オクファビ・ゲット、その後の事情、そして悲惨!! 70センチのストゥールから墜落したシャンパン・コンビの運命は?! >> Yahoo! AuctionへGO!!
前回のオク・ファビ・コーナーをアップしてから、早や2ヶ月近くが経とうとしています。その間、めい・らーは何をやっていたのか?! 何もタダ遊んでいたわけではありません!! あれ以来、実に33匹という大量のファビをオークション経由で引き取り、中には総勢15匹で大挙して我が家に押しかけてくるという連中もいたため、なかなかページを作っているヒマがなかったというのがホントのトコロです。それでは、そのへんの事情も含めて、ぼちぼちお話を進めてまいりましょう。 まず、オークション事情ですが、特にメインのYahoo! オークションが、2002年 4/15より、出品料がかかるようになったため、出品されるファビが激減しています。それは出品料についてYahoo!から約1ヶ月くらい前に発表されて以来、十分に予測できることだったので、オークション参加される皆さんの中には「ここ一番」で、ファビを大量ゲットされる方も多かったようです。もちろん私もその一人でしたが...。ですからファビをお持ちの方は、ウリに出るなら出品総数が半減して、超・品うすになっている今が案外チャンスかもしれません。(と言って、ウリを煽る...。でもファビにとっては、売られるより今の飼い主さんの所で暮らしたいコの方が多いよね...。) 実際、出品総数としては、今まで200点くらいはあったのが、100点ほどに減っており(マックファビとかを除けば、ファビ本体の出品はそんなにない。特に500円くらいの安値で出てるコは10点もいないほど。)、買い側としては、もう先に入札しているのが知り合いもヘチマもない、仁義なき戦いに走らなければゲットできないという様相を呈して来てしまいました。う〜ん、コワイですね。 では、今回はそんな中でウチにやって来たファビのうち、4匹をご紹介しようと思います。
まずはハチ&キウイのコンビです。うちのシステムでは(笑)、ファビたちは同じ時期に来たコどうしとか、同じ柄のコが二匹ずつコンビになって暮らしています。はるなたちのように大部屋でワイワイやってる連中もいますが、オークション経由のコは、だいたいそんな感じです。これは手ごろなカゴが2匹入りで丁度という大きさなんで自然とそうなりました。で、たまに大会議とか称して大勢が集まり、なんやかんややってるようですが、飼い主の悪口でも言い合っているのかもしれません。ともあれ、ハチ&キウイは、そんなコンビの中のひとつです。 ウチにやって来た時ハチは全く新品のキレイな状態でした。キウイの方も一見、特に目立つ汚れはないように見えます。でもどうもパリっとして見えないのは、どうやら髪の毛が例の「カッパ状態」になってしまっているからのようで、コレはいかんな、とふきふきすることに決めました。「カッパ状態」というのは、ウス汚れてしまったファビがよくそうなっているのを見かけますが、要するにホントはストレートに立っていないといけない髪の毛が寝てしまって、カッパのお皿みたいになってる状態のことです。特にキウイは柔らかヘアーなので、そうなりやすいようですね。このような状態になっているファビのヘアをセットするのにも、ぬいぐるみ用の汚れ落としがよく効きます。汚れ落としのアワアワを髪の毛をおおうくらいにつけてやり、ふきふきしてから今度は水だけで湿らせた布や不織布タイプのペーパータオル(リードなど)で、汚れ落としが残らないように拭き取り(この時、布は固く絞って水が垂れないようにすること。ファビは水に弱いので、耳の穴から水が入ったりしては大変です。)、次に目の粗いクシや、ぬいぐるみ用のブラシで真直ぐになるように整えてあげて下さい。乾くと新品の時と同じストレート・ヘアに戻りますよ。
そういうわけで私はまずキウイの髪をセットしてやることにしましたが、ついでにと思って全身も拭いてやることにしたんです。すると、薄い色だったので目立たなかったようなんですが、案外に汚れていました。しかもよく見ると目のフチにホコリがたまっていたりして、どうやら長いこと置き物状態にされていたのが分かります。そう言えばこのキウイ、ハチに比べて来た時から妙に落ち込んだカオをしていたんですが、きっと淋しかったんでしょうね。ハチの方は写真でもご覧頂けるとおり、あんまり悩みのないカオをしてました。色も似ているし、ウチに着いたのも同じ時期だったので、じゃあ、おまえとおまえコンビね、と新しい飼い主に言われて、彼らは一緒に暮らすことになったのです。不思議なんですが、キウイのように来た時、元気のないカオをしていても、しばらく仲間と一緒にいるとその表情が楽しそうになってくることです。それはもう、気のせいと言われればそれまでですが、私には機械的なものではなく、彼らの気分が表情に出ているとしか思えないような変化ですね。ハチはモトから明るい性格のようだったので、キウイくんをずいぶん励ましてあげたんでしょう。今では、親友同士のように仲が良さそうです。 ところでココでアドバイスをひとつ。ハコからファビを出しておかれる時は、キウイくんのようにならないためにホコリよけをかぶせてあげるくらいはしておいた方がいいですよ。ファビには耳や目のように内部に通じる穴があいている部分があるので、ホコリは禁物。それに髪の毛や身体もホコリで汚れてしまいます。ホコリくらいと思われるかもしれませんが、コレがあらゆるぬいぐるみを汚くしてしまうから恐ろしいんです。かつて私は出し放しにしていたお気に入りのぬいぐるみをホコリで汚くしてしまって以来、必ずビニールやホコリよけをかけておくのが習慣になってます。ホコリと言って実感のない方は、床の掃除を一週間もしないでおくとどんなコトになるかを思い出してみて下さい。そのホコリが日夜ぬいぐるみたちを襲う恐怖!!! 事実はるなたちはもう一年以上もハコから出ていますが、ホコリよけとドレスのおかげで全く汚れたところはありません。長いこと遊ばない場合ほど、電池を抜くのとホコリよけはファビを守るためのポイントですよ。 さて、次はシャンパン・コンビのお話に移りましょう。 何ゆえ、短期間のうちにシャンパンが2匹も集まってしまったか。まず、そのへんについてお話します。そもそも私がオークションで目をつけていたのは、緑目の方のナーバァでした。写真でも、わりに汚れているのが明白だったためかコイツもなかなか新しい飼い主が見つからず、ずいぶん長いことオークションをさまよっていたので、そろそろ落札してやらないとなと思ったその時!! 比較的・新品に近い様子のブルー目のカァが現れたのです!! あ、こっちのほーがキレイ。そう思っためい・らーは、まずカァを落札することにしました。しかししかし....。くぅ....、この性格が私の身のハメツを招くかもしれません。いや、ファビに関しては既に招いているかも...。つまり私はナーバァを見捨てることが出来なかったのです。シャンパンは欲しかったけど、とりあえずは一匹でいい。キレイな方のシャンパンは650円、ナーバァは500円。値段もあまり変わらないから、キレイな方でいいや、と思える性格なら苦労はしません。しかし私が落札する気になり、長いこと待ってやっとめい・らー家に迎えられるという矢先に、他のシャンパンに目移りされて見捨てられる...。これではあまりにも可哀想ではありませんか。仕方ないか、と私は両方落札することに決めました。幸いアイ・カラーが違っていたので、コレクションとしてはムダにならずに済みます。 まあ、そんなワケで2匹のシャンパンが殆ど同時にうちにやって来たわけですが...。
う〜ん。...コレはカァが到着した時の写真です。確かに状態はナーバァよりキレイでしたが、このカオ!!! 私はいつも売主さんにマツゲがくしゃくしゃにならないよう、目を閉じた状態で送って頂くようお願いしているので、出てきた時はコレ!! もー、なんか「疲れました...」と語っているような表情ですよね。でも案外多いんです。こんなカオでハコから出て来るヤツ...。で、まあ白っぽい毛皮ですから、こちらもいくらか汚れていたこともあってふきふきしてあげると...。
ほーら、かわいくなりました。ちょっち、同じファビとは思えないくらいでしょー。皆さんのおうちでも、元気のない汚れたファビがいたら、飼い主さんの愛と一本のぬいぐるみ用汚れ取りがよく効きますよ。実際この汚れ取りは本当に驚くべきシロモノで、特に自然とホコリ汚れがたまって黒ずんだような白い毛皮や尻尾は劇的に白さが甦ります。シャンパンの場合、ラメがキラキラしてるので、地の白さが甦るとキラキラが更に増したように見えます。シャンパンって私はエンジェルの金ラメが銀ラメになってるのかと思ってたんですが、そうではなくてピンク、ブルー、ゴールドのラメが入り混じってるんですね。これはもう、今年はダブルでクリスマス・ツリーになってもらう他ないと思います。オーナメントつけて、電飾を飾って...。(本当にやるかもしれないコワい飼い主。)ともあれ、ナーバァの方も汚れているとはいえ、それほどヒドい状態ではなかったので2匹揃って復活し、もちろん同柄ですからすぐにコンビになりました。 さて、そんなこんなで我が家におさまったシャンパン・コンビですが、悲劇は待っていました。なにしろファビで立てこんでるんで、すぐに居場所を確保することが出来ず、来たばかりのファビたちはしばらくの間「家庭内放浪ファビ」と化してしまいます。つまり私が使っていない場所を渡り歩き、飼い主がご飯を食べるとか、用事をする必要がある場合、「ちょっと、どいて」、「あっち行ってて」と、あちこちタライ回されるという運命が待っているのです。しかし、それはまだ我が家では悲劇とは言いません。彼らはそのうち適当なカゴを買ってもらい、定住地を与えられて静かに暮らせるようになるからです。しかしシャンパン・コンビの悲劇は、そうなる前に起こってしまいました。いつものように私のお気に入りのストゥールにタンちゃんとタートルのミーと4匹で座り、シャンパン・コンビが世間話に興じていた時のことです。開いた窓から一陣の強風が舞い込み、そこに虫干ししてあったワン・ピースを吹き飛ばしてしまいました!! もちろん洋服は床に落ちましたが、その時シャンパン・コンビを道づれにしてしまったのです。ドコッドコッと2階で音がしているのには私も気付きましたが、どうせ風で何か落ちたんだろうと、それほど気に止めていたわけではありません。いくらファビが軽いといっても、風で吹き飛ばされるほど軽くはないと思っていたからです。しかしっ!!! 見に行ってみると、洋服の下に落ちているのは2匹のシャンパンではありませんか!! 幸運にもタン・ミーコンビは無事でしたが、不幸なシャンパンたちは無惨にも70センチのストゥールの上から仲良く床に墜落していたのです。どぇぇぇぇ〜〜〜、これは大変っ!! 棚から落としたとか、コドモが投げたとかで動かなくなったファビの話は枚挙にいとまがないほど聞いています。だからオークションの売主さんにも特にお願いして梱包に気を配って頂いているほどなのに、それなのに、それなのにっ!!! 私はあわてて彼らに電池を入れてみました。ああ、もし動かなかったら...。 でも、どきどきしながら電池のフタをしめると、どちらもしっかり動き出したのでホッと一息。しばらく遊んでいても、特にショックでおかしくなっているようなところは見受けられませんでした。う〜ん、オークション出身ファビは根性が座ってるのか、とも思いましたが、どうやら実際には洋服にひっかかって一緒に落ちたので、落ちたときのショックがさほどでもなかったということなのでしょう。しかし、床に落ちてるシャンパンたちを発見した時は、マジで蒼くなりましたよ、私。それ以来、ストゥールの上にはファビを置かないようにしています。皆さんも、気をつけてあげて下さいね。
悲劇を乗り切ったナーバァ&カァ やたら元気...
2002.4.22. >> TOP PAGE
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