春のパソコン・ニューモデル
とうとうCPU・2GB登場、でもノートは...
この春のパソコン・ニューモデルについても、いろいろ見て来たんですが、前に夏から秋にかけてのレポートを出してから特に変わったところは多くないようなので、今回はこのコーナーでざっとレボートさせて頂きますね。
★まず前回のこのコーナーでもいち早くご紹介していましたが、新しいiMacについて見てみましょう。写真のように昨年のモデルよりも軽快なデザインで、特に初心者向けという感じだった昨年までに比べ、ぐっとスマートな印象があります。どこかG4キューブを彷彿とさせる美しさですよね。
さて仕様の方ですが、CPUは700MHzと800MHz、700Mzにはメモリ128MB(最大1GB)と、256MB(最大1GB)のモデルがあります。双方ともハードディスクは40GB。800MHzの方はメモリ256MB(最大1GB)でハードディスク60GBとなっており、合計3タイプから選べるということになります。気になるお値段の方ですが約20万円〜25万円といったところで、これは他のメーカーの価格帯とも、そんなに変わりはありません。
そしてなんと言っても今回のiMacのウリは、ディスプレイが15インチTFTとなったことで、解像度も1024x768とプロ志向が強まったという印象は、このあたりから来るような気がします。この画面は写真のように自在に角度が変えられるため、今までの固定式に比べて使いやすさも増しているでしょうね。またアップルのさまざまな周辺機器との接続が素早く出来るというのもユーザーにとっては嬉しいところでしょう。何にしても、この美しさはやはりマックならではで、オフィスや部屋の印象をぐっと高めてくれそうです。
次に全般的な仕様のお話ですが、ノート、デスクトップともにCPUは256MBが標準となって来たようです。中にはダイナブックのトップ・モデルのように512MBをいち早く標準搭載するというものもあるので、夏ごろからのモデルは各社が追随してくることも十分に予想されますね。昨年の春のレポートで、メモリ128MBに驚いていたんですから、たった一年で倍以上のパワーになっているということでしょう。CPUの方はデスクトップが1GHzから2GHzと幅のある設定になっているのに比べて、ノートは大体750MHz〜1GHzくらいで均一化されています。今のところ特にノートはモバイル志向からかブロードバンドLANやワイヤレスLANへの移行が目玉になっているようで、CPUに関しては昨年に比べて大きな動きはないように思えます。今のところノートを買うヒトは、やはりワイヤレスで家のどこにいても、また外にいてもインターネットが楽しめるというところに新製品の魅力を感じるということなのかもしれません。ハードディスクに関しては、特にDVDなど大容量の画像加工向けモデル以外は昨年とあまり変わっていず、デスクトップで60GB〜80GB、ノートで20GB〜40GBというところが標準でしょうか。パソコン業界、今年のキーワードも「ブロードバンド」みたいです。
デスクトップは行き着くところまで行き着いた感がありますが、一般ユーザーとしてノートに今後求めるものがあるとすれば、やはりバッテリの持続時間と全体の重さの軽減ですね。さて、価格の方ですが、20万円〜25万円といったモデルが多く、昨年に比べて全体に5万円程度安くなっているような印象を受けました。
まあ今年も様々なパソコンが売り出されていますが、以前から書いてるように機器が多様化すればするほど、そして使いやすくなればなるほど、差が出るのはユーザーのオリジナリティやセンスです。あなたのライフ・スタイルにぴったりあったパソコン、じっくり選んで下さいね。あやぼーも今年はウチのウィリアムくんが3年目になるのと、画像加工などでますます負担が大きくなってるようなんで、サポートに新しいのをひとつ買いたいなあと思ってます。
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