Column13. 「ユーザーによるスタイルの変更」

 

ここでは、作成者が指定したデザインプログラムをブラウザに無視させて、訪問者側で見やすいように変更する方法を解説します。作成者が良いと思っているデザインても、ユーザー側の諸条件(視力や色の好みなど)によっては、見にくい画面になっていることもありえます。自分がヨソのHPを見る時にも使えますが、訪問者に変更の方法を教えるページを作っておくと、より親切かなと思うので活用して下さい。なお、以下はIE6.0での設定方法、設定を表示に反映させる方法です。

IE7.0では、文字サイズについてのみ以下の方法の他にブラウザ右下にある%表示を使って変更することも出来ます。この場合は、CSS指定があるページでも設定変更なしで反映されます。

 

T. 文字サイズを変える

ブラウザのメニューで「表示→文字のサイズ」の順にクリックし、目的のサイズを選ぶ。

ただし、文字の大きさがCSSで指定されているページは、この方法だけで変更することができない場合がありますので、変わらなければこの後、「V.設定を有効にする」に従って下さい。

 

U. 色とフォントを変える

@「ツール→インタへネットオプション」の順にクリックして、「インターネットオプション」画面を開く。通常は「全般」タブが選択された状態で表示されますので、そのまま設定を行うことができます。

 

 

A下段にある「色」や「フォント」ボタンを押して、設定画面を表示する。

● 「色」では通常、「Windowsの色を使用する」にチェックが入っているので、これをクリックしてはずすと文字や背景色を指定することが出来るようになります。各項目の四角いグレーのボタンをクリックして「色の設定(色見本)」を表示させ、好きな色を選んで「OK」して下さい。また、この画面でリンク色を変えたり、ホバー(カーソルでポイントするとリンク色が変わる)設定をすることも出来ます。ホバーさせたい時は、「ポイント時に色を変更する」にチェックを入れると、グレーのボタンが押せるようになります。

 

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● 「フォント」では好きなフォントを選択してOKを押します。言語セットは日本語のまま、変更する必要はありません。

 

V. 設定を有効にする

作成者側のプログラムによっては、T、Uの設定を変えるだけでは画面に反映されない場合もあります。反映させるためには、「ツール→インターネットオプション」で画面を開き、今度は「ユーザー補助」をクリックします。

 

「ユーザー補助」画面で「書式設定」の枠内にある各項目にチェックを入れて下さい。チェックを入れない項目については反映されません。

 

W. 自作のスタイルシートを表示に反映させる

訪問者側で作ったスタイルシートを画面に反映させることもできます。

「ユーザー補助」の下段にある「ユーザースタイルシート」で、「自分のスタイルシートでドキュメントの書式を設定する」にチェックを入れると、目的のスタイルシートのファイル名を入力できるようになります。ファイルへのパスを自分で入力するか、「参照」をクリックして目的のスタイルシートを選択すると、自動的に白枠の中にパスが表示されますのでOKして下さい。なお、この設定を反映させるためには、上段の「書式設定」の各行のチェックボックスにチェックが入っている必要があります。スタイルシートの作成方法については、「ホームページをつくろうヨ!!」のCSS篇を参考にして下さい。

 

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2008.6.29-6.30..