初夏を感じさせるこの季節、Weekend Style・第3弾はそんな夏の爽やかな雰囲気にマッチしたお洋服3点をご紹介しましょう。まずはキャミソール&ロングスカートの組み合わせですが、どちらもジェーン・マープルのものです。スカートは単なるチェックではなく、トランプ柄が織り込んであるというジェーンさんならではの凝った布地で、しかも裏布は肌触りが良く、ロングとは言っても夏に気持ちよく着ることが出来る素材が選ばれています。バックスタイルは↓の写真のように共布の大きなリボンがアクセント。インパクトの強い赤にロングですから、やはりココは白のすっきりとしたキャミを合わせるのがベストでしょう。これへネックレスはCasual Style 1でも使っていた山サンゴを合わせています。

このお洋服はたぶん2003年頃の夏物だったと思いますが、これにピッタリのバッグが2004年の春に出ていました。↓の写真にも写ってますが、こちらは普通のチェック布で出来ています。けっこう大ぶりなので荷物もそこそこ入りますね。そしてクツ、ピッタリの赤チェックはやはりジェーンさんかと思われたかも知れませんが、実はまるっきりノーブランドのセール品。きゃはは。ジェーンさんでも赤チェックのサンダルを見かけたことはあるんですが、残念ながら買い逃したのでコレを合わせてます。でも、なかなかマッチしてるでしょ?

写真のサンダルはいくらか厚底ではありますが、それほど目立つというほどでもなく、ピンヒールとのバランスも良いのでけっこう履きやすいです。ロングスカートですから、ヒールは高い方が見た目のバランスも良いですね。特にこのお洋服に合わせて買ったわけでもなんでもないんですが、たまたまこれと同じデザインのデニム地のサンダルを見つけた時、一緒にあって気に入ったので買っておきました。お値段はなんとわすが1000円。以前、あやぼーの好みには一貫したところがあると書いてましたけど、それもあってこういう衝動買いしたものが後々役に立ってくれることがしばしばあります。

昔は白黒が定番のカラーだったんですが、最近は赤も大好きで、ついつい目が行ってしまうんですよね。特に春から夏にかけては、白と組み合わせると爽やかな印象があって気に入ってるのでよく着ます。この組み合わせも初夏あたりまで活躍しそうでしょ? 

 

 

 

さて、赤の次は黒。こういったブランドさんのお洋服には定番的なシリーズがいろいろあるもののようなんですが、セーラーもそのひとつ。こちらはメタモルさんの2004年版セーラーワンピースです。話題になった映画でも2003年版の白が使われたこともあって、昨年の夏はこのセーラーシリーズ、オークションでも大人気でした。ちなみにお帽子の方は2003年版のもの。他にジェーンさんにもこのセーラーシリーズがあって、同じテーマでもブランドさんごとにそれぞれのスタイルがあるのが面白いところです。

昨今、街中のお店ではどこで買っても同じ、みたいなお洋服が横行してますが、ジェーンさんにしてもメタモルさんにしても、あやぼーが好きなのは独自のスタイルを持ったお洋服だという点ですね。デザイナーさんそれぞれの個性やこだわりなんて、海外ブランドでも最近あまり見かけられなくなってしまってますもん。でも本当は「ブランド」と名乗るなら、やはりそこにはそれぞれ独自の「スタイル」があって欲しいもので、ま、「ファッション」って、そもそもそうあるべきものだと思うんですけどね。

ところでこちらのセーラーは胸元の百合紋章部分が取り外せるようになっていて、これを取ってしまうと、胸元が空くこともあってスッキリした印象になります。あまり制服っぽく見えるのも、という場合は、そういう着方もできますよ。どちらにしてもオシャレさんなら夏に一度は着てみたい、それが定番セーラーのようですね。

 

赤、黒と来ましたから、今度は夏らしいブルーでシメましょう。でも実はあやぼー、ブルーというお色は殆ど持ってないんです。ひとつのデザインで色違いのラインナップということになると、よく黒、ピンク、ブルーの3色があるんですが、クツならともかくお洋服の場合はさすがに3色お色違いで揃えるというわけにもいかず、どうしても選ぶのが黒、ピンクになってしまいます。メアリのエグランティーヌ・シリーズの時もそうで、ブルーは持ってないんですよね。だからとっても珍しい色ではあるんですが、こちらはJuliette et Justineのワンピースで、素材はカラミとかいう比較的厚手のレーシーな生地が使われています。

フロント部分はグログランリボンを3段のエシェルにしてあり、これもまたジュリエットさんらしい可愛らしいお洋服です。こういったお洋服で私が好きな素材は、このカラミもそうなんですが、他にバーバリーやカツラギ地などのようにしっかりした厚手の生地。薄い綿ブリントもデザインによっては良いんですが、厚手だとボリュームが出ますし、やはり高級感がありますからね。

あと、お帽子は↓のお写真にありますが、チューリップ柄のJSKをご紹介した時に使っていた黒のストローハットのお色違いで、ナチュラルのベースに水色水玉のグログランリボンをあしらったジェーンさんのものです。胸元のリボンと同素材ということで、マッチングもピッタリですね。以前も書きましたが、こういう特に奇をてらってない定番的なデザインのものは、およそどんなお洋服にも合わせられるので、お色違いをバリエで揃えておくと重宝します。

これへネックレスは同系ブルーのビーズで作った手作りのものを合わせてますが、こちらのビーズはフランス製の、光沢が美しい素材を使っているので、このお洋服にもぴったりハマりました。ビーズ・クラフトというのは流行りなんですが、国内の素材はやはりまだまだ。海外のものに良いものがあることが多いです。梅田のナビオにも、そういった海外ものの素材を中心に扱ったビーズ専門店がありますが、作品見本などを見てますとやはり素材感が違いますね。重厚なものや大ぶりのものもお手軽に作れるので、こんなお洋服をよく着られる方は作り方をマスターしておくと、コレ!! といったアクセがない時に作れて便利ですよ。

 

 

さてクツですが、ブルーにはやはり白が映えるんじゃないかということで、デザイン違いを二種類用意してみました。まずひとつは何にでも合わせられるので、一足持っていたいプレーンパンプス。こちらのは全くのノーブランドですが、オーソドックスな形で重宝しそうです。ジュリエットさんやメアリさんのようなクラシックな雰囲気のお洋服には、こういったタイプのクツが結構ハマるのではないかと思います。でも、それでは物足りない、と思われるようでしたら、もうひとつの大きなリボンが付いたジェーンさんのものなど如何でしょうか。こちらは昨年の春ものですが、今年春の4連の白などでも良いかと思いますね。すっきりブレーンパンプスでまとめた時と、クツも凝って、ソックスと組み合わせた時とでは、全体の印象も全く違ってきますよ。そのへんで、着る人の個性が出るところです。

 

 

そういうわけで夏物・第1弾は初夏を想定したお洋服3点を集めてみました。次は更に暑い時期のサマーバカンスをイメージして、サンドレスなどで迫りたいと思います。オールホワイトの可愛いらしいサンドレス、まるで天使のよーですよん♪お楽しみに!!

 

DATA 1.Camisole : \9,240 / Skirt : \26,040 / Bag : \12,390 (All Jane Marple) / 

Sandal : \1,000 (No Bland)/ Necklace (Kit) : \3,990 (Belle Maison)

2. Sailor OP : \26,040 & Sailor Hat : \8,295 (Metamorphose)

3. One Piece : \28,140 (Juliette et Justine) / Hat : \10,290 & Ribbon Shoes : approx. \38,000 (Jane Marple) / 

Pumps : unknown (No Bland) / Necklace : Handmaid

 

>> Vol2.Weekend Style -Summer2-

2005.4.17 - 4.29.