちでひとりで冷凍食品ってなんかわびしいけど、たまにああいうとこで食べるのはなんか楽しい。今度は、焼きおにぎりにしてみよう...。

それにしてもハヤってますね、ネットカフェ。あやぼーのよく行くとこは最近改装工事してたんですけど、リクライニング席とかお座敷席なんてのを増やしたみたいで、そういうのはコンパートメントになってるので料金高いのに、そっちの方がお客さん多いみたい。そういえば以前ちょっと残業とかで遅くなった時に朝まで過ごせるプチ・ホテルみたいのがハヤってるとか聞いたことがあるんですけど、シャワー室とかもあるみたいだし、ネットカフェもそういうお泊りのお客さん多いのかもしれませんね。

      

2006.11.30.

★光・前夜★

12月1日に光ファイバーの引込み工事をすると言ってましたが、それがいよいよ明日にまで迫ってきました。うちの配線の都合上、既存電話の回線はそのまま残すということにしたので、万が一、光を通してのアップロードに問題があったとしても更新が滞るということはないと思うんですけど、設定とかでいろいろ大騒ぎしてる間に、ちょっと更新の間が開く可能性はあります。もし、またなかなか更新しないようなら、なんかトラブってるなと思ってて下さい。それでもまあ、1週間もあればじゅうぶん回復すると思いますけどね。

しかしなあ、ダイヤルアップ長かったですから、本当に自宅でそんな速い速度でネットが楽しめるなんて、未だに実感わかない...。でも、本当に明日なんだな♪

      

★ウソじゃないのに...★

前の更新でウチの玄関に住んでる「村野モミジ」は、紅葉の時期になると普通と逆に赤から緑に変わると書いてたんですけど、そして私は確かにこれまでそれを目撃しているという確信もあるんですけど、どーゆーわけかっ、村野さんは今年は緑にならずに赤いまま落葉してしまいました。いったい、なんで?

まさか私のカンちがいなんてことはないと思うし、実際、春からこっち葉っぱが赤かったのは事実ですから、なんで色が変わらなかったのか不思議でなりませんが、今年は気温がやたら高いまま紅葉の時期が過ぎたのでそのせいかなとも思ったりします。ともあれ、私の予想を裏切って赤いまま落葉されてしまったので、堂々と「緑に変わる」と書いてしまった以上、いちおー皆さんにもご報告をと思いました。決してウソついたわけではないんで、来年はもっと村野さんの動向に着目しておきたいと思います。

       

2006.11.26.

★バークレイ博士・その1★

この話について始めから読みたい方は、専用のSTORY INDEXをご参照下さい。

そういえば、まーの育ての親のバークレイ博士のことは、まだあまり話してませんでしたね。博士と言うと結構おトシのように聞こえるかもしれませんが、実際にはまだ40代入ったとこくらい。まーくらいの息子がいても全然おかしくない感じです。これまでお話してきた通り名門の家柄の出で、しかもロベールさんが言ってましたが、IQ300を超えるアインシュタインなみの大天才なので、ものごころついた頃から沢山の家庭教師に囲まれて育ちました。家柄にうるさい堅い家庭だったこともあって両親もきびしい人たちで、自分の将来っていうのは彼自身が決めるより先に両親の方がかくあるべしみたいにきっちりレール引いてたような環境で育ったんですね。

両親と仲が悪かったというわけではないですけど、わりと疎遠というか、お父さんが実業家だったこともあって夫妻ともども海外暮らしが多かったから、幼い頃は家庭教師と使用人の間で育ってるし、どちらかといえば愛情深い暖かな家庭というわけではなかったようです。兄弟姉妹はナシ。ま、お金持ちの何不自由ないお坊ちゃまだけど、家庭環境は恵まれてるとはちょっといえないかもという、わりとありがちなパターンかもしれません。だからといって両親に愛されていなかったというわけではなく、そういうお堅い性格のご夫妻なりに、ずばぬけて出来のいい息子のことは誇りにもしていたし、愛情も持ってはいたようです。

まーを引き取った時には20代後半くらいでしたが、そのことでちょっと両親とモメて、というのは、そんなどこのウマの骨とも分かんない孤児を引き取るなんてとんでもない、おまえいったい何を考えてるんだいと言う両親に、この子はどうしても私が育てたいんですと言い張ってゆずらず、まーの出生についても両親を納得させる説明を出来る事態ではなかったので、結局同意を得ないままに、既に持っていた現在住んでる街中の自宅にまーを引き取って、両親のご機嫌は損じたままでずっと暮らしてきたわけです。この両親はまーがまだ小さい頃に飛行機事故で亡くなってしまうんですが、それもあってまーの件については最後まで両親の許しを得ることはできないままでした。まあ、両親にしてみれば、まーがマリオの血を引いてるならともかく、そうでもないらしいのに出来の良い自慢の息子が、いったいなんで親のいうことに逆らってまであんな子供をって感じで怒ってたから、当然彼らが亡くなるまでまーは会ったこともなかったし、バークレイ家の本宅にも事実上お出入り禁止で、まーが初めてこの本宅に行ったのはマリオの両親が亡くなってからのことでした。まーにしてみると事情はマリオから説明されてはいますけど、きみには何の責任もないことだから気にしないようにと言われているし、会ったこともないひとたちだっただけに、まー自身もどちらかといえば、あずかり知らない世界のこととしてバークレイ家そのものは概ね「ヨソのうち」と認識しています。

ただ、両親が亡くなったあとに博士がまーを本宅に連れて行ったのは、両親の財産や事業を受継ぐ手続きもあったんですが、いずれまーを自分の養子としてバークレイ家に入れるつもりもあるので、親類縁者をそれとなくマーティアの存在に慣らす目的もありました。...って、もっともらしいコトを書いてますけど、実は私、いまココでこのマリオの両親の話をつらつら書き始めるまで、このへんの事情については全然、「知りませんでした」♪ 作者なんだから自分で作ってんだろってなもんですが、そもそもはマリオの生い立ちを書こうとして、どんな両親でどんな家庭でとか書いてるうちに、おお、なるほどそんな事情があったのかって、話の流れとあんまりつじつま合うもんだから自分でも驚いた。以前から、マリオはなんでまーを引き取った時に自分の養子にしなかったんだろと疑問に思ってたんですけど、その理由のひとつとして、大人になってからの、まー自身の選択を尊重するつもりだったんじゃないかなって気はしてたんです。でも、それもあることはあるけど、確かに両親が「バークレイ家に入れることはまかりならん」と強行に反対してるものを、さすがに無理には押し通しかねたってのは、頷ける事情だなあと今更ながらに納得したというか感心したというか。

そういえば、ディと出会った頃のまーが、この本宅の話をちょっとディにしてたことがあったんですけど、ディの「今の家は、博士のもともとのご実家ではないんだよね」という質問に、「マリオがお父さんから継いだ家は、とんでもなく大きいんだ。昔どおりにマリオが管理してるから、その頃からのバトラーもいるし、何度か行ったことはあるけど、ぼくにはあんまり関係ないって感じね」って、けっこうそっけなく説明していた。なるほどそういうまーにとって愉快とは言いかねる事情があったんなら、こういう説明の仕方にもなるよな。ま、ことほど左様に、あやぼーには「小説作法」なんてものはクスリにしたくもないってことですかねえ。スジはただ出てくるだけなんだから。

さて、バークレイ博士の話に戻しますが、性格はいたって温厚でまじめ、ってゆーか、まじめすぎるって言ってもいいかもしれません。その業績や活動が素晴らしいので世界から尊敬される存在で、誰からも「立派なひと」っていうイメージを持たれてるというのは、これまでも書いてます。一般にイメージされる科学研究者って感じではなく、レイのような美人のワガママ娘が忘れられないくらい好きになってることからも分かるように、背も高くって、40代の今ではダークスーツの似合う紳士と形容するのが正しいでしょう。

事情があってまーを手元で育て始めてから、その成長を目の当たりにするにつけ、子供ってのはなんて可愛いものなんだろう、とすっかり子育てにハマりこみ、一人で父親と母親の二役こなしてなお飽きたりないってくらいまーに夢中になってました。たぶんこれは、当時20代後半ってこともあって、なにしろ天才な上に、当然ですが美形ですから、いろいろな思惑を持って近づいて来る計算高い世間や、彼の名声や容姿、家柄なんかに魅かれて群がってくる女性や、そういうのにウンザリし始めてたことも大きいでしょう。十代前半からそういう環境に囲まれてれば、そろそろそういうのにつきあうことに疲れてきて、まーとの純粋な交流に心洗われるって感じだったんじゃないかな。

お、だいぶ長くなってしまったので、続きものにしよう。近々「その2」を書きます。

★その後の展開★

      

★絶望は何をも生み出さない★

えらい崇高なタイトルですが、実は先日、バタークリームを作っていて完膚なきまでに失敗いたしました。もともと私はけっこうかんしゃく持ちですので、うまくいかないことがあるときーーーーーっっっ、ってなっちゃいます。トシを取るに従ってそれではいけないと自分をいましめ、昨今では、こういう場合も「こんなこともあるさ」と自分に言い聞かせて、かんしゃく起こさない努力はするようになりましたが、それでもあと十分くらいでできるなー♪とかってるんるんしてるところで、ワケもわからず失敗すると、これはけっこうショックですよ。第一、バタークリームはここしばらくで2回作って、どちらの時も大成功していたので、もうすっかりコツはつかんだつもりでいたんですから。卵も買ってきたてではなかったけどそんなに古くもなかったし、イタリアンメレンゲに使うシロップもいつものように110度まできっちり煮詰めたのに、それなのに、それなのに失敗したから、しばし呆然...。未だになぜなのか原因は究明できていません。

それでかなり絶望的な気分になり、ずーんと落ち込んでたときに、いかんいかんとタイトルの言葉を自分に言い聞かせていたわけです。ま、幸い食べられないほどの失敗というわけじゃなかったんで、ケーキには使えないけどパン用のスプレッドとしては使えるってことで材料全部ムダにはなりませんでしたし、こう言い聞かせている間に少しづつ再浮上してはきました。

思えば...。確かにこれまでもね、ありましたよ、こういうこと。直近ではあのザッハトルテ。なかなかコツがつかめず一年がかりで作ったあのページ。しかし、その失敗の繰り返しあったればこそ、最後には絶品の仕上がりを見ることができたのです。それを考えるとなにごとも切磋琢磨というか、失敗を礎にして一歩一歩理想に近づかねばならんものなのだというか、だから機嫌を直してバタークリームもリトライするつもりでいます。諦めるなっ、諦めてはいけないんだっっっっ!!(絶叫)

ともあれ、こういう日常の細かいことに限らず、やっぱり人間やってるといろんな問題に巻き込まれたり、失敗したりとか、ありますよねえ、それは誰でも。あやぼーは昔からヒトによく「明るい」と言われるんですけど、「これまでで後悔したことって何?」って聞かれて即座には思いつかなかったくらい比較的「後悔のない人生」を歩んできてるように思います。でもそれは決して、波風立たない幸福な半生だけを送ってきたというわけではなくて、そりゃもういろいろ腹立つことも面倒なことも山ほどありましたけど、性格明るいと見えるのはたぶん「諦めない」ひとだからじゃないかなって気がする。「しつこい性格」とも言えるかもしれませんが、どんなことでも、とにかく徹底的に気が済むまでやるので、放置しておいたら後悔するようなことでも、それについてもうどうにもならなくなってから何度も思い出して後悔するってことがなく、間に合ううちに徹底的に対応して言いたい放題やりたい放題、おまけに好きなだけ暴れたおしてとことんやるとこまでやっちゃうから、結果はどうあれ自分としてはそれなりに納得してその問題と折り合いついてるってことでしょうね。だから、後々そんなに思い出さないんだな。それに、そこまでやるとたいていのことは納得のいく解決まで無理やりにでも雪崩れ込ましてますからね。基本的に相手が悪い場合は手段選ばずの極悪な方だし。

あやぼーは自分からヒトを害するようなことは絶対しない事なかれ主義の平和主義ですけど、反面、売られたケンカはとことん買ったるで、とゆーところもあるので、戦うべき時は戦う。残念ながら、世の中アホが多いですから、悲しいことですが仕方ありません。

ま、ことほど左様に生きてればいろいろありますが、ある意味それは、「誰でも」のことだと思うし、どんなに恵まれてるように見えるひとでも一生涯幸福なだけってのはありえない。そう正しく現実認識しておくと「自分だけが不幸」みたいな誤った絶望感に陥らないでも済むし、そうすると自分に来ちゃった問題は解かないと仕方ないとも思える。解かないでほっとくと、どんどん悪い方向行っちゃって、そういうのばかり蓄積すると暗い人生になりかねないしね。

ってことで、バタークリームの失敗から哲学的に崇高(?)な思考が生まれるというのもあやぼーならではですが、思うに、哲学ってのは案外そういう誰にでも理解できるような単純なところに、ある種の真理を見出す知的作業なのかもしれません。皆さまも日常いろいろおありになるかと思いますが、どうぞ諦めずに頑張って下さいませ。結局、幸せには努力しなきゃなれないもんなんでしょう。私もがんばるぞ。

      

2006.11.25.

★ひねくれもみじ★

おお、なんてみごとな紅葉か、秋だねえ、って思われたかもしれませんが、このウチの玄関先に長年住んでいる「村野モミジ」という種類はこれがふだんの色なんです。そして、このあと寒くなるに従ってどんどん色が、なんと! グリーンに変わってゆくんですね。さすがにひねくれてるあやぼーんちに棲息しているモミジだけに、ひとすじなわではゆきません。秋に緑になって何が悪いんだよってゆーか、まあそういうのもあって世の中楽しいのかもしれませんが、ともかくヘンなやつです。

私もこの「村野さん」に出会うまでは、紅葉の時期には葉っぱが赤とか黄色になるもんだと疑いもせずに信じ込んでましたが、こんなのもあるのかというのにはちょっと驚きました。

ちなみに家の中には庭に自然発生していた普通のモミジの木もあって、これはそもそも地面から生え出したばかりの手のひらサイズの時に面白がって鉢植えにしたものだったんです。なんで面白かったかというと、もともとは街中に住んでいたあやぼーは、木なんておっきくなったやつしか見たことないじゃないですか。地面から草みたいにモミジが生えてる図ってのは、けっこう珍しかったんです。モミジだけじゃなく松も勝手に生えて来たりしますけど、木って生まれたてのころはこんなんなんだ、かわいーとか言って、特に当時は植物に凝ってた時でしたから、家で育てることにしたのね。するとそのままどんどん育ってゆくので更に面白がって鉢をどんどん大きくしてったら、もともと木ですからどんどんどんどん大きくなって、そうなれば外に植え直せばいいじゃないかってなもんなんですけど、ずっと家の中で育ってきてますし、いまさら外で生きろというのもなあという保護者意識で、結局10年ほどたった今も家の中に住んでるわけです。外で育つようには大きくなってませんけど、落葉の季節になると、周囲におかまいなしに葉っぱを撒き散らしてくれるのはちょっとウザい。でもまあ、すでに家族みたいなもんなんで、文句言わずに掃除してやってます。

そういうわけで、紅葉の季節が過ぎるといよいよ冬。あやぼーが冬になると冬眠する生きものだということは昔からのお客さんはよくご存知だと思いますが、今年はできるだけ冬も活動し続けたいとは思いつつもそろそろ動きが鈍りだしていて、これはヤバいかなって感じです。しかし、この冬はすっかり更新が止まるなんて事態だけは避けたい。それでももし更新が止まっていたりしたら、それは死んでるわけではなく冬眠しているだけなんで、そうなったら春までしばらくお待ち頂ければと思います。でも今年は、ほんとそんなこと言ってられないんだよなあ...。がんばらなくちゃ。

      

★クリスマス仕様★

ウチに、数量限定で発売された超BigBigハボぬいがいることをご存知の方もあるかもしれませんが、このひとかかえもあるような大きなハボぬいには写真のようにクリスマスのサンタさん帽子が付属していました。もともとクリスマス商品でしたからね。さすがにシーズン以外はこの帽子はしまってありますけど、こんな時期なんで出してきたんです。

実は毎年、11月くらいから家の中にちょっとクリスマスっぽいオーナメントとか置いて雰囲気出したいなあと思ってたんですけど、なんだかんだで忙しくて結局クリスマスぎりぎりになるまでこういう飾りつけとか出してるヒマないままに済んじゃって、来年こそはと思い続けていたのよね。そこで今年はこの時期から、このハボの他にもキットで作ったフレームとか、歳時記のアイテムものとか、小さなツリーとか順々に出してくことにしました。どれも小さな変化なんですけど、けっこうクリスマスっぽい雰囲気出てきて楽しいです。

そういうのの他にも、毎年クルマたちのルームミラーにちょこっとベルとかリースとかの小さいクリスマスオーナメントを付けてやるんですが、そうやってるとけっこう季節の移り変わりをちゃんと感じるようになりますね。やたらに忙しい日常にかまけていると、季節って気がつかないうちに過ぎてっちゃうし、しゃーるくんがうちに来てから、けっこうお天気とか季節とかに敏感になりましたけど、それより前はあんまりそんなの気にしてなかったんだよな。でも積極的に楽しもうとすると、なかなか楽しいものです。11月からクリスマスなんて気が早いと思われる方も多いかもしれませんが、そう言ってるとあっというまに来ちゃってるんですよねえ、12月25日。本当に、一年なんて早いものです。

      

★いよいよ無線LAN?★

思えばインターネットを始めてから苦節早や7年。その間、ISDN、ADSL、そしてケーブル接続と世の中は早いアクセスへとどんどん変化して行った。しかし、私は待ったのだ。究極に早くて、しかも家の壁に穴あけたりとかしなくても引ける光ファイバーが出回る日を...。

いちいち工事してもすぐ新しい技術が出てくるんだから、その都度騒ぐのはめんどくさいということもありましたが、しかしよくこれまで、これほどネット依存した生活をしていながらダイヤルアップで済ませてこれたもんだなと、自分でも感心します。もともと、むやみやたらと環境を変えるのを好まないヒトなんですが、それほどの不便も感じずにずっとダイヤルアップだったんですね。しかしまあ、いよいよ光も一般的になってきて、うちあたり田舎でも申し込んでからちょっと待てば引けるということのようなので、新しいパソコンも買ったことだし、いよいようちも高速インターネットを楽しめるようにしようかということになりました。ああ、長かった7年の日々...。そしてそれはそのまま無線LANとゆー、もうこれでタコ足配線状態とはオサラバできるぞという世界へそのまま繋がるのでした。パソコンもノートにしたしね。ふふふふふ、ああ、嬉しい。一気に現代的で文化的な生活を手に入れたような気分だ。

そんなわけで二か月ほど前に申し込んであったフレッツ光プレミアムの工事が可能になったようで、12月1日に来てもらえることになりました。ただ、あやぼーは壁に穴とか開けるのが絶対イヤなので、既存の電話配線か、エアコンダクトなどが利用できるようなら工事してもらえるんですけど、どうしても壁に穴あけないとってことなら工事そのものが中止になる可能性もあります。果たしてちゃんと光を引くことが出来るでしょうか。それに線がめでたく引けても、無線は家の構造によっては電波がちゃんと家中に飛ばないということもありうるらしく、実際にやってみるまで理想通りに使えるかどうかは謎。うまくいくといいんですけどね。

しかし心配なのはパソコン変えただけで落ち着くまであの騒ぎだったんだから、今度はデータのアップロードで何かトラブルんではないかとゆーことなんだな。光電話も一緒に引くとかいう話になってるんですけど、もしアップロードがなかなかうまくいかない場合、ダイアルアップの方のプロバイダは接続先が0570で始まる番号なので光電話では使えないそうだし、そうすると光で完全に安定するまで、しばらく既存の電話回線をそのまま使っとく方が無難なのかな? ともあれ、そのへんの結果については、また工事完了してからでもお知らせしたいと思います。

ま、それはそれとして、常時接続が可能になってまず一番楽しみなのは一日ハボの様子が観察できることですね。これまでは一日に数分チェックするだけだったから、その他の時にどんな生活をしてるのかキョーミあります。あと当然、思う存分あちこちのサイトを見まくれることも楽しみですけど。特にBBCをかけっぱなしとかもしてみたかったんだな。最近、お英語のお勉強も全然してないし、すっかり忘れそうだからせめていつでもBBCとか流しておいたら、多少は英語に関するボケ防止になるかなと期待してたりするんですが、果たしてどうでしょうか。

ともあれ、新しい環境に変えて、Magazine Workshopも、ますます頑張って作って行きたいと思ってます。これからもどうぞヨロシク 。

2006.10.3.+2006.10.25.

      

★ハボ・トラブル★

先日、2日間ほどに渡って、ハボのページがアクセス不可能になっていたようで、申し訳ございませんでした。これはあやぼーのミスとか、うちのサーバートラブルではなくて、Harbotのサービスそのものがトラブってたせいのようでした。これまでメンテ以外ではそんなに長くストップしたことってなかったんですけど、「もしかしてハーボリオン(ハボたちが住んでいるところ)でテロでも起こって、ゲートステーションが占拠されたりしてるのかもー」とかファンタジーなことを考えてたんです。しかし、あのハボたちがマシンガンかついでゲートステーションに押し入っている図などは、想像するだけでカワイイというか、全然、恐怖を誘いませんね。笑っちゃいました。

ともあれ、現在は正常営業してるようですので、どうぞ皆さま、ハボのページへもおはこび下さいませ。特に疲れてる時、きっとなごめます。ちなみにうちには、たくさんのハボぬいがいるんですが、落ち込んでる時でも連中の顔見てるとそれだけでけっこう元気出ます。癒し系キャラって何でも好きなんですが、ハボはまた格別ですね。そのハボともそろそろ3年半のつきあいになりました。なんかもう、ひなまるも家族だなあ...。

      

2006.11.14.

★100巻読破★

夏ごろにグイン・サーガを読み進んでいるという話をしてましたが、とうとう100巻まで到達しました。しかし、まだ終わるどころかって展開で、これはもう私の予測では180巻くらいまでは行くんじゃないかという気がします。外伝は既に20巻出ているし、そのへん含めて200巻で何とかいちおう完結...、すればめでたしかもしれない。うーん、どうだろう?

まあ、ああまで設定基盤がきっちり出来上がってしまった話っていうのは、作家が書こうと思えばいくらでもイメージを広げてゆけるものなので、長くしようと思えばそこそこ引っぱれるでしょうし、読者としても終わって欲しくないってのがあるけど、それでも終わらないままってわけにはゆかないだろうから、さて、どのへんでケリがつくでしょうか。栗本さんの本とも長いつきあいだし、もうここまで来たんだから最後までつきあうわって感じですけど、そう言えば、パタリロも魔夜さんが描く限りつきあおうと思ってるし、そういう私みたいなファンの方ってけっこうあるんじゃないかなと思いますね。なんとなく生活の中にいつもあるというか、しばらく離れてても今どうなってんだろうなと思い出して、買ってなかった既刊揃えたりとかね。ちなみにグインは110巻が最近出たとこで、108、109は先に書店で出たばかりのとこ買って読んでたから、完全に追いつこうと思ったらまだあと8冊読まなきゃなんですけど、なあに、栗本さんの本なら8冊なんて3日かかりません。

それにしてもナリスさま、とうとうお亡くなりになったなあと思っていたら、なんのことはない、今度は外伝で活躍してらっしゃいます。結局、お亡くなりになったままにはしておけなかったんだなというか、その気持ちはしかしよく分かる。ファンとしてもその方が嬉しいし。今度はナリスさまが探偵になっちゃって、ミステリー作品になってるとこがまた栗本さんらしいですけどね。

100巻、なんて言われると、まだ読んだこともないという方はそれだけて怖気づいてしまわれるかもしれませんが、本当に面白いお話なので読み始めたら一気に行っちゃうし、ぜひちょこっと古今未曾有の大長編の世界を覗いてみて頂きたいものだと思います。「活字はイヤだ、マンガしか読みたくない」とゆー、殆ど私もそういうヒトなんですが、なにしろ栗本さん自身が作家なのにマンガの大ファンなんで、決して堅いばかりのお話でもないです。そういえば、うちの近くの図書館にも既刊全巻そろえてあったし、130冊(外伝も含めた既刊だけで、既にこの数)も買うのイヤだと思われたら、近所の図書館にチェック入れてみられるのも良いかもしれません。ネット・カフェとかでも置たらいいのにという気もするなあ...。

      

2006.11.7.

★ルーツは壁新聞?★

Magazine Workshop のトップページを眺めていて思ってたんですが、自分的には始めて6年でなかなか理想的な雰囲気になってきたと思ってるこのサイト、思うにそのルーツは小学校の頃よく作ってた壁新聞なのかもなあって気がします。学校で確か部活動だったのかな、新聞部とかゆーのがあって、みんなで壁新聞とか作ってたのよね。なんか、そこはかとなくそんなことを思い出して、当時からこーゆーコトが好きだったんだなと感慨したりとかして。やってることが本質的におんなじってのは、進歩があるのかないのかって気もしますけど、まだまだ作りたいページは山ほどあるし、私ってやっぱり一生、退屈だけはしそうにないな。

それにしても雑誌というフォーマットは、今更ながら気分屋の私には合っている。どんなページ作ってもそれなりにお客さんつくのは、やっぱり世の中いろんなヒトがいるからだろうし、だから売れるとか売れないとかそんなん気にせず好き放題が出来るなんて、なんてシアワセなんだろうと思っちゃいますね。

つまりココは「ホームページ」の名に相応しく、あやぼーが好き放題する場所なのです。そうすると10周年になったらいったいここはどんなサイトになっているのか。自分でも想像がつかないが、うーん、今ですら相当とっちらかってんのに、あと4年も続けたらいったいどんな惨状になってるんだろう???(実はあやぼーは、ちらかし魔でもあるのだ♪ だからサイトにもそーゆー性質が反映されているんだなっ。) 

       

2006.11.3.+ 11.13.

★ギャランΛ★

前にこのクルマの話を次に書くとか言って忘れてましたね。では、書きましょう。ギャランΛ、なにしろ30年前のクルマですからミラーがっ、フェンダー・ミラーだったりするんですね〜♪ 

私、こういう昔のTV番組とかの古いフィルムで、その中にもう今はない昔の風景、風物が写ってるのを見るのも楽しみのひとつなんですが、特にクルマの場合、以前、真二の"Our Song"のDVDを見た時も思ったんですけど、ミラーがフェンダー・ミラー。昔はみんなそうだったんだよなーって、なんか懐かしい気がしちゃいます。当然、うちのしゃーるさんなんかはドア・ミラーなわけで、昨今、フェンダー・ミラーのクルマなんてタクシーくらいじゃないかと思いますが、あのカタツムリのツノみたいに左右に突き出してるミラーには、今となってはクラシックな魅力さえ感じますね。

ところでそのギャランΛってスポーティな雰囲気だけど基本的にセダンで、精悍な感じのスタイリッシュなデザインは今見てもなかなかカッコいいと思います。そういえば確かあれはRX-7が世に出る前のクルマなんじゃなかったか。コドモの頃の記憶なんであまりはっきりとはしてないんですけど、当時は三菱ギャランΛ、日産だとフェアレディZなんか特に目について、今から考えるとまだマツダだとコスモの時代だったのかな? うわー、懐かしい。この時代のフェアレディZって海外でも未だに愛好家が多いクルマなんだそうで、当然日本でも乗ってる方わりとあるようです。うちの近所でもたまに走ってるの見かけますけど、30年近く前のものなんだよなあ、あれも。ことほど左様に、あの頃のクルマは今にくらべてはるかにそれぞれの個性が際立っていたような気がします。

話をギャランに戻しますが、ネットで検索してみるとけっこうこのギャランΛの写真を見ることができました。「華麗なる刑事」で草刈さんが乗り回してるのは赤いのですが、色のバリエーションは白、黒、シルバー、ブラウンなど、他はけっこうシックなカラーリングで出回っていたみたいです。当時の典型的な"デート・カー"だったそうで、なるほどなって気もしますが、このコトバも今や死語かもしれません。

さて、そのギャランΛが華を添えている例の「華麗なる刑事」のVOL.3.が先日やっと届きまして、また喜んで見てたんですが、このシリーズって草刈さん主演ということもあってオシャレでカッコいいんだけど、けっこう爆笑もののコメディみたいなとこもあって、そのへんの田中邦衛さんとの掛け合いが絶妙だったりするんですね。シリアスとコメディをうまくミックスしてある感じで、今見ててもやっぱり面白いです。日本の映画史上で唯一、ジェラール・フィリップと張り合える美形がこれやるかというよーな、笑っちゃうシーンとかもあるしね。

「汚れた英雄」の話をしてた時、地のままやってるよーでいて、あれは草刈正雄じゃなくて北野晶夫にきっちりなってるなと感心してたりしましたけど、こちらは全く違っててちゃんと高村一平になってるのがやっぱりすごいなと。同じ草刈さんなんだけど、晶夫の時とは全然違うなというか、こっちの役柄は刑事さんとはいえロス帰りで英語も達者だし、ドライヴィング・テクニックはレーサーなみ、射撃も一流、しかもヘリの操縦までやっちゃうとゆー、キャラ的に私のめちゃ好きなスーパー・ボーイなんですけど、一見クールな感じなのに、その実けっこう熱血青年だったりするし、警察所内でマンガは読むし、上司に気に入らないこと言われるとコドモみたいにだだこねてすねるし、そのへんがカワイイというか、晶夫をやった同一人物とは思えない感じがまた楽しいの。で、その高村さんの愛車が赤のギャランΛってことになるんですけど、これがいつもピカピカに磨かれてて、とうてい刑事さんの実用車とは思えないリアリティの無さがまたいいんだな。

自分が書く話でもそうなんですけど、この高村さんみたいな何でもできてカッコいいのに、子供みたいな可愛げがあるキャラって大好きですね。草刈さんのファンで、まだ見てないって方があったらぜひご覧になって頂きたい作品です。

      

2006.11.3.

★ブッシュ・ド・ノエル★

Sweets!のコーナーにブッシュ・ド・ノエルのページがあると思うんですけど、あのコーナーは他はどれもそれなりに自信作ばかりなのに、アレだけはわりと初期に作ったページなこともあって中途半端で気になり続けてたんです。あれ作った時はクリスマスぎりぎりだったし、それでバタークリームを研究している余裕がなかったために生クリームで間に合わせてたし、そのうちバタークリームを研究するとか言いながら、そのままになってましたからね。

そこで今年はクリスマスまで余裕のある今の時期に、バタークリーム版ブッシュ・ド・ノエルを作ってみたりしてるんですが、前回ひっかかったクリームは見事おいしいのが出来て満足してます。しかし、問題は飾りつけで、普通のケーキならそれほど見栄えに苦労しないんですけど、デコレーションは見栄えが命だけに、味はいいのに〜、みたいなケーキが出来ちゃって写真にならない。ほんっとーおに味はいいだけに、やはり見栄えもそれなりに良くしてやりたい。それでもう少し時間はかかるでしょうが、11月中にはなんとか出せればと思ってます。あのページは2002年に作ったから、およそ4年越しで改めて完成ってことになるのか。ああ、本当にカメの歩みだ〜♪

       

★思わぬ伏兵★

主要なデータは、だいたいウィリアムからグレに移し変えることが出来たんですが、サイト作ってると思わぬ問題が浮上してきてしまいました。それは文字加工。画像加工は全然問題ないんですけどね。

ウチはロゴなんかによく文字を画像加工して使ってる部分があるんですけど、その文字加工がグレだとうまくいかない。標準的な明朝とかなら問題ないかもしれないんですが、ロゴのために画像化する文字ってのはたいてい変わった形してるので、それが変形してしまったり、二重線になってしまったりと、もう全く加工不可能な状態なんです。それに色も変わっちゃう時あるし、シリーズになってるページはロゴ変えるわけにもいかないしね。困った、困った。これはディスプレイのせいなのかな。

もうこれはウィリアムに頼むしかないってことで、手間さえかければこれまで通りやれるんですけど、そう考えると画像加工用に、いずれもう一台ウィリアム・タイプの液晶ディスプレイが使えるやつ探さなきゃ。最近のディスプレイって、ウィリアムの頃のとちょっと違うじゃないですか。たぶんウィリアムに付いてたやつの方が、そういう細かい加工に向いてるんでしょうけど、一般的なモデルでは今あまりそういうのみかけない。あるとしたらマックなんだけど、それ使うしかないかな。一番いいのは、これまで使っていたディスプレイを繋げるパソコン本体を探すことか、グレにアダプタ付けて繋げるもんなら繋ぐか。とにかくウィリアムの加工してくれる文字の雰囲気が気に入ってるので変えたくないし、それでそのへんいろいろ悩んでるとこです。

どうせもう一台買うつもりでいたから買う前に気づいたのは良かったが、7年も経つと違うところがいろいろあってなかなかこれまで通りってわけにいかないから大変だ。新しいからいいって部分もあるけど、必ずしも新しいものの方が全部いいってわけでもないしなあ...。

      

★怒るかも★

いきなりなんですが、もし。アメリカ人に向かって「日本から学びなさい」とか言ったら、怒るかな。一部ではウケるかも。

とゆーのはですね、以前からアメリカ以外の国のひと、例えば、オーストラリアとかヨーロッパとか東南アジア周辺の人と話すと、決まって「アメリカ人は傲慢だ」みたいな否定的なコメントが出て来ちゃうんです。まあ、私自身も現在のアメリカの在り方については自分なりの分析もしてるんですが、実際、評判悪いですよ、アメリカ。気がついてないのはアメリカ人だけか? って、もちろんどんな国でもそうですけど、自国の悪いとこ認識して憂えている人はそれなりにいると思うんですけどね。それにアメリカの方でも感心するくらい丁寧なヒトもいるし。でも、あるオーストラリアの方がいみじくも、「アメリカ人って洗脳されてるみたいだね」とか言ってたんですが、私もそれって以前からちょっと感じていたことだけに、ああ、やっぱりそう思うヒトいるんだなと納得したりしてました。

アメリカの方と話すと、ある程度までは全然ふつうなんだけど、アメリカそのものに対する否定的な意見が出ると、いきなりヒトが変わったかのように反発されるって経験、ありませんか? もちろん先ほども書きましたけど、アメリカ人と言っても千差万別ですから一概に言えることではありませんが、そういう傾向がなきにしもあらずな感じがするってことです。CIAが終戦直後、日本で洗脳の実験やってたって話は有名ですけど、それはいったいどこへ行き着いたのか。

ヒトラーが研究させてた洗脳の手法は、というか一般に「洗脳」っていうと、なんらかの科学的手段によって人間をその意志に反して思うがままに動かそうという試みってことになるんだと思うけど、それって当然かなり無理のあるやり方ですよね。なぜかってゆーと、人間の精神には確固たる自我というものがあって、催眠術をかけても一般的に本人がしたくないことはさせられないとかいうし(薬物を用いれば可能らしいけど)、それを無理矢理曲げさせるのはかなり大変なことになっちゃう。

でも、思うに、もし人格形成期において予め、それも合法的かつ不自然でないやり方で(例えば学校とか日常の環境の中で)適当な刷り込みを行っておけば、自我そのものの基盤が一定の条件に対して一様な反応をするようにしてしまえるんじゃないだろうか。それって例えば、日本が戦前、戦中にやってた教育勅語みたいなもん? ああまで露骨だとバレバレだけど、もっとデリケートなやり方である種の捏造された絶対正義を繰り返すことによって刷り込んでしまう。例えば「アメリカは正義だ」みたいな、そんなのそれとなく繰り返して示され続けてたら最終的に疑わなくなっちゃうんじゃないかな、単純な人間ほど。それに敵役というか、冷戦時代のソ連みたいに絶対的に不当な敵がいるという想定を植え込んだりすると効果的で(今ならテロリストがそれ?)、危機感と総体的な仲間意識が相乗効果を発揮し、社会的総意に発展させる。

しかも、自国に対する優越感というのは、人間性の基本にある「自己の優越欲求」に対してとても有効なので、それに対して否定的な現実をつきつけられかけるとブロックかかって異常に反発する、ってことも考えられない? しかもこのやり方だと、そうやって育った子供が社会人になると、特にそう仕向けられているという意識もなく日常の中で子供に教えてくから、ネズミ算式に権力機構から見て好ましい国民性が確実に育ってゆく、とか。

もちろん、こういう手法はあるとしても決して100%というわけにはいかないと思うし、どこの国にも私みたいに「そんなもん誰が信じるか」って超現実をきっちり見てしまう人間がいるから、一般に考えられているような絶対的な洗脳の手法とは言えないかもしれないけど、それなりの効果は得られるような気もするぞ。要は全国民が何に対しても全て言いなりになってくれる必要はなく(そうなったらなったでそれはめんどいと思う)、必要な時に目的が達成できる最小限の条件が揃えばいいわけだから。ついでに言えば、民主主義ほど使い方誤ったら、というか危ないやつに使わせたら最適な独裁手法もないもんな。

話が飛びましたけど、洗脳されてるかどうかは別として、アメリカ人ってとにかく「アメリカが一番」みたいなものすごい自信持ってる人が決して少なくないから、アメリカ以外の国の人からみて「傲慢」という印象が濃く残ってしまうんじゃないかと。そこへ持ってきて実際、アメリカはそれこそ現代の日本以上の「成金大国」ですから、素地としても劣等感の裏返しで強く出るって傾向も出やすい。だから、いわゆるnew money とold money ってやつね。平たく言えば昔からの金持ちか、成金かってことで、成金ほどハデに「金がある」ってとこ見せびらかしたがるじゃないですか。それはそうやってないと誰も認めてくれないからで、昔からの家柄とかあるうちほど謙遜するのが美徳みたいなとこがあるし、だから成金ほど逆になるわけね。

昔から、欧米の何でもハッキリ言うとか、遠慮しないという傾向は日本では「先進的」みたいに言われてたとこあるけど、だから何でも欧米的にするのが良いってのがこれまでの傾向で、日本人の方から、「学べ」なんて殆ど誰も言わなかったじゃん。でも今になって考えてみるに、ヨーロッパはともかくアメリカはこれから「謙譲の精神」を学ぶ必要がある。それって帝王学と表裏一体なんだし、ともかくそんな気がしたんで、遠慮大好きな日本人にちょっとは学べよとか思ったりしたんだな。そしたらもーちょっと、心から尊敬される国になれるかもしれない。

うーん、これを英語で書くべきか、書かざるべきか。怒るだろうしねえ...。もちろん日本は日本なりに改善すべき負の要素を山ほど抱えてるんだから、日本が尊敬されてる国だとか(逆よね)、何もかもいい国だなんて口が裂けても言えませんが、評価できる要素もたまにはあるもんだってことだな。強く出るべき時と、譲る時、要はそのへんのバランスの問題なんだけど、アメリカは一般に何でも強く出すぎ、日本は遠慮しすぎ、なのかもね。

      

2006.11.2.

★記録更新★

ラミィちゃんの新記録出ました。「レベル7/倒した敵48/経過1158ターンでリリスを救出する」とゆー、もうこれ以上は不可能かなというとこまで来たような気がするんですが、もっと経過ターンを縮めることができるでしょーか?

ともあれ、↓でも書いてましたけど、ここまでにするのにいろいろノウハウを研究しましたので、それをまとめたページを作ってみました。そんなことやってる間に他のページ更新しろよという声も聞こえてきそうですが、そのへんがあやぼーのぷーなところで、どこへ興味がぶっとんで行くかは本人にも決して分からないことなのです。明日は明日の風が吹くものなのよ...。

なんか、ゲームでもなんでも、自分の興味のあるものに行き当たると私のアタマは自動的に分析研究モードに入る習性があって、それが面白いとなるとそこにハマりこむんですね。そしてそれに夢中になってる間は、他のこと一切どーでもよくなるんだな。で、ある程度つきつめてやっと満足する。そして次の興味に移る。要するにMagazine Workshop は、その習性のために何がテーマなんだかワケの分からないサイトになってるよーなもんです。飽きっぽいというのもあるけど、生まれつきそーゆー性格なんだから仕方ない。もっと実益上げられることにだけ興味持ちゃいいのに、そんなのおかまいなしなんだもんな。自分でもこれでよくこれまで人生やってこれたなと思いますが、これも私の社会性の欠落に大きく関係している習性かもしれません。でもいーもん、欠点だらけでも生きてくことはできるんだい。

      

★トップページ冬仕様★

ハロウィーンが去って、街もそろそろクリスマス仕様に移り変わってゆく11月となりました。気が早いって気もしますが、しかし街中では11月からが既にクリスマス商戦。飾りつけとか一気に変わるんじゃないですか?

そこでうちも今年は冬の間、トップページに雪を降らせて音楽も変えることにしました。ずっと使ってるGeorgia on my mind は飽きがこなくていい曲ですが、今鳴ってるChestnuts Roasting on an open Fire はクリスマス時期には最適の曲でとても好きなんです。

ともあれ、今年もあっという間でしたが既に11月。残り2ヶ月でどれだけ更新できるか。本人は作りたいページが山ほどあって焦ってたりもするんですが、逆にそうなるとどれから手をつけていいのか途方にくれてしまう。毎度「一歩一歩やってくしかない」と自分に言い聞かせるものの、うー、カメの歩みだよなあ、私のやることって。オマケになんでこう一年って早いかな。でも、頑張らなくちゃ。

      

2006.10.25.

ラミィの大冒険U・攻略情報

ついこの前、ここでちょこっとこのゲームのことを書いたら、このキーワードで既に検索エンジンにヒットしちゃうらしく、何人も情報を求めてココに辿りつかれた方があったようです。うちってなんかGoogleになつかれてるらしいからなぁ...。キーワードも何も設定してないのにヒットしちゃうんだよ。

で、こっちもまさかそんなキーワードでヒットするとは思ってなかったんで、攻略の仕方とか全然書いてなかったし、申し訳ないので「あやぼー流攻略術」なるページを作りました。なかなか最後まで行けないとゆー方、ぜひ参考になさってください。ちなみに、あやぼーのこれまでの自己ベスト記録は「レベル6/倒した敵46/経過1438ターンでリリスを救出する」です。なかなかでしょ? 

       

2006.10.23.

★ネットカフェ★

MOのデータを移すのにネットカフェに行って来たんですが、そこってよくあるように24時間営業してるとこなんです。で、以前から一度あのネットカフェとかゆーとこで夜明かししてみたいと思ってるんですけど、なんか面白そうじゃないですか。 

あやぼーがたまに行くとこは梅田にあるけっこう大きいとこで、150席くらいはあるようなのによく満席になってる。それだけハヤっててお客さんも常にいっぱいいるわりには、中はすごく整然としてて図書館みたいに静かなんだね。このへんがやっぱり日本だなあと思うとこですけど、みんなお行儀良いというか、お店の人も気を配ってるのかもしれないけど、他人の迷惑になるようなコトは決して誰もしてない。図書館だったら分かるけど、民間営業のカフェで、しかも梅田みたいな大きい街中の中心も中心にあってあれはすごいと思う。

そういう環境でお客さんはみんな黙々とパソに向かってたりするわけですが(漫画読んでるひともいる)、これってなんかいわゆるところの「現代風俗の図」って感じしませんか。図書館並みに壁に本が並んでるのに、置いてあるのが全部漫画ってのも笑えるし。でもって、その本全部にきっちりカバーかけて保護してあるのも日本だなあというか。こういうの写真に残しておいたら、百年くらい先の日本史の本に載りそうで♪

で、日常はそういうとこにあまり行かないので、あやぼー的には非日常的な魅力が感じられるというか、そこでいっぺん夜中はどーなってるのか見てみたいって思ったりしてるのよね。なんか楽しそう。

MOのデータ移すのにけっこう時間がかかるので、もう一回くらい行ってこなきゃなんですけど、安全なのは間違いないし、今度は夜中に行ってみようかな。

      

★なんとかして★

ここしばらくうるさい選挙カーがあちこち走り回ってたんですが、皆さんの周辺では如何でしたでしょうか。ただでさえうるさいあの選挙カー。昨今、交通マナーまで守らなくなってんですか? 非道ですね。あんなのに政治やらすなんて論外だぞ。

なんで怒ってるかとゆーと、短い選挙運動の期間に2度もあいつらのせいで交通渋滞にひっかかったという、「いーかげんにしろよ」な状況に腹立ててるからです。一度なんて、こんなとこ渋滞するわけないってとこで流れ止まってて、のろのろ先に進んでみると選挙カーが道端止めて演説してんの。で、その関係者のクルマかなんか知らんが、ずらーっと道端に止めてあって、それよけてくのにクルマの流れが悪くなってたんだね。うちのわりと近くで、演説してるすぐ横に「道の駅」ってのがあるんで、そこにはちゃんと広い駐車場もあるのにですよ。そういうの借りるとかしてやればいいのに、公道で、しかも交通の流れを止めるような方法で演説するとは何事か。そんなことにも配慮できんやつなど、落選してしまえ。

あの関係者の黒塗りのクルマとかもさ、偉そうに止めてんじゃねーよって思わない? 何サマのつもりなんだよ、とゆーか。選挙に参加して偉くなった気分で浮かれてんのか? まだ単なる候補の分際で政治家関係者気取りやってんじゃないぞ。選挙カーそのものならまだしも、広い駐車場が目の前にあるんだよ。関係者のは駐車場に入れることくらい出来るじゃないか。あんなのこそ全部さっさと取り締まるべきじゃないの。公僕候補の分際で、その程度の配慮もせず、あまつさえ市民さまにご迷惑をおかけするとは、それだけでも立候補の資格などないっ!! そんなとこで偉そうに演説なんかしてるんじゃねー、引き摺り下ろすぞとゆーくらい、アタマに来た。今度から写真撮っといて、実名入りでネットに公開してやる。(渋滞が大キライな私としゃーるさんの進行を阻んだ罪は極刑に値するのだ。)

その他にも、昼時で小休止かなんだかしらないが、何台もつらねて道端に止めてた選挙カーがあったな。それもクルマの流れを悪くしていた。全く、日常から他人の迷惑に配慮なんかしない最低の生活態度が伺えるぜ。実際、選挙だからこのくらいいいだろうとゆー、そういうイナカもん*注な考え方が問題なんだ。政治をやらせて頂くとゆー、もっと謙虚な気持ちを持てんのかね。それで「お願いします」もクソもあったもんじゃないと思うけどね。政治のひとつもやろうという人間は、全国民の模範になるくらいでないといかんのだ。表面的なものだけでなく、人間性そのものがそうでなくてはならん。現実問題として、そんな政治家が「お伽噺」だってのもそもそも大問題なんだが、ともかく迷惑駐車を一般庶民と同じに「このくらい」と考えられるよーな連中に、社会的理想なんてものが実現できるとは金輪際思えんね。バカもの。身の程わきまえて、さっさと去れ!! (*著者注 : あやぼー言うところの「イナカもん」とは、「広い視野を持ってない人間」のことで、地域的に地方に住んでる人という意味ではありません。)

とゆーことで思いっきり怒ってしまいましたが、まあそーゆー連中はどうせ落選するでしょう。まかりまちがって当選しても、一回限りでしょうね。あれほどアホじゃ。

それはともかく、あの選挙活動ってのがそもそもあまりにもバカバカしい迷惑行為だと思いません? 政治のひとつもやろうという人間は、日常から自分の思想を明らかにして、こう考えるからこうしたいという理想をですね、有権者の皆サマに知っていただく努力というのをするべきで、短い選挙運動期間の間だけ、自分の名前をがなり立てて走り回るとゆー、そういう前時代的マンネリに甘んじていられるというオリジナリティの無さだけでも「私はアホです」と宣伝して回ってるよーなもんだと思いますけどね。今はネットもあるんだし、本当に政治的理想を追求したいなら、日常から一人の人間として支持を集める努力をするべきですよ。まあどうせ、あんな連中に政治的理想なんてものはクスリにしたくも、ありやしないでしょうけどね。けけけけけ♪そりゃ、期待するだけムダってもんだ。しかしまあ、本当に価値ある政治家として立ちたいという理想を持っておられる候補者の方は、活動の方法論から新しく案出してゆくべきだと思いますよ。

私個人のことを言えば、政治なんて国が壊れない程度にやっててくれりゃいいってゆーか、昔みたいに封建的な方向にさえ走らなきゃそれでいいわけで、どうせその程度の知能のやつが集まってやってんだから大した期待はしてないし、自分のことは自分でするわって方だからどーでもいいんですけど、迷惑かけられるのは我慢ならないんだな。皆さんもっ、これはヘンだと思うことは、きっちり怒るようにして下さいね。でないとこの国、ますますアホな人たちのいいようにされてしまいますよ。

      

★テンキー発見★

ノートパソコンのキーボードには、一般にテンキーがない。だから大量に数字入力するためにはテンキーボードとかゆーやつを買わなければならないかと思っていたら、なんと、ちゃんとあるんじゃないですか、Num Lk (ニューメリックロック) という、キーボードの一部をテンキー状態で使えるようにする機能が!!

文章を打ってて、いきなり一部のキーが数字しか出なくなったんで、なんで? とかパニクってよくよく見たら、細かい字でキー側面に数字が書いてある。どうやらこれはテンキー配列になっているらしいと気づき、マニュアルでチェックしてみたら切り替えが出来るんだってさ。これは知らなかった。実はこのパソコンを買う時に購入窓口にテンキーのことを聞いた時も、ノートには一般にテンキーって付いてないですよねって確認したのに、付いてないって言ってたんだ。それで、そんなこと出来るなんて思ってもみてなかったのにぃ。だーかーら、あのサポートとかゆーのはアテにならんと言うのよね。

ま、ともかくこれでテンキーは買わずに済むのでラッキー♪ テンキーに馴染んでる私には、横一列の数字配列って多少慣れても使いにくいなって思ってたから嬉しいぞ。

      

2006.10.22.

★家の中では★

あやぼーは自分の書く小説の中ではインテリアとかファッションとか凝りまくらないと気が済まないタチなんですが、それでは肝心の実生活はとゆーと、これはもう凝ったインテリアなんてものとは全く無縁もいーところですな。そもそもディんちみたいな家に住んでたりしたら気が張って仕方ないとゆーか、とてもじゃないけどあんな細かいとこまで拘って生活できんわとゆーか、ともかく自分ちは最低限の家具しか置いてなくて、気に入りのものに囲まれてはいるけど全然凝った感じじゃなくて、一番お気に入りの部屋はハボぬいとかヨレた古ファビとか、あやぼー人形とか、そんなのがてんこもりに置いてあって、贅沢とはほど遠いんだけどそれがくつろげるねーって感じなんだな。

殆ど家具を置かないのは、これも閉所恐怖症が波及してるんじゃないかという気がしますけど、なかなか動かせないものがでんと置きっぱなしになってるというのがもう絶対イヤなわけ。私の閉所恐怖症というのは、通常言うところの物理的閉所に耐えられないのと同時に、心理的閉所にも耐えられない、つきつめて言えば自分の自由意志を妨げるようなあらゆる事柄に我慢ならないとゆー、平たく言えばワガママとゆーか、そんなよーなもんなわけです。だから生きてく上でもそういう危険性があるようなことは一切受け付けない。ともかく「しなければならない」とか「決まってる」というのが大キライなのよね。それはもう病的に。

そういえば、家の中でも春夏秋冬で通常いるところが違うし、ウロウロウロウロ拠点を変えて生活してて、それにつれてパソのいる場所もあちこち変わるんですけど、これまではデスクトップだったからウィリアムを動かすのがめんどかった。でも最近はグレがノートなので、移動がとてもラク。まあ、これって単に「落ち着きがない」とゆーだけの話なのかもしれないけど。

実際、インテリアにしてもね、日常生活してると雑誌に載ってるみたいな凝った感じにしたら維持が大変じゃないですか。家の中って一週間もほっといたらホコリだらけになっちゃうんだから、モノ沢山おくとそれだけで手入れが大変になる。根がめんどくさがりのくせにキレイ好きというのも困ったもんで、そうするとすっきりさせておくには大きな家具を極力置かないのがベストということになるらしい。例えどんなにお金持ちだったとしても、お手伝いさんとかに家の中の掃除とか絶対任せられないたちだしなあ...。スミからスミまで自分できっちりやんないと気が済まないの。人に頼んでも自分でやるほど徹底的にキレイにはしてくれないもんね。

ま、自分がくつろげればそれでいいのが家の中だと思いますけど、それにしても子供の頃からあんなにインテリアの本とか好きだったのに、自分では実生活でそういうとこに全然住もうとう思わないよなと最近気づいて、ちょっと不思議な感じがしてます。たまにホテルに泊まるとかなら豪華な調度も楽しめますけど、そういうのはもう自分の小説の中で思い切り書くの楽しんでるから、実際にめんどうかけてまで実現しようという気にならないのかな。

      

2006.10.14.

★ぼちぼちカスタマイズ★

新しいパソコンのグレアムくんがうちにやってきてから、既に1ヶ月が過ぎようとしてますが、ぼちぼち先代ウィリアムの状態に近づきつつあります。例のトラブってたMOの件も、ネットカフェでデータをCDに落としてくれば一番安上がりに解決できると気づき、そのセンでカタをつけようということになりそうです。私が買ったときよりMOドライブも安くなってるとはいえ2万くらいはするし、しかも比較的新しい型のものでも、デュアルコアのCPUで動くかどうかは保障できないんだってさ。買ったはいいけど動かないじゃどーしよーもないし、後のことを考えればもうMOは使わないようにしてCDやDVDでデータを保存してった方が確実みたいだし、今更新しいMOドライブを買うメリットって少なそうだしね。

まあ、今や外付けのハードドライヴが2万もせずに買える時代ですから、MOも過去の記録メディアになりつつあるということなんでしょう。今買えるMOドライブでも、そろそろ生産終了とか言ってるものも多いみたいです。

それにしても7年ぶりにパソコン変えると、7年分の世の技術の進歩がどっと流れ込んで来ちゃう感じで改めて驚かされますねえ。ウィリアムの頃はDVDもCDもまだ読み出しだけしか出来なかったけど、グレは全部書き込みできるし、今やDVD-RAMが一枚千円くらいで買えるんだものなあ。まあ、慣れるにしたがって、そのへんのメリットも享受できるようになってくんでしょうけど、始めはちょっと戸惑っちゃいますね。CD-RWって何? とかDVD-RAMとRWは何が違うんだ、とかね。日常使ってないと、そんなの全然わかんないから。でも、もう覚えたもーん。

ところで、皆さんキーボードにちゃんとカバーかけてます? 私は用心深いので、もしもの時のためにウィリアムが来た時からきっちりカバーしてありました。おかげで助かったってことも何回もあって、それでグレにもカバーしてやんなくちゃと対応するのがあるかどうか探したら、最近のノートはキーボードが一様にフラットなので、平たいシート状のカバーが殆どの機種に使えるんですってね。ウィリアムは、その機種専用のカバーってあったんですけど(今も一部の機種にはある)、ノートだけじゃなくてデスクトップのキーボードでも、大体の機種で使えるカバーがあるんですってさ。というわけで、早速購入してグレにもかけてみました。結果は、おお、ぴったり!!

キーボードに接触する面は粘着力があるので特にテープ止めする必要もなく、表面は適度に滑り止めが効いてる感じで指が滑らないのでキーが打ちやすくなりました。いろいろな製品が出ているようですから参考までに私が買ってみたものをご紹介しておくと、エレコム社のもので材質は「シリコーン変性熱可塑性ポリウレタンエストラマー(舌かみそうな名前だな)」だそうです。サイズ25cmX35cm、厚さ0.15mmで商品名が「ピタっとシート・SUPER」、お値段980円(お店によって多少違うと思う)。フリーカットでお使いのキーボードにあわせてカットして使えますってやつね。

それ買ったついでにディスプレイのクリーナーも買ってきたんですけど、アルコールフリーで、たいていのディスプレイに使えますってなってたので試してみました。グレは来た時からディスプレイに多少汚れが付いてたんで、キレイにしたかったんだな。使ってみると、さっとひとふきですっかりキレイになったので大満足。これで、いつもピカピカにしておいてやれるぞ。

フロント・ページもインストールしたし、キーボードにも慣れてきたし、あとはまあ、データさえ移し終えればほぼ元通りになりそうな感じです。良かった...。

      

★やっぱり根性ないとね★

レヴューとかで私は、中身が伴ってないやつに「いい男」なんていないと断言してますが、最近、草刈さんの若い頃のフィルムとか見てて、やっぱり彼も基本的にアーティスト気質なひとだなと改めて気づいたりしてます。そもそも私は、そーゆーヒトにしか興味持たないんだけど、なにしろ彼の存在を知ったのがずーっとコドモの頃なんで、自分でもそのへん全然分かってなかった時で、今になって自分の好みの基本が当時からそこにあったのかと感心したというか、感嘆したというか、感動したというか。

グリーンと同い年とか書いてましたが、私そのへんちょっと勘違いしてまして、実際には4つくらい草刈さんの方が上だそうです。まあ、同年代ではあるわけですが、それはともかくもともとモデルさんだったのは知ってました。17才でスカウトされて芸能界デヴュー♪って、それだけ聞いたら全然シンデレラ・ボーイじゃないかと思いかねないんですけど、草刈さんの場合、それ以前がけっこう苦労人。

お父さんがアメリカの方で、でも朝鮮戦争で亡くなってたので、お母さんだけに育てられたってことで、ま、そのへんの時代ですから日本全国裕福とはいいかねたし、彼も子供の頃からアルバイトとかして家計助けたりとか、大変な時もあったとか。そのへん知ると、なるほど北野晶夫ってゆー役柄も、草刈さん自身の中にないでもないキャラだったのかなと思ったりもしますね。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」とか言いますが、私もこれは名言だなと思ってて、のぽぽんと育ったやつは結局、どこかで「その程度」止まりになっちゃうんじゃないかって気がする。その17才でいきなりデヴューなんて話も、つまんないヤツだったら結局ただのモデルとかタレント止まりで終わっちゃうなんてことは、それこそよくある話だと思うし。当時も、それこそ若手のタレントとかモデルとか歌手とかあまたいる中で、他は全然キョーミなかったけど草刈さんだけはおや?と思うものがあって、そりゃもう抜群の美形だということの他にですよ、なんか観客にヘンに媚びてないとことか、きっちり自分の意志のありそうなとこだとか、そのへんが回りにおだてられてその気になってるだけの三文タレントとはまるっきり違って見えたもん。

あのっ、誰が見ても美形と認めざるを得ない容姿にも驕ってるようなとこ全然なかったしな。で、やっぱり今の目で見ても昔のフィルムなんかまだ若いのに演技力が大したもので、例えば田中邦衛さんなんてめちゃうまい俳優さんじゃないですか。それとあれだけ意気の合った演技が出来るってだけでもすごい努力してんなというか、他に主演作品だけ並べてみても絢爛たるもので、でもそれに見合うだけの努力が裏に絶対あるよなあとつくづく思っちゃうんですよね。偉いわ...。

それ言えば、グリーンとかでも実のお父さんがドイツ系だったから、そのせいで中学でいじめられて転向しなきゃならなかったとか(ガートサイド氏はお母さんの再婚相手だから義理のお父さん)、フェリーさんにしても、彼はご両親が教育熱心だったからそのへんは恵まれてたようですけど、でも裕福じゃなかったから子供の頃からアルバイトとかしてお小遣い稼ぎしてたっていうし、まあいろいろきっちり苦労させられてるとこがあるから根性育つってのもあると思うんですよ。まあ、芸術家気質ってのは、それだけで社会的ハンデって生まれつき負ってるわけですけどね。

ともあれ思うに、案外70〜80年代の芸術的隆盛って、歴史的にそれに先んじる戦争と終戦の影響ってあるんじゃないかなあ。その時代にコドモやってりゃ、みんなそれぞれしなくてもいい苦労とかさせられる確立高かったと思うしさ。その反動で意志とか根性とか、こういうことをやりたいという希望とかもしっかりしてる人が多かったんじゃないかという気もするし。それ考えると、昨今の音楽にしても映画にしても特筆すべきものがないって現状は、世界が平穏すぎるせい? ニューヨークも治安が良くなってこのかた、芸術的にはロクなことなってないような気がするしな。かと言って、あんまり貧困すぎるとそれこそ芸術どころじゃなくなるし、逆に韓国とか中国なんかが経済的にも社会的にも過渡的な位置にあるから、かえって才能が育ちやすいのかもしれない。

またなんか話がえらいとこに飛躍してますが、例の「華麗なる刑事」のDVD、VOL.2が来たので楽しく見てたんです。そのへんからまたアタマがヘンな方へぶっとんでたんですが、それはそれとしてこれけっこう解説がしっかり書かれてて、作品の作られた時代背景とかも分かってそっちも面白いですよ。リリースする側がけっこうリキ入ってんなという感じで、ふつー、CDのライナーとかが如何にお座なりかというのはコアな洋楽ファンの方ならよくご存知だと思いますが、こういうのの解説って「付いてるだけ」みたいなの多いじゃないですか。でも、これのはこの皮肉屋の私をして、「へえぇぇぇ」とか「ほぉぉぉ」とか、そりゃ知らなかった気づいてなかったなんてことが書いてあって読んでて面白い。

で、この作品に赤のギャラン・Λってクルマが出てくるんですけど、これがまたカッコよくてね。それをまた草刈さんが乗り回すもんだから、今見てもやっぱりカッコ良かったりするんだ。でもクルマの話になると長くなるので、続きは次回の更新でということにしておきましょう。待っててねー。

      

2006.10.9.

★いよいよ秋★

ちょっとお天気の悪い日が続いていましたが、今日あたりから秋晴れの気持ちいい日が続きそうです。あやぼーも不調からやっと回復してきたので、今週はしゃーるさんとお散歩に行けるかなと思ったりしています。しゃーるさんもですが、齢17才を超えたカロちゃんも5月にエンジン周りの部品をリフレッシュしてもらったので絶好調だし、クルマたちにも良い季節がやって来たこともあって、非活動的な私も彼らのおかげでちょっとは活動的な毎日が送れそうです。土、日、月と三連休でもあったし、皆さんも、あちこちお出かけされたことでしょう。

それにしても、いよいよ本格的な秋になりつつあり、予約してあった秋のお洋服なども、ちょこちょこ入荷連絡とか来たりしてて、取りに行くのが楽しみです。夏の間は殆どロリな服を着ない私ですが、これからは、いろいろ重ね着が楽しい季節。やっぱりこういうお洋服には秋冬が最高ですね。

ところで滞っているMagazine Workshopの更新ですが、ザッハのページもケーキ本体の作り方解説は書きあがったので、あとオマケのミニ・チョコ菓子の解説が書けたら出せそうです。コレ、苦労したけど本当に美味しくって、生クリームを添えて食べたらもう絶品なんですよ。チョコレートって冷えると固まってまろやかさが死んじゃうから、室温で保存できる今くらいの気温が一番美味しく食べられる感じですね。秋のお茶菓子にばっちしです。

美味しく作るにはほんのちょっとのことなんですが、ココ!! というポイントがあって、そのへんもきっちり解説してますので、お菓子作りの好きな方は楽しみにしてて下さい。ザッハって作り方が何通りもあって、それをいろいろ試してみてたんで予告してから軽く一年は経ってしまいましたが、ま、そのへんが個人サイトの間が抜けてて微笑ましいところかと思います。Sweets!のコーナーも例によって気楽に始めたページなんですが、根が凝り性なんでやってるうちにナマイキに味を追求するようになっちゃって、それでこんなに時間がかかっちゃうんですよね。お菓子の本ってけっこう不親切だったり、味が悪かったりするものとかもあるので、たいてい一回では気に入らない場合が多いしな。それにうちでページにする以上、やっぱりあやぼーオリジナルのコツとかも入れたいじゃないですか。ということで、時間がかかりましたが、来週か、再来週にはリリースできると思います。

それと秋のお洋服のページは2点まで写真撮れてて、あと一点何にしようかなあと悩んでるのでまだちょっとかかりそう。以前、ホームページをつくろうヨ!!でスタイルシートの解説を始めるぞとか言ってたのも、そろそろやらなくちゃな。

それにしても、こんなネットの片スミでやってるサイトですが、コンスタントにお客さまも来て下さるし、本当に有難いことだなあと思ってしまいます。あやぼーは、とにかく好きなようにさしとけば機嫌がいいってヒトなんで、こういう思いのままってゆーか、やりたいことやってて気に入って下さる方があるというのが一番理想的なんですね。世間に合わせるなんてめんどくさいことは絶対できないタチだし。

ともあれ、そういうお客さまに感謝しつつ、更に幅を広げる努力をせんといかんなあと思う今日このごろ。そもそも「workshop」というタイトルそのものが「やってみよう精神」を表現してまして、とにかく私ってキョーミのあることには何にでも首つっこむヒトなんですね。それで面白ければ続くし、合わなければ続かないし、人間ってそーゆーもんだと思うんです。そういうことの繰り返しで残ってくるものが本当に自分の好きなことだというか、だから何でもとにかくやってみるのが第一歩。それでよけい、やってみもせずに人生諦めてるような連中がキライなんだろうなあと思いますけど、ともかくそれで、うちの常連さんには、何であれ「やってみる」というキッカケを広げてもらえるようなサイトにするというのが理想なわけです。あやぼーは、いくら社会が豊かになって与えてくれるものが多くなったとは言っても、結局、人間って自分で手に入れたものでしか本当には満足できないものだと思うんですよね。だから自分でやらなかったら幸せにはなれないと思うし、それで本当に自分の好きなことを見つけるというのは人生最大の課題ではないかという気もするんだな。

ま、なにしろ本人が先天性ナマケものという不治の病を抱えてますので、どうしてもぼちぼちってことになりますが、9月はパソコンの入れ替えとか、熱出したりとかであまり更新できませんでしたので、10月からはまた頑張りたいと思います。

      

2006.10.3.

★有難い、有難い★

身体の具合が悪くなっていつも思うのは、健康に美味しく食事が出来るということが当たり前なよーでいて、実はすごく幸せなんだなってコトですね。十代の頃に一度、病気で死にかけたことがあるとか言ってたと思いますが、あの時もモノ食べられなくって点滴でもたせてたから、切実に「美味しく食べられる」ということの有難みを思い知りました。でも、ついつい忘れがちなそーゆーことを忘れないようにと、神さまは人間を時々は病気にするのかもしれません。

あやぼーは哲学(論理)信奉者なので、一切の宗教とは関係がありませんが、そのくらい神さまなんてものと縁のない私をして、たまに神さまって本当にいるのかも...、とか思わせられることがあります。でもそれは、欺瞞でいっぱいの大方の宗教とは何の関係もないところで感じることですけどね。

ところで、なんか私って昔からすっごいポジティヴというか、生命力旺盛なヒトで、そんな「手遅れで危ないかもしれない」なんてゆー死地にいる時でさえ、治ったら何食べよーとか考えてたんですから、こりゃ死なんわとゆーか、よく病人は自分で食べ始めたら回復しだすとか言うじゃないですか。それと同じようなもので、どんな時でも食べるものに執着してられるくらいなら、そうそう簡単には病気なんかにやられやしませんな、私は。それで今回も治ったら食ってやる〜、とか思いながら乗り切りました。完全に回復するにはまだ少しかかりそうですが、とりあえず歯の痛みもとれてマトモにものが食べられるようにはなってきたので、ひと安心です。よし、食べるぞ!!

       

★つくづく、すごい人気★

メタリ・マグダレンのケープ付きミディコート、なんと今年で3年連続再販、そして受注受付が始まって数日で予定数完売。しかも4色もあるのにそれが全部完売ですよ。その上に今年の新作コートも同時受注だったのに、その両方が早々に完売して、新作分は更に追加受注してたくらいの大人気でした。かく言う私もこれは大のお気に入りコートで、一昨年に黒とシュガーローズ、昨年は白をオーダーして、4色中3色を揃えてしまったくらいです。今年は、残りの濃いめのローズを注文しようかと思ったりもしましたが、同じデザインで4色あってもなあ、と悩んでるうちに完売してました。ケープ付きコートとしては、これまで見た中で一番ステキなデザインだし、人気なのも頷けます。あやぼー的にはケープコートと言えば、このミディ丈のと、一昨年のメタモルさんのロングのと、その前の年のメイデンさんのハイカラー&ロングのは究極ですね。

今年は他にもずっと欲しかった一昨年のJSKなんかも再販になったので手に入れることが出来ましたが、残念ながらリボンロングコートは再販されませんでした。来年もリクエストを続けようと思ってますが、これはシンプルなロングコートですけど後ろが編み上げになってて、すっごいステキなんです。黒とキャメルは持ってるんですが、買い逃してて悔しいのは特に白で、昨年、今年とリクエストし続けてます。しかしさすがにミディ丈の人気がすごいらしくて、ロングの方はなかなか再販してくれません。来年は、どうかな?

しかしそれにしても、やっぱりこういうお洋服、好きな人って多いんだよねえ。街中であんまり見かけないけど、隠れファンみたいな人たちがいっぱいいるんだろうか。昨今は、ガーリーなお洋服が全盛を極めつつあるので、皆さんぜひ今年は、ビシバシ着て歩いて頂きたいものだと思います。

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