初級篇★ページ作りの基礎知識1. HTMLを書いてみよう VOL4.テーブルの基本 その1 ★ 構成要素を知る
テーブル(表)とは、ページ内に画像やデータを並べるなどのレイアウトに用いる要素です。例えば...
このように、いくつもの写真を整列させたり、私がロードスターのページで使っているように数値を並べたりするのに使われるのが一般的ですが、データの整列に用いる以外にも、 ・ぺージ全体のマージン指定に利用する ・全体のレイアウトやデザインに生かす ・ページ内の希望の位置に画像とコメントを同時に配置したい場合 ・任意の面積内にテキストを配置したい場合 ・画像どうしの間で適当なスペースを空けたい場合 など、工夫次第で様々に利用することが出来ます。テーブルを自在に使いこなして、見やすくデザイン面でもすっきりとしたページ作りをするためには、まずテーブルの機能について理解しておく必要があるでしょう。そこで T.構成要素、 U.罫線に関する設定 V.サイズ指定 W.位置指定 Z.セルの結合と分割 に分けて、細かく説明してゆきましょう。ここでは基本中の基本ということで、IEやNetscape のような最もよく使われているブラウザなら、必ず表示に反映される機能を主に取り上げています。他にIEでだけ意図した通りに表示される機能などもありますが、それはまた別の章で研究してみることにします。 まずテーブルの構成要素には、横の並びである「列」、縦の並びである「行」があります。またそれぞれのワクは「セル」と呼ばれ、この「セル」内に内容が記述されてゆくことになります。 HP作成ソフトをご使用なら、新規テーブルの作成はHTMLを書かなくても可能ですが(こちら参照)、複雑になってくるとHTMLで調整しなくてはならない場合や、その方が早い場合も出てきます。そこでHTMLでは、表がどのように記述されているかを見てみましょう。
この表をHTMLで表すと以下のようになっています。 <table border="2" cellpadding="0" cellspacing="0">
これでお分かりのように、「セル」に表示される内容は<td> </td>の間に記述されており、上の例でも分かる通りセル内の文字のフォントや大きさについては、通常のテキスト同様に表示される文字の前後で指定されています。つまりこの<td> </td>の間に文字でも画像でも通常と同じように記述してゆけば、それがブラウザではセル内に表示されるということです。 これでテーブルの簡単な構成についてはご理解頂けたことと思いますので、次の章からは、表全体やセルの細かい設定についてお話してゆきましょう。
★HP作成ソフトでの新規テーブルの作成手順 (Front Pageの場合)★
表の作成には、以下の2通りの方法があります。 1.メニューの「表」から、「挿入」→「表」の順でクリックして必要な列数、行数を入力する。
※表の位置や大きさなどは、ここの「レイアウト」で予め指定することも出来ますが、作成後も対象となる表のセル内にカーソルを置いて右クリックすれば、「表のプロパティ」から更に細かい設定をすることが出来ます。罫線や大きさ、配置などに関する詳細設定は、次章以降を参照して下さい。
2.ショートカット・メニュー を押して、必要な列数、行数をポインタで指定する(但しこの場合は4行/5列まで)。
こうして作成された表のセル内に文字や画像を挿入する時も、カーソルを入力したいセル内に置いて、通常と同様に文字を書いたり、画像を挿入したりすることが出来ます。
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2002.8.6.-10.10.
2006.5.14+6.11+6.25改稿