2007年頃から、このページを作ろうと思ってチーズのタルトに挑戦してたんですが、これがなかなか難しいのなんの。とりあえずはチーズケーキの体裁に仕上がるし味もなかなか良いんですけど、焼きあがりが全然キレイにならない。火が強すぎるとまだらになったり、かと言って火が弱いとイマイチ味が良くなかったり...。それに、スポンジケーキだと金串などを刺してみて何もくっつかなければ焼きあがったと分かるじゃないですか。でも、このチーズタルトの場合はタルト台に詰めるフィリングがクリームチーズを主体としているので、焼きあがっても熱いうちは中身が溶けてて串を刺すとくっついて来ちゃうんです。冷めると固まってくるんですが、最初のうちはそれを知らないものだから、あれ〜、なんで焼きあがらないの〜とかって随分悩みました。結局、何回か作ってるうちに気がつきましたけどね。 そういうわけで、このチーズタルトは中身を作るのは簡単なわりに、オープンの火加減ひとつで実にいろいろな見た目の作品が出来上がってしまいます。言いかえれば、火加減と焼き時間で最終的な外見と味が決まるということでしょう。以下では、基本的な作り方を紹介していますので、焼き方はいろいろ試して好みの味を見つけて下さいませ♪ ★材料★
作り方 :
レモン風味が効いているのが、このタルトのお味の決め手です。レモンの酸味とケーキの甘みが絶妙のバランスで、あやぼー的にはマキシムのル・ロワイヤルに匹敵するぞと、ものすごく気に入ってたりします。特にコーヒーと相性が良いので、ぜひ、お試しになってみて下さい。 ところで、下の写真を見て頂くと分かるように、同じフィリングを使っているのに焼きあがったケーキの見た目が全然違うでしょ? これが焼き加減をいろいろ調整してみた結果の焼きあがり例で、表面が多少まだらになっていても切り分けるとけっこうキレイには見えます。でも、見栄えという点では自分的にまだ納得できていないので、今後もいろいろ試してみるつもりです。チーズケーキと一言で言っても作り方はいろいろあって、焼き加減ひとつで味もずいぶん違ったりすることを考えると、なかなか奥が深いもののようですね。
2011.5.19.-5.20. photo : 2007.3.23.+10.21.+11.26.+2008.11.25. layout : 2011.5.18.+ 5.19.
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