基礎篇★発行先の確保から作成、アップロードまで VOL3.基本のページ作り・その2 ★背景、文字色、フォント、フォントサイズを指定する
T.背景を決める...「書式→背景」の順にクリックするとページのプロパティという詳細設定画面が、「背景タブ」をアクティブにした状態で表れます。
T-1. 背景を画像にしたい場合...「背景の画像」の白いチェックボックスをクリックしてチェック・マークを入れ、使用する画像の名前を入力するか、「参照」をクリックしてファイル一覧から目的の画像を選択して「OK」を押すかします。また必要に応じて「ウォーターマーク」を指定することも出来ます。 ※「ウォーター・マーク」とは画面をスクロールした時に背景画像を動かさずにテキストだけをスクロールするように設定したい場合に使用するもので、チェックボックスをクリックしてマークします。丁度水の上を影が滑っているような感じで文字がスクロールするのでこの名前があります。但し作成画面上ではこの設定は反映されず、プレヴュー画面、もしくはブラウザで表示した時のみ確認することが出来ます。どんな風になるのか見たい方はこちらをクリックして下さい。また「背景の画像」、「ウォーター・マーク」ともにチェックを外したい時は、もう一度チェック・ボックスをクリックします。
T-2. 背景を無地にしたい場合...設定画面の真中あたりに「色」という項目がありますので、その中の「背景」の横にある下矢印をクリックし、プルダウンメニューから色を選びます。
ここにない時は「その他の色」をクリックすると色パレットを表示することが出来ます。六角形のパレットの中から好きな色を選んでクリックしてからOKボタンを押します。他に、この画面にはスポイトの絵が書かれた「選択」というボタンがありますが、これをクリックするとスポイト状のポインタが現われます。マウスを動かして、画面上どこでもかまいませんからこれでポイントしてクリックすると、ポイントされた部分の色が選択されます。
更に色彩を微調整したい場合は、上の画面の「ユーザー設定」を選び、グラデーション上で十字のカーソルをドラッグして必要な色を出すか、横の色彩深度計を上下させるか、赤、緑、青を数値で指定して色を決め、「OK」を押します。 ※背景に画像を指定していない時に背景色で「自動」を選択したままにしておくと、通常白い無地の背景を表示します。そのままでいい場合は設定を変える必要はありません。
U.さて、せっかく「ページのプロパティ」を開いているので、ついでにテキストやリンクの色設定もやってしまいましょう。背景色を変更したのと同じ要領で、残りの「テキスト」、「ハイパーリンク」、「表示済みのハイパーリンク」、「アクティブ・ハイパーリンク」を好きな色に設定して下さい。
それぞれの項目は、以下のように入力画面でのテキスト表示に反映されます。 ★「テキスト」...ページ上の文字色を指定。 ★「ハイパーリンク」...文字にリンクを設定した場合、指定した色で表示してヴィジターにリンクがある場所を教えます。 ★「表示済みのハイパーリンク」...ヴィジターが既にリンク先のページを前に見ている場合、通常のリンクと違う色で表示し、訪問済みのページであることを知らせます。 ★「アクティブ・ハイパーリンク」...ヴィジターが今表示したばかりのリンクを示します。 以上のことからわかるように、特に意図して同じカラーにしたい場合を除いて、それぞれの色は違うものを設定しておくのが一般的です。また、「表示済みのハイパーリンク」、「アクティブ・ハイパーリンク」は、作成画面上では反映されず、ブラウザで表示した時にのみ指定した色になります。
※テキストなどの色を設定する場合、背景色や背景画像とのバランスを考えてヴィジターに見やすい色彩を選ぶようにしましょう。背景が濃い場合は薄い色、薄い場合は濃い色で設定するのがコツです。また背景に画像を使用すると文字が見にくくなる場合がよくあるので、あまり見えにくい場合は加工ツールで画像そのものを透明化すると良いでしょう。(この場合の透明化とは、明度を増して画像全体を白っぽくすることです。)それでも見えにくい場合は背景向きの画像ではないので、別のものに変えるのが良いと思います。 これで色関係の設定はおしまいです。作成画面で確認してみて変更したい場合は、同じ作業を繰り返せばOK。
V.次に使用するフォント(書体)と文字の大きさを設定しましょう。これは作成画面の上部で、三つならんでいる小さな白ワクに注目して下さい。書体と文字サイズの設定に使用するのは、この中で向かって右の二つです。何も変更していない状態では、白ワクの中に「標準フォント」とか「標準」と記入されているはずです。
V-1. 書体の変更...真中の白ワクの横にある下矢印をクリックすると、使用可能な書体の一覧がプル・ダウンメニューで表示されます。その中から使いたい書体をクリックすれば、白ワクの中の書体名が変更されて、以後入力する文字はこの書体で表示されます。
V-2. 文字サイズの変更...文字サイズは一番右のプルダウンメニューから適当な大きさを選んでクリックします。 これで文字を入力する準備が出来ました。
※既に入力済みの文字について変更を行いたい場合は、変更する部分の始めから終わりまでをマウスで選択し(ワープロソフトと同じです)、選択部分がハイライト表示されてから、プルダウンメニューで変更を行います。
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2001.8.27.-9.1.
2006.5.9.改稿