海外に旅行した時などに行きたい場所にどう行けばいいのか分からなかったり、国内にいても逆に道を尋ねられたりした時、あわてないで対応できる慣用的な言い方を身につけておきましょう。
● Excuse me. Would you please show me the way to ____________ ? (すみませんが、〜への道を教えていただけませんか?) 道を教えて欲しい時は、よく show という言葉を使います。〜に当たる部分を入れ替えることによって、どこへの道を尋ねる時にも活用できますが、他にも以下のようにいろいろな言い方があります。 Excuse me. Can you tell me where the taxi stand is? (すみませんが、タクシー乗り場はどこか教えてもらえませんか?) Excuse me. I'd like to go to the City Hall. Would you please tell me which way to go? (すみません。市役所に行きたいのですが、どの道を行けばいいのか教えてもらえませんか?)
● Go straight ahead and turn to the right at the second corner. (まっすぐ行って、二つ目の角を右に曲がります。) 実際に案内する時の表現ですが、このフレーズのポイントは3つあります。 「まっすぐ行く」 ・・・ Go straight ahead. 「右(左)に曲がる」 ・・・ turn to the right / turn to the left 「いくつめの角を」 ・・・ at the second (third / forth .....) corner 例えば、「まっすぐ行って3つめの角を左に曲がります」なら「Go straight ahead and turn to the left at the third corner.」と置き換えて使えるわけですね。この組み合わせで近場なら大体教えてあげられるでしょう。「turn to 〜」や「at 〜」など、この場合に使われる前置詞に注意して覚えておきましょう。また「右/左に曲がる」は「Take a right / left」という言い方も出来ます。 他にも、位置を示すのに役立つ表現をお教えしておきましょう。 「角を曲がってすぐそこ」なら、It's just around the corner. 「通りの突き当たり」なら、It's at the end of this street. 「通りの向こう側」なら、It's across the street from here.
● You will see a brown building on your right. That's it. (右手に茶色のビルが見えるはずですが、それですよ。) 大体の道順を教えた後に、目印となる建物や目的物の特徴、位置などを言い添える表現です。このフレーズのポイントは以下の2つです。 「〜が見えます」 ・・・ You will see 〜目印や目的物 (その特徴を示す表現を含む)〜 「右手に / 左手に」 ・・・ on your right / on your left この場合の前置詞はonになります。この形のまま覚えてしまいましょう。
● I'm sorry, but I'm a stranger here. Please ask someone else. (申し訳ありませんが、私もこの辺りは詳しくありません。他の人に聞いて下さい。) 自分も分からない時はこのように答えるか、誰か通りかかった人に代わりに聞いてあげようと思う時は、以下のように言います。 I'm sorry, but I'm a stranger here. Let me ask someone else. (申し訳ありませんが、私もこの辺りはよく分かりません。誰かに聞いてあげましょう。)
簡単な単語ばかりなのですぐ覚えられると思いますが、ここで大切なのはそれぞれの場合に使われる前置詞をしっかり覚えておくことです。こういったフレーズを正確に覚えこんでゆくことで、どのような時にどの前置詞が使われるのかという前置詞感覚が自然に身についてゆきます。
2008.4.26.-4.27.
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