こちらでは『Fashion as Entertainment』で扱っているコーデの脇役小物いろいろを集めてみました。巷で"ロリータ"などと呼ばれているスタイルのお洋服には、なんだか普通とはちがう着こなしがあるようで、好きな方は皆さんそれぞれコダワリを持ってらっしゃいますね。人それぞれ好みがあるようですが、いちおーココでは「何を揃えればいいの?」なんて考えてらっしゃる初心者さんのために、基本的なものをご紹介したいと思います。

★BAG★

普通の形のものよりハート型やバニティなど、形に拘ったものが全体コーデのワン・ポイントになってオシャレなようです。革や合成皮革のものは一年を通じて持てますが、夏場はやはりバスケットがひとつ欲しいところ。それぞれのブランドでシーズンごとに出てきますが、お色は黒、ピンク、白、ブルーなどが一般的です。黒、白はまず定番、あとは手持ちのお洋服の色に合わせて選ばれると良いのではないでしょうか。

★SHOES★

トータル・コーデで案外大事なのが靴。足元で全体の印象が随分変わってしまいますので、出来れば良いものを手に入れたいところです。しばらく前までは厚底のものが好まれていたようですが、最近では形そのものは自然で、ストラップやリボン、レースアップなどで飾りを付けたものが多くなっているとか。やはりこれも黒、白は定番でまず持ちたいですね。他に、お洋服に合わせてピンク、ブルーなど、沢山見て、少しずつ増やしてゆかれると良いと思います。

※写真のものは殆どが本革ですが、合皮のものもよくあります。合皮の靴はデザイン性が高く、お値段も安価なのが魅力ですが、特にブーツなどの伸縮が激しいデザインのものは痛みやすいという難点があるため、できれば本革のものを選ぶのがベストです。とはいえ、なかなか本革でロリータなお洋服に合うデザインのものってないので、合皮の靴を履くときは、特に気をつけて乱暴に歩かないようにして下さいね。

★Pannier★

次はパニエ。ふっくらしたお洋服の可愛らしさを出すのに、これは欠かせません。素材はオーガンジー、ハード／ソフトチュールなどが多いですが、形はさまざま。お洋服に合わせて選ぶのがベストです。定番としてはお色は白、黒、長さはひざ丈のものとロングがそれぞれあれば重宝しますね。

↓こちらはメタモルフォーゼさんのもの。柔らかいオーガンジーで出来ていて、特に黒は下にペチコートなどを入れるとスカートとしても立派に着れます。これが定番的な形でしょう。

↓はそれぞれメタモルさん、マーブルさん、メイデンさんのものです。ロングで段々になっているのは昨年の別珍ドレスに付属していたもので、お洋服と合わせてバッスルスタイルにするためにこのデザインになっていました。メイデンさんでも、こういった見せるためのアンダースカートがよくありますね。中央は比較的簡単に作られたパニエですが、裾のレースをスカートの裾と重ねて見せるとキュート。そのためにこういった作りになっているようです。黒いのはハードチュール製ですが、特にヒップ部分をふっくらさせる形が取られていて、あまりギャザーの寄っていないスカートの時に形をキレイに見せてくれます。パニエによってスカートの雰囲気は随分変わりますので、ピッタリのものを選びたいですね。

★Head Dress & Hat★

クツ、バッグとコーデすれば、やはりどうしても欲しいのがお帽子。うんとロリータなスタイルにはヘッドドレスやドレス・ハットを合わせるとめちゃカワイイ。ヘッド・ドレスはご覧の通り、ヘアバンドやカチューシャといった雰囲気で付けるもので、ドレス・ハットは普通の帽子より小さく、アタマにちょこんと乗せてリボンで留めつけるものが多いようです。

あやぼーはちょっとドレス・ハットというのは苦手なので、↓の写真のような普通のお帽子を合わせることが多い。これも黒、白あると重宝しますね。夏場は当然ストローハット。これも定番的な形のものが、何にでも合わせられて利用範囲が広いと思います。

★Socks★

フル・コーデでクツと並んで見せどころはソックス類。これはもうやはりロリなお洋服ならではの楽しみでしょう。長さは短いソックス、ハイソックス、オーバーニーとあり、定番はやはり黒、白、生成りといったところでしょうか。あとボーダー柄も人気がありますね。もう少し凝ったところでは、ドットや柄物など、特にジェーンさんでは毎シーズン、いろいろな色柄のものが出てきます。

こういったソックス類とストラップシューズを組み合わせて、お洋服に合った足元を演出する。コレも楽しいところです。

だいたい以上のようなアイテムがあれば、フル・コーデを楽しめると思いますが、分からないことがあればお店の方に尋ねられると良いでしょう。ご自身がこういったお洋服を好きな方が多いので、いろいろ教えてもらえると思いますよ。

けっこうそれぞれのアイテムでお値段はしますけど、こういったお洋服は少しずつ集めていくのも楽しいです。それにこういうスタイルはどちらかと言えば流行を超越してしまっているので、すぐに着られなくなるということもありません。ホームページのあるブランドさんも多いので、そちらやお店で沢山見て、自分らしいコーデを見つけて下さいね。

DATA Bag(順に) : \15,540 (Milk) / \17,640 (Jane Marple)/ \5,145 (Belle Maison)

Shoes : 4 Strapped Shoes (Pink) \35,490 (Jane Marple) / Ribbon Sandal (Bk) ; \22,890 (Baby The Stars Shine Bright) / Ribbon Strap Shoes : \39,690 (Jane Marple)

Gilly Boots (Bk) \41,790 (Jane Marple)/ Laceup Boots (White) approx.\25,000 (Shirley Temple)

Pannier : Organdie Long Pannier (White) \12,390 & Organdie Short Pannier \10,290 (Metamorphose)

Under Skirt : OP付属品 / Short Pannier \4,725 (Marble) / Hipup Pannier \7,140 (Victorian Maiden)

Head Dress : Cream & Black approx.\4,000 (Innocent World)/ Lace \3,360 (Marble)

Dress Hat Black(left) approx.\8,000 (Baby SSB) / White approx. \6,000 (Metamorphose) / Black(right) \8,190 (Victorian Maiden)

Hat : Black & Cream \6,180 (Betty's Blue) / Straw Hats \10,290 (Jane Marple)