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2006.5.2. ★湾岸走って来ました★ 4月の始め、サクラの季節にしゃーるさんとお散歩がてら湾岸線を走ってまいりました。関西の方はよくご存知だと思いますが5号湾岸線というのがありまして、比較的最近出来た高速道路なのでとってもキレイ。しかもたいていすいているので、めちゃくちゃトバせます。 今回は尼崎あたりから六甲目指して走ったんですけど、気持ちよくトバしてたらあら大変、スピードメータが150キロ近くまで行ってる〜♪ あらあらあらと思いながらも道がいいから調子に乗ったあやぼーは、そのままトバしまくって僅か10分足らずで六甲まで着いてしまいました。いやー、しゃーるさんのこれまでの最高速度は確か120〜130キロくらいだったと思うんですが、とうとう新記録を樹立してしまいましたね(犯罪)。それでもタコメータは5速で半分くらいしか回ってませんでしたから、スピード・リミッターの付いてない海外のミアータたちなら、軽く200キロ超えの速度がホントに出るんだなあ、と改めてその実力に感動したりしていたのでした。 さて、六甲アイランドにはシェラトン・ホテルがあるのでたいていはそこでランチするんですが、ココの駐車場は地下にあってとってもキレイなので、しゃーるさんも快適にオーナーを待っていることが出来るからです。コンディションの悪い混んだ駐車場でしゃーるさんが肩身の狭い思いをしつつ待ってると思ったら、オーナーは心配でおちおちお茶も飲んでられませんからね。こちらの1Fにはガーデン・カフェという広々としたレストランがあって、バイキングなんかも楽しめますよ。 その後まだ時間が早かったので帰りも湾岸をすっとばし、その勢いで、どうせだったら万博公園横の2号線のサクラの咲き具合でも見て帰ろーかなんてしゃーるさんと相談し、そちらに向けて走ってったのはいいんですが...。そこで悲劇は起きた。 この万博公園横の2号線ってとこは一般道なんですけど片側3車線もあって、殆ど沿道を人が歩いてないので高速道路状態なんですね。だからもうトバすひとはめちゃくちゃトバすわけで、それだけに白バイさんなんかもよく出没するんだな。10年くらい前に一回捕まって、それ以来100キロ以上出さないように気をつけてたんですが、いかんせん午前中に150キロも出しちゃって調子乗りまくりだったんで、さすがにそこまでは出てませんでしたが、ココでも100キロ超えくらいはいってた。そうすると案の定、きゃーきゃーきゃー、白バイさんが後ろに!!! 知らなかったけど、春の交通安全週間実施中!! だったんだって? そりゃ、捕まるわ。 もうこうなったら素直に止まってすいませんでした、と言うしかありません。以前もそうでしたが、相手が女のこのせいもあるのかこのへんの白バイさんは紳士的で、素直に止まればそんなに叱られない。ま、自分が悪いんですから仕方ないでしょう。でも運が良かったのは84キロくらいのところで記録取られたので、罰金だけで済んだこと。マジで自分が100キロ以上出してたことは分かってますから、そこで捕まってたら免停ですよね。あはははは♪ こういう時、もう起こってしまったことは仕方がないんであやぼーはくよくよしません。さっさと罰金払って、事故でなくて良かったと思うことにしてるんです。そもそも自分がともすればトバす方だということは知ってますし、捕まえてくれるヒトがいなかったらみんなエスカレートするだろうから、結局危なくて道走れないってことにもなりかねないし、自分としてもたまには調子乗りを戒めてもらわないと何するか分かんないってとこあるしな。しゃーるさんと私の安全のためにも、たまの罰金は必要経費と割り切ることにしてます。ま、駐車場に帰って、しゃーるさんに何もキズがついてないという、それならスピード違反でつかまるくらい No Problemですわね。もちろん反省してますから、しばらくはそんなにトバさないでしょう(いつまでもつか知らないが...) 考えてみると以前スピード違反で捕まったのはかれこれ8年くらい前のことで、その時は大したスピードも出してなかったし、しゃーるさんに乗り始めてから13年で通算3回目というのは、普段の私の走り方からしたら少ない方かなあという気もします。あやぼーは違法駐車と飲酒運転は絶対しないし、シートベルトもいつもちゃんとしているので、他の違反で捕まることはまずないこともあるかな。スピード違反以外では一回だけ一旦停止義務違反ってゆー、殆どバカバカしいような違反で捕まったことはありますが、それで全部ですね。 でもまあ一日よく晴れてたし、思い切りトバせたし、気持ちの良い一日ではありました。ちなみに、私の免許証の生年月日と本人の容姿があまりにそぐわなくて意外だったせいか、白バイさんにトシ聞かれてしまいましたが、オープンで走る時ってそんな凝ったお洋服着ないので、大してびっくりされずにはすんだようでした。ロリなお洋服着てなくて良かった、かもしれない...。 このあと4月中にもう一度、垂水まで走りましたけど、やはり月半ばというのは道がすいていて走ってて気持ちいいですね。今度はあまり暑くならないうちに、湾岸を関空方面に向けて走ってみようかなあと思います。とってもキレイで走りやすい道なので、走ったことないという方はぜひ一度試してごらんになって下さいまし。
★56万キロ走破のロードスター★ JAFの会誌、JAFメイト4月号によりますと、世の中にはなんと!! 56万キロも走破しているユーノス・ロードスターさまがいらっしゃるそうです!! このキョリ、私もその記事を見てぶっとびましたが、一生かかっても10万走れるかどうかという私としゃーるさんは、その偉大さにひれふしました。記事をご覧になった方もあるかと思いますが、このロードスターは神奈川県の方のもので、真赤な平成5年式、新車で購入後、ワン・オーナーでここまで来られているそうです。44万キロ走破時にエンジンを換装しているそうですけど、その後も更に12万キロ走ってらっしゃるわけで、ロードスターの耐久性が実証されているってことでしょうね。以前書いてましたが、ドイツでの10万キロ走破時の耐久テストでは、フェラリのコンバーティブルを抜いて第1位に輝いたあの記録はウソでも冗談でもないってことが、改めて確認されたわけです。 ただ、やはりオーナーのクルマへの愛情がこの長持ちの秘訣のようで、「(部品は)いつ何を交換したか記録をつけていて、区切りの良いときに早めに交換する」とおっしゃっていますし、クルマに負担がかからないように丁寧なシフト操作やブレーキ操作を心がけておられるというようなお話も載っていました。 いやー、それにしても56万キロ。とんでもないキョリですね。やはりロードスターは凄い!! オーナーの皆さん!! どうか末永くお側のロードスター、大事に走らせてあげて下さい。ウチも、56万はとてもムリかと思いますが、ぼちぼち走行距離を伸ばして行きたいと思います!!
2006.1.21. ★日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞★ 現在、あやぼー&しゃーるさんは恒例の冬眠中ですので、更新が滞っておりまして申し訳ございません。寒い時は何もする気が起きないので、寝て暮らすことにしているのです。しかし、やはりこの話題はお知らせしておかなければならないでしょう。 既にご存知の方も多いかと思いますが、昨年の秋デヴューした三代目ロードスターが、2005年度の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を堂々受賞!! おお、マゴも頑張っているなと、初代オーナーとしてはまたまた鼻たかだか。なんと言っても、日本カー・オブ・ザ・イヤーといえば、クルマに与えられる様々な賞の中でも大賞中の大賞。確かに三代目、すばらしいクルマのようですが、しかしやはり!! ふふふふふ、その背景には初代の偉大なるご威光が垣間見えるのは私だけでしょうか。オーナーならざる方々も、やはりロードスターの永遠の魅力には勝てないようです。 ま、ともかくやっぱり世界で愛されているロードスター、モデルチェンジともなるとあれこれ話題を振り撒いてますね。この寒い毎日が過ぎると、ロードスターにとっては最高の季節がやってまいります。新型ロードスター・オーナーの皆さまも、初代、二代目オーナーの皆さまも、心して春の準備にいそしもうではありませんか。 ということで、冬眠中ですので短いですが、今日はこれだけです。でも、ロードスターの輝かしい軌跡にまたひとつ加わった大きな評価を、どうぞ皆さまも一緒にお祝いして下さいませね♪(合掌)
2005.11.17. ★Penに載りました!!★ さて、なんかこの秋...。ロードスター三代目がデヴューし、ファビがリバイバルし、そういうことが続くと、やっぱり私の選んで扱うテーマは不滅だなと嬉しくなってしまいますが、その栄えある三代目、その登場とカップリングでPen誌にロードスターが特集されました!! ご存知の方も多いと思いますが、Penはけっこうマニアックな雑誌で、扱うものってたいてい一流品ばっかり。だからこのクルマの特集コーナーも、これまで名車として自動車史に残るものが数々扱われて来たところです。もちろん三代目が新型として脚光を浴びてはいますが、初代代表として顔を出しているのは誰あろう、しゃーるさんと同じグリーンのVスペシャルさまで、二台並べたフォトには「1990年型と2005年型、たしかに一段とモダンになってはいるが、今の眼で見ても古臭くない初代のデザインはさすがだ」というコメントを頂きました!! ありがとうございます!!
いやー、実際ね、私も来年で13年しゃーるさんと暮らしていることになるわけですよ。世の一般常識ではいーかげん古いクルマってことになるんでしょうが、しかしロードスター・オーナーの皆さま。二代目、三代目と、モデルチェンジが繰り返されるたび、やはりこのよーに賞賛を受ける初代。そのたびに、いい思いさせてくれますよね、そう思いませんか。 ともかくやれニュー・モデルだ、コンバーティブルの特集だなんてことになると、今でもちょこちょこ顔を出すのが初代ロードスター。オーナーの皆さまには、どうかこれからもこの価値ある初代を大事に走らせてやって頂けますよう、しゃーるくん共々お願い致します。 ちなみにロードスターが4ページに渡って特集されたPen は11月1日に発売になってた第164号です。もう新刊が出てるころなので書店にはないと思いますが、そういう雑誌なのでバックナンバーを手に入れることは出来ます。読みたい方は書店で注文されると手に入ると思いますよ。
★クーラーのフロンガス★ 初代に乗っておられる方はフロン全廃規制を受けて、うちのロードスター、クーラーのガスはこれからどうなるんだろう、なんて思っておられたりしませんか。ロードスターのみならず、10年以上前のクルマのオーナーは、そういう疑問を持っておられるかもしれませんね。 実は私も漠然と思ってたんですが、しゃーるさんではなく、来年17才のカロちゃんの方がクーラー効かなくなったことで対応の必要が生じました。カロちゃんは走行性能には何ら問題ありませんが、そういうとこで問題が出て来るかもしれないと、5月の車検の時に教えてもらってたので、ああそうかって感じでしたね。実はしゃーるさんのご縁で、カロちゃんもずっとマツダさんで車検してもらってるんですけど、マツダさんではガスそのものの交換にはまだ対応してないというお話で、でも確か代替フロンてあったよなあ、と思った私は、カロちゃんのご縁があるのでトヨタさんのディーラーにどーなるんですかね、と尋ねてみました。するとそこはさすがにトヨタさんで、クーラー自体の交換というのは出来ませんが、ガスに関しては代替できるものがあるので大丈夫ですよ、とのこと。それならこの先それほどそっちは心配しなくていいなと思って安心したような次第です。マツダさんでもお店によっては詰め寄ったら対応して下さるのかもしれませんが、そのへん、メーカーさん、販売店さんによって、対応はいろいろなのかもしれません。でも、技術的には何ら問題ないようなので、もし皆さんの愛車がそういう事態に見舞われても、修理は充分可能ですからご心配なく。要はやってくれるとこさえ見つければいい話ですから。 カロちゃんは、今すぐ修理してもこれからしばらくはクーラーいらないし、冬の間にまた別のとこからガスもれて抜けちゃったら大笑いなんで、春になったら直してもらおうかなってことになってます。それが済んだら、また費用とかもココでお知らせしたいですね。 しかしそれにしても初代もいよいよ三代目のデヴューで「旧車」に一歩一歩近づく今日このごろ。まあ、ウチはしゃーちゃんより4才年上のカロがいますから、問題出るならそっちが先だろうし、何かあった場合の対応なんかも書いていったら、皆さんのお役にも立てるでしょう。ロードスターのみならず、古いクルマたちの長生きのために、そういうのも頑張りたいと思います。
2005.9.23. ★こんなので乗るんだ★ どうも皆さま、更新までいつも長々とお待たせいたしまして申し訳ございません。鋭意努力して更新までの期間短縮に努めて参りますので、どうぞよしなにお願いします。その間、「ヒマだなー、何か読むもんないかー」という方がいらっしゃいましたら、AYPOO DIARYなどもございますので、そちらにもどうぞお運びくださいませ。こちらは、しゃーるくん関連の話題専門ですが、AYPOOは節操がありませんので、その時の気分でいろんなお話をしてます。またそちらもぜひ。 ところでいよいよ秋のオープン走行が楽しみな季節になってまいりましたが、今年の秋、皆さまロードスターとどんなドライヴを計画してらっしゃいますでしょうか。まずやはり秋と申しますと、私などはどんなお洋服を着て乗ろうかなーっ、ていうのがとても楽しみなところです。特にロードスターはオシャレがウリのクルマですから、やはりファッションにも気を使いたいもの。ましてや秋ともなれば重ね着ができますので、あれこれコーディネートが楽しい季節。特にあやぼーの好きなロリなお洋服には、最適の季節と言えますね。巷ではもう9月に入る前後から、秋ものたけなわといった感じで盛り上がってますが、私もまたまたそのへんに散財しまくってます。どんなお洋服が好きかというと、Magazine Workshop であれこれあやぼー流コーデをご披露してますので、ご覧になって見て下さい。そちらのページでは他にもいろいろやってます。 さて、今年まず絶対コレでいくぞ、と思ってるのが、こちらのお洋服。別珍の上下なんですけど、けっこうこーゆー男のコっぽい感じも好きなんですね、私。このお洋服はジェーン・マープルの秋物コレクションの中のひとつですけど、この秋、この他4点ほどのコーデが装苑に掲載されたとたん、ファンの間で壮絶な争奪戦が繰り広げられたってゆー、その伝説のうちの一点です。ジェーンさんのファンというのはともかく根性入ってますから、気に入ったお洋服を手に入れるためなら全国の直営店に問合せまくるという方までいらっしゃるので大変です。あやぼーはいちおう関西圏のお店はネットワーク作ってますが、さすがに全国まではね。ま、ともかくそういうわけで、その苛烈な争奪戦を乗り越えて、なんとか手に入れることが出来たこのスーツ。これに靴はあやぼー的には黒を合わせるつもりでいます。 ジェーンさんは、名前でお分かりになる方もあるかもしれませんが、アガサ・クリスティの小説に出て来る名探偵ミス・マープルにちなんで名付けられたブランドであることでもあり、英国的なテイストがそこはかとなく漂うお洋服が沢山あります。これなんかにしてもそうですけど、そんなわけでロードスターの中でもVスペシャルのブリティッシュ・テイストにはばっちしハマるお洋服なわけですね。ちなみに発売当初もともと赤が最もよく知られたカラーだったため、けっこうファンキー!! なクルマだったロードスターに、Vスペシャルはオーセンティックな正統派ライトウエイトスポーツのテイストをということで加わったラインナップだったんです。あのネオ・グリーンのボディ・カラーから、例えばデイムラー・ダブルシックスなどを連想される方もあるかと思いますが、あの色!! あれこそクルマにおけるブリティッシュ・トラディショナルの究極のカラーとも言えるでしょう。 というわけで、どうも英国的なものに目がないあやぼーなんで、この秋もこんなファッションで、しゃーるさんに乗ってみようかなっと思ったりしているわけです。でも別珍だから、着れるまであと1ヶ月くらい待たなきゃならないかも。いいもん、まだ他にも先に着たいのはいっぱいあるもん♪ それからもう一点、こちらはもう思い切りロリな雰囲気になってますが、これも手に入るなら着たいコーデですね。音符のモチーフというのもこういったお洋服でよく使われるので、ジェーンさんでも何年かに一度、意匠を変えて出て来るものなようですが、今年も秋のコレクションの予約が始まった頃から、この柄は大人気だったとか。うーん、今から手に入れるのはやっぱり無理かなあ...。 今回、装苑に掲載されたお写真は、どれもジェーンさんの王道と言ってもいいような組み合わせで一貫してたので特に大騒ぎになったみたいですけど、何と何をコーデするといいかというのが、けっこう難しいお洋服ではあるので、出来れば写真通り着たいって私なんかも思ってるんですけどね。 ともあれ、クルマとお洋服が揃った今、あとはもう少し涼しくなるのを待つのみ...。皆さまも、秋の愛車とのドライヴには、服装も思いっきり凝ってみられては如何でしょうか。それにしても、このスタイルとあのクルマでいったいどこへ行こうかな。それも考えないとね(わくわくわく♪)
2005.8.14. ★クルマもトシをとってゆく★ すいません、月2〜3回は更新したいと言ったその端から、2ヶ月半も...。ひらに、ひらに、お許し下さい。(合掌) ところでいよいよ秋が近づき、三代目ロードスターの話題も巷でチラホラ聞かれるようになって来てるようです。うちにもニュー・ロードスターの予約受け付けのお知らせなどが舞い込んでおりましたが...。確かにとても良いクルマだと思うのですけれど、しかしなかなかどーしてマゴは初代のご威光には勝てるまい、と、ひとりでに顔が笑ってしまうのは、やはり私が根性の悪い親バカだからでしょうか。 ま、それはそれとしてその「ウチのしゃーるくん」も、いよいよ来年は13歳。ふつー、クルマとしてはもうかなりトシなのかもしれませんが、オーナーが身を粉にしてお世話して来た甲斐あって、新車の頃と特に変わったという感じはしません。相変わらず健康で、ノートラブル記録更新中です。以前どこかで書いた話かもしれませんけど、ユーノス・ロードスターはドイツでの10万キロ走破時の耐久度調査で、ふふふふふ、あの!! フェラリのコンバーティブルを抜いて、堂々のトップだったそうです!! これはドイツ車部門と外国車部門に分けて順位がつけられたものなので(形態はコンバーティブル部門)ドイツ車とは比べられてないのですが、わはははは、だーから言ったでしょー。やっぱりただもんじゃないのよね、ロードスターは。そのへんやはり「日本車」ならではの優秀性が、キュートなスタイリングを支えているということなのでしょう。それもあるんで、あやぼーとしてはまだまだしゃーるさんは元気に走ってくれると思っています。ハタチ超えるくらいまでは、何も心配ないんじゃないですか。 さてそれとうちにはもう一台、当年なんと!! いよいよ17歳とゆー、カローラさんがいらっしゃるのですが、このコもノートラブルで元気ハツラツです。10歳くらいの頃に縁あってうちの家族になったんですが、私は最近までコイツはしゃーるさんより2歳上なだけと信じ込んでました。でも先日1年点検に連れてって、そろそろおトシですからと、ディーラーの方に今後はこういうところに注意した方がいいですよ、みたいなお話を聞き、それでよくよく車検証を確認してみたら実は4歳年上だった...。あらま、17歳だったのねー、ってなもんですが、しかしそれであの元気さは、いったい何? ばうばう〜♪ そんな感じでちょっとクルマたちのトシについて最近考えてたんですが、それでもやはりハタチ過ぎたら、そろそろ旧車としていたわってあげなきゃなー、と思ったりしました。まあ、今もそれぞれ月に2〜3回走れば多い方なんで、旧車としたってもっと走った方がいー、くらいのものなんでしょうけど、そのくらいになったら半年ごとに点検入れてやった方がいいかもしれませんね。こうなったらもう、どこまでノートラブルでいけるか、その記録更新にこれまで以上に全力を傾けたいと思います。 それにしてもノートラブルは当たり前と思ってきましたが、やはりクルマもトシをとってゆく、人間もトシをとってゆく、そうするとどちらもワカいうちに、もっとあちこち出かけておかなきゃなー、と改めて思ったりしました。わりと近場をウロウロするだけで今まで来ちゃったし、遠出しても何も不安がないうちに、しゃーるさんたちにもっといろいろな景色を見せてあげたいなあ、と感慨深く思っちゃったりもしましたね。 まあ、世の中、クルマなんてのは次々新しいのに変える方が多いと思いますけど、あやぼーの場合、「あの時はあーだったよねー」とか「こんなこともあったねー」なんて話は、やっぱり長年連れ添ったしゃーるさんとでないと出来るもんではない。もちろんカロちゃんもそろそろうちに来て6年近くなりますから、その間にそういう話がカロちゃんとの間にもたまってきましたけど、だから家族なわけで、ずーっと一緒にトシとってゆこうねって約束してるわけです。 さすがにガソリン車3台までなると今の時代、先の維持問題が大変なんで、三台目のクルマはガソリン車以外が普及してからにしたいし、そうするとまだ当分はお二方に現役バリバリで頑張ってもらわねばなりますまい。
★こんなのがクレイ・モデル★ この前してたロードスターのボディのお話ですが、クレイ・モデルの写真をスキャンしてみました。こういうふうに粘土をぽてぽて乗せたり削ったりしてクルマの形を作ってゆくのが、昔ながらの職人さん芸というものなんですね。今は、それほどまで人間の手が入っている車種は、限られてると思いますけど。 さて、1991年に出版された岡崎五郎さんの「enjoy ユーノスロードスター」、これにはこういったロードスターの開発秘話などが沢山書かれていて、これを読むといやが上にもますますその偉大さが分かる!! そこでちょっとご紹介してみましょう。Yahoo! などのオークションを探せば見つかるんじゃないかと思いますので、読まれたことのない方には、是非とも一度探して読んで頂きたい。面白いですよ〜♪ ちょっと書き出してみると、例えばスタイリングについて、こんな一節があります。
「従来の日本車のデザインとは、小さな箱の中に大きな部屋を作るにはどうしたらいいのか、空気抵抗を小さくするためにはどうしたらいいのか、視界をもっと良くするためにはどうしたらいいのか、といったことにその重点が置かれてきた。そして、その無国籍風のクルマづくりは広く受け入れられ、日本車は世界中の自動車マーケットを席巻したのだ。 しかし、それは「工業製品として優れている」という理由で人々が日本車を選んできたからにすぎない。いつまでもここに留まっていていいのだろうか。こういった反省から「ときめきのカーデザイン」というマツダデザインの新しい潮流が生まれたのである。 マツダの提案する「ときめきのカーデザイン」のねらいとは、従来の機能第一主義のデザイン、つまりインダストリアルデザインの領域から脱却し、楽しさや驚きといったエンターテイメントを人に感じさせる「もっと人に近いデザイン」を実現することにある。理屈抜きに、ときめくことができるクルマをつくりたい。これをマツダはマツダデザインの目指すべき新たな方向として「ときめきのカーデザイン」と表現しているのだ。 ユーノス・ロードスターは「ときめきのカーデザイン」と呼ばれる新しいマツダのデザイン・フィロソフィーが注入された第一作目である。 そこでの最大のテーマは、日本のオリジンを世界に問うこと。そして、そのヒントは室町時代にあった。室町時代は中国の禅宗や宗元からもたらされた異国文化との接触、そして能楽や茶道、華道といった日本独特の文化が花開いた、まさにダイナミックな時代だ。マツダのデザイナーは、その室町時代に日本人のオリジンを感じたのである。 なかでも、このクルマのデザインを担当した田中が特に着目したのが能面だった。能面はそれ単体では表情を変えることはない。しかし人間がそれを付けることによって陰影に微妙な変化が起こり、泣いたり笑ったり怒ったりと様々な表情が現れる。そこには感性を具象的に表現する西洋の観念とは明らかに異なる、日本特有の美意識がある。たとえばロダンの「考える人」は、まさに爪先まで考えている。それに対して能面は簡略化したもののなかに作者の想いを封じ込めているのだ。世界から認められる日本のオリジンの原点はここにあるのではないかと彼は考えた。 とはいえ、能面をモチーフにした造型をクルマのデザインに持ち込もうというのではない。日本のオリジンを世界中に自信を持って提案するためには、まず造り手自信が日本のアイデンティティをしっかりと持つ必要がある。その拠り所を能面に求めたのである。 その考えをもとに、田中は「静・動・寂」という日本人の心に潜む3要素を表現することがメイド・イン・ジャパンのスポーツカーのスタイリングに欠かすことができないものだという結論を導き出した。「静」は、たおやかな女性が静かにたたずんでいるような、なんとも言えない魅力。「動」は獲物を求めて俊敏、かつ正確に疾走する肉食動物のような獰猛さ。ユーノス・ロードスターは、一見ウーパー・ルーパーのようなひょうきんな顔をしているが、ワインディングを走っている姿には意外な迫力があるということに気付いている人も多いだろう。そしてワインディングを走り終わってクルマを停めたとき、エンジンが「チンチン」「チンチン」「チンチン」という音を出しながら冷めていき、それとともに木々のざわめきや小鳥のさえずりが聞こえてくる「寂」。「この一瞬の"寂"のためにスポーツカーは存在する」と田中は言う。そのためには決して自然と喧嘩をしてはいけない。木々を自分のボディに映し込みながら自然に同化していくような面形状が必要だ。だからユーノス・ロードスターのボディが持つ面形状はテンションがありそうでなさそうでという非常に日本的なものになっているのだ。それと同時に見る場所や色、そして光線の具合によって全く見え方が変わってくる。そう、これはまさに能面の世界と同じ考え方なのである。 分かってもらえただろうか。ユーノス・ロードスターは北米マーケットがその主なターゲットだ。しかし、だからといってそのデザインがアメリカ人の好みを反映したものかといえばそんなことはない。その面形状には日本独自の美意識が封じ込められているのだ。エランに似ているなんていうのは、とんでもないことだ。」
といった具合で、読めば読むほどおお、なるほど、と頷けるお話がいっぱいです。 ここでひとつユーノス・ロードスターが登場した時の世界のクルマ市場の事情をお話しておきましょう。当時はライトウエイト・スポーツというカテゴリーがすっかり死に体と化し、市場にはほとんどこの形のクルマが絶滅して久しいような状態にあったそうです。マツダでもこれより前にそのプロジェクトが持ち上がったこともあるそうですが、残念ながら経済的な事情で実現せず、従ってユーノス・ロードスターの登場まで、この魅力的な形を持ったキュートなクルマたちは巷でもなかなか見かけることがないものになってしまっていたんですね。そこへ登場したユーノス・ロードスターは、だからこそ今では「ライトウエイトスポーツ・中興の祖」とまで言われるほどの世界的衝撃を巻き起こしました。この大ヒットの後を受けて、メルセデスやBMWを始め、様々なメーカーが雨後のタケノコのごとく、コンバーティブルのプロジェクトを推進したことはよく知られている事実でしょう。そのような事情の中で、このマツダが提唱した「ときめき」という言葉は、当時、自動車デザインの世界で世界的に通用したとさえ言われています。 同時に日本車の席巻も背景にあったのでしょうが、コンバーティブルに限らずあらゆる車種において、目に入った瞬間にドッキリさせられるような特別で美しい車、そういうものが巷に殆ど無くなっていたこともユーノス・ロードスターがそれほど注目を浴びた理由のひとつに数えられるでしょう。 さて少し話しが飛びますが、かつてイギリスのポップ・アートの父とも呼ばれるリチャード・ハミルトンは、ポップ・アートを「popular, transient, expendable, witty, sexy, gimmicky, and glamourous (大衆的、一時的、消費されるもの、機知、セクシーさ(きわどさ、魅力)、シカケに富むこと、魅力的であること)」と定義しましたが、ユーノス・ロードスターにも、この全ての点が含まれているのではないでしょうか。私は以前、ユーノス・ロードスターは単なる工業性品ではなく美術品であると書きましたが、そもそも「工業製品として優れているという理由で人々が日本車を選んできたからにすぎない」という点について反省し、「"ときめきのカーデザイン"のねらいとは、従来の機能第一主義のデザイン、つまりインダストリアルデザインの領域から脱却し、楽しさや驚きといったエンターテイメントを人に感じさせる」というデザイン・フィロソフィーに基づいている」ことそのものが、「単なる工業製品ではない」ことの最大の理由なのです。 確かにポップ・アートとはこの定義の通り過渡的もしくは一時的な面を持っていますが、同時に美術の世界での定義である限り、それは「永遠」つまり「普遍性」を内包していなくてはなりません。一過性でありながら、時を経ても人の心に残る変わらない魅力を湛えていること。これがなかなか難しいところですが、ともあれこれらの点においてユーノス・ロードスターは、生みの親であるメーカーとしてのマツダや、おそらく開発陣の方々も意識はなかったと思いますけれど、生み出される過程においてそのコンセプトそのものが「芸術作品」としての要素を満たしていたということになるでしょう。ま、そこにMOMAが取り上げるだけの芸術性が既に内包されていたってコトですね。 長々と書いて参りましたが、そういったよーなわけで、やはり私はその美術品の一台であるしゃーるくんを、大事に大事にお守りして、次代へその現物をお伝えする神聖なお役目をまっとうしたいと考えているのであります。みなさんちのロードスターも、一台でも多く、元気に長生きしてくれますように。(祈)
2005.5.30. ★しゃーるくんはなぜキラキラ光っているのか、とゆーお話★ なんか、あっとゆー間に1ヶ月が過ぎちゃってますねー。なんでこんなに毎日が早いんでしょう。前回更新からずいぶん空いてしまいましたが、これからはせめて月2〜3回は更新を心がけたいと思います。どうぞご贔屓下さいませ。 さて今年は5月、とても気候が良くて気持ちのいい毎日が続いていましたが、そろそろ暑くなって来てしまいました。うちはこれからの時期、私はクーラー入れば涼しいけど、しゃーるさんたちは暑くて辛いと思うので、あまりクルマでお出かけするってこともなくなります。今度はもうずーっと涼しくなって10月あたりにならないと、ドライヴってのはしないかなあ...。もちろんバッテリーとか心配なので、1ヶ月に1〜2回は軽いお散歩くらいしますけどね。 ところで、←六甲に行った時のしゃーるさんの記念撮影、気がつかれた方もあるかもしれませんが、けっこうキラキラって光を反射して、周囲の景色がキレイに映りこんでるの分かりますか? 今日はそのへんをひとつ。 1991年に出版された岡崎五郎さんによる「enjoy ユーノス・ロードスター」という本からの引用なんですが、 「最近のクレイモデル製作には、コンピュータ制御によるNC切削機が用いられる。これは3面図のデータをコンピュータにインプットすると、コンピュータ制御の切削機が粘土の塊からクルマの形を自動的に削りだしてくれるという手法だ。 しかし、この方法には欠点がある。それは、紙に描いた絵(2次元)からクレイモデル(3次元)に置き換えるという作業をコンピュータが行うことだ。この方法は手間をかけずに作業時間を大幅に短縮することができるという利点があるのだが、なにしろバカ正直さと速さだけが取り柄のコンピュータがやることだ、人を惹きつけるような微妙な面形状はなかなかできない。つまり、生き物のように語りかけてきてくれる有機的造形は、人が感情移入をして造り込んでいくことによってしか生まれてこないのである。 そこで、ユーノス・ロードスターのクレイモデル製作には、粘土の塊の段階から人が手を加えていくという方法が取られた。この造型方法は、芸術的センスと高い技術を持ったクレイモデラーがいて初めて出来るものだ。0.1mm単位で削っては映り込みの具合をチェックし、0.1mm単位で盛ってはチェックするという作業が延々と続いた。その結果、平面が一ヵ所もないほどに微妙な面が造り上げられていったのだ。 そして、クレイモデルが完成した。形状を計測し、そのデータをコンピュータにインプットして解析してみると、形状の異なる面が全部でなんと260もあった。他のマツダ車が80面ということを考えると、どれだけ多くの面が存在するのかが分かるはずた。逆に言えば、これだけの面を用いなければ、ユーノス・ロードスターの微妙な面形状は表現できないのだ。」 と、まあ、どうでしょうか。お坊ちゃまは、こんなところからやはり特別なんですね。あの独特の映りこみと光の反射の仕方、あれはもうダイヤモンドで言えば144面カットのよーな(ロードスターの場合は260面カットね)、そういう細かい面形状のみがもたらす究極の輝きということなのでありましょう。 よくね、モノの分かんないクルマのジャーナリストが、それは確かにそういうヒトたちはクルマのメカニズムについてはよくご存知かもしれないんですが、でも「芸術」という観点からゆけば単なるドシロウトな方たちですから、失礼にもウチのしゃーるさんたちのことを「値段の安いエラン」などとゆー、全くもって侮辱的な形容で呼ばれることがありますな。しかしっ、しかしですね、ユーノス・ロードスターというのは、そんじょそこらの「工業製品」とはワケが違うのです。このよーに、ボディのみならず他にも様々な部分で、造られた方たちの思い入れが生きており、「お仕事」で受け流したようないーかげんな造り方はされていない。そこに、私たちロードスター・ファンが「特別」な思い入れ、有機的感情とでもいうか、「生き物」とか「友」として捉え得る芸術性がちゃんと生きているのですよ。だから私に言わせればエランも確かに優れたクルマだったかもしれませんけれど、あちらはそれでも「工業製品」、ユーノス・ロードスターは「美術品」、ココに絶対的な差があればこそ、現役当時ユーノスを選ばれる方が圧倒的に多かったという結果が出ているんだってことですね。値段じゃないです(私に関して言えば、ジャガーを蹴ってまで選んだユーノスなんだっっっ)。そしてそれは一時的なものではなく、三代目が世に現れようとしている今になっても多くの初代が路上で走り回っているというこの事実に、その価値の普遍性が裏付けられているということでもありますな。つまり「美術品」の価値は「永遠」のものなのです。 と、まー、一席ぶってしまいましたが、常日頃からあやぼーは値段でしかモノの価値が測れないバカものにはウンザリしているので、ちょっとキビシく指摘してみました。「珠も磨かずば光るまい」とか申します。現在ロードスターを所有しておられる皆さまにも、その「美術品」としての真価を自覚して頂き、、どうぞ末永く愛して下さいますようお願いしたいと思うのでありました。相応のお手入れをしてピカピカ光らせてやって下さいネ。(合掌) ユーノス・ロードスターに関する限り、このテの「伝説」には事欠きませんので、またそんな話も出て来るかと思いますが、いいですか、オーナーの皆さん、しつこいようですが「美術品」なんですよ、「美術品」。だからMOMAに展示されたことがあるというのも当然のことで、そのへんオーナーの誇りを持って乗って頂きたい。宜しくお願いしますよんよんよん♪
★エンジンルームのお手入れ★ ところで皆さん、エンジンルームってどうやってお手入れしてらっしゃいます? ココは年月が経つにつれてどんどん汚れのたまってゆくところですけど、残念ながらシロウトの手にはなかなか負えないんじゃありませんでしょーか? しゃーるさんがいつもお世話になっている神戸マツダ西宮店さんでは、車検のたびにこのエンジンルームをキレイにして下さいます。以前、どこかで伺った話ですが、確かスチームをしゅわーっとかけで、こびりついている油汚れを溶かしだして落としてしまうというような方法じゃなかったかと思います(気持ちよさそー)。そうやって2年ごとに手入れしてもらっているので、12年経った今でもしゃーるさんのエンジンルームはすごくキレイです。もちろんカロちゃんもそちらでお世話になっているので、こちらは齢16歳ですが、やっぱりキレイです。そんなにお値段かかりませんし、やはり心臓部ですから手を入れておくに越したことはないですよね。もし皆さんのクルマ、ロードスターに限らずエンジンルームがどんよりしてるようだったら、ディーラーなどでこういうサービスをしてくれるところがないか聞いてみられては如何でしょうか。カーエステなんてやってるとこもあるし、すぐ見つかると思いますよ。 それからクルマのおなか、つまりシャシ回りですが、ここも一番お汚れになる部分のひとつですな。うちはこちらも車検ごとにキレイにしてもらって、防錆加工を施してもらっています。特にココが一番サビの出やすいところだと思いますし、これもそれほどお値段かからないので、やっておいてもらうと安心ですよ。 ま、こういうシロウトの手におえない部分、昨今ではあちこち専門の業者さんなどもあって助かりますよね。うちの連中はどちらもそろそろ所謂ところの「旧車」に近づいてますけど、家族ですから手放すことなんてあり得ませんし、古くなればなるほど健康に気を使ってやらねばと思ったりしてます。しゃーるさんたちがみんな30歳くらいになったら、ロードスターのためのコンクール・ド・エレガンスなんてやりたいですねえ。うーん、それまではまだまだ長い道のりだな。
2005.4.28.-5.2. ★New Roadster★ 3月にジュネーブで初お目見えを果たし、巷でも既に話題の「三代目ロードスター」くん、今年秋には全世界で発売されるとか。 一部1.8もあるものの 2.0が主流ということで、ちょーっち重くなっちゃうのかなと思ったりもいたしますが、二代目からそれほど大きくツラ構えも変わったという感じはしませんし、6段MTもあるということで、なかなか良さそうな新型ではないでしょうか。 三代目ともなると、ウチのしゃーるくんからすると「弟」というよりは「マゴ」かとも思いますけど、ともあれ初代&二代目が創って来た「ロードスター伝説」をしっかり受け継いで、その名声を高めるべく市場で健闘してもらいたいと切に祈っております。 いやー、しかし我らがロードスター、89年が初代の発売ですからその歴史も早や16年。そう考えると巷を今も走り回る初代の数の多さが、如何に驚異的であるか、改めて思い知らされます。ま、新型が出るとはいえ、初代も二代目もそれぞれ名声を確立してますし、やはり路上からその姿が消えることはありますまい。ともあれ、三代目の姿を街で見かけるのもそう遠いことではないと思うので楽しみですね。ロードスターよ、永遠なれ!!(合掌)
★ユメはでっかく★ さてあやぼーはかねてから、今度はクルマ四台は入れられるガレージを持つ家を建てるぞ!! と決意していたりするんですが、それもあって先日書店でこのよーな本を見つけました。「ガレージのある家」という本で、クルマ好きなら垂涎のガレージ・ハウスの実例が集められています。建築家の方が建てられた自宅なども含まれていて、いやー、もうオシャレなおうちがいっぱい。なんだかんだ言っても、まだまだ日本人、お金持ちですねっ。 資金調達の話はともかくちょっとこっちへ置いといて、おうちを建てるってのは実際に建っちゃうまでが、あーでもない、こーでもないと悩んで楽しいってとこもあるんで、こーゆーの見てると夢が広がっちゃいます。 家を建てる、というと日本ではまず土地が問題になっちゃって、そのへんで挫折してる方も多いと思うんですけど、昨今、地価も利率も下がってますし、マジメに取り組めば普通にきっちり働いてる方なら実現出来ないことはきっとないでしょう。 やっぱりユメはでっかく持とうじゃありませんか。土地は郊外に出ればけっこう安いのがありますし、建物のみの値段もこの本に出ている家の場合、坪50万見当(建坪50坪として2500万くらい)のものが多いです。でも中には1500万くらいで建っちゃったよー、なんてのもあって、見ていると案外カンタンって感じになって来ますよ。 さて中でもしゃーるさんが コレ!! コレにしてっ!!、と気に入ったらしいのがこのおうち。 建築家の方のご自宅なんですけど、一階ガレージ部分には前面2台、奥に1台置けるスペースが取られていて、趣味の部屋らしくインテリアも凝ってます。しかしなんっと言ってもっっっっ、バーカウンターがあるってのがイキじゃないですかっ。フローリングされた床に、どっしりしたバーカウンター、側には愛車。どうです皆さん、めちゃ羨ましくないですかっ?? あやぼーがちょこちょこ趣味で小説を書くって話は以前からしてたと思うんですけど、それにも実はバーカウンターのあるガレージ・ハウスが出てまいります。それはフェラリ愛好家の主人公が山の中に立てた隠れ家的山荘って設定ですけど、自分でもそーゆーの建てたかったから、このおうちには感動しましたね。
この本に出ている殆どが建築家に設計を依頼して建てられたもので、施主がクルマ好きなのは当然ですけど、設計された方も同様にクルマ好きの方が多いようで、それだけにツボを押さえた素敵なガレージ・ハウスばかり。ちょっと日本の家とは思えないくらいオシャレなのも沢山あるので、見ているだけでも楽しいです。もーしかしたら、この1冊の本から、あなたの家作りが始まるかも〜♪ 家なんてまさか、と思ってる方も、そろそろ一軒と思ってるクルマ好きの方も、ちょっと覗いてみられませんか? よし、あやぼーも実現に向かって頑張って、働くぞ!!
2005.4.23. ★あら、カワイイ★ ガソリンスタンドでオイルの宣伝チラシをもらったんですけど、裏にこんな絵が描いてありました。なんかカワイイので、ちょっとお見せしちゃおっかなーと思って。クリックするとチラシ一枚全部見れるようになってます。 なんでも、この赤いクルマさんは、毎日奥さんのお供で旦那さんを駅まで送ったり、お買物に行ったり、忙しい毎日を過ごしているようなんですが、混んでる街中では止まったり、走ったり、それはけっこうクルマにとってしんどいコトなんですって。「そんなボクにとって最高のご馳走は早め早めのオイル交換。」だから、「オイルのこと真剣に考えてほしいなー」って。かわいー。 そうですねえ、やっぱりオイル。これはクルマさんの心臓の中を駆け巡っている血液のようなものですから、それが汚れていると人間と同じように病気になっちゃいます。ウチのしゃーるさんは、点検ごとにいつもオイルを変えてもらっているのでサラサラ・ピカピカ。クルマも人体と同じように複雑なメカニズムの集合体なので、健康に気を使ってあげないと元気に走れません。ま、オイルはその基本中の基本なので、皆さんも愛車のオイル、早めに交換してあげて下さいね。しゃーるさんとあやぼーからもオネガイ!! です。 しゃーる談:この赤いクルマさんも「ボクずっとご主人のお役に立ちたいんだ。」って。うんうん、クルマはみんなそう思ってるんだよねー。人間さんにももっと、ボクたちのことを家族だと思ってもらえたらウレシイんだけどなー。
ところでオイルの他にクルマさんの身体にいいモノ、それは「金属疲労防止剤」です。「マイクロロン」という商品がとても有名ですけど、しゃーるさんがいつもお世話になっている神戸マツダさんには、メーカー純性のMT-10という金属疲労防止剤があります。これはオイルに混入して、激しい運動を繰り返しているので次第に劣化していく金属そのものを保護、修復する機能を持っているもので、クルマたちの心臓部、エンジンを構成している金属そのものを健康に保つものなんだそうです。これを入れてしばらく経つと内部に定着し、摩擦による劣化を軽減してくれるんだとか。たぶんどのメーカーさんでもこういった純性のものがあるか、マイクロロンなどの市販品を扱っていると思うので、今度の点検の時ちょっと聞いてみられては如何でしょうか。MT-10の場合、走行距離にもよりますが、ふつーに自家用車として使っている車で4年ごとくらいにコレを入れておくと良いのだそうです。お値段は2004年5月時点で約5000円でした。昨年、カロちゃんにコレを入れてあげたんですが、やっぱり元気100倍みたいに走ってますよ。ちなみにしゃーるさんにはMT-10より前のS8000というのを入れてあるんですが、これは8000円くらいでしたね。MT-10より定着するのに時間がかかったようですが、一旦定着すると6万キロはそれで走れるということでした。MT-10はそれを更に進化させたものらしく、特に定着が早いというのが利点だとか。どちらにしても、コレもしゃーるさん&カロちゃんの新車時と大して変わらない健康さに貢献してくれてるんじゃないかと思ってます。 他にもガソリンはレギュラーより、ハイオクとかプレミアムと呼ばれるタイプのものには清浄剤が混入されているのでクルマたちの身体には良いようです。しゃーるさんは元々レギュラー仕様ですけど、どうせなら清浄剤入りのものの方がいいということで、ずっとハイオク入れてます。それで直接に燃費が変わるということはないようですけど、でもやっぱり調子のいいクルマは加減速がスムースなので燃料消費も全般に軽減されるものじゃないかという気がします。ちなみにウチのしゃーるさんはオーナーが渋滞を避けた時間帯しか運転しないこともありますが、なぜだかリッター11.5〜12.5キロ平均で機嫌よく走っとります。一般にロードスターはリッター8〜9キロくらいじゃなかったかと思うので、これはやっぱり健康だからじゃないかなー? しゃーる談:それもあるけどさ、やっぱりウチのオーナー、びんぼーだから気を使ってるんだ、ボク。それにボクってウチで一番の金食い虫とか言われてるもんな。食費くらいちょっとは遠慮しないとね。
あやぼーにとってはクルマたちはイキモノなので、やっぱり美容と健康には気を配ってあげなきゃなーといつも思ってます。そのためには外側のお手入ればかりではなく、これまた人間と同じように体内から健康を保つ努力をしてあげることが大切です。機械というのは手入れさえ良ければ20年でも30年でも元気に動いて人間を助けてくれるものなので、本当に気に入ったクルマを買って大事に乗る、コレがゴミを出さないようにしなきゃならない現代の我々にとって、トレンディなクルマとの付き合い方ではないかと思ったりいたしますね。「使い捨て」感覚なんて、もう単なる時代遅れですよ〜♪
2005.4.9-4.15. ★六甲山に登って来ました★ つい数日前、春のドライヴをテーマに1ページ作りたくて六甲を走って来たんですけど、前回のポルトバザールの時のように単独ページに出来るほどの写真が撮れませんでした。それで、以前からクルマに関わるあれこれを書くのにGARAGE MIATAにAYAPOOみたいなページを新設したいなあと思ってたこともあってココが出来たというわけです。ドライヴに行ったりした時のことだけじゃなく、道走ってて思ったコトとか、腹立ったコトとか、しゃーるさんの他の好きなクルマのこととか、いろいろ書きたいと思ってますので、おヒマな折には覗いてみて下さいね。 さて、その六甲ドライヴなんですが...。いやー、もー、あれが道ですか? ってくらいのワインディングで、真直ぐ前に走ることしか出来ないあやぼーは二度と行きたくなーい!! と叫びながら帰って来ました。ま、スポーツカーと言えばですね、真直ぐ走る他に、ああいうワインディングを走り抜けるってのも面白いとかよく聞きますが、私はダメ。あれは、あやぼー向きじゃありません。やっぱり私としゃーるさんは、前向き高速走行向けです。きゃはははは。今度もし六甲に行きたくなったらシャトルバスを利用したいと思います。無事に帰れたのが奇跡よっっっっ。 でもまあ、あんなのはもう何年も前にウチの近所の裏道を走って以来のことだったんで(もーしかするとこっちの方がもひとつ曲がりくねってるかも...)、なんだかんだ言いながらも楽しくないことはありませんでしたが、ともかく景色見てる余裕すらありませんでしたね。あんなのみんな、よく走れるよなあ...。 それに、あやぼーが「初めての場所は必ず迷う」という救いようのない方向音痴だというのは以前から言ってると思いますけど、今回もその六甲へ上がる道が見つけられず、逆瀬川付近で30分ほどぐるぐる、ぐーるぐる途方に暮れてしまいました。なんだかなあ...。標識通り行ってるのに、いつのまにか道が無くなるんだものなあ...。ううううう...。一時はもうどこ走ってんのかワケ分かんなくなっちゃいまして、前を走ってるトラックにボーっとついてったら、どこかのビルの荷物搬入路だったらしく行き止まり。ちょうど警備の方がいらしたので思いっきりぶりっコして「すいませーん、迷い込んじゃったんですけどぉ、どうやって出ればいいんでしょうかぁ〜」とか尋ねて、なんとか抜け出すことは出来ましたが、恥ずかしいですね、やっぱりあーいうのは。 そんなこんなの失敗を重ねましたが、その後いちおー道を見つけまして無事に目標だった六甲山ホテルに辿り着き、ラウンジでお茶するくらいは出来たのでした。山上リゾートなんでこれからの季節は混んで来そうですけど、あやぼーが行った時は平日のお昼だったので殆どお客さんはありませんでした。おかげでしゃーるさんも駐車場にすんなり駐められましたが、関西でも指折りの行楽地ですし、土日はこんなもんじゃないでしょうね。ともあれラウンジからの眺めはなかなか良くて、夜景なんかも良さそうなので、あんな根性曲がりくねった道を通らずに済むのなら、たまに出かけてみたいという気はします。今は春なので写真のように景色がボケてしまいがちだそうなんですけど、冬はもっとクッキリ見えてキレイなんですって。 さて、お昼のラウンジは特に美味しいものを出してるというわけでもないですけど、サンドウィッチとケーキ類の簡単なバイキングが用意されていて、ドライヴのついでに立ち寄るのにはいい感じです。それにさすがにホテルのことで、コーヒーはとっても美味しかったですよ。六甲山ホテルのHPはこちらにありますので、出かけてみようかなと思われる方は、各レストラン、ラウンジのメニューや催し物、周辺の観光スポットなどをチェックされると宜しいかと思います。クルマの他にシャトルバスも出ていて、交通についても詳しく案内されてます。 それから行楽地、観光地ってことで、ホテル内にもお土産をいろいろ売ってるお店がありまして、よくあるお菓子や名産品の他に、ナショナルトラストのショップも入ってたりします。それでしゃーるさんに、慣れないワインディングを走った記念と御褒美としてサシェをプレゼントしてあげることにしたんですが、うちにはカロちゃんもいるので色違いオソロで買ってあげることにしたのでした。ついでにウサギのキーホルダーも買ってしまいましたが♪ ナショナルトラストのお店なら梅田の阪急の横にもあるのを知ってるし、いつも素通りしかしないくせに、なまじこんなとこにあるもんだからついつい...。ま、記念品ね。 それにしても山の中というのに、どーゆーわけか六甲山、サクラがないのはなぜ? あんまり曲がりくねってるもんだから回り見てる余裕がなかったせいで気がつかなかったのかと思ったりもしますが、ホテル周辺にも見あたらなかったのは不思議です。ウチの周辺あたりよか遥かに観光スポットだと思うんですが、こっちの方が今の季節、ずっとサクラが多いような気がしました。そう言えば、ウチあたりも街のヒトから見ると身近な行楽地は行楽地なんだっけ? (住んでるとそーゆー意識ないけど、牧場とかあったりするしな...) 道は、「もーいーぞ」という感じではありましたが、やはり街中より数度は低いひんやりした空気もいいし、それに植物園とかオルゴール博物館のホールズ・オブ・ホールズとか、周辺の観光スポットも気になるので今度はバスで出かけてみようかなと思います。ハイキングってのも楽しそうね。それにつけても皆さん、ワインディングはお好きですか?
きねんさつえい、はい、しゃーるさん、ちーず!!(今年で12歳よーん♪)
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