四の五の言わずに黙って暗記
- 文法なんてカンタンだ!!
中級篇★その3.疑問詞
2.疑問副詞
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ここでは疑問副詞について解説します。疑問副詞も文頭に置かれますが、これはその名の通り修飾語なので後には一般に主語、述語などの要素を備えた、それ単体で成立する文が続きます。ただし、疑問を表現する文なので、後続する文が主述を倒置するか、代動詞を用いた疑問文の形になる点に注意して下さい。
1.when ・・・
時について「いつ」であるかを問う
ex) When did he go out? (いつ、彼は出かけたんですか)
2.where ・・・
場所について「どこ」であるかを問う
ex) Where did he go? (彼は、どこに行ったんですか)
3.why ・・・
理由について「なぜ」であるかを問う
ex) Why didn't you go there? (何故、あなたはそこに行かなかったのですか)
4.how
@)方法・手段について「どのようにして」であるかを問う
ex) How can I reach him? (どうやれば、彼と連絡を取ること出来るのですか)
A)様態について「どのくらい」であるかを問う
尋ねるもの |
尋ね方 |
数(可算のもの) |
how many + 複数名詞 |
金額、量(不可算のもの) |
how much |
距離 |
how far |
年齢 |
how old |
高さ |
how high |
大きさ |
how large |
厚さ |
how thick |
時間 |
how long |
回数 |
how often |
身長 |
how tall |
深さ |
how deep |
広さ |
how wide |
速さ |
how fast |
未来のある時点に至るまでの時間 |
how soon |
※ 用例については、基礎篇★その3.
時刻、年齢、身長などの尋ね方、答え方、下の練習問題を参照のこと
では、以上のような点に注意して、以下の日本語を英語に直してみて下さい。極力、日本語で考えず、イメージを自動的に英語にする努力をしましょう。もちろん、発音やイントネーションにも注意して下さい。すぐに言えなかった場合は正解例を見て記憶し、少し時間を置いてから言えるかどうか試してみます。これを何回か繰り返すうちに、日本語に対応した英語が難なく出てくるようになると思いますよ。
1. この前、あなたが彼女を訪ねたのはいつですか?
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1. When did you visit her last time?
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2. この前、あなたが彼に会ったのはどこですか?
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2. Where did you see
him last time?
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3. あなたはなぜ、彼に助けを求めないのですか?
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3. Why don't you ask him for help?
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4. それついて、あなたはどう思いますか?
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4. How do you feel about that?
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5. 火事が起こった時、そこには何人の子供たちがいましたか?
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5. How many children were there when the fire broke out?
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6. 博物館まで、ここからどのくらいありますか?
(距離を尋ねる)
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6. How far is it from here to the museum?
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7.博物館まで、ここからどのくらいかかりますか?
(時間を尋ねる)
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7. How long does it take (to get) to the museum from here?
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8. あなたは月に何度くらい、病院にいるお母さんを見舞いますか?
― 月に、2〜3回くらいです。
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8. How often do you visit your mother in the
hospital a month?
= How many times do you 〜?
― (I'll visit my mother) two or three times a
month.
/ (I'll visit my mother) a few times a
month.
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9. あなたは、どのくらいで戻って来ますか? ― 1時間で戻って来ますよ。
(how soonを使って)
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9. How soon will you be back? ― I'll
be back in an hour.
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10. 我々は、どのくらいでそこに着くのでしょうか?
― 1時間くらいですよ。
(how soonを使って)
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10. How soon will we reach there?
― (We will reach there )about an hour.
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解答例3."Why don't you 〜?"は単なる疑問のニュアンスの他に、「〜すればいいのに/〜してはどうか」という提案のニュアンスを持つ場合があります。
解答例8.回数を尋ねる場合"how often"、"how
many times"どちらでも使えますが、より具体的に数を知りたい時には"how
many times"の方が適当でしょう。
2010.5.19.+12.11.+2011.1.7.+1.9.
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中級篇★その3.疑問詞・3.間接疑問
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