<真福八端>より:「幸いなるかな、悲しむ者.....」 “Blessed are they that mourn...” from The Beatitudes 1906年 ブルノー・モラヴィア美術館蔵
水彩、グワッシュ・紙 61.5x43cm 左下に署名・年記 : Mucha 1906
アメリカの『エヴリボディーズ・マガジン』はミュシャに、キリストの山上の垂訓に基づく6点の絵の制作を依頼した。 ミュシャはそれらを新婚旅行中に描き上げた。 6つの全場面とタイトルページ、および最後の飾り模様はミュシャの手になるものだが、 花の縁飾りはプラハ装飾美術学校を出た若い妻の作であった。 二人はパリで知り会い、その地でしばらくの間、彼女はミュシャの生徒であった。
*この画像及び解説は1983年3月〜11月に、プラハ国立美術館及びアルフォンス・ミュシャ展開催委員会を主催者として、日本の主要都市で行われた「アール・ヌーヴォーの華―アルフォンス・ミュシャ展」図録より引用させて頂いております。あくまで文化振興を目的とし、ミュシャの業績を広く皆さんに知って頂くために掲載させて頂いておりますが、著作権者のご要望があれば即座に削除いたしますので、メールにてサイト・オーナーまでお知らせ下さいませ。著作権者様のご理解を賜れれば、これに勝る喜びはございません。また読者の皆さまにおかれましても、著作権に十分ご配慮頂き、商用利用等、不正な引用はご遠慮下さいますよう、宜しくお願い致します。
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