Column7. 「スタイルシートと単位」
スタイルシートで長さ(大きさ)を指定するための単位には、相対単位と絶対単位があります。どの場合にも値が「0」の場合は、単位を省略することができます。
<相対単位>
その要素に設定されている font-size: (フォントの高さ)を「1」として、大きさをその倍数で指定する単位です。
font-size: そのものの値としてこの値が用いられた場合、その親要素に指定されているfont-size:を「1」とします。
その要素に設定されている フォントの小文字の「x」の高さ (x-height)を「1」として、大きさをその倍数で指定する単位です。
さまざまなフォントがありますので、標準的でないものは「x」の高さと必ずしも一致しない場合もありますが、そのフォント自体が「x」を含まない場合でも適用対象となります。
コンピュータのディスプレイを出力対象とする単位で、最もよく用いられています。画面上の1ピクセルを「1」とします。
ディスプレイを基準としますので、その解像度によって表示される大きさが異なる点に注意が必要です。
主に親要素で定められている大きさに対する割合で指定する場合に用います。
元になる大きさは親要素の他に、同じ要素内の他のプロパティ値や、それを含むブロックの大きさである場合もあります。
<絶対単位>
インチ(1in=2.54cm)
2007.1.12..