お役立ちフレーズ集 Vol1.肯定表現は"Yes"ばかりじゃない!!

Right./ Sure./ Great./ Certainly./ Naturally. を使いこなそう

 

このコーナーでは日常よく使われる様々な慣用表現やイディオムを用いた言い方を集めて掲載してゆく予定なんですが、今回はイディオムでもフレーズでもないけどまず覚えておいてもらいたい「肯定」の表現を集めてみました。なんでもかんでも"Yes"では芸がないですからね。いろんな肯定の言い方があるので、時に応じて使ってみて下さい。

 

"Right." ・・・ これは同意を示す意味で"Yes"と全く同じに使える表現です。ただし、"That's right."になるとかなり強い肯定を示すので、普通に「そうだね」って言う時は"Right."だけで良いです。「全くその通りだね」と言いたい時は、"That's right."と同じニュアンスで"You said it."という表現も使えます。アクセントは前者はthat と right に均等に置く感じ、後者はsaidに置く感じて言ってみましょう。

"Sure." ・・・ これも"Right."同様、「そうだね」くらいの軽い肯定表現としてよく使われます。但し、これは文字で書くと同じでも、どのくらいの感情を込めて言うかで伝わり方が違ってきます。「シュア」とそっけなく言えば、「まあ、そういうこともあるんじゃないの?」みたいな特に賛成でもしないけど、否定もしないって感じだし、2回続けてめんどくさそうに言えば「はいはい」というか「言いたいことはあるけどそういうことにしときましょうか」みたいな感じが出ます。"Sure, but in my opinion 〜" と続ければ、「それはそうなんだけど、でもさ〜」と反論に転じることもできますね。逆に1回思いっきり強く言えば、強い賛同の意志を伝えることもできます。まあ、肯定表現に使えるということを知っとけば、その時の感情は自然と言い方に現れるものでしょう。

"Great!" ・・・ これはもうご存知の通り、「やったね」「いいね」「最高」「すごい」なんて意味で使われます。逆に、冗談が通じる場面で相手が失敗した時なんかに言うと、ちょっと呆れた気持ちを表現することができます。ストレートな意味ならどこで使ってもまず問題はないと思いますが、失敗に対して言う時は親しい人との会話に限っておいた方が無難でしょう。ヘンな場面で使うと嫌味に受け取られたりしかねませんから、ご注意を。

"Certainly." "Naturally." ・・・ 「もちろん」とか、"I see."同様に「なるほど」とかのニュアンスを表現したい時に使えます。

 

どれもよく知ってる単語だと思いますが、それだけに日常このように様々なニュアンスをこめて使われているんですね。ついつい"Yes"だけで済ませちゃってるヒトは、まずこれらの表現でワンパターン脱出を図りましょう。次回からは、慣用表現やよく使われるイディオムを使ったフレーズなどを紹介してゆきます。

 

2007.11.3.