イチゴをグランマニエに漬けたものと白ワインの入ったゼリーに、赤ワインのシロップをかけていただく夏のデザートに最適の一品です。洋酒をたっぷり使っていますので、オトナのデザートと言えますね。 今回はイチゴの赤を生かすために白ワインのゼリーを組合わせていますが、ゼリー単体で食べる場合、ワインの他にブランディやキルシュ、リキュールなどの洋酒で色づけ香りづけしてシロップをかけても美味しいです。洋酒のゼリーを作る時は、一般にゼリー液に対してワインなら10%、ブランディやキルシュ、リキュール類などは3〜5%くらいの量を加えるのが美味しいと言われています。お好みによって加減されると良いかと思いますが、洋酒を混ぜるとゼラチンが固まりにくくなることもあるようですので、あまり多く加えすぎないように注意が必要です。なお、今回のように型から抜く必要がなく、シロップづけにして食べる場合は、ゼリーは柔らかめに作った方が美味しいようです。
作り方 :
この春のイチゴシリーズの流れでこれも作ってみたんですが、イチゴの代わりにいろいろなフルーツのコンポートを代用しても美味しそうですね。コンポートを作るのがめんどうなら、缶詰めの白桃やみかんを使ってもお手軽に楽しめるでしょう。洋酒好きのあやぼーとしては大変気に入りました。フルーツ抜きでゼリー&シロップもなかなかでしたよ。 他には応用で、白玉や小豆、こしあんなどを入れたら、あんみつになるかなー、とか思ってたんですが、まだ試してはいません。そのうち一回やってみたいですが、この場合はやはり本格的に寒天を使った方がいいかも、かな? ともあれ、こちらは夏の午後に冷たいハーブティと一緒に頂くなんてのも宜しいかと思います。何と言っても、見た目が涼しそうですもんね。
2007.6.26. photo : 2007.6.6.+6.10. layout : 2007.6.25.
>> sweets sweets vol11.宝石のようなコーヒーゼリー
|