Column8. 「スタイルシートと色指定」
HTMLでの色指定は「#RRGGBB」6桁か色名で指定しましたが(cf. 初級篇1. Vol3.知っておきたい色指定の基礎知識)、スタイルシートではこの他にもいくつか方法があります。 1.「#RGB」3桁 ・・・ 6桁で指定した時にRGB各2桁がゾロ目になっている時、RGBをそれぞれ1桁のみ記述する方法です。例えば「#00f」なら「#0000ff」と同じとして表示に反映されます。 2.rgb(a,b,c) ・・・ #RRGGBB方式は、色の三原色である赤、緑、青の値を0〜255の256段階に分けて設定し、それぞれの値を2桁の16進法で表わしたものを並べたものですが、これを本来の10進法の数値をそのまま記述して色指定とする方法です。例えば、先ほどの「#0000ff」は「rgb(0,0,255) 」となります。 3.rgb(%,%,%) ・・・ RGBの数値を%で指定することもできます。この場合は、先ほどの「rgb(0,0,255)」は「rgb(0%,0%,100%)」となります。 4.プロパティによっては「transparent(透明)」を指定できる場合もあります。これが指定された部分は透明になるので、その下にある内容や背景などが透過されて表示されることになります。
以上6通りの方法の他に、Windows やMacOSのシステム情報を呼び出して、システムカラーを利用する方法もあります。あまり一般的ではないようですが、色指定をする時に<値>として以下のキーワードを書き込むことによって指定できます。なお、システムカラーによる指定はユーザーの環境によって実際の表示色が異なる点に注意しましょう。
|
2007.1.11.