時間や年齢、身長など、具体的な数の尋ね方や答え方をしっかり覚えていますか? What time is it now? は言えても、十五分前、十分過ぎなど、変則的な答え方は危ないかも? ちょっと復習してみましょう。
1. 時間の尋ね方、答え方 「何時ですか?」 は誰でも言えると思いますが What time is it now? 、答えは It's ten thirty.(10時30分です)のように、「It's + 時 +分」で答えるのが一般的です。でも、ちょっと違った答え方には以下のようなものもあります。@)〜C)は「It's + 分 +時」の形になっていることに着目して下さい。 @)「30分過ぎ」という言い方 ...It's half past eight. (8時30分過ぎ) A)「15分過ぎ」という言い方 ...It's a quarter past ten. (10時15分過ぎ) B)「15分前」という言い方 ...It's a quarter to five. (5時15分前 = 4時45分) C)「何分過ぎ」という言い方 ... It's ten (minutes) past nine. (9時10分過ぎ) D)「1時間は60分」という言い方 ... Sixty minutes make an hour.
具体的な数値はHow を使った疑問文で、以下のように尋ねます。
ex) How old are you? (年齢を尋ねる) How tall is she? (身長を尋ねる) How high is the mountain? (高さを尋ねる) How long is this lace? (長さを尋ねる) How deep is this swimming pool? (深さを尋ねる) How much is this? (値段を尋ねる) How soon will you be back? (未来のある時点に至るまでの時間尋ねる) 答えは基本的に人間についてなら I'm〜、He's 〜など、物事なら It's 〜など質問に対応する形で始め、 文末には以下のように old や tall など、聞かれた内容を示す言葉を付け加えます。ただし、年齢/回数の場合を除いてこれらは省略されることもあり、値段を尋ねるHow much〜? は、末尾が yen, dollars などの通貨単位になります。 I'm twenty years old. He's five feet six inches (tall). It's 2,000 meters (high). It's two feet (long). It's two meters (deep). It's five dollars. I'll be back in an hour.
How で始まる文には、このような疑問文とは別に感嘆文がありますが、疑問文では文末が「動詞(V)+名詞(S)」になるのに対し、感嘆文では逆の「名詞(S)+動詞(V)」になる点に注意しましょう。全く意味が違ってきます。 疑問文 : How tall is she? (彼女の身長は?) 感嘆文 : How tall she is! (彼女はなんて背が高いんだろう!)
では、以上のような点に注意して、以下の日本語を英語に直してみて下さい。極力、日本語で考えず、イメージを自動的に英語にする努力をしましょう。もちろん、発音やイントネーションにも注意して下さい。すぐに言えなかった場合は下の正解例を見て記憶し、少し時間を置いてから言えるかどうか試してみます。これを何回か繰り返すうちに、日本語に対応した英語が難なく出てくるようになると思いますよ。
2007.8.21. revise : 2011.1.10. >> 基礎篇その4.感嘆文
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