四の五の言わずに黙って暗記
- 文法なんてカンタンだ!!
研究篇★その1.動詞の目的語
4.動名詞・不定詞ともに取るが意味の異なるもの
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ここでは、目的語に動名詞・不定詞どちらも取ることは出来ても、それぞれで意味がはっきり異なってくる動詞を紹介します。
forget |
I won't forget to visit the museum
while I'm in Paris.
I forgot to visit the museum while I
was in Paris.
Don't forget to shut the window before
leaving.
I forgot to shut the window before
leaving.
(forget to =
「〜することを忘れる/忘れた」
=
忘れて行われない可能性のあることや、忘れて行われなかったことについていう
= 未完遂の事柄)
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パリにいる間に、その博物館を訪れるのを忘れないようにしよう。
パリにいた間に、その博物館を訪れるのを忘れた。
出がけに、窓を閉め忘れないようにしなさい。
私は出がけに、窓を閉め忘れた。
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I won't forget visiting the museum
while I was in Paris.
(forget 〜ing =
「〜したことを忘れる/忘れた」
=
過去に行われたことについて忘れる = 完遂された事柄についていう)
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パリにいた間に、その博物館を訪れたことを忘れないだろう。
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remember |
Remember to post the
letter.
(remember to =
「〜することを覚えている」
=
未来に(これから)起こることについて覚えている/忘れずにいる
= 未完遂の事柄についていう )
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手紙を投函するのを覚えていなさい。
= 手紙を投函するのを、忘れないようにしなさい。
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I remember seeing
you before.
(remember 〜ing =
「〜したことを覚えている」
=
過去に行われたことについて覚えている/忘れずにいる
= 完遂された事柄についていう)
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以前、あなたにお会いしたのを覚えています。
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※従って、don't forget to = remember to / not
forget 〜ing = remember 〜ing
という意味上の関係が成り立ちます。
また、動名詞を用いた内容は、that節を用いて書き換えることも出来ます。
ex) I won't forget visiting the museum while
I was in Paris. = I won't forget that I visited the museum while I
was in Paris.
I remember seeing you before = I
remember that I saw you before.
regret |
He regretted to say that he was unable
to help her.
(regret to = 「残念ながら〜する」
=
未来に(これから)起こることについていう )
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彼は、残念ながら彼女を助けることは出来ないと言った。 |
If you regret making fun of him, you
should apologize.
= If you regret that you made fun of him, 〜
(regret 〜ing =
「〜したことを後悔する」
=
過去に行われたことについていう)
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彼をからかったことを後悔しているのなら、謝りなさい。 |
※"regret to"は inform, tell, say
などを伴い、「遺憾ながら〜する」という改まった言い方になる。日常的な言い方では"be
sorry to"を使うのが一般的。
ex) I'm sorry to tell you the truth.
(残念ながら、あなたに真実を告げなければならない。)
try |
He tried to reach the summit on
foot.
(try to =
「努力して〜しようとする」
= 努力して行うことに焦点がある)
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彼は徒歩で頂上に到達しようと努力した。 |
He tried reaching the summit on foot.
Try baking bacon rather than frying.
(try 〜ing =
「〜しようとする、試しに〜してみる」
=
実際に行う行為そのものに焦点がある) |
彼は徒歩で頂上に到達しようと試みた。
ベーコンは油を使わず、オーブンで焼くこと。
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※どちらも、結果として完遂されるかどうかは別として、"try
to" は「努力して行うこと」、"try 〜ing"は「実際に行われる行為そのもの」に焦点があります。
need |
I need to wax the
floor.
(need to 〜 =
「〜する必要がある」
この場合、差し迫った必要を示し、肯定文の場合はmustよりも意味が強い) |
私は、床にワックスをかける必要がある。 |
My watch need repairing.
= My watch need to be repaired.
This package need careful handling.
= This package need to be carefully handled.
(need 〜ing =
「〜される必要がある」
= 「need to be+過去分詞」となり、受身の意味になる。 |
私の時計は修理が必要である。
私の時計は修理される必要がある。
この包みは、慎重に取り扱う必要がある。
この包みは、慎重に取り扱われる必要がある。
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2008.10.1.-10.2.
研究篇1.動詞の目的語
B)動名詞・不定詞ともに取るもの
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