あやぼーが2004年に作ったもの、第3弾はビーズアクセやアイテムものをご紹介しましょう。自分で作ったビーズアクセは、お洋服のページでもちょくちょく使ってますけど、けっこう短時間で作れてカジュアルなスタイルになら気軽に合わせられるので、実際に重宝してますよ。
★ヴェネチア・グラス風ビーズアクセサリ★ こちらはインドビーズをメインにしたシリーズです。元々、ヴェネチアはガラス細工で有名なところですが、後にその技術がインドにも渡ったとかで、インドのガラス加工技術もクオリティが高く、こういったガラスビーズの生産もしているとか。普通のビーズと違って細工が細かく、色や素材感にも厚みがあるのでネックレスにした時もなかなか高級感がありますね。
特に気に入ってるのはピンク、黒、生成りのお洋服に合わせてあるやつなんですけど、ちょっと手作りとは思えない仕上がりでしょ? 昨今、こういった高級感のあるビーズの専門店も見かけますし、作り方を知ってれば素材を自分で決めてオリジナルのアクセサリが作れるというのも楽しいですよね。このシリーズにはリングのキットもあったので、全部お揃いにして作ってあります。涼しげなので、夏のお洋服にはぴったりじゃないかな? ★単発アイテムもの★ あやぼーが毎月購入しているマンスリー・クラブの通販キットは、大体6回とか12回とかのシリーズになってるんですけど、いつも全部が気に入るというわけではないので、たまに気に入ったデザインのものだけ単発で作ることもあります。 ↓の写真はイカリのついてるのが8月のリース、ユキダルマのが12月のオブジェです。
8月のアイテムは「海の仲間たち」。カモメやタツノオトシゴ、ヒトデ、貝、それにイルカ&クジラですね。実はこれ、一昨年から作りたいと思ってたんですけど、12回シリーズのうち8月限定のキットだったので注文した時には残念ながら既に売り切れ。でも翌年のカタログでリバイバルしてくれたので一年越しで注文してやっと作れたというシロモノなのです。特にこのキット、まず何がカワイイと言ってイルカちゃんとクジラちゃん。これは起毛加工した布で作ってあるので本格的で、そのへんの雑貨屋さんでマスコットとして売ってそうな感じですよ。型紙はもう少し小さかったんですが、小さいと縫いにくいし、もう少し大きい方が迫力あるかなと思って、全部のアイテムを1.3倍くらいに拡大コピーして大きめに作ってます。 それとリース本体の丸いのは白木なんですが、キットに入ってた状態では仕上がりが全然荒くて、あやぼー的にはもうちょっとクオリティ上げたいなと思いました。それで丁度トールペイントも始めたところだったし、白木を削るところから始めて、白く塗って仕上げ剤もかけるところまでやろう、と決意。でもきっちり削り上げてキレイに白塗りし、最後に仕上げ剤を塗ったところ、溶剤が分離気味だったのかヒビ割れしてしまって大失敗。泣く泣く絵具から剥がして塗りなおし再度挑戦しましたけど、仕上げに持ってくまでに相当時間を食いました。最終的にはこのようにキレイに仕上がりましたが、けっこう苦労してるんですよ。ちなみにイカリ、これも白木をこの形に削り出して色づけした状態でキットに入っていました。こちらも仕上がりにはちょっと不満があったんですけど、なにしろ細かく削り出してあるのでヘタに触って折れたりしたら大変。それでそのままの状態で使っています。こういう複雑な形は残念ながら自分で削り出せないので、ま、そのへんのところがキットで買うメリットかもしれませんね。 もうひとつの12月のオブジェ、これはクリスマスにちょこっと飾りたかったので取り寄せて作ってみました。この中では特にツリーが面白くて、大小のチェック柄の布で星型を作り、それを段々に重ねてツリー状にしてあります。この布柄のコントラストがなかなか良くて、主にこれを作りたくて注文したようなものでした。それから写真では見えてませんけど、赤い星型の座布団のようなものが下に敷いてあり、これには各角にフェルトとビーズで作ったヒイラギ南天がくっついてます。あとは定番のユキダルマ、長ぐつ、ギフトなどといったところですね。 2002年から2003年にかけてアイテムもののリースを作ってたのを覚えておられる方もあるかもしれませんが、あのシリーズは本当に工夫に富んでて、どれもデザイン良くて作ってて楽しかったんです。でも最近、ああいう出来のいいデザインのものってあまりなくて、2004年はこの2点に留まりました。アイテムものって基本的な作り方は全然単純なんですが、いろいろ出来て面白いので、またああいうシリーズがあったら是非作りたいです。
さて2004年に作ったものは以上で大体ご紹介し終えましたが、昨年秋頃から作ってるシリーズもちょこっとお見せしちゃいましょう。 まずこちらはドールハウスのフレームを歳時記仕立てにしたものです。ご覧の通りこちらは12月のクリスマス。15センチ四方くらいの木製の額に、ユキダルマ、ツリー、バードハウスなどが盛りだくさんに詰め込まれており、前についてる垣根やリース、巾着などが立体感を出してて、なかなか凝った作品となっています。 ドールハウスをご紹介した時も書きましたが、この詰まってるアイテムはもちろん殆ど単なる紙や布、木材から形づくってゆきます。ことにこのフレームは先のドールハウスの器の三分の二くらいの大きさしかないので、おのずとアイテムも更に小さくなります。ピンセットで作業しなきゃならないような細かさで毎度大変ですけど、やっぱり全部のアイテムが揃って出来上がる時にはそういう苦労が報われますね。こちらはこのあと一年間続けて作りますので、来年のこのページでまたまとめてお見せしたいと思ってます。 もうひとつはこのページのトップのタイトル写真に使ったもので、小さなバスケットに季節のアイテムがぎっしり詰まったシリーズ。↑でお見せしている12月のはユキダルマ、ツリー、キャンディ、ブーツなどが盛られてますね。こちらは12回の中から、気に入るものだけを選んで6つくらい作るつもりです。 こういった手芸作品は、出来上がるごとにAYAPOOでちょくちょくアップしてますので、そちらをチェックしててもらえると、いち早くいろいろご覧頂けます。2001年にファビの服作りから手芸を始め、今年で丸5年になろうとしてますし、今年は手元にあるキットを出来るだけ仕上げてしまって、来年からはオリジナル作りに励みたいなあと思う今日この頃なのです。私も始めたころはこんなに長く続くとは思ってなかったんですが、やってみるとなかなか楽しいもので、なんかヤメられなくなっちゃいましたね。やってみたことない方も、ちょっとキット作りあたりから始めてみませんか? .2005.6.2.+6.5. photo : 2005.5.8
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