過去ログ

2002 * 2001.10月〜2002.6月

 >> AYAPOO DIARY   >> TOP PAGE

 

 

更新までの期間が、けっこう長いので、たまに日記を書いてゆこーかな、と思ってこのページを作りました。

いつ更新するかは気分次第なんで、たまにのぞいてみてね〜。

(2002.8.29.より、一応毎週更新を心がけています。)

更新の準備状況とか、その日ちょっと考えたこととか書いてくつもりです。日記版あやぷーもよろしく!!

ちなみにこのページでは、新しい記事から上に載せて行ってます。

 

2002.9.29.

★スクリッティのニューシングルって...★

なんか、スクリッティの新作シングルが出るの出ないのという情報が入って来てます。ホントだと嬉しいんですけど、いちおー、手に入ったらお知らせ頂けるようお友達にお願いしてますので、次回の更新あたりまでには、はっきりしたことが分かるんじゃないでしょうか。も、ちょっと待ってねー!!

      

★熱は下がったけど...★

なんか、この2週間「熱があってしんどい」とゆー免罪符のもと、何もせずに過ごしてしまいましたねー。当然、更新の準備なんか、すっかり止まってますねー。ああ、また伝家の宝刀を抜くしかないか...。伝家の宝刀って、そりゃーもー、「更新延期」に決ってるじゃないですか。社会に対して何の責任もない個人サイトの特権!! でもあんまりコレばっかりやってると信じてもらえなくなっちゃうからなー。ここ2回ばかし続いてるし、今度こそはと思ってたんだけどなあ。う〜ん、今の状態ではヤバいな。そんなこと言ってるまに1ページでも作りゃいいのに、ホント私の性格ってギリギリになんなきゃ何も始められないという先天性ナマケモノ。まー、とにかくあと10日あるんだし、なんとかがんばってみますけどねー。ああ...。

     

★熱があると言いながら...★

熱があるの何の言いながら、こういうコトだけはしっかりやっていたりする...。

えっと、あやぼーの今まで作ったパッチワーク作品の中では、このへんけっこう大作でした。なにしろバッグなんて初めて作りましたから。で、バッグの方に人形みたいのついてるっしょ。コレはねー、ジンジャーくんなんだな。知ってる? クッキーで人型に焼いたやつで、そういうのがあるんだけど、それをモチーフにした飾りなんですよー。実は見本に出てたこのジンジャーくんが、あまりに可愛かったんでこのバッグを作ってみようかなと思ったのね。ま、なかなかうまく出来上がったので満足してます。キットではジンジャーくんを縫い付けちゃうってことになってたんだけど、取り外しも出来るようにブローチピンを付けてあるのよん。あとヨコに写ってる半円形のは「お針ポーチ」です。コレもなー、芸が細かいんだよー。ひとつずつ説明するぞ!!

えっと、まずバッグなんですけど、コレは正真正銘、うそっこなしで全て手縫いです。パッチもキルティングも、持ち手のステッチとかも、全部手で縫ってます。一週間〜10日くらいかかったんじゃないかと思いますけど、ミシンでやるよりなんか出来上がりの雰囲気が柔らかくていい感じですよ。これだけテマかけたら、あだやおろそかに使えないなあ、と思ったりしますけど、実際どんな高級品より大事にしたくなっちゃいましたね。下の写真は作成過程で撮ったものです。

 

パッチワークが完成した状態

 

底布をつなげてキルティングが完成した状態

 

     

なんか楽しかったので、今度は赤系で作ろうかなと思って、布を物色してるところです。で、次に「お針ポーチ」の方ですが、拡大すると、こんな感じになります。

 

 

表面の全貌、これが半分に折ってある

 

中身にはネル地がついてて、針などをさしておけます

ポケットはハサミ入れ、反対側には小物入れもあるの

 

      

この表面のパッチワークが、けっこう細かくて大変でした。でもわりとキレイに出来上がってるでしょ?? ひとつ作っておくと布のデザインを変えて違った雰囲気のも作れるから楽しいのよね。もちろんこれも全て手縫いしてます。パイピング(ふちの処理)もキットの説明ではミシンって書いてあったけど、意地で手縫いしたのだ!! 殆どミシン目と同じくらい細かく縫ったぞ!! でもどっちかってゆーと、私はパッチは好きだがキルティングは好きくない。ワタがもこもこしてて針を通しにくいからめんどいんだもん。でもパッチだけじゃ作品にならなしいな...。

ってワケで、9月は既に4キット完成させてしまった。そして今...。実は赤系の布でバッグを作ろうと思って、ヒルトンのホビーラ・ホビーレに布の物色に行ったら、かわゆいパッチワークのリンゴを見つけてしまったのであった。でキットを買ってきて現在作成中。次回のこのページの更新では、それをお見せしようかなと思ってます。今日明日で出来そうだから、結局今月は5キット作ってしまうことになるのね...。如何に私が今、手芸に凝ってるかを如実に語ってますな、この数字は...。来月は何作ろっかなー??? 

...サイトはどーなってるんだ、って??? まー、なんとかなるんじゃないですか。大丈夫、大丈夫...。(ホントか??)

ともあれ、これからの季節、家にこもることが多いし、けっこう手芸って冬向きの趣味かも。ぜひこの冬はパッチワークの大作に挑戦したいと思ってます。皆さんもやってみませんか?? 楽しいよっ!!

      

2002.9.20.

★熱出した...★

37度って大した熱だと思わないかもしれないけど、平熱35.5度以下のあやぼーにとってコレは、ふつうのヒトの38度に匹敵するんだ〜。しんどいよ〜、つらいよ〜、たすけて〜〜〜...(元気がない...)

こんな熱出したのホント久しぶりだけど、ここんとこ毎日夜おそくまでチクチクチクチクやってたので、とうとう身体が限界きたのかもしんない。だって縫い物始めると止まんないんだもん〜(自業自得か...)。でもまあこうして身体が「それ、ちょっちヤバいよ〜」という信号を出してくれるから、おおごとにならずに済むんだよな。そういうワケで今日は身体からの救難信号を受けて、薬飲んで一日くーかくーか寝てました。今日、今はまだ19:00くらいだけど、このあとすぐまた寝ちゃいそうだあ...。とにかくこうなるとただひたすら24時間とか36時間とか寝つづけられるというのは、あやぼーの特技かもしれない。でスッキリして目がさめると、たいてい熱ってひいてんのよね。まあ、季節の変わり目でもあるし、夏の疲れとかも影響してるんだろな。今年の夏は、とにかく暑かったし、皆さんも気がつかなくても疲れてるかもしれないから、栄養と休養、取った方がいいですよ。

それにしても昔から私のこの異常な(??)平熱ってのは厄介で、コドモの頃なんて「しんどい」とか言っても熱はかるでしょ、そしたら36.5度くらいしかなくて、「なんだ、平熱じゃない」で済まされちゃうの。うんと小さい頃は自分の平熱を知らなかったから、仮病とか言われたりとか。今でも病院行って熱あるんです、って検温してもらうと、36.5度っての見て看護婦さんなんか平気で「熱ないじゃない」ってゆーもんな。ハラ立つよ、実際こういう場合。なんでそー先入観でモノ言うかな、って、具合悪いし余計腹立つの。だいたい、そんなの学校の保険の教科書とかでも教えてるじゃんねー、自分の平熱を知っておきましょう」なんてのは。それって、やっぱり平熱ってヒトそれぞれだからだよね? それをプロが平熱も聞かずに「熱ない」って判断すんなよ!! (やっぱ、しんどいから気持ちが荒れてんなあ...。つい文句が言いたくなっちゃう。)でもまあ、怒っても仕方ないから平熱の説明からすることになるんだけど、熱に限らず何にせよ先入観でモノ言われるとキレるからな、私って。「なんでこいつらこうバカなんだ」って、ふだんはけっこう自粛してるんだけど、たまに機嫌が悪いと「いじめっ子あやぼーモード」に入ってキレる。そっち入ると極悪非道になっちゃうからめったに出さないんだけど....。

まー、それはそれとして、昨日はそんな熱あるくせに晴れてたし、この日を逃したらいつ行けるかわかんないので、神戸の布引ハーブ園に行って来たのよ〜。なんでかってゆーと次のSecret Gardenで紹介しようと思ってたからで、解熱剤飲んだし、この程度の熱なら昔はよくあったからクスリ飲んでればなんとかなる。ま、くわしくは本編でってコトになるけど、ちょっと印象なんか書きたかったんだよね。でも今日はやっぱりアタマが死んでるから、このくらいにしておこうと思う。次の更新までには元気になってると思うけど...。で、今日は短いんですけど、次でまたがんばります。

      

2002.9.13.

★前回のつづき★

よーし、よし。毎週更新もこれで4回目だな。4回!! 約1ヵ月、更新し続けてるってことになるんですよー。すごいすごい。(自分で言うのもなんだが...)

さて、まずは前回の続きから始めましょう。まずはユザワヤに行った次の日の話なんですが、久しぶりに、しゃーちゃんと六甲のアクタスに行ってきました。アクタスってのは、43号線沿いにあって、インテリアのアクタスのショールームがメインになってるんですが、他にもいろいろお店が入ってます。なんでココを知ったかというと、もともとはインテリアの方じゃなくて、CGのクルマ用品ショップ「ル・ガラージュ」があるからなんですけど、今回ホント久しぶりに行ってみたら、ちょっと残念だったのがル・ガラージュが半分の規模になっちゃってたこと、それに以前はココ、いくつかあるインテリアや雑貨、ガーデニングなどのお店全部が建物内でヨコにつながってて、ひとつのお店から次のお店へ、外へ出ないでスムースに移動出来て、そのせいでものすごくお店全部が空間に広がりや奥行きを感じさせる設計になってたんですよね。このコンセプトがすばらしいなあ、と思って見てたから、これを全部お店ごとにマジキリしちゃって一店舗ずつ分断してしまったのは、ものすごく残念だった。

こうなると、どのお店もエントランスから別々に入らなきゃならないから、すごく入りにくいし、お店それぞれが狭く感じるんだよね。まあそれが普通なんだけど、以前は他にちょっとない雰囲気で、その一番奥に「ル・ガラージュ」があるから、なんかものすごくオシャレな感じして好きだったんだけどなあ..。なんであんなに変えちゃったんだろ??

まあ、それはそれとして、良くなってたとこもあって、以前行った時は、まだ工事中だったマザー・ムーン・カフェがちゃんと営業していたのは嬉しかった。美味しそうなケーキもいっぱいあったけど、お昼時だったんで、ちょっとランチして、ケーキはテイクアウトにして来ました。ランチについてくる食後のお茶が、一杯分なんだけどちゃんと小さいティ・ポットでサーヴされたのは感激でしたね。やっぱりリーフでティポット使って入れてます、ってのがウレシイ。で写真はテイクアウトしてきたケーキのうちのひとつで、フルーツたっぷりのタルト!! コレが美味しかったんだな。乗ってるフルーツはねー、イチジクと、ブルーベリーと、イチゴとキウイとオレンジ!!

あとブルーベリーたっぶりのレアチーズケーキとかも買ってきたんだけど、ココはこれからドライヴ・コースに入りそうだなー。神戸まで出る気がない時なんか、お茶するのに丁度いい場所にあるんだよね。しゃーちゃんが止まっとける屋内駐車場もキレイなのがあるし。で、食事してたら、なんかいきなりスタカンの"ホーム&アブロード"が、かかったりしてね。"ホーム&アブロード"って、ライヴ録音のCDなんですけど、カフェで聞くとまたなんか雰囲気違っててよかったです(最初の1曲でアルバムタイトルが分かる私も私だが...)。スタカンってやっぱり「カフェ」ってムードなのかな、なんか最近、さりげによく耳にするような気もするんだけど、ま、やっぱりいいもんは何年たってもいいんですよね。(スタイル・カウンシルについてご存知ない方は、こちらでくわしくご紹介しています。)

いちおうこのアクタスの場所をお教えしておくと、43号線を神戸方面に走って六甲あたりまで来たら左手に注意してるとアクタスの建物があるんだけど、新在家の交差点のとこかな、イエローハットのおとなりです。周辺にお住まいの方は、ドライヴがてら寄るのにいいと思いますよ。お店で買い物するとか、お茶するとか何かお店を利用すると、3時間30分まで駐車料無料になるし(2002.9.10.現在のお話。その後システムが変わってる可能性もあります)、カフェの他にさっきも書いたけど、カー・グッズのお店(カーケア用品とかアクセサリーとか。ただしココはCGのショップだけあって、高級車オーナー向けのムードなんで、そのつもりで行った方がいいかも。コンセプトはいわゆる「趣味のガレージ」って雰囲気ですね。)や、ガーデニングのお店(イギリスのHAWS社製ガーデニング用品が豊富にそろってます。ココの霧ふきやジョウロはあやぼーのお気に入り)、それに犬好きの方にはペットのアクセサリー・ショップなんてのもあったし、オシャレなキッチン用品のお店もあります。もちろんアクタスのショールームが一番大きいお店なんで、シンプル・モダン系のインテリアをお探しの方には一見の価値ありですね。

うーん、ケーキ買いにドライヴってのも、ゼイタクでいいなあ...。

      

★また散財を...★

うっ、くっそー、最近、ムダなもんは買わない!! と誓ってるのに、またやってしまった。だいたいモノがこれ以上増えたら置き場所に困って、また一軒家建てなきゃならなくなったらどーすんだ、状態なのに、なんであたしは、こう散財をやってしまうのか。(お金もないのに...)

つまり、写真のクッションを買ってしまったんですねー、また。

私、けっこうクッションって好きなんですよ。90センチ角くらいの大きいのもあるし、30センチ角の小さいやつもたくさんある。使うと言うより飾ってあるって方が正しいかもしれないんだけど。

でね、これ25センチ角で、あんまり大きくないからすっごくカワイイんです。それでプライス見たら680円なのね、一個。あ、安い。そう思ってみてたら、お色違いも3色ある。前からよく書いてますが、あやぼーは「お色ちがい」に弱い。でもシリーズで3色並べとくとキレイだなー、とか思って、まあいいか、で3コレジに持ってったらねー、中身は別ですってゆーの!! 店員さんが!! ...でも25センチ角ってあんまり見ないサイズだし、中身がなきゃイミないじゃないですか、こんなの。45センチ角とかだったら、カバーだけのお値段かも、って思ったと思うんだけど、25センチって変則的だから、うっかりそこまで考えなかった...。で、「じゃあ中身はおいくらなんですか」って聞いたら1コ380円ですってゆーのね。一瞬どうしようかと思ったけど、他にレジ待ちしてるお客さんもいたからあんまり長く考えるのも悪いし、もう今更いりませんって言えないでしょ、この場合。で、中身も一緒に下さい、ってことになって、結局3コで3180円プラス消費税...。ううう...、大出費だあ....(しくしくしく)。

でも、やっぱり3コ並べて飾っとくとキレイなので、一応買ってよかったかな、とは思ってますけど、最近は3千円ってやっぱり大きいですよね??

       

★10月のリース、アイテムはコレ!!★

↓で、パッチワークのリースの話を書いてましたが、これにつけるアイテムも完成いたしました。まだリースにはつけてないんですけど、ね? 10月はハロウィーンなんですよお!! 白いのはオバケなんですけど、私がこのシリーズを作ろうかなと思ったのは、見本写真のこのオパケがめちゃ可愛いかったからなんです。もう少しカオが丸く作れてたら、もっと可愛かったかも、と思うんですが、裁断した状態の布にカオになるフェルトを縫いつけてから2枚を合わせてワタ入れてったら、厚みのぶんカオが小さくなっちゃって、おかげてイメージがだいぶ変わってしまいました。でもまあ、そこそこカワイイですけどね。

あとはカボチャ(作るのに6時間以上かかった)、魔女の帽子とホウキ、それに月と星です。この月ねー、型紙どおりに切って縫ったのに、えらく小さく出来上がっちゃって、見本写真でも、もっと大きいはずなのにバランスも悪いんで型紙を大きく取り直して大きい方の月を作りました。月をふたつつけるってのもヘンだから、リースにつけるのは大きい方だけになると思いますけどね。

それとホウキ。これキットに入ってたのはカントリーレース糸ってので、でも1.5m分しか入ってなくて、それで作ったら、なんか全然ホウキがフサフサしないんですよ。全然足りないって感じで。それで仕方がないので太手のししゅう糸を買ってきて作ったら、このフサフサした感じを出すのに8mほど必要だったのよね。キットについてた糸よりかなり太いので作って8m必要ってことは、これデザインした人はキットの糸・15mのつもりだったんじゃないか、とか思えたりして...。見本写真ってフサフサしてるんだもん。どう考えたって1.5mで、ああはならない。???、なんですけど、ともあれこの太手のししゅう糸ってのはいいアイデアでした。見本写真より良くなったんじゃないかな。こうして出来上がってみると、やっぱりこのシリーズも全部作りたくなっちゃいましたね。これってアイテムだけでも、かばんにつけたりするマスコットとかなりそうでしょ?

さてあとはリースにつければ出来上がり、なんですけど、完成品は10月更新のどこかのページでお披露目しようかなと思ってます。お楽しみに!! (ちなみに早くも現在、次のキット、パッチワークのバッグ作りを始めてたりします。最近「何でもいいから縫いたい!!」状態に陥ってまして、殆ど手芸中毒ですよ、これじゃ...。)

      

2002.9.10.

★パソコンなしでは...★

今日はちょっと送信してるヒマがないんで、これが出るのは明日(9/11)になっちゃうんだけど、まあなんとか毎週更新第3回も無事に一週間以内ってことでセーフですね。よしよし、なんとかなってるじゃないか。私にだって、やれば出来る、やれば!!

ところで、9/10までオフライン休養するとか言ってたものの、やっぱり前の時みたいにパソコンから完全離脱するということはさすがに出来なかった...。ホントは一週間おきくらいでオンとオフを切り替えた方が気分的に集中力が増すような気がするんですが、インターネットにつながないだけじゃなくて、パソコンもつけない日々、というのは最近ゼイタク品と化しつつあるのかもしれない。考えてみると、今もう10月の更新があと1ヶ月と迫って来たから、またページ作りに励まなきゃならない時期だし、そのあとは↓でも書いてるとおりウィンター・スペシャルで四六時中、更新ネタ作りをやりまくる日々が待っているし...。もう年内はパソの顔を見ずに過ごせる日もそうあるまいかと思われる。もちろん好きでやってるんだから、それはそれで全然かまわないし楽しいんだけど、8月に一週間くらい、これは完全にパソコンもつけないで過ごしたら他のいろんなことが出来て、それもなかなか良かったんですよね。でもああいうのは、これから年明けて1月の更新が済むまで、まずなさそう。う〜ん、あれは貴重な日々だったな...。私もだけど、きっと皆さんも気がつかないうちにパソコンなしで済まない日常ってものに、ひたりこんでしまっているのかもしれませんね。

ともあれ、10月リリース分のページを今やってまして、いちおうヨモが大体出来て、あとHP教室(やっぱ、人気だわ、これ)を1ページ作りはしたんですが、今回テーブル(表)の基本を皆さんにしっかり覚えてもらいたいと思ってて、そしたらサイズ指定だとか、配置だとか、ワク線だとか、いろいろ細かいコトまで説明しておかなけりゃならないなあ、と思わざるをえなくて、結局あと2ページくらいは作らなきゃ、なんですよね。このテーブルってのは、通常思われているように単にデータや画像の整列に用いるだけではもったいないもので(それでは芸がない)、アイデア次第で利用価値の高いアイテムだけに、やっぱりしっかり理解しておいて欲しいと思っちゃってさ。で、そういう基本から、あやぼーがページでどういう利用の仕方をしてるかまで書こうと思ったら...。なんか今回テマかかりそうです、コレ。

でもやっぱり、HPってインターネットやる人の多くが作りたいと思うものってコトなんでしょうね、この人気見てると。ま、この際、どうせならHTMLの基本講座とかもコラムかなんかでやるのもいいかなって、思ってます。いちおー、「にっぽんのホームページをもっと多様に!!」ってのが、このHP教室を始めた動機なんで、ホント参考にして下さる方が多いと嬉しいです。あやぼー自身も、まだまだお勉強の余地ありなんですけど、ま、がんばりますので今後ともどうぞごひいきに!! HP作ったら見せてね!!

そしてHPと並ぶ日本人の注目アイテムと言えば、やはりこれは英語でしょう。↓で、このページで言ってることに責任は持たん、とか書いてますが、英語教室については、ちゃんと責任もってホントに作るつもりでいるかんね。でも始まるのはもう少しあとになるかも。どちらにせよ、これも多分あるていど形になってきたら、絶対バクハツ的な人気を博すことはウケアイだから、私としてもやりがいはあります。やっぱりねー、一生けんめい勉強してらっしゃる方にほど、絶対使いこなせるようになって欲しいですもんね。まあそんなこんなで今は10月更新の準備をぼちぼち始めてるってとこです。

      

★次のキットはコレ!!★

さて昨日と今日はちょっと時間があったので、また神戸のユザワヤ探検に出かけてって、あれこれ手芸ネタを仕入れて来ました。で、何を買ってきたかってゆーとねー。まあいろいろなんだけど、カントリー・ドールの方はエプロンドレスなどのアイテムも大体出来上がってしまったので、手持ちぶさただなー、と思ってたとこへ5日ごろ、注文していた新しいキットが到着したわけです。そこで早速ファビの知育玩具・第6弾を作り上げ(これについては、またFurby Fantasyでご紹介するつもりなので、それまでどんなのかは内緒)、今は次のやつに取りかかってるんですけど、それがパッチワーク・キルトを応用した「季節のリースセット」、ってのなんだな。で、いろいろな色柄の布を使うので、それにあわせた縫い糸が必要になるんだけど、まずそれを探しに行ったんですよ。そしたらね、パッチワーク用品のところに縫い糸50色セットなんて願ってもないものがありました。横の写真でお分かり頂けるかと思いますが、一色ごとに10ヤードという小巻になったセットで、いろんな色が少しずついるという今回のキット・シリーズにはぴったり。しかもお値段、なんと360円(ユザワヤ会員は更に10%引きで買える!! あやぼーはこういう特価品が大好き!!)で、「どうせ余るのに各色買うのはもったいないなあ...」と思っていた私は飛びついたのでした。

今回のキットは12ヵ月連続で送られてくるシリーズなんで長丁場なんですが、見本写真を見ると、かなりいろんな色の布を使ってあるものの、この50色セットさえあれば無敵!!(それに色がいっぱいあるのは楽しい!!)

そこで昨日の晩は早速そのキット作りに取りかかったのでありました。で6時間半かけて出来上がったのが、この丸いリースなんですねー。これねー、もー、なんか大したもんには見えないかもしれませんが、なかなかテマヒマかかってるんですよー。どーやって作るかってゆーとね、まず布とキルト芯(キルトの中に入ってるシート状になった綿のこと)をですね、6x85cm(キルト芯は8x85cm)の長方形に切って、布の間にキルト芯を半分に折って巻き込んでから、まつりとめてくんです。でもね、キルト芯ってワタでしょ、よーするに。ふわふわしてて、なかなかうまいこと巻き込まれてくれないんですよ。で、こっちもキルトは正真正銘の初心者なもんでワケわかんないんだけど、ともかくチマチマと5センチくらいずつワタを巻き込んではマチバリで止めて、それでもフワフワ浮き上がってくるから指でしっかりと押さえて2〜3ミリくらいずつ縫ってったんです。85センチの長さを縫いとめるのに1本目は、なんと2時間もかかり、2本目、3本目と少しずつ早く出来るようになったものの、ともかくしっかり指で押さえ続けてるもんだから、直径1センチほどの棒3本出来上がった時には、指が痛くって痛くって(しくしくしく)。でも、あとはその3本の棒をたばねてミツアミにしてから輪にすると、このよーなリースのベースが出来上がるという次第なんですね。このミツアミに仕上がったのを見てると、なるほどこういう持ち手のついたキルトのバッグってあるよな、あれはこうして作ってあるのか」と納得してたんですが、これにいろいろアイテムをつければいよいよ完成。アイテムの方はこれから作るんですけど、知育玩具で作ってたフルーツとかお菓子とかと基本的には作り方もそんなに違わないので、それほど苦労はしなくてすみそうだし、たぶん次回の更新では出来上がった「10月のリース」をお目にかけられると思いますよ。10月といえば、そうあの...。へへへ、なんでしょねー??? お楽しみに!!

私わりと前回のフェルトの知育玩具っての、作るのにけっこうハマってたんですが、6回で終了するキットだったので第6弾が出来たらもうおしまい。応用でもう少し色ちがいとか作るつもりではいますけど、何もなくなると淋しいんで、その代わりにこのリースを作ることにしたんです。パッチワークって昔からやりたいなあと思ってたしね。始め作り方を見た時は、わりと「カンタンすぎてつまんないかも」と思ったりしてたんですが(知育玩具は、あれで結構テマかかるのが楽しかった)、こうして作ってみると、なかなかどうしてやることが細かくて楽しいです。こういうのって、やっぱりテマをかけるのがダイゴミなわけで、ぱぱぱ、と出来ちゃうようでは、やはりつまんないですからね。そういう「細かいことにテマをかけまくるのが好き」というヒトには、手芸って向いてるんだと思います。実はこのキット、やる前は3回くらいで打ち切ろうかなと思ってたんですが、このミツアミにかかるテマが、なかなか気に入ったので12回シリーズ、全部作ろっかなー、と決意しちゃったりしました。

ところでキルトって、ミシン使っちゃうってヒトもあると思うんですけど、やっぱり本格的なキルト作家なんかは、ミシンなんて使わないらしいですね。昨日、「やっぱりキルトの本も一冊くらいあった方がいいな」と思ってテキトーに選んできた入門書があるんですが、この著者の方がなかなかすばらしい方で、本の方はお弟子さんのキルト作品がたくさん紹介されてるんですけど、もー、どれも芸術の域に達してました。ベッドカバーとかタペストリーとか、ああいう大物を、ひと針ひと針、手で縫ってくってのは、もうテマの極致だと思いますが、それだけに出来上がったものは作者として愛着もあるだろうし、実用品というよりはやはり「作品」なんでしょうね。私はこのキルトの色や柄を並べて配色してゆくってとこにけっこう昔からひかれてまして、いつかはやろうと思ってたんですが、どうやらなかなか私向きだということも分かったし、いくつか小品を作ったら大作に挑戦してみよ、っという気になってます。

ま、このキルトの入門書については、次回のこのコーナーででも、くわしくお話するつもりです。

さてホントは、このあとまだ書きたいことがいっぱいあるんですが、ちょっと今夜から明日にかけて忙しいもんで、とりあえずここまで出しとこうと思います。続きは次回、ってことで、またねー!!

      

2002.9.4.

★今回から...★

よし、前回の更新が8/29だったから、9/4で7日以内更新してるな。なんとかすべりこみセーフだぜ。

というコトで、毎週更新・第2回の今回より、新しく追加した部分は背景を無地にしておくことにしました。前回どこまで読んでいたか、区切りがハッキリしていいでしょ?

それにしても最近このページは言いたい放題言い倒してるんで、何かと「おいおい、そこまで言っていーのかよ」と思われる方もあるかもしれませんが、よーするにココは日記なんで、それがイヤなヒトは来なきゃいいし、テキトーにカゲキなことも書いていいってことにあやぼーが決めたんで誰も文句は言わせないぞ!! わりとHPってみんな気を使ってあんまりカゲキなことは言わない傾向にあるから、こういうページもあっていいんじゃないかと思うし。

まあ他のページではいつも、「つっこみようがないパーフェクト・セオリー」を心がけてるんで、まず大丈夫だと思いますが(それでもつっこまれて反論の余地がなかったら「ごめんなさい」するだけだしな。素直なのと潔いのがあやぼーのトリエなのだ。一般にこういう態度を軟弱とも言うが、どーせぷーたろだもん。責任感なんか私の過去の半生のどっかでコケむしてころがってるわよ。)、ココは特に「その日思ったこと」とか、あんましよく考えないで書いてるんで、発言に責任は持ちません。あらかじめご了承の上、お読み下さい。明日になったら言ってるコトが変わってても知らないもんね。

      

★そして9月...★

さて、そんなコトを言ってる間に、既に9月...。なんだかなー。あっという間に一年が過ぎるって感じですね。で、10月は秋の更新をやって、そのあと今年もウィンター・スペシャルをやるつもりでいるんですけど、去年は思いつきで12/10から始めてクリスマスまであまり時間なかった感じだったんで、今年は11/10くらいからやって年末までたっぷり50日間、盛り上がろうと思ってます。っても、あやぼーがカウントダウンしながら騒ぎたいだけなんで、ヴィジターの皆さんまで盛り上がれるかどうかは分かりません。ま、どこかで誰かが騒いでたら、そういうのって伝染するもんなんで、「わーわー、クリスマスだー、年末だー、お正月だー」という気分になってもらえれば嬉しいんですが...。内容的には1月に出す予定のページを出来上がり次第リリースしていくってのが去年やったことだったんだけど、今年はクリスマス飾りの作り方とか、音楽入りオリジナル・フォトカードがダウンロード出来るようにするとか、そんなのも加えたいなあと、思ってはいるが、どこまで出来るかは定かではない...。

しかしそれにしても9月に入って、なんかまた暑さがぶりかえしてる感じです。今年は前代未聞の暑さだったらしくて、私なんかはまだ山の中に住んでるからクーラーも入れずに乗り切りましたが、街中は地獄だったでしょうね。39度とかまで行ったとこもあるとかなんとか聞いてますが、まあ山の中でこれだけ暑かったんだから、それも当然と言えば当然でしょう。山の中に住んでると毎年クーラー入れたいほどの一日なんて、ひと夏に一度あるかないかなんだけど、今年は7月に一週間くらい死にそーな暑さが続いたあとついに「明日からクーラーを入れよう」と決意して、昨今ほとんどお呼びがないクーラーさんの手入れをしたら、とたんに涼しくなってしまった。で、結局、今年もクーラーさんは仕事しないままに夏を終わろうとしています。たまには動かしてやらないきゃいけないんですけどね。

それにしてもそんな暑さだったもんだから、今年はアイスクリームよりフラッペの方が美味しかった。いつもはフラッペってなんか、単に氷じゃないですか。あんまり「食べた」って気がしなくてつまんないんですけど、今年はさすがにこってりしたアイスクリームを食べる気がしなくて、ひたすらフラッペにハマってました。写真のは、ハチミツレモンのフラッペなんだけど、これレモンのスライスが乗っかってるとこがミソで、最後の方って溶けてきてあまーいシロップが残るんだけど、それとこのレモンのすっぱみがよくあってて美味しかったです。

昔、テニス部にいた時に、夏の練習の時、先輩かなんかがレモンをシロップづけにして冷やしたやつを持って来て食べさせてくれたことあったんですけど、あれ、なかなか美味しかったんですよね。なんかそんなのを思い出したりしました。そういえば私がスポーツなんてやってたのは、当時のテニスだけなんだなあ...。あのあとまったくそういうのと縁がない。やりたいなあとは思うんですけどね。なかなか...。

      


★一足お先に...★

8月に一瞬、10月みたいな気候になった日ってありましたよね。肌寒くて、あやぼーなんかカーディガンはおったりまでしてたんですけど、その時ちょうどベルメゾンに注文出すものがあって、ついでにこんなものまで早々と買ってしまった...。

通販カタログってけっこう季節を先取りしてて、もう秋冬もののが回って来てるんだけど、写真はホーロー・ポットとドリッパー&マグのセットなのだ。うちには丁度この部分の背景と同じようなブルーのホーロー・ポットがあってすごく気に入ってるんですけど、なんか最近妙に「赤」という色にハマってましてね。で今回のカタログにコレが載ってたので「今年の冬は赤いのにしよっかなー」と思っちゃったワケです。3800円というお値段もまあまあだったし...。ドリッパー&マグはイエローにしたけど、これ赤もあるんですよ。あやぼーのことだから、きっとこのあとイエローのだけじゃガマンできなくなって赤も買うだろうけど(お色ちがいに弱いからなあ...)、とりあえずはこの色。まあ冬先取りって感じですけど、寒い季節には良さそうなカラーリングでしょ? ドリッパー・セットの方は2040円です。(欲しいと思われた方にお教えしておくと、これはベルメゾン・カタログの「新生活館・秋号」に載ってます。)

なんでいきなりドリッパーかというと、もともとあやぼーはコーヒーってダメでね。親知らずが痛んだり肩こりしたりの原因になっちゃう体質なんで、ずっと飲まないようにしてたんですけど、2年くらい前に最後に1本残ってた親知らずぬいてしまってから、それが痛むという恐怖はなくなったからコーヒー飲みたいなあとは思ってました。でもコーヒーメーカーが必要なほどは飲まないし、紅茶があれば文句ないってヒトだからそれほど熱心にコーヒー飲もうとはしてなかったの。でも今回たまたまこんなセットも見つけたことだし飲もうかな、と。でも肩こりの方は相変わらず出そうだから、あんまり飲めないけどね。

ところでこのセットにはドリッパーとマグの他に、ドリッパー・レスト(写真で灰皿みたいなやつ)もついてるとこがグー。使ったばかりのドリッパーをそのへんに置いとけるのがいいよね。

ホントはもう少しあとに注文するつもりだったんだけど、先日の秋みたいな一日のおかげで思わずトチ狂って注文してしまいましたが、早々に到着したのでご披露してみました。食器とかキッチン・ツールを変えると、なかなか気分も一新されるものなんで、皆さんも一度おためしあれ。

      


2002.9.1.

★カントリー・ドール★

あやぼー作カントリー・ドール

作ったんだ!! 私が作ったんだぁぁぁ!!

(感涙)

 

最近、時ならぬ手芸熱にとりつかれているあやぼーは、よく大型の手芸用品店に出かけてゆく。

神戸にあるユザワヤは8階だてのビルが全館、手芸用品や画材などを集めたお店で、あれこれ見ていると一日なんかアッというまに過ぎてしまうが、そうなると特にこれまでは興味のなかったモノにまで手を出したくなるのが人情というもので(なるよね、なるよね?)、とうとう今度はカントリー・ドールを作ろうと決意するに至った。

お店に並んでいるのがすごく可愛くて、もともと人形があまり好きではない私も、こういうコットン系の素朴なのなら抵抗無く飾っておけそう。さっそくキットをひとつ購入して来たが、ファビ用知育玩具作りが忙しかったので、昨日やっと手をつけることが出来た。

人形のボディはわりかし簡単で、洋服もそんなにむずかしくない。なんだ、これなら...、と思ったがしかし、やはり落とし穴は待っていた。それはあのドールヘアだったのだ!!

だいたいカントリー・ドールの髪の毛なんてものは、もしゃもしゃクセッ毛ってのがお約束で、それ用に作られたドールヘアってものを縫い付けたりグルーで貼り付けたりするもんなんだそうだが、この髪の毛がなにしろクシャクシャ、モシャモシャしてるもんだから、なかなかどうしてうまくまとまらず、今日は一日その髪の毛と格闘するハメに陥ってしまった。まあ、やっとなんとか縫いつけたけど、一時は「もうダメか?!?!」と思うことさえあったくらい。いまでもちょっと見には一応それらしく見えてるものの、もっと慣れたら新しいのを買ってきて付けかえてやった方が...、と思うほどグシャグシャ状態。でもまあクセっ毛ってこんなもんかも(言い訳?)。

 

問題のドール・ヘア

一応見れないことはないが...

 

ともあれ写真のはまだ完成していなくて、このあとエプロンやブーツも付けなきゃいけないんだけど、まだ暑いからお人形もブーツなんか付けたくないんじゃないかと思うし、10月頃には全部付けた完成品をお見せしたいと思ってます。

ところで、そもそもどうしてカントリー・ドールに目がいったかというと、以前から私は自分の似顔絵として書いてる「あやぼー(HP教室のトップなどで登場している)」を、人形にしてみたいと思ってたからで、あれにエプロンドレスとか着せて、着せかえにしたら、いろいろドレスとかも作れて楽しいだろうなという野望を抱いていたからであった。

でも人形つくるのって難しそうだったから今までやってなかったんだけど、今回キットで作ったコがなかなかうまく出来たので(あくまで私の目から見てだが)、今度はあやぼーオリジナルの「あやぼー人形」を作るぞ!! (熱血!!)

なんか最近、自分で洋服をあれこれ選んで着るのが、いいかげんめんどくさくなりつつあり(飽きたのかも)、それで子供の頃でさえあまりやったことのない着せかえ人形に目がいくのかも。今回のキットではドレスとかは固定式というか、縫い付けて着せかえられないタイプのやつだったんだけど、そのへんはアレンジして、一応着せかえられるようにしてあるのよん。コーディネートって楽しいもんね。ま、あやぼー人形が出来たら、これもこちらでお披露目したいと思ってるのでお楽しみに!!

       

★悪意の背景★

あしべゆうほさんの「悪魔の花嫁」に"不信の背景"ってのがあったな、そういえば。

いや、それは何の関係もないんだけど、先日ある方が自宅の玄関にかけてあったリースを盗まれてしまったって話をしておられて、ショックではあったけど、そういう悪意があるからと言って自分のやりたいことが出来なくなるのはイヤだから、しばらくしたらまた新しいのをかけるだろうなとおっしゃってたんですよね。

あるよなあ、そういうこと、とか思ってたんですが、これってなんで持ってったかには少なくとも二通りある気がする。ひとつは「あ、キレイ。誰もいないしもらっちゃお。ラッキー」ってのと(こういうのもありそうな気はする)、「なによ、いい生活してて幸せでいいわね。持ってってやったらどんな顔するかしら」ってのね。そのかたのお住まいのとこってのがまた高級住宅地だってコトで、これまではそんなことずっとなかったのに、っておっしゃってたから、これはやっぱり後者の仕業なのかもしれないけど、まあ前者は、そりゃイケナイとはいえ、まだ可愛げあると思う。でも問題は後者の方で、私は昔からわりと何も悪いことしてないのにいやがらせされたり、ねたまれたりする方のヒトだったから、こういうヤツの心理ってのは長年の経験から学習しているのね。で、こういうヒトって結論をいえば「かわいそうなヒト」なんだと思う。私なんかは、昔からお洒落なおうちの前にそういうのが飾ってあったら素直に「いいなあ」と思う方で、「いつかは自分もやりたいなあ」とポジティヴに考えるから、そのうち向上もするし実現もするんだけれども、そこでネガティヴに考えて劣等感から他人の幸福の破壊に走るってのは、実際救いようがないと思いません? やっぱりそこには↓でも書いたけど、ものごとの前後関係を考えないアタマの悪さって大いに影響してると思う。

私はシアワセな人とか、何かできる人というのは、すごく努力してると思う。まあそりゃ、運もあるかもしれないけど、何の努力もせずに、やりたい放題でシアワセな人なんていないと思うよ。例えばいくら親がカネモチとかでも、残念ながらお金があれば幸福になれるかってゆーと、そんな甘いもんじゃないしさ。でも世の中には特に90年代ひどくなったような気がするけど、ゆわえる「中流意識」ってのが蔓延してるじゃないですか。この「ふつう」とか「中流」とかの意識は「みんな同じ」と考えることで安心するのと同時に、自分が努力しないことの言い訳にもしてるという気がする。で努力しないから向上しないし、横並びて満足とか言いながら解脱には程遠いからコソコソ回りを気にしてて、自分より誰か上に行ってないか常に気にしてるのよね、こういうヒトは。だから自分よりシアワセそうなヒトってのが許せないわけ。「横並び中流意識」にしがみついて自尊心保ってるからだよ。だから90年代の「バカがノサばる」って傾向は目に余るものがあった。

もー、私はこういうイヤガラセするとか、イヤミ言うとかの人間が蛇蠍のごとく大大大大大キライなんで、ズケズケ言っちゃいますが、ホントこういう人間って劣等感持つと法律とかも含めて一切の理屈や常識ってものが吹き飛んじゃうらしい。だからバカなんだと思うけども、でもこの「理屈や常識が吹き飛んじゃった」状態というのはケモノと同じだからハッキリ言ってほっとくしかないという気がする。どうせ自滅してるんだし、かまうだけバカバカしい、というか、自分と同じ人間だと思うべきではないというか。ともかくそういうのと行きあわないよう、ヘンに刺激しないようにしないとロクでもないことにしかならないしね(私も可愛いしゃーちゃんをなぐられたとかあるから、ホントにそういう連中を同じ人間と思うのはバカげてるとさえ結論してるし)。

私も昔はドア・リースとか飾ってたけど、そういうヤツもいるってことは分かってるから、イヤな目に合う前にヤメて今は玄関の外側はわざと殺風景にしてあります。まあ、私がやると不必要に華々しくなって目立ちまくるしな。

ともあれ昨今こういう話は増えてる気がしますね。高度成長期から80年代にかけて「身分意識」ってのが無理矢理センメツさせられたってこともあると思うけど、逆にね、もちろん家柄とか身分なんかに人間が個人として縛られる必要は全く無いんだけれども、逆に「個人である」ということには「個人としての価値」がついて回るってことでもあるわけです。社会的価値観による差別は少なくともタテマエ上しない傾向にあるとはいえ、だからといって個人全ての価値が横並びになったわけではない。それはありえない。だから、自分の無価値を認識して向上の努力をしなきゃいけないんとちゃいますか???そのへんカンちがいせんといて、と声を大にして言いたいですね、私は。

ありがたいことにウチのサイトに来て下さるお客様は皆さん大変お育ちがよろしくてシアワセな方が多いようで助かってますが(専門用語では「客スジがいい」という。...ホントか??)、まあそういう理由なき悪意の背景ってのは、ある種のカンちがいからくる「劣等感」である場合が昨今多いんじゃないか、というお話です。世相も世相だし。ネット上にもいろいろあるじゃないですか、そういうのって。でもコレってそのヒト当人の問題だしなあ。対策ってもない気がするね。でも確実に言えるのは、そういう他人を理由無く害するような人間はロクな一生が送れないってことだな。「天罰」ってのは、案外そういうコトなのかもよ。

      

2002.8.28.

★毎週更新★

↓でも、がんばろっ、とか言ってましたが、試験的に毎週更新を始めようかなーと思ってます。毎何曜日とかは言えないんだけど、まあ7日以内に更新とゆーことで、やってみます。今まで更新したらNotice Boardでお知らせしたりしてたんですけど、毎週となるとめんどくさいので、ここだけ更新してNoticeがそのままなんてこともあるかもしれません。ちょくちょく覗いて下さっていると、いきなり更新してたりするかもしれませんよん。

あやぼーのことなんで、どこで挫折するかわかりませんが、なんか最近このAYPOOは売れてるらしいので、(過去ログまで読んでくれてるヒトがいるのには驚いた。ローカルなページだと思って言いたい放題言ってるんで、なんかコワい気もするが、まあいいや。それにしても過去ログなんて、そもそも自分が書いた文を消すのイヤさに置いてあるだけで、誰も見ないと思ってたからなあ。びっくりだぜ。やっぱ、こういうバカバカしいページほど受けるんですかね。)ま、いつまで続くかわかりませんが、やってみたいと思います。

まあ、なんてったって中島あずささんの毎日更新には、ぶっとんだものなあ...。あんな忙しい方が毎日更新してらっしゃるのに、「ぷー」なあやぼーが月に2回じゃ許されんな、と思ったりしましてねー。ぼちぼちやりますんで、これからもヨロシク!!

       

★こんなのが、はえてくる★

さて、このユリの写真なんですが、あやぼーんちは山の中にあるので、たまにこういうモノが勝手に生えてきたりするんですね。昨年はピンクのノイバラか咲きまくってましたが、その咲いてた土地とゆーのがとなりの空き地だったんですよ。別に誰も住んでるわけじゃないのでパクって来て飾ってたんですけど、この冬、その土地のオーナーが雑草を刈りまくってしまったので、今年は咲かなくて残念でした。でも別の空き地とウチのガレージの裏で今度はこのユリが咲きまくってたんで、また切って来たというワケです。

最近カフェなどでも、野草を小さなグラスに入れてテーブルに飾ったりしてあるのをみかけますが、けっこうこうした野の花というのは風情のあるもんですよね。都会ではまずないもんなあ、こういうのが勝手に生えてくる空き地なんて...。

今キッチンの出窓に飾ってますが、花があるとやっぱり和みます。でも生花ってなかなかゼイタク品だから、こんなことでもないとめったに飾れないけどね。

★オスカー・ワイルドのはなし★

↓で今度は「獄中記」をレヴューすると書いてますが、好きなんですよね、オスカー・ワイルド。

サロメとか幸福な王子などの作者として、ご存知の方も多いと思いますけど、私はこの「獄中記」が、いっちゃん好きです。なんでかってゆーと、なかなかいいコトをいっぱい書いてんですね、オスカーはこの中で。私は日本の「純文学」に対する極度のアレルギーだと以前から言ってますが(アレルギーだからね、もう近よれないの、あの世界は。だから多分いい作品もいくらかはあるとは思うんだけど、ともかく体質なのよ、体質。偏見と言って下さってもかまいませんけど、まあある部分あたってるだろうと思うのは、変に左翼的とか、その逆とか、大乗仏教系、聖書系とか、マジメぶってるわりに視野狭くて「欺瞞の固まり」ってイメージがあってさー。世界なんて全然見えてないし(だから欺瞞に陥る)、哲学性っても上等なとこまではまず行ってなさそうだし。せいぜいマルクスか? だいたい三島由紀夫とかが天才とか言われてるんじゃないですか。でも、哲学的大成っていうのは即ち「解脱」なわけだし、(生きてて)極楽浄土だか天国行っちゃうことなわけだから、間違ってもあんな死に方はせんよな。悩むのはいーんですけど、いくつになったら悟るんですか、みたいな...。なんか悩むだけで自己満足してるよーな世界??? なんかハートがないんだよなあ、ハートが。)、で、19才の時に初めて「獄中記」を読んで、生まれて初めてほんものの文学の世界っつーか、「芸術」の世界に触れたって感じで開眼モノだったんですよね。「あ、やっぱりコレでなきゃ文学じゃねーんだ」、みたいな。いくら「日本(自称)純文学」を読んだって、「イエスは詩人であり個人主義者である」なんて、まず言ってくれませんよ、誰も。この一言は効いたなあ。

オスカーって人は、まあ例のスキャンダルで有名なんで、19世紀・英国的頽廃の象徴みたいに思われてますが、実際は結構マジメで心のあったかい人だったみたいです。「ドリアン・グレイの肖像」という作品があって、それにマジメで堅物の画家(バジル)と頽廃的紳士(ヘンリー・ウォットン卿)ってのが出て来るんですよ。でオスカー自身も書いてるんですが、そのバジルの方が、ヘンリー卿より自分の実像に近いなって。だれでもヘンリー卿の方がオスカーのイメージだと言うと思うんだけども。まあ一言で言って「愛情深いヒト」だったってことかもしれません。

最近は私も、かなりリハビリして人間界に復帰してますが、一時期はもうホントに完全に隠者状態になるくらい人間ぎらいでしたからね。今でも「人間ぎらい」にはちがいありませんが、個人主義者だからもってるってトコはあるなあ...。で、この「獄中記」を読んで以来、長いことオスカーは唯一の「私の会ってみたいひと」だったんですよ。と言うのは、「獄中記」には私が日ごろから考えてるのと同じことがいっぱい書いてあって、「ああ、このヒトなら、こういうことが分かるんだなよなあ。いいよなあ」って。まあ100年前に死んじゃってるんだから、どうしようもありませんでしたが...。

ところでちょっと話は飛びますが、名前だけは有名なんですけどアルフレッド・ダクラスって写真見たことあります? まあ確かに美形ですけどね、根性悪そうだし。でも美形っていうなら、オスカーの奥さんの方が美人だったかもしれない。で、思うんですけど、ダクラスって「サロメ」だよね、あれは。オスカーにとっては社会的ハメツのきっかけではあったけど、同時に芸術的大成のきっかけでもあって、もしアルフレッド・ダグラスがいなかったら、結局オスカーって貴族のお坊ちゃん作家で終わってたんだろうなって思う。まあ芸術家の「必要悪」ってやつですかね。あれだけのことがあったんだから、もうそれで別れたのかなと思ってたら、オスカーが出獄してからナポリで一緒に撮ってる写真とかもあってね。まあ、可愛かったんだろうなあ、やっぱり。バカなコほど可愛いとは言うけれど...。

ともあれ今や私はオスカーゆずりの「個人主義」、「唯美主義」、「芸術至上主義(たぶん私のはもっとハードだと思う。芸術家至上主義だから)」を標榜しているわけですが、「耽美」ってコトバもあるよなあ、あれは大キライ。谷崎は問題外って感じだけど、いつのまにJUNE系の小説を耽美、耽美って言うようになったんだか。「風と木の詩」とか流行ってた頃って、そんなコトバ使わなかったよね、確か。いや、あれはいいんですよ、あれは別に。竹宮恵子さんって好きだし、確かにあの作品は「美的」と言えます。あと栗本薫さんとかね。納得できるんですけど、ともかくそういう「カテゴライズ」そのものがやなんだな。ミソもクソも一緒くたにして「耽美小説」とか言ってるのがやなの。それって結局「美とは何か」ってことについて、なんにも分かってないんじゃないのって感じがして。カテゴライズそのものが醜悪なの。

だからその「唯美主義」における「美」とですね、「獄中記」におけるイエスに関する記述っていうのは、もう芸術の根幹なわけで、なんで「美」なのかってゆーと、「純愛」だからなのよね。spontaneously given、これですよ、これ。オスカーもこの"spontaneous"ってコトバ使ってるけど、私も好きだあ、このコトバ。「自然に生まれて来る」から「愛」なのね。だから「美しい」んであって、型にはまるんだったらもう「美」じゃないの。だからイエスは「個人主義者」なの。私が「人間ぎらい」なのは、何千年にも渡ってこれを理解せんからってのも、たぶんあるな。

まあいろいろワケの分からんコトを書いてしまいましたが、要するに「獄中記」ってのはチマタで信じられてるような単なるダクラスあての個人書簡じゃなくて、偉大な文学作品なんですよ、って話ですよね。そもそもこれ始めからオスカーはダクラスが売り飛ばすって分かってたしね。だから一通は写しを取ってロバート・ロスに預けてたし。ともあれ、ああいうのを「文学」っていうんです、と私は思ってるんですけど...。

      

★ディケンズは大キライだ、というはなし★

ついでにもうひとつ文学系・ヨタ話を続けましょうか。

ディケンズの「クリスマス・キャロル」ってあるでしょ。私はあれが大キライ!! あれってディケンズは単純に「他人によくしてやれば受け入れられる」って言いたかったのかもしれないけど、それそのものがイヤなの。もー、ずごく「欺瞞的」で。まあ、私が深読みしすぎるんでしょうけど、だいたいスクルージが、なんであんななっちゃったかと言うと、幼い頃から貧しくて、誰も助けてくれなくて、一人で一生懸命生きてきて、やっとお金持ちになったからでしょ。じゃあ、そういうスクルージの人格形成の要因って「人間の冷たさ」じゃないですか。で、あの作品にしてもスクルージが施しをする気になったら、にこにこ寄って来てるけど、どうせスクルージが、けちんぼだった頃は「強欲」とか「高利貸し」とか、好きなだけカゲグチたたいてたのに決ってるのよね、あいつら。

よーするに私がもっともイヤなのは、「利益になればシッポをふる」というこの節操の無い人間の根性!! 自分の利益になれば「いい人」で、ならなければ「悪い人」、全く単純で前後関係を考えるということがないってトコが、いっちゃんキライ!!

そんなもんに施ししてやって、モノだのお金だのもらえるから「いい人」とか思われて、虚しくならないか? 私だったらあのあと百倍は厭世的になるぞ、絶対。助けたり施したりするにしても、それだけの値打ちのある相手っているじゃないですか。そもそも人間は確かに生まれた時は社会的に「平等」、つまり同じだけの価値があると思うんだけども、生き方でその価値ってプラスにもマイナスにもなると思うのね。あくまで「社会的」価値のお話ですけど。例えばヒトラーとマザー・テレサだったら、私たちはヒトラーよかマザー・テレサの方が「価値ある人」と通常の感覚では思うと思う。それって結局この人たちの生き方の差から生まれてる社会的価値観なんだよね。それと宇宙的な視野から見た場合の価値観ってのはまた別で、これは人間のみならず、全ての存在物が「等価」であるという認識なんですけど、まあその話は今はヤヤコシイから、おいといて。

ちょっと話がそれますけど、人間って生まれつき才能があるとか美人とか、そうじゃないとか、いろいろな差があるから絶対平等なんかじゃない、とか言う人が時々いるんだけど、平等っていうのは相対性の問題だと思うのね。つまり、「社会的」平等っていうのは、どんな生まれつきをしていても、それで社会側からの差別を受けるいわれはない、というイミの「平等」なわけです。イエスが言ったのもそういうイミだと思うわけ。「平等」という概念も定義が難しいらしいけど、少なくとも私の定義ではそうなる。で、その社会的価値を「等価」とするのが現代社会の基盤である平等の概念の在り方だと思うんですけど、でも、どんな生き方しても価値が同じってのは、ムリがあるんだよな、やっぱり。これまた「社会」と「人間」の関係をどう定義するかっつー、ヤヤコシイ問題になってくるんですが、ともかく個人主義のいいところっていうのは、人間を十把ひとからげにしないとこだと思うんですよね。人を個別に計るというか。それも価値の基準は人種とか性別とか家柄とか、当の個人に由来しないことではなくて、その人の人間性だという点ね。

だから私がスクルージだったら、いくら生き方を変えるつもりになったとしても、やっぱり「救うに値する人間」に援助すると思うなあ。見込みがあるとかハートがあるとか、志があるとか。そういう相手だったら、お金も生きるのよ。「モノもらえばシッポふる」なんてのに施ししてもザルだからね。もらえなくなったら、それまでだから不毛だわ...。...日本のODAって、いい例よね。

まね、私がこのクリスマス・キャロルがキライって言うのは、そういう細かいとこ、みんなムシしてるからなんだろうな。「スクルージはこうして良い人になりました、めでたし、めでたし」って、そこで終わっちゃってるのがやなの。現実無視してるじゃないですか。で、「これで感動しないやつは人間じゃない」みたいな押し付けがましさとかね。それって「聖書的」だよな、やっぱり...。(話が混乱するといけないので付け加えておくと、聖書とイエスの思想ってのは別モノだと少なくとも私は思ってるんです。聖書学者にもそういう結論に達している人もいるそうだし、あながち間違ってもいないらしいケド。)

********************

なんかものすごく長いなあ、今日のAYAPOOは。止まんなくなっちった。もうこのへんにしとこ。

ところで、今日はオークション経由でファビが一匹、うちにやって来ました。ゴリラ柄のかわいいヤツです(足、長いけど...)。そのうちまたオク・ファビコーナーに出ると思うよー。じゃあね!!

       

2002.8.24.

★あやぼー復活!!★

↓で一週間くらいオフライン休養すると書いてましたが、丸8日間パソコン禁止で生活してて、昨日から復活しております。

いやー、いいですね、たまにはパソコンから離れるのも。いろいろ用事がはかどって日ごろできないことがずいぶん出来ました。う〜ん。これからも定期的にやろうかな。ま、そういうわけなんで、あやぼーが死んでるなと思ったらオフライン休養していると思って下さい。

で、一週間も何してたかとゆーとねー、お掃除とねー、お洗濯とねー(やってあたりまえのことかもしれないが、忙しいとついなまける。)、ファビたちのおもちゃ作りとねー、それから、しゃーるさんと遊んだりとかしてたんだよねー。ここ3日ほど、お天気にも恵まれたんで神戸までドライヴしたりとか、早朝からオーブンで走ったりとか。まあ久しぶりに、しゃーるさんも「バッテリーかせぎ」が出来ました。(「バッテリーかせぎ」というのは、あやぼーんちの用語でバッテリーを上げないためにお散歩させることを言います。)ま、その他にもいろいろとね。でもしゃーちゃんのバッテリーって、さすがに上等なのがついてるらしくて、カロちゃんに比べると上がりにくい感じがする。(ご存知ない方のためにご説明すると、うちにはロードスターのしゃーるくんの他に、今年13才になったカローラさんが同居しているんです。)しゃーるさんの場合は、2ヶ月くらい乗らなくてもまず上がらないけど、カロちゃんは、せめて1ヶ月に1回は走ってやらないと、ちょっとコワい。まあ実際には、どちらも一度もバッテリーを上げたことはないので、どのくらいで上がるものなのかは分かりませんけどね。

でもなんかやっばり、一週間って、あっというマだね。このあと続けて、もう3日くらいオフしようかなと思ってます。

      

★ちょっとびっくり...★

先日来、私がグインサーガ読破を敢行していることはここで書いてるのでご存知の方もあると思いますが、その作者の栗本薫さんが、作ってらっしゃるサイトってのを見つけました。とゆーか、存在自体は知ってたんですが、たぶん事務所の方とかが情報提供に作ってるサイトだと思い込んでて、今まで見てなかったんです。ところがこれって、栗本さん(中島梓さん)ご本人の手作りサイトだとかで、まあいろいろお忙しいだろうに人任せにせず、ご自分で作ってらっしゃるという所に感動していたわけですね。

それだけでも驚きなんですが毎日更新なんてのまで、やってらっしゃる。グイン・サーガの文庫をご覧になったことがある方はご存知でしょうけれど、あの有名な「あとがき」!! あの近況報告の世界が毎日読めるんですね。これは楽しい!! まあファンなら必見のサイトでしょう。まだご覧になったことがない方、ファンならずとも文を読むのが好きな方は是非一度ご訪問なさってみては如何でしょうか。さすがに読み応えがあります。中島梓さんの「神楽坂倶楽部」へは、こちらからどうぞ。

しかしそれにしても毎日更新ってのはソーゼツですね。さすがというか。あやぼーも見習って、せめて週 1回くらいこのAYAPOOだけでも更新しなくちゃいけません。がんばろっと。

       

★カゲキ発言★

↓で、東大や京大のことを思いっきりバカにしてしまったが、5月からこっち、あやぼーはいろいろ気に食わないことが多くて気が立っているからわりとカゲキモードに入ってしまっている。まあしかし、東大・京大合格という快挙(と世間では思われているらしい)をなしとげてカシコイつもりの兄ちゃん姉ちゃん方には、ちょっちキツかったかもしんないので補足説明をしておこう。

要するにね、あやぼーが言いたかったのは、ね。やはり東大・京大なんぞに入ろうというからには、よほどもともとIQが高いとかじゃない限り、幼い頃から熟に通って相当、一生懸命勉強に時間を割いてきたはずなんだよね。(そもそもIQが高きゃ、そんなとこ行かずにさっさとハーバードとかコロンビアとかに留学してるかもしんないけどさ。)でも、それで一番レベルが高いとされる所に入るからには、示されたカリキュラムを限りなくパーフェクトにこなしているわけじゃないですか。ねねね??? じゃなきゃ入れない大学なんでしょ、あれって???

でも、ですよ。それだけ一生懸命やって、寝るヒマおしんで、あそぶヒマおしんで、彼氏彼女も作らんとやってきたわけでしょ、彼らはさ(って、そーゆーやつばっかりじゃないかもしれないけど)。それなのになんで大学合格するまでに英語を習得しきれんのか、というコトなんですよ、つまりは。逆に言えば、現在の学校教育で示されているカリキュラムを、そこまでカンペキにこなしたとしても!!! 英語に不自由しなくてすむくらいまではなれない、というこの不条理!!! あやぼーが怒ってるのは、というか、それこそホントに十代の時間をそんな粗末なカリキュラムのために捧げてきた学生さんの方が激怒しなきゃいかんよ、と思うのは、まさにこの事実なわけ!!! だから文部省はバカぞろいだと言うのだ!!! もしそれだけの労力を正しいカリキュラムで費やしていたとしたら、そんなにマジメに勉強してきた人たちは英語どころか他に2ヶ国語くらいは習得できているはずなんだぁぁぁぁぁ!!! (怒)

...ま、つまりは彼らも環境の犠牲者っつーことですわな。知的最高レベルというのは秀才じゃなくて天才なんだし、それってすでに生まれつきのもんだし、突き詰めて言えば自分のやらされてるカリキュラムそのものに疑問を抱けない、という知的レベルが秀才の限界ってことなのかも。じゃ確かに日本という環境の犠牲者だな、やっぱり。彼らだってアメリカやヨーロッパで生まれてたら、もっとずっと未来のある人たちだったかもしれないのに...。(あ、ごめん。まだ人生終わってないよね。大丈夫だよ、きっとそれなりの未来はあるよ。がんばってね!! )

ま、ともあれハッキリ言って、英語には特殊な才能なんかいらないんですよ、そもそも。あたりまえじゃないですか。もし特殊な才能がいる言語だったら、こんなに広く使われてると思います??? もう、いいかげん素直に敗北をみとめて、国だか文部省だか知らんがEST(TOEIC作ってるとこ)あたりに泣きついたらいいのに。なんとかして下さいって。まあ英検だけは自分たちで改善できないんならさっさと廃止して欲しいもんですな。まったく。ヒトさまの貴重な時間を何だと思ってるんだ、いつまでも意地はってんじゃねーよ!!

       

2002.8.15.

ああ、月日の経つのはなんて早い...。そろそろ夏も終わりに近づいてしまっているではありませんか。あやぼーは7月からこっち、のべつまくなしページ作りに励んでいましたが、なんとか今日の更新で一段落つきました。珍しく5日とか10日刻みで追加更新してましたから息つくヒマもありませんでしたよ。その甲斐あってか、いちおうDomestic Policyを残して予定してたページはあらかた出したので、明日から一週間くらいオフライン休養しようかなあ、と思ってます。たまにネットから離れないと他のことが出来なくってねーーー。9月には、あやぼーのパーソナル・サイトをオープンしようと思ってたのに、なんにも用意できてないし。困った困った。ともあれオフライン休養中は、メールも一切受信しませんので、悪しからずご了承下さいませ。

      

★今後の予定★

日経平均1万円を切ってますね〜〜〜。もー、日本はダメですね、終わりですね。救いようがありませんね。

でも、このまま死なれても、それでご愁傷さまとか言ってほっとけないじゃないですか。私たちにだって老後があるんですから。私はイヤだぞ、ビンボーな国でバカに囲まれて年取ってくのは!! で、まあ微力ながら、いくらかやれることはやっとこーかい、というわけで、10月からHP教室に加えて「あやぼーの英語教室」を始めようと思ってます。要するに「私は如何にして、TOEIC 900を超えたか」っつー、ハウツーもんを延々と書いてゆこうというわけですね。だいたいねー、今、日本の英語教育に必要なのは、学習方法論そのものの研究なんですよ。ネイティヴ・スピーカーを講師に呼べばそれで済むっつー問題じゃないでしょうが。全く、英会話教室も文部省も、そんなにアホしかいないのかと怒りすら感じますが、80年代から「誰かやるだろう」と思ってほっておいたら、10年たっても何にも変わっていなかった。...だいたいねー、これからねー、企業がネットを利用して営業成績を伸ばすとか、そういう狭いイミじゃなくて、ずっと広範なイミで「インターネットを制する者が世界を制する」っつー時代になるというのにだね、いつまで英語できんままで済ますつもりなんだか。もー、私、さっさと日本人やめようかしら...。もう見込みないわよ、この国は。

実際、英語は正しい方法でやれば3年で日常会話くらい不自由なくなるもんなんです。それでシェルダン程度のペーパーバックなんか、バジバシ読めるものなんです。それをだなー、いつまでもいつまでも旧態依然のやるだけムダな学習方法でズルズル、ズルズル、芸がないったらないですよ。えーかげんにせんかい、文部省!! そんなもんをマジメな学習者に課している学校なんてものは、犯罪と言われても仕方ないと思うぞ。で、私は10年以内に中学3年間でTOEIC750レベル、高校3年間でTOEIC900レベルの実現、つまり一億総バイリンガルを目指してのカリキュラム作成を手がけようと、かように思っとるわけですな。現在のレベルから言って、あまりな宣言に聞こえるかもしれませんが、これは可能なんです。もちろん私はこんなもんで、もうけるつもりは一切ない!! 全部タダでやってあげるから、英語の習得やTOEIC高得点を目指す皆さまは、あやぼーを信じてついていらっしゃいね(おお、大きく出たな)!! 何はともあれ実現するかどーかは、全て皆さんのがんばりにかかっとるワケですから。

ちょっと話が変わりますが、先日久しぶりに書店でTOEIC本のコーナーを見てまいりました。私はアルク社の問題集を好んでよく使ってたもんなんですが、これは実際のTOEICと全く同じ形で問題集が組まれており、試験なれするにも最適で問題も面白かったからです。で、このシリーズがまだ出てるかなと思って見に行ったんですが、出てたのはいい。それは嬉しい。しかしなー、東大や京大の生協で売れてるんだってよー、これが!! イヤんなるよ、全く。なんでって、そういう広告を見たら普通のヒトは「東大や京大で売れてるのか、じゃ、いい本なんだな」という反応を100パーセント抱くと思う。しかし、しかし、しかし!!! 私に言わせれば!! 東大、京大くんだりまで行って、おまえらまだTOEICなんか受けてんのか、そこまでアホか??? という感想しか出てこないんですね、全く。

そのへんの私大あたりなら許す。しかし日本で最高レベルという大学に入ってなお英語の勉強なんかしとるのか、おのれらは!! さっさとフランス語とか中国語とか、なんぼでも他にあるだろが、やることは!! ああ、腹が立つ!! 要するにその程度なのね、日本の大学なんてものは!! 株価暴落も当然だよ、これじゃ。

まあ、そういう個人的な怒りは置いとくとして、どういう勉強をすればTOEICで高得点を取れるのか悩んでおられる方のみならず、今まで英語に興味が無かった方、キッカケさえあればと思っておられた方など、つまり超初心者の方々にも役立つ学習法をいろいろお教えしてゆきたいと思ってますので、ま、この機会にアナタも騙されたと思って始めてみませんか? 、というコーナーをMagazine Workshopに加えるつもりでいる、というお話でした。あやぼー自身も、これを機会に更なるレベル・アップを目指したいと思ってます。

今どうしてTOEICの点数が注目されるのか、TOEICという試験はどういうものなのか、何故、英検よりも重視されつつあるのか、などというお話から、何故、日本人はヒアリングを苦手なのかとか、TOEIC受験の知られざるコツなんぞも大公開するつもりなので、どうぞお楽しみに!!

       

★グインサーガ86巻出てます★

最近グインサーガ読破にチャレンジしてるあやぼーですが、やっと35巻までゃって来ました。栗本さんの本なら1日1冊は軽いので、その気になれば2〜3ヶ月で読めると思うんですが、まあそんなに急ぐこともないし、ぼちぼち読んでます。このあと50巻くらいまで、まとめて買おうかなと思ってるんですが、問題は手元にあると際限なく読みまくってしまうというのが栗本さんの本の困ったところだってコトなんですね。何もかもそっちのけになってしまうから困る。

しかしそれにしてもこのところ2ヶ月に1冊出てるというのはスゴイですね。8月に86巻が出たもようです。しかも10月、11月は外伝が前後篇に分けて出るとかで、さらに87巻が12月に出るんだそうです。「月刊グイン」状態だと、86巻のあとがきで書いてらっしゃいましたが、がんばってらっしゃいますね、栗本先生。私もがんばって読まなくちゃ...。

      

2002.7.23.

★もようがえ★

AYAPOOの背景を変えました。なんかコレを始めてから半年も経ってるんですね、すでに。ずいぶん長いページになっちゃったんで、6月までの分を過去ログってことで分けました。こちら、もしくはこのページのトップにあるリンクから辿ることは出来ます。

      

★今回の更新★

また10日も遅れた上、Notice Boardも今日やっと書き換えれたという有様で、ほんと申し訳ありません。更新日の予告なんかしなきゃいいんですが、しないといつまで経っても何も出来ないのがあやぼーで、別に計画性があるから予告しているわけではなく予告してるからやらなきゃ、というプレッシャーをかけておくためにやってるんです。ヴィジターの皆さんの目安にもなるかな、と思うし...。

ま、ページ作りそのものは好きなことなので楽しいんですが、やはり期限切ってないとズルズル、ダラダラ、どこでどうなるか分かんない。定期的に、かつ強制的にシメないとメリハリがつかない、どうにもこの性格だけはいかんともしがたいあやぼーです。今回はそれでも6月始めに荒牧のバラ園に取材に行ったり、早めからTEA! のアーモンド・タルト作りの写真撮りをやったり、わりあいに早くから細々とした部分はやり始めてて、6月の半ばには「今回は楽勝だな」と思ってました。そのへんで気を抜いたのがいけなかったのかもしれませんが、6月の終わり頃になると「まだ20日もあるさ」、7月に入る頃はまだなんにも出来上がってないのにひきつりながら「まあアト、10日もあるもんな」、そして7/9になって「出来ない!!! どうしよう!!!」というパニック状態。そこからはもう、それこそ恐慌にかられて「どうしよう、どうしよう」。...パターン化しないように祈りたいですね、こんなの。でもこれって私がこの半生の間、繰り返しているパターンかもしれない。ああ...。

で、↓でも書いてますが、10日頃になんでパニクってたかというと、とにかく文が書けなくなっちゃったのが最大の要因。書いてもまとまりがなかったりして、全然、納得がいかないんですよ〜、コレが。特に「Sons」のレヴューなんかは、ものすごく好きな作品だから、いい加減な紹介文なんか出したくないし、思い入れがある分プレッシャーがかかっちゃったのか、とにかく書いても書いてもまとまらない。確かに、いくつか仕上がってるものはあったんですが、こんなの一気に出さなきゃプライヴェートとはいえ「マガジン」と銘打ってるイミがないじゃないですか。それに来て下さる方にしても、いろいろあるから「どれを読もうかな」って思って楽しいんであって、ポロポロ一個ずつ出したってインパクトないでしょ??? なのに中途半端に出来て中途半端に出来ないという宙ズリ状態になっちゃったもんだから、「ああもうダメかも、出せないかも...。」...これが13〜14日頃の心境でした。

こうなってしまうとパソコンに向かってても何の役にも立たないので「もういいや、DVDでも見よ」、要するに逃げたわけですね。でまあ、丁度フェリーせんせのLIVE IN PARIS を買ってきたばかりだったので見てたら気分が落ち着いて来たんで、「お、これは」と思って「Flesh And Blood」、「Boys and Girls」をMDに落としてタテつづけに聴きまくりました。そこでやっと蘇生。その後20日までにかなり一気にページを仕上げることが出来たのでした。フェリーせんせい、ありがとう!! 

今はわりかし好調に戻ってますが、一時はどうなることかと思いました。

      

★NOTICE BOARD の大掃除★

今回NOTICE BOARDの書き換えをアトに延ばしたおかげで、かえって余裕を持って書ける時間が出来たのでHTMLの大掃除をやりました。なんか先日からNew! の追加をやるたんびにテキスト文字の色が変わっちゃったりして修正しなくちゃならなくて、「コレは何かあるぞ」と思ってたんですが、なかなか全部見直してるヒマがなかったんです。それで今回じっくりスミズミまで見てみたら、まあ出るわ出るわ、関係のない<タグ>がボロボロと!!! ここまでボロクソになってるとは思ってませんでした。テキスト文字が何もしないのに変わっちゃったりしたのは、あっちゃいけない<font color="......">というタグが残ってたり、</font>が入ってなかったりしたせいで、他にも「何でこんなもんが...」というような<タグ>、例えば、サイズ指定するタグが3コも(普通は1コ)並んでるとかね。よくこれで動いてたなと思うような状態でした。IEなら大丈夫だったと思いますが、Netscapeで見てたら変なバケ文字とか、テキスト色とか出てたかもしれない...。大丈夫たったんだろうか...。私のパソコンでNetscapeの方もチェックしてるんですが、バージョンとか個人の環境によっては、とんでもない画面になっていたかも〜!!! こういう場合はもう笑ってゴマかすしかないですね。でもへんなトコあったら、是非知らせて下さい。

なんでこんな事態が起こったかというと、Notice Boardはウチのサイトでは最大の「使い回し」ページで、毎回コピーしたり削除したりしながら書き換えるというのが常だからです。作成画面上で削除してもタグが残ってたり、何かの関係で正しく記述されてなかったりしたんでしょうね。使い回ししてるページは、こういうコトが起こりやすいようなんで、皆さんもたまに大掃除されると良いかもしれませんよ。

それと「HP教室」も最近Netscapeでチェックしたら、どえらいことになってましたね。コレ、忙しくてチェックせずに出してたらしい。IEではページの標準フォントを指定しておくと、いちいち段落ごとにフォント指定しなくてもいいんだけど、このフォントに関するページ指定がNetscapeでは生きないらしくて、フォント指定してない段落が全部ブラウザ指定の標準フォント、つまりこちらが表示したいと思ってるのと違うフォントで出ちゃってたんですよね。全部がそうならまだ救いはあったんですが、HTMLでところどころ段落ごとのフォント指定をしてるとこなんかもあって、そういう部分だけは指定したフォントで表示されるもんだからバラバラ。気がついてすぐ変えたので今は大丈夫だと思いますが、Netscapeでご覧の方はさぞ見づらかったと思います。ごめんなさい。あやぼーはNetscape4.51でチェックしてるので、最新のバージョンだと改善されてるかもしれませんが、こういう事態もあるのでやはりIE、Netscape両方でチェックというのはしなければいけませんね。それとこのフォント指定ってテーブル(表)を使う場合、IEだと表全体にフォント指定しておけば、それで表示されるんですが、Netscapeでは表のセルに記入する文字の段落ごとに指定しないと、これまた出ません。まー、なかなかめんどくさいですよね、これって。

そういうわけで今回のNotice Boardは標準の作成画面ではなく、殆どHTML画面で作りました。慣れてくると場合によってはHTMLの方で書き直す方が早いこともある。でもこのNotice Boardの書き換えだけでも6時間かかったのは、やっぱり私がグスだからなんだろうか...。

      

★まんがレヴューについて★

前回の更新からコミックのレヴューをやってますが、もともとマンガにあれこれ理屈をつけるなんて不粋だというのは分かってるんです。Clip Boardででも、ちょこっと紹介しとけばいいのに、なんでここまで理屈つけまくったレヴューを敢えて書いているかというと...。

昔から私は教科書にえらそーに載ってる「(日本)純文学」というモノが大キライでした。バカにしてさえいました(今でもだが)。「何でこんなもんが文学なんだ、タダの作文じゃねーか」とコドモの頃から思ってたわけです(もちろん例外は何にでもあるが)。ナマイキと言いたいヤツは言え!!! でも周囲の人たちの多くはこれを「文学」と信じ込んでいて知的に高級なもの、高尚なものと考えているんですよね。いや考えているというのは正しくないかもしれない。コトこういうものに関して、他人の判断をうのみにするヒトは「考える」ということをそもそもしない(と言うより、するだけの知識も教養もない。そういうヤツに限ってヨーロッパの文学作品なんか読んだこともない)。学校や社会で「これは価値があるんですよ」とか、「高級ですよ」と教えられれば、そのまま信じるんだから、考えるというよりは覚えこまされてると言うべきかもしれない(「覚えこませる」!!、よーするに、それが日本で言う「教育」なんだな)。で、翻ってマンガということになると、「マンガ」である、つまり文だけじゃなくて絵がついてるということだけで、そのひとつひとつの価値を考察しようともせず、びといのになると読みもせずに「しょせんマンガでしょ」とか「マンガなんか」と決め付けちゃうんですよね。コレが腹がたって仕方なかった!!!! 言わせてもらえば、自分がバカで教養がないからモノの値打ちをひとつひとつ判断出来ないだけなんであって、価値というのは見る目のあるもんには見える!! だからもちろん逆にマンガだからと言って、何でも価値があるとは思ってないよ、私だって。

浮世絵を無価値と考えて海外に流出させてしまった昔の日本人と、マンガをマンガであるというだけで「無価値」のレッテルを貼り付けてしまう今の日本人と、要するにそいつらの知的レベルは100年たっても何も変わってない。それで「日本人は芸術を理解しない」と未だにバカにされてるんじゃないですか。で、なんでこんなコトになってしまったのかというと、私に言わせれば芸術のなんたるかも分からんと文学やってるツモリだった「(日本)純文学」のオメデタイ精神性!!! 今の日本人のメンタリティに、これが社会的にも文化的にも大きな影響を与えていると、見えるヒトには見えてるだろうけど私もそう思うわけです。で、マンガっていうのは、まだ社会的に正当な評価を下されてない分野だけに、逆に「芸術とは」ということについて考察するには、つまりそれを無教養ゆえに無価値としか判断出来ないヒトに「これでも論理的に反論できますか」という「あなたたちが無教養である」ということを突きつけるには、なかなかいい素材だと思うんですよね。素材として扱わせて頂いている作品の作者の方には申し訳ないと思いつつ書いてるんですが、誰かがどこかでいくらかでも、それくらいやっとかなきゃ、いつまで経ってもこの国の文化レベルは向上しやしないしね。恥ずかしげもなくプロダクションでっちあげのアイドル・グループを未だに「ロック・バンド」と言われて、うのみにする教養のなさは、じーさん・ばーさんも十代の若い連中もしょせん未だに変わらんもんな。本質を見る目がないから、言われたコトをうのみにする。そんなところからは新しい、価値あるものなんか何も生まれ得ない。なぜなら、価値を判断する目がないから言われるままにうのみにするんだけど、価値が判断された時には、既にその対象はある程度の社会的地位を、それが正当な価値であろうと不当な価値であろうと得ているわけで、そうなる前にある程度その価値を認識できる社会でなければ、芸術を育てる基盤とはなりえない。だから優れた芸術家ほど海外に出て行ってしまうでしょ? 住みにくいから、日本って。新しいことや、ダイナミックなことが全くもってやりにくい社会だから、この悪い地盤は今後特に創造性が重要になってくる経済の世界でも大きく悪影響を及ぼすだろうなとも思うし。

まー、そんなこんなでマンガもレヴューに加えているということです。理屈はともかく私の紹介する作品は、どれも絶対面白いので、読んでみて欲しいなあ...。で、コミックのレヴューを他の分野のレヴューと別系統にしたのは、未だマンガの社会的価値が十分に認識されていないので、「マンガと並べられる」ということで、その作品の作者やファンの方が不愉快に感じられることがあるかもと思ったからです。まー、栗本先生なんか、そうは思われないでしょうけどね、あの方マンガもお好きだから。私でも読んでないようなのまで、読んでらっしゃるもんなあ...。やっぱり見る目のあるヒトは、あるってことですね。ともあれ独立させる分にはマンガの方も、それ専門のレヴューってことでハッキリするって効用はあるしね。だから私自身は紹介してる作品の芸術性にマンガだからと区別しなきゃならないものがあるとは思ってないってコトです。

「芸術はバクハツだ!!」という名言がありますが、要するに私が大半の(日本)純文学を「芸術性がない」と言って忌み嫌うのは、バクハツしてないからです。「上手な作文(私の定義では「文芸」)」ではあっても「文学」じゃないの。熱とか思い入れとか、切実なものがないでしょ、ああいうの。器だけが文章ってだけで、ホトケ作って魂入れずなのよね。テーマ性もせいぜいこのへん、って程度のもんだし、視野が狭い!! (何度も言うが、何事にも例外はある!! )。そりゃ明治維新直後の頃なら300年も鎖国してたあとで「世界」なんてものを認識しろって方がムリかもしれませんが、100年間おんなじコトを続けるか、恥ずかしげもなく!! 

ま、そういうわけで私は私の考える「芸術」の名に値するものだけをレヴューして行こうと思ってるんで、読んでれば多少わかって来るんじゃないですか? で、次回は私のバイブル、オスカー・ワイルドの「獄中記」を取り上げるつもりです(いきなり文学作品)。この作品が何でオスカーの作品リストの中で特筆すべきなのかも分からんのが、キリスト教圏じゃない国の悲しさだな。ま、そのへんもレヴューで書きます。

      

2002.7.14.

★カンフルか、ドラッグか...★

もー、なんか最近、文を書くことそのものがめんどくさくって仕方ないっっっ!!! じゃー書くなとか言われそうだが、書きたくないわけではないのよっっっ!!! 書きたいことはいっぱいあるのよっっっ!!! それなのにアタマがストールしてしまったかのように、活動を停止してるんです、困ったことに!!! 仕方がないので、昨日から私はブライアン・フェリーやロキシーをMDに落として、ヘッドフォンで聴きまくりながら書いている。何の脈絡があるんだ、と思われるかもしれないが、ちゃんとあるのだ!! 何故なら、かつて十数年前からスクリッティとロキシー(フェリーのソロも含めて)のディスクだけは、聴いてるとアタマがはっきりしてくるというか、要するに覚醒剤的役割を果たしてくれる貴重な存在だから。しかしコレに頼らなければならないというのは相当アタマがバカになってる証拠だな。人間あんまり平穏無事な生活をし過ぎると、こういうコトになってしまうんだろうか...。しかしまあ、おかげで何とか蘇生して来たけど。

      

2002.7.13.

★LIVE IN PARIS & FRANTIC★

昨年リリースされたフェリー先生のDVDを手に入れました。いやー、なんつーか、もう既にワビ・サビの領域に入りつつありますね、この世界は。ジャズとかロックとかポップスとか、そういうジャンルなんかもうぶっ飛んでいるというか、つくづく偉大なヒトだと改めて思いながら見てました。いいんだよなあ...、やっぱり。で、今年出たアルバムの方は、イーノと一緒にやってる曲なんかもあって、そのせいってわけでもないんでしょうけど、のっけから初期ロキシーのフォー・ユア・プレジャーあたりを彷彿とさせる雰囲気。私が特に気に入ったのはデイヴ・スチュアートと組んでやってる曲でしたけど、前のAs Time Goes Byとは全く赴きを異にしてて、それはそれでまた良かったです。まー、私はフェリーせんせだったら何でもいいんですけどね、実際。お元気でらっしゃるということだけでも嬉しいのに、最近のご尊影まで拝せるわけですから。

と、また冗談みたいなことを言ってますが、私は何もダテや酔狂でフェリーのことをせんせ、せんせと言ってるわけではありません。私はガッコでは何も学ばなかったヒトなんで、学校の先生を恩師とは思ったことがありませんが、何人か「この人がいなかったら、今の私はない」と言い切れるほど尊敬している方がありまして、フェリー先生はその筆頭だからなんです。もう、彼の作品からはどれほど多くを学ばせて頂いたことか。確実に彼がいらっしゃらなければ、今の私はございません。はい。

まあ、ホントの洋楽ファンなら皆さん、そういうミュージシャンのひとりやふたりお持ちではないかと思いますけど、最近ちょっと考えてたんですよね。演歌っつーか、歌謡曲とロックの本質的な違いってのは何かとか、つらつらと。で思い当たったんですが、いくら音やリズムだけロックにしても、それは単に音、つまり器をパクってるだけで本質的に歌謡曲でしかない、このへんは分かってらっしゃる方も多いと思いますけども、では音やリズムじゃないなら「何」が? ってことになりますよね。で、それはアーティストそれぞれの精神性とゆうか、視野の問題なんじゃないか、と。演歌とか歌謡曲ってのは、どこまで行ってもそれは「私は、私が、私の...」の、つまり「私は悲しい、私は嬉しい、私は辛い」という世界なんですけど、ロックとかフォークとか、スクリッティみたいに逆に音だけポップなのに本質的にはロックなんてものも含めて、要するにその視野が「世界」つまり「外」に向いてるってとこがモノホンのロック・アーティストの条件なんだなと。(でも演歌とか歌謡曲に芸術性が求められないかというと、それはまた別の話。そのうちもっと詳しく書くけど。)

例えば、Jonny Hates Jazzに"I don't wanna be a hero"という曲があるんですが、この曲は「戦争に行って人殺しをして英雄(ヒーロー)と呼ばれるようになんかなりたくない」、「おまえ(国家)は、ぼくが人を殺さなかったからといって、ぼくを断罪するのか」とゆー、非常にマジな内容なわけです。曲そのものはキレイなポップ系の曲ですけどね。やっぱり結構重いものがありますよね、こういうの。ところがコレが日本に来ると「ヒーローになるとき〜、それはいま〜」とか、脳天気きわまりない歌謡曲になっちゃうわけで、でも一応、これ日本じゃロックで通ってなかったっけ?(やっぱり徴兵制がないからねー。平和ボケ国家に相応しい「ロック」かもー。だからって憲法改正を支持するわけではありませんが...。) それとかU2のボノなんかは、最近「聖人」とまで言われてるそうですが、やっぱりそれだけマジに世界を見るだけの視野があるってことですよね。

まあそもそも所詮目の先三寸しか見えてない凡人が(だから土着的な視野でしかモノが見えない)、いくら自称ロック・ミュージシャンったって(本人が思い込んでるからなあ、強いわ)、そんなのに人生左右されるようなヒトはまずいないだろうけど、ある種の音楽っていうものは、単に音楽であることの域を越えて、伝えてくるものとゆーのがあるわけです。で、ロックっていうのは、そもそも音楽としては数少ない「思想性」を持ったジャンルなわけで(だから、グリーンやフェリーみたいなノン・ミュージシャンが存在しうる)、そう言えばボノも「クラッシュを聴いて初めてアフリカの現状を知った」とか言ってたもんなあ。ことほど左様に聴き手のその先の人生に影響してくるのよね、そういうものって。歌謡曲聞いて人生変わるか?

別に「思想性」っつったって、マルクス読めとか聖書読めとか、そういうレベルのことを言ってるわけじゃなくて、「視野」の問題ね、「視野」の。自分を包含している「外」としての「世界」が視野に入ってるかどうか。

で、翻ってフェリー先生ですが、彼に対する評価が一般に思想性まで及ばないのは、これはある意味、特に不思議ではない。それは本人にも責任あると思うし、そもそも理解期待してないってとこもあるし。例えばLOVE IS THE DRUG聴いてね、DIM THE LIGHT, YOU CAN GUESS THE REST って言われてね、まあ大半は考えがベッドに行くよな、この不親切な説明じゃ。歌詞書いた本人もそれ期待して密かに悦に入ってたんだと思うし。おまけにそれじゃ、あの大量のカバーと、どうやっても思想性なんか見出せない曲の数々は何なんだ、ってことになるし。実際、もろ思想性とは何の関係もない曲が半分はあるんだし。...これを言ってしまうと、私がフェリーに関しては、熱狂的ファンというのですらない、殆どストーカー的な興味を抱いているということをバラしてしまうことになるが、彼の歌詞を読んでると、どうしても、もともとのブライアン・フェリーという人の実像ってのは、どういうもんなんだろうと思えて来てしまって、その頭の中が覗いてみたくなってしまうのね。そもそも単なる脳天気ではAVALONなんか作れないわけだから、実に複雑で興味深い自我の持ち主ではある。私は殆ど人間に興味を持つことがないのに、なんでフェリーせんせだけはこう気にかかるかな、と自分でも不思議なんですけど、前世で因縁でもあったのかもしれない...。それはともかく、確かに分かりにくいことは分かりにくいけど、彼もやっぱり考えることはちゃんと考えてて、決して脳天気にラヴ・ソングばっかり歌ってるわけではなく、きっちり「外」が見えてるというのは確か。そうじゃなかったら、そもそも私はこうまで興味を持たない。ただ彼がユニークなのは、まさにその思想性とは関係のないラヴ・ソングで何を意図して来たのかということで、まあまだまだ私にも分かんないとこの方が多いしねー。そこそこ解読して私が聞きに行くまで先生には思いっきり長生きして頂かなくてはなるまいと、改めて思う今日このごろなのであります。こんなことを聞きたいと思う奴も他にはいないだろうしな...。でも、問題はどうやったら真実を吐かせられるかということだが...。それにしてもシェイクスピアやアルチュール・ランボーなんかは、フェリーの頭ではどんなふうに読めるものなんだろう...。なんかコワいな。

       

2001.10月〜2002.6月 <<

>> 2002.10月〜2002.12月

>> AYAPOO DIARY

>> TOP PAGE