Vol1. 海老とカキのライスグラタン

   

おうちでお菓子を作るようになってから、自分で作れば美味しいものが材料費だけで楽しめる! ということに味をしめ、お菓子が作れるなら料理も作れるだろーとゆー予測のもとにやってみることにしました。まずは、主にカフェのランチなどで出てくるようなメニューをいろいろ作ってゆくつもりなんですが、第1弾は「海老とカキのライスグラタン」に挑戦です♪

ここではエビとカキを使っていますが、カキのない時期ならホタテやイカなどを代わりに使ったり、エビだけで作っても美味しそうですね。

   

★材料★ <<標準的なグラタン皿 2皿分>>

● カキ 8粒

エビ(むきエビ)16尾

  ・・・大きなものを使う時は数を減らして下さい

● 白ワイン 100ml 

  ・・・小さい鍋にカキを入れた状態でワインがかぶるくらいの量に加減して下さい

● ホワイトソース

  玉ねぎ1/4個、小麦粉大さじ2、牛乳 250ml、バター 15g、塩、コショウ

● パルメザンチーズ 大さじ2

● ご飯 ・・・ グラタン皿半分くらいまでの量 x2皿分

パセリ 適量

●バター、塩、コショウ 適量

     

作り方 : 

 

1.殻付きのエビを使う場合は殻をむいて背わたを抜き、熱湯でさっとゆでる。

ただし、むきエビを使うなら、流水で洗っておくだけでよい。

   

この写真は後でアップします。

2.カキは塩水で振り洗い(塩水を入れたボールにカキを入れ、手でばしゃばしゃばしゃとカキを振るように洗う)する。

※チューブ状のパッケージに入っている場合、袋ごと水につけて袋を切るようにすると中の水が飛び散らずに済みます。袋から出した後は1度水を流し、それから塩水で振り洗いすると良いでしょう。

  

   

    

3.小さなナベにカキを入れ、かぷるくらいの白ワインでごく短時間(1〜2分)煮る。

※後でオーブンに入れて焼くので、ここではあまり火を通し過ぎないように注意して下さい。

   

   

4.これが煮上がったカキ。この程度にふっくら形が整っていれば大丈夫。写真の状態になるより、もう少し早めにワインから引き上げても良いくらいです。

★POINT!!★カキは煮すぎると小さくなって旨みも出てしまうので、ここで絶対に煮すぎないことが大切です。

   

  

5.カキを引き上げた後の白ワインは弱火にかけ、1/4くらいの量になるまで煮詰める。

  

   

6.パセリライスを作る。

フライパンにバター適量を溶かし、ご飯を入れてよく炒めてから塩コショウ。仕上げにパセリを混ぜ込みます。

   

   

7.グラタン皿にパセリライスを入れる。量は写真くらいが適量です。

   

   

8.ホワイトソースを作る。

まず、みじん切りにしたタマネギをバターで炒める。

 

   

9.小麦粉を加えてよく練る。

 

   

10.牛乳を加えて煮詰める。

★POINT!!★オーブンで焼いた時に、このホワイトソースの水分がカキの旨みを引き出すので、くれぐれも煮詰めすぎないようにして下さい。流しかけた時に全体にとろりと行き渡る程度の状態で止めておくことが大切です。

     

   

11.煮詰まったて来たら、カキを煮た白ワインを加えてよく混ぜ、塩コショウして味を調える。

   

   

12.これが出来上がりのホワイトソース。

※もし煮詰めすぎた場合は、牛乳を少量加えてゆるめて下さい。

※一人分だけ作る時は、余ったホワイトソースは冷蔵庫で保存し、翌日くらいまでならミルクでゆるめて使うことも出来ます。

     

   

13.7のパセリライスの上にカキとエビをキレイに並べる。

     

   

14.12のホワイトソースを流しかける。

     

   

15.最後にパルメザンチーズを振る。

      

   

16.220度のオーブンで12〜13分焼く。写真くらいに焼き色がついたらOK。

※家庭用オーブンは熱がこもりやすく、設定温度を大幅に上越すことがあります。温度が高すぎると焼きすぎになると同時に、グラタン皿の耐熱限界を越えてヒビの原因になりかねませんので、くれぐれも250度以上にならないように注意して下さい。従って、220度くらいの設定で様子を見ながら焼き上げてゆくのが無難です。

   

   

17.最後に、パセリのみじん切りをちらして出来上がり。

     

 

初めて作った時はホワイトソースを煮詰めすぎてご飯によく馴染まず、あまり美味しく出来ませんでした。それで、そのへんが決め手かなと思ってゆるめのソースで焼いたら絶妙の仕上がり。カキも、生牡蠣とかお刺身などの生鮮系が好きな方ほど煮すぎない方が美味しく出来上がると思います。生ものはちょっとという方だと多少長めに煮た方が良いかもしれませんが、そのあたりはお好みで調整して下さい。あと、ありふれた手順なのに意外と大事なのが塩コショウ。食べた時の感じを覚えておいて調整するようにすると、好みの味に仕上げることが出来るようになると思います。

具材を変えることでいろいろなバリエーションが楽しめるグラタンですが、意外と簡単に作れるものなんですね。これに気を良くして今度はパスタソースを研究中。最近は、"美味しいものは、おうちで作る!"が我が家の合言葉になりつつあります。

    

>> Vol2.ブロッコリーとハムのカルボナーラ

2009.5.5.

photo : 2009.1.19.+1.20.+1.29.+2.1.

layout : 2009.1.21.+1.30.+2.1.