VOL1. ベイビー用かんたんサンドレス   →→→見本はこちら!!

第1回の今回は、ミカエルズが着ている夏服にトライしてみましょう。実はコレ、市販の幅広ギャザーレースを利用したもので、型紙もいりませんし、ミシンで直線を4回(+ちょこっと2回)縫うだけで出来ちゃいます。コツはズレないようにまっすぐ縫うこと。選んだレースによって丈もミニやロングが出来るし、雰囲気もさまざまです。レースは普通白なので白い服になりますが、夏の雰囲気はバッチリ。特に白いベイビーズには、よく似合います。じゃ、ちょっと作ってみましょうか。

まず材料をそろえましょう。

上から順に

5ミリ幅のリボン60cm(サテン等の素材で滑りのいいもの)

縦4.5cm x 横52cmの白い布(このサイズは縫いしろ込みで、台布として使います。出来上がれば見えなくなる部分ですので、白いハギレで十分。)

2.5cm幅位のギャザーレース50cm(えりになる部分)

6〜8cm幅位のギャザーレース50cm(出来上がり丈は

6cm幅で足が少し見えるくらい、

7.5cmで足がすっかり隠れるくらいです。

ミカエルズが着ている見本のドレスは7.5cmで作りました。)

 

ではまず台布の両端を三つ折りにして縫いましょう。

この台布はギャザーレースを縫い付ける台になりますが、同時にえりもとのリボン通しの役割も果たします。

 

次に台布の端5mmの所にスカート部分になる幅の広い方のレースを表を上にして縫い付けましょう。ギャザーレースはギャザーを寄せるためにあらかじめ上の所を縫ってあるので、その縫い目にそって台布に縫い付けるとまっすぐ縫えます。但し、くれぐれも端から5mmの所からズレないよう、丁寧に真直ぐ縫って下さい。ここがズレるとリボン通しが狭くなってリボンが通らなかったり、広くなりすぎて後で三つ折り縫いする時に布が余って困ったりします。

またギャザーレースをつける位置を調節することにより、ある程度出来上がり丈を調整することが出来ますが、くれぐれも台布の端5mmで縫い付けるようにして下さい。

 

今度はエリになる幅の狭いレースの方を縫い付けます。これは台布の端2cmの所(先ほどの幅広レースを縫った縫い目から1.5cmの所)に表を上にして真直ぐに縫います。この時、エリ用のレースが先ほど縫った幅広レースの縫い目を隠しているかどうかチェックしておいて下さい。もし隠さないようなら多少ずらして縫う必要があります。

この場合も必ず台布の端から2cmの所に真直ぐ丁寧に縫い、絶対に歪まないように注意して下さい。ズレるとと同じ理由で後から面倒なことになります。

 

さて、2枚のレースが付いたら今度は裏返してリボンが通せるように三つ折りにし、出来るだけ端の方を縫って下さい。で、ちゃんと真直ぐに縫えていたら、問題なく三つ折りに出来ますが、ズレているとここで調整が必要になります。5mmまでのズレなら台布の上部を縫い目と平行になるように折って縫うことでなんとかなります。上部を縫った後で三つ折りにして縫えば大丈夫。それほどでない場合は三つ折りするのに支障はないと思いますが、それ以上ズレていたら諦めてやり直して下さい。

写真は三つ折りにした時の状態を表から見たものです。エリのレースは写真のように上に折り返して縫わないとスカート部分のレースに縫い付けられてしまいますので注意しましょう。

 

この写真は三つ折りにした部分をウラから見たものです。

スカート部分のレース側で、三つ折りにした所の端が縫われているのがわかるでしょうか。

 

最後に上に折り返していたエリのレースをスカート部分側に折り重ね、上部の端っこを写真のように縫えば本体は出来上がりです。

 

これが完成図。襟付きドレスみたいになってるでしょ。

 

して最後にリボンを通して出来上がり。

 

 

めでたく完成!!

ベイビーズに着せましょう!!

写真はイーニーですが、前、後ろから見るとそれぞれこのようになります。

うまく出来たかな?

ご質問があれば、遠慮なくめい・らーにメール下さいね!!