Column11. 「インラインレベル要素とブロックレベル要素」
要素は厳密に言うとインラインレベル要素とブロックレベル要素に大別されます。CSSのプロパティには適用される要素の種類が決まっている場合もありますが、実際の表示に対して無意味な指定を無理にでもしない限り、通常は表示に反映されるので細かく意識しなくても使えます。ただし、知識として覚えておく必要はあるでしょう。なお、中には「display:」というプロパティを設定することによって、インラインレベルとブロックレベルを切り替えられる要素もあります。(cf. Vol12.その他の設定 その1★表示形式を指定する) ●インラインレベル要素 ... 文字と同じレベルで扱われる要素で、表示に際して一般に改行は入りません。 a, abbr, acronym, applet, b, basefont, bdo, big, br, button, cite, code, dfn, em, font, i, iframe, img, input, kbd, label, map, object, q, s, samp, select, small, span, strike, strong, sub, sup, textarea, tt, u, var
●ブロックレベル要素 ... 見出しや段落など、ひとつの固まりとして扱われる要素です。表示に際して一般に改行が入ります。 address, blockquote, center, dir, div, dl, fieldset, form, h1〜h6, hr, isindex, menu, noframes, ol, p, pre, table, ul
※ ins, del は、どちらの要素としても使えます。
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2007.1.28.