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聖戦ケルベロスの思い出 〜王国への道が閉じる時〜 Vol.3

ネット黎明期を知る者に取って、昨今のネットマスゴミ化は全くもって嘆かわしいとしか言いようがありませんが、かつて、ゴシップ誌の編集長だか編集者だかが、なんでつまらんゴシッブ記事を垂れ流すのかとゆー問いに対して、「我々は需要があるから(雑誌を)作っているだけだ」というよーな開き直り発言したって聞いたことありますけど、ゴシップ誌の是非はともかくとして、このコトバにはある意味真実が隠されてるなあと思うわけです。つまり、その「需要」を生み出すのが「人間性」ってヤツでね。その人間性が根源「ゴミ」だから、どんな世界も結局「ゴミ」化するってわけです。別に論理も哲学もいらん単純な話なんだよ。見てりゃ分かる。

ネットも、パソコン通信辺りからユーザーが徐々に増えてって、インターネットで更に増えはしましたが、初期の頃はまだパソコンも高価だったし、接続ひとつでもそれなり勉強しないとできなかったりしたから、そういうのが本当に好きで、本買ったり、人に聞いたりしつつ、あれこれやってみる、くらいの知的レベルや努力できる人間性、そして、それなりの経済力がある人が多かったんでしょう。結果として、現実社会に照らし合わせると「中産階級(ミドルクラス)」、自称じゃなくだ。ホントにそれなりの経済力と知性を、自助努力によって確保している階層ね。知的階層ってのは現実問題として厳然と存在しているわけで、それは本人の性質や生き方と直結して自然発生的に出来るものだから(学歴とか家柄とかカンケイない。あくまで個人の性質と生き方の問題)、封建制下の本人無視の押しつけ身分制度のようなものではない。「人間性カテゴリー」みたいなもんかな。だから、本人の努力次第で(←ココ大事)、いくらでも上に行ける種類のモンです。だから、「知的下層階級」ってのは要するに「努力しない人たち」ってことだな。これは堂々と言っていいと思うぞ。存在自体が社会の迷惑だし、自己改善してもらわんことには迷惑そのものだからな。迷惑行為は言わなければ往々にしてヤメてもらえません。

、なんでそんな話になったかってゆーと、「聖戦ケルベロス」で検索すると挙がってくるのは、ゲーム参加者の多くからは殆ど相手にされなかった例のアニメ関連(無論、全部ではないですよ。良かったという方もありました。)と、大したことは書いていないうすっぺらい記事ばっかなのが、ある意味腹立つとゆーあたりから。特にアクセス数目当てのゴミ記事はさっさと消してくれよ、めーわくだから。もうゲーム終わってんだし、キミたちが期待するほどゼニ儲けに繋がるような数のアクセスあるわけでもないだろうからさ。まあ、あーゆーのの多くは往々にして小銭もらって書いてるライター(「小銭記者」とでも命名しておこう)が書いてるみたいで、そうじゃないのもあるとは思いますけど、殆どはゲーム自体やったことのない人が書いてんだろうから、「小銭知識」程度の内容にしかならないのも頷けるよね。せっかく沢山のカード画像やイベント内容などを集めたサイト作って下さっている方もあるのに、検索上位にはあんなのがノサばってて辿りつけやしない。Google も落ちたもんだぜ。

まあ、アニメはアニメで面白かったのかもしれないし、その価値を否定するつもりはないんですが、アニメでケルベロスを知ったという人にとっても、本来のゲームとは全く関係ないキャラをアニメのためだけに作ったっていうのはどうなんだろう。だって、アニメが面白かったからってゲームに興味持っても、ゲーム側ではそんなキャラ、そもそも全然存在してなかったんだよ? それってどうよ? これでは元々のゲーム参加者にも、アニメの方のファンにも中途半端な印象を与えてしまったんじゃないかなという話です。本来のメインキャラの話があって、あのアニメや漫画になった話が乗ってくるならそれはそれで双方に、例えばグインサーガ的世界の広がりを感じさせたかもしれないんですけどね。接点がないわけよ。そこでそもそも「お話作り」の基本がなってないと思う。

そういう事情なんで、とりあえず、ゲーム側では本当はどんなキャラが人気だったのかって話をしましょう。この「人気」って自然発生的なもので、ユーザーが「なんとなく好き」というキャラをご贔屓にしていたところから出ているもので、そもそも運A側は予め人気になるキャラ作ろうと思って作ったわけじゃないんじゃないかと思う。でも、そういう人気こそ「本物」ではないかと? 昔、テレビ業界でさ、「スターなんかいくらでも作れる」と豪語したプロデューサーいたそうだけど、そいつらが「作ったスター」とやらは、今や殆ど話題にも登らないじゃん。残っているのは本当に実力と生まれつきのスター性や芸術性を兼ね備えた少数の本モノのスターだけだもんね。そんなもんです、世っの中なんて〜♪結局は因果律により淘汰されるのであった\(^o^)/

     

6 ゲーム・聖戦ケルベロスを彩った人気キャラたち その1 〜とりあえずメインキャラ〜

○三国王

イシルフェン、アモリア、ヴァンロディスの各国王陛下についてはVol.2 で書いた通りです。やはりまず、彼ら無くしては聖戦は語れないでしょう。ただ、ちょっとオマケでエコヒイキして、我が女王陛下ルーちゃんの雄姿画像追加♪

     

○ ミュア

次は、やっぱりミュアですね。そもそもは、よくあるゲームの案内役に過ぎなかったんですが、それだけにユーザーに一番馴染み深い顔でもあって、いつの間にか「聖戦のミュア」はメインキャラになってましたね。毎年の○周年記念カードに登場していましたし、ミュアをテーマにしたカードも多数出ていました。ただ、初期のミュアは中期以降のミュアよか、かなり気品があったんですけどねえ。途中から若返ったってゆーか、コドモキャラ化はしたな。それはそれで十代のミュアって感じで良かったんですけどね。個人的には最初の頃の方が好き。

 

○ ゴンクレスト (ゴンさん)

王国騎士団長ゴンクレストは全80章あった常設のクエストにメインで登場していたキャラで、そちらではわりとオマヌケなおっちゃんキャラだったんですが、なんか人気ありましたね。し、か、し、実は、このオマヌケキャラは世を偲ぶ仮の姿だったらしい。真の姿とは? 

 コレが ⇒ こーなる 

わははははは、ココまでやるー? 別人とかゆーレベルとちゃうやん。

で、このゴンさんを主役にしたのがバトルイベントで2016年7月から8カ月続いた「竜滅の眷族(序章、1〜6章、最終章)」シリーズで、そこではなんと! 幼きクレスちゃん(ゴンクレストさんの子供の頃の姿)まで登場しちゃったんですね。そして、この可愛らしいクレスちゃんが、如何にしてウマのバケモノになっちゃったかという涙なくしては読めない哀しい物語でございました。

     ← 子供の頃はこんなんだったらしいのに.....♪

あくまで私的見解ですが、私としては、そもそもこの「竜滅の眷族」がアニメになるはずだったか、その可能性があったかしたストーリーだったのではないかと思ったりしてるんですけどね。これだったら、確かに「聖戦ケルベロス・アニメ化」を名乗って何一つ問題ないストーリーだったし、正に聖戦そのものだったし。バトルイベントはふつー、一回ごとにストーリーコンセプトはあっても、こんなにまとまって続く話ってこれだけでしたしね。しかも、一応、4周年のピンクミューズの時みたいに、コンセプトだけじゃなく、ミニ・ストーリーとして読める動画も付いてるというバトイベとしては珍しい仕立てだった上に、時期がアニメの出た辺り近辺だったこともある。いずれにせよ、せめてコレがアニメになってたらなあ。その後がかなり違ってたと思うよ、実際。グリーさん、そのへんゲームからちょっと分野離れたら商売ヘタすぎる(-。-)y-゜゜゜

これが昔のカド××辺りだったら、こんなもったいないことしてないよ。まあ、それなりのライター起用して小説シリーズ化して、何十冊と本出して、ついでにアニメ化して、ゲームソフトでももうけるとかやってるよな。無論、イラスト集なんて一番最初に作って、それもシリーズ化してるはず。なにしろ、かつてあの会社は、どんなに文章ヘタなラノベレベルでもイラスト良ければ売れるって堂々と証明したもん(爆)。

 

○ ゴルド

天才鍛冶師ゴルドは昔からいたキャラだったんですが、鍛冶屋を開業したのはBFが始まってからなので、最初からコーナーとして鍛冶屋があったわけではナイ。しかし、その前からいたのは確か。ただ、私の記憶ではどのへんから、何がどーしてどうなってそのへんにいたのか覚えがない。いずれにしても、結構メインキャラの一人で何回もイベに登場しました。鍛冶に全霊をかける頑固オヤジ、トシ取ってからはこんなじーさんですが、若かりし頃はなかなかカッコいいにーちゃんだったみたいなんだな。

 コレが ⇒ こーだった 

いずれにしても、脇役ながら重厚な存在感がありまして、ゴルドが今日に至るまでだけでも、充分に一冊のドラマになりうるキャラでございました。誰か書いてよ〜♪読ませろ〜♪

 

○ ミュリエル

ミュアの姉さんで召喚コーナー担当でした。登場した時期が遅かったので、まだそんなにストーリーイベントに出て来るまでにはなってなかったんですけど、SLカードとして沢山姿を現しています。ファイナルイベではトライヴ・ヘッドとして活躍していました。聖戦が続いていたらミュア・ミュリエル姉妹の詳しいお話も出て来ていたかもしれませんね。

 

○ピンクミューズ

クナァーン大陸屈指の歌姫ピンクミューズちゃん。こちらは4周年の記念ストーリーイベントで堂々の主役を張りました大人気キャラでございます。彼女の生い立ちと歌姫になるまでの苦難がストーリーになっていました。うー、かわいーなー。

   

○ヴァーミリオン・リーパー (ヴァミ、ヴァミ姐さん)

なーぜーか、かなりの人気があったのが不吉な死神ヴァーミリオン・リーパーなんですけど、なんでかなあ、やっぱり見た目? とにかく最初からN(ノーマル)カードとして存在していたようなキャラで、私も嫌いではありませんが、そもそも死神ってのが不吉じゃないですか。なのに、相当な人気。例えば、あしべゆうほさんのデイモスシリーズなんかではさ。まんま、大鎌を振りかざす不吉な死神のイメージなんですけど、ヴァミが大鎌持つと最終的にはこんなふーになっちゃったり、する。

なにしろ、クエストファイナルでは堂々、最上SL特効カードになったし、ってことは、運A的にもシメに相応しい人材(?)だったってことなんじゃないかな。ま、多くのファンに愛された華麗なる存在でございましたね。

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あかん、止まんなくなってきた。あんまり絵使うのもなんなんだけど、ホントこーゆー話してたらキリがない。まだまだ魅力的なキャラとか人気もふ系とか、ほんっとーに、6000枚もあったらね、紹介したいキャラなんてね、キリないほどいるんだよ〜っ。でも、あまりに長くなっちゃうから、今回はここまでで、つづく、ってことにしておこう。こんなにこんなに素敵なキャラがいっぱいいるのに、せめてラノベでいーから、さっさとこーゆーの出しておけば良かったんだあ(-。-)y-゜゜゜

2018/4/22-4/23

         

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